コロナ スリムカーボン(DH-C914-N)

家の改築で、仮住まいに引っ越す時、古い暖房器具を廃棄した。
ひとつはコタツ、もうひとつは石油ファンヒーター。
いずれも日立の製品で、コタツは約20年、ファンヒーターは約15年も使用した必需品だった。
新居はオール・フローリングのオール電化にしたため、もう要らないと判断した。
しかし、季節が冬に近づき、肌寒くなってくると、無性にコタツが恋しくなる。
コタツなしでは生活できない昭和世代らしい。
結局、ニトリで再購入した。
石油ファンヒーターの暖かさも恋しいが、こちらは断念した。
重い灯油を買いに行く生活にまでは戻りたくなかったからだ。
代わりに購入したのが、カーボンヒーター。
部屋全体を暖めるものではないが、エアコンが効くまでのつなぎなら、これで十分である。

買った製品は、コロナのスリムカーボン(DH-C914-N)。
もう少しドッシリしたものだと思っていたが、実物はとても華奢だ。
軽くて、触っただけでグラグラする。
背が高いから、こういう構造にしないとすぐ転倒してしまうのかもしれない。
暖かさは申し分ない、とても快適だ。

暖房器具も中国製品が占有するようになった。
コタツはいいが、ヒーターは怖い。
安物の暖房器具のせいで、せっかくの新居が火事になってはシャレにならない。
コロナは新潟県燕市の中堅企業で、製品はすべて国内工場で作っている。
安心の暖かさである。

お気に入り名盤！　ユタ・ヒップ：At The Hickory House Volume 1

 

はじめてのグリーンスムージー

日本でグリーンスムージーが流行り出したのは３年ぐらい前。
ダイエットや美容に関するものはすぐブームになる。
大抵は一過性に終わるのだが、グリーンスムージーは今でも人気らしい。
野菜と果実と水をミキシングするだけだから簡単だ。
市販の野菜ジュースでもよさそうだが、多分、こちらのほうが腹持ちがいいのだろう。
タレントの優香は、朝食をグリーンスムージーに変えただけで、7キロ痩せたという。
理屈は朝粥と同じで、空腹感を感じずに摂取カロリーを減らせるということのようだ。

飲んでみようと思ったのは理由がある。
もちろんダイエットが目的ではない。
骨粗鬆症対策で、カルシウムの多い豆乳と小松菜を食べるようにしている。
豆乳は完全に習慣づいたが、小松菜のほうはなかなか難しい。
グリーンスムージーの定番野菜が小松菜だと知って、これだと思った。
しかも、豆乳と小松菜のグリーンスムージーにすれば、一石二鳥である。
果実を日替わりにすれば、飽きずに続けられるかもしれない。

ブレンダ―が必要だ。
ＪＣＢのポイントで、ビタントニオのブレンダ―を取得した。
ブレードやボトルなどパーツがバラバラで、収納性の悪い家電品である。
ともあれ、豆乳と小松菜と柿のグリーンスムージーを作ってみた。

甘い豆乳という感じだ。
不味くは無いが、ドロドロなので、胃レントゲン検査のバリウムを連想してしまう。
これを毎日続けるなんて、とても自信がない。

お気に入り名盤！　オリバー・ネルソン：The Blues And The Abstract Truth

 

家の改築 新居の上棟

旧家の解体後、土壌調査が行われたが、特に問題はなかった。
もし問題があれば、土壌改良の工事が入り、追加の日程と費用が発生したところだった。
解体工事の着工遅れで、当初の予定よりも1ヶ月近く遅れている。
これ以上、遅らせたくなかったのでホッとした。

9月の中旬から新居の建設が始まり、ほぼ一か月で上棟になった。
工務店の営業からは、「おめでとうございます」と言われ、上棟の日程が伝えられた。
上棟に際しては、上棟式を行うのが一般的らしいが、工務店からは何も案内がなかった。
何事につけても神事が嫌いで地鎮祭も断ったぐらいだから、気を利かしたのだろう。
それでも上棟は重要なイベントである。
何故なら、上棟のタイミングで建設費用の半額が請求されるからだ。
「おめでとうございます」という挨拶とともに請求書が届けられた。
妙に違和感がある。

ともかく、ようやくここまできた。
なかなか工事が始まらずイライラしたが、始まってしまえば案外早い。
完成は来年の1月末と言われたので、あと3ケ月もかかる。
先は長い。

お気に入り名盤！　ノラ・ジョーンズ：Come Away With Me

 

ゆるキャラグランプリ2014

「ゆるキャラグランプリ2014」の投票結果が発表された。
トップ３は昨年も上位にランクされていた。

１位　「ぐんまちゃん（群馬県）」　昨年３位。
２位　「ふっかちゃん（埼玉県深谷市）」　昨年4位。
３位　「みきゃん（愛媛県）」　昨年11位。

茅ヶ崎市の「えぼし麻呂」は150位。
昨年は80位だったから、大きくランクダウンである。
努力しなかったわけではない。
政治家の選挙運動さながらに、選挙ポスターを作成し、タスキをかけて市内を練り歩いた。
でも、その程度ではダメなのだろう。


上位はどのような盛り上げ方をしたのか分からない。
本当に盛り上がっているのかも不明だ。
「くまもん」の成功を見れば、それに便乗したい気も分かる。
でも、たかが「ゆるキャラ」に、多額の資金と多大の労力を費やすのもどうかしている。
昨年2位だった「出世大名家康くん」はエントリしなかった。
広告代理店まで使った「やらせ疑惑」が尾を引いている。

「えぼし麻呂」はこの程度でいいように思う。

お気に入り名盤！　ペギー・リー：Black Coffee

 

真名ＣＣ ゲイリープレイヤーコース（千葉県）

真名は「まんな」と読む。
1976年11月（昭和51年）開場の老舗コースだが、1996年10月（平成8年）にゲーリープレーヤーコースが追加されて、45ホールの大型ゴルフ場になった。
鳴り物入りでオープンしたゲーリープレーヤーコースだったが、2年後の平成10年3月にゴルフ場が倒産してしまった。バブル期に拓銀から多大な融資を受けたが、その拓銀が破綻し、資金の返済できずに経営破綻したらしい。
その後、複合大型リゾート「生命の森リゾート」の一部として再建された。
一度倒産したコースは、どうしても集客優先になり、品格や風格を保つのが難しくなる。

ゲイリープレイヤーコースは美しい景観の林間コースで、顎の高いバンカーを無数に配置したリンクス風の造りになっている。1番ホールのティーグランドに立った時、堂々たるチャンピオンコースの風格を備えているように見えた。
しかし、そう見えたのは最初だけだった。


フェアウェイは、カートの乗り入れを許しているため、まるでベアグランドのように芝が薄い。
グリーンの回りに配置した巨大なバンカーもあまり効いていない。
効くはずもない、グリーンが大きすぎるのだ。バンカーよりも３パットのリスクのほうが大きい。
フェアウェイは広いが、広く見せているだけで、ラフが極端に狭い。
フェアウェイを外すとかなりの確率でＯＢになる。
そして、ＯＢは例外なく前４だ。
ミスショットに対する許容度の小さいコースは本当につまらない。
さらに、１０番ホールは隣接する民家への打込みトラブルが続出し、パー３に変更された。
そのつじつま合わせのため、パー４を短いパー５に変更した。
もはや、開場の理想も理念もない。

この日は絶好のゴルフ日和。
半袖でも汗ばむような陽気で、とても快適な１日だった。
良かったのは天気だけで、ゴルフのほうは散々だ。
スコアは、アウトから回り、52、50の102。
打ったＯＢは７発。
ティーグランドの次は特設ティーで、そこから乗せて２パット。
楽しいはずがない。

お気に入り名盤！　ロベン・フォード：Tiger Walk

 

早朝のアクアライン渋滞

週末、千葉でゴルフを楽しんだ後の帰路は、困難が待ち受けている。
アクアラインの大渋滞である。
渋滞の原因は、木更津アウトレットの帰り客らしい。
木更津金田本線料金所を午後4時前に通過できれば、渋滞を回避できる。
そのために、最近は朝早いスタートを予約するようになった。

ところが、今年の夏あたりから、朝のアクアラインが渋滞するようになった。
渋滞するところは、千葉へ向かうアクアラインの入口付近だ。
4方向から来た車が合流するので渋滞しても不思議はないが、急に車が増えた気がする。
以前にも渋滞することはあったが、極稀であった。
今の大渋滞は慢性化しつつある。


理由が分からない。
木更津アウトレットのオープンは10時だから時間が早すぎる。
海ホタルにも朝早く行く理由はない。
トンネルの中はノロノロ運転で、トンネルを出た途端、急にバラケる。
本当に不可解だ。

この渋滞のせいで、ゴルフ場に着く時間が確実に遅くなる。
さりとて、スタート時間をこれ以上早くすることもできない。
朝の渋滞がさらに悪化するようなら、千葉でのゴルフも難しくなりそうだ。

お気に入り名盤！　オーネット・コールマン：At The Golden Circle, Stockholm Vol. 1

 

快適睡眠への回帰

睡眠には自信が無い。
眠りも浅いし、時間も短い。随分長いこと、5時間以上寝た記憶が無い。
日中は慢性的な眠気に悩まされる。

不眠の原因は加齢による体力の低下だと思っていた。
調べてみると、睡眠と体力は関係がないらしい。
柔らかい布団と低い枕があれば快眠できるはずだという。
言われてみれば、硬めのマットレスに高枕で寝ていた。
本当にそんな簡単なことなのだろうか。

自分の睡眠を分析してみることにした。
利用するのはiPhoneアプリ「Sleep Meister」。
目覚ましアプリだが、睡眠データを計測してくれる。
iPhoneをシーツの下に入れるか、枕元に伏せて置くだけで、計測できるのだという。



確かに、それらしいデータが取れている。
仕組みはよく分からないが、加速度センサーとジャイロスコープで、寝返りなどによる敷布団の動きを検知し、睡眠状態を推測しているのだろう。
信頼していいのかどうかは分からないが、データを見る限り、それほど悪くない。
結論は暫く計測してからだ。

お気に入り名盤！　ウィントン・マルサリス：Black Codes

 

幻の皆既月食

昨夜は、全国のいたるところで皆既月食が観測できた。
時間は夜７時から8時の間。
今回は月が地球の中心に近い位置にあるため、長い時間の観測ができたという。
夜のニュースでも、天体ショーに沸く全国の様子を映し出していた。
それなのに茅ヶ崎は・・・。

７時少し前に、カメラを持って外に出た。
月がない。
周囲をくまなく見回してみたが、どこにもない。
昼は眩しいくらいに日が差していたのに、まさか、月をスッポリ覆い隠すほどの雲が出るとは思わなかった。

諦めきれず、近くのスーパーまで空を見上げながら歩いた。
スーパーの駐車場なら八方が見渡せる。
いつもより空が暗いから月食は始まっているのだろう。
しかし、その姿を見ることはできなかった。

次回は来年の4月だそうだ。

お気に入り名盤！　山中千尋：Outside By The Swing

 

練乳の思い出

冷蔵庫の棚卸をしていて、練乳に目がとまった。
イチゴにかける以外に用途がないため、イチゴの季節が終わると冷蔵庫の中のゴミとなる。
賞味期限は来年の3月だから、ギリギリ使い切れるかもしれない。
それにしても、雪印や明治でも作っているのに森永の製品しか見たことがない。
何故だろう。

子供のときは、お湯で薄めて飲んだりしていた。
牛乳のホットミルクとは比べ物にならないが、お湯で薄めるだけだから簡単だ。
久しぶりにやってみたが、甘すぎてダメだ。


練乳で昔のことを思い出した。

中学生の時、学校の前に飲食店が開店した。
老夫婦が自宅を改造して始めたもので、店の名前は「花園」といった。
住宅街の中だが、中学生とご近所のお客さんで、なかなか繁盛していた。
メニューはラーメン、ヤキソバ、お汁粉、ホットミルクの４つだけ。
ヤキソバは結構美味かったように記憶している。
さすがに今はもう閉店している。あの老夫婦も健在ならばかなりの老齢だ。

ホットミルクを頼んだら、出てきたものは練乳をお湯で薄めたものだった。
これで金を取るのかと腹が立った。

ある時、同じ中学生が「ホットミルクをアイスで」と注文した。
店主はあきらかに狼狽していたが、そのまま受けてしまった。
「アイスは無理だろう」と内心思った。
先に店を出たので結末は知らない。

お気に入り名盤！　テテ・モントリュー：Tete a Tete