徒然なるままに 

BGMはモダンジャズ、暇つぶしの自分史

ラグビーW杯日本大会 日本、アイルランドに大金星

2019年09月29日 | 日記・エッセイ・コラム

1次リーグA組で世界ランク9位の日本が、同2位のアイルランドを19―12で破る大金星を挙げた。

9月22日に行われたアイルランドとスコットランドの試合を見た。アイルランドの重量級フォワードの突進をスコットランドはまったく止めることができず、27-3で完敗した。スコットランドよりも格下の日本はもっと悲惨な結果になると思ったし、それは大方の予想でもあった。

試合開始直後から、アイルランドにボールを支配され、自陣に攻め込まれる時間が長かった。開始14分には先制トライを許してしまった。キックパスでデフェンスの裏をつくトライだった。こんなラグビーもできるのかと驚嘆した。その7分後にもキックパスからトライされた。
このまま、ズルズルと失点を積み重ねるのかと思ったら、前半30分からは日本ペースになった。アイルランドは明らかに攻めあぐねていた。スコットランドのときのようなフォワードの突進が効かない。力任せの単調なラグビーで、局面を打開できない。逆に日本は3本のPGを決め、前半を9-12で終えた。
後半も日本ペースのまま進んだ。後半19分に福岡がトライを決め、コンバージョンとペナルティキックで点差を広げた。アイルランドは前半20分以降は1点も取ることができなかった。最後は試合を放棄し、自らボールをタッチに蹴り出して、ノーサイドとなった。

アイルランドの試合放棄は、試合を続ければ同点・引き分けで勝ち点2を取ることもできるが、失点すれば勝ち点は0になる。7点差以内の敗北なら勝ち点1を貰える。そういう判断だったらしい。日本に勝てないと判断したことに変わりはない。
試合後、日本の世界ランキングは8位となり、スコットランドよりも上位になった。ベスト8が見えてきたかんじだ。

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ラグビーW杯日本大会 日本、ロシアに快勝

2019年09月21日 | 日記・エッセイ・コラム

第9回ラグビーW杯日本大会が20日に開幕した。A組の日本(世界ランキング10位)は開幕戦でロシア(同20位)と対戦した。
格下相手なのに、開始早々トライを決められ、その後もなかなか追いつけない。前半終了間際に、松島幸太朗(26)の2回目のトライで逆転した。後半は日本のワンサイドゲームになり、30―10で勝利した。松島はW杯日本史上初の1試合3トライを決める活躍だった。1試合4トライ以上で与えられるボーナスポイントも獲得、勝ち点5で、最高の白星発進になった。

実は、ラグビーをフルタイムで見たのは今回が初めて。ルールもノックオンぐらいしか知らなかった。日本中を沸かせた前回W杯の南アフリカ戦も見ていないし、ラグビー史に残る松尾雄治も平尾誠二も大畑大介も、名前は知っているが、そのプレーは見ていない。今回は一生に一度のW杯日本開催になるかもしれないというので、簡単なルールだけ覚えて、観戦することにした。

世界の一流プレーヤーの肉体が直接ぶつかり合う迫力は想像以上だ。ラフプレーの連続なのに喧嘩にならないところが不思議だ。サッカーなら殴り合いになっていてもおかしくない。反則行為は失点につながるペナルティが用意されているので自制が効いているのだろう。よくできていると思った。
日本代表の選手を見ると外国人が多い。日本国籍を取得していない者もいる。日本国籍はなくても、日本に3年以上在留し、他の国の代表になった過去がなければ、日本代表になれるらしい。そのせいか、国を背負っているという雰囲気はあまり感じない。観客も、ラグビー好きが集まって礼儀正しく観戦している、そんな印象だ。


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台風15号、関東に上陸

2019年09月09日 | 日記・エッセイ・コラム

「台風15号はトラックが横転するほどの暴風雨が吹き荒れる」と報道された。いままで台風の直撃を受けた経験がなく、今回も高をくくっていた。
日中は天気雨、時折雨が降るものの、暑い夏の日差しのほうが勝っていた。夜になって、雨が本降りになった。深夜12時を過ぎた頃から風が強くなり、やがて暴風雨になった。家が激しく揺れるほどだった。防雨風が通り過ぎたのは午前4時頃で、その前の2時間ぐらいは恐怖の中にいた。台風で怖いと思ったのは初めてである。



台風15号は9日午前5時前、千葉市付近に上陸した。関東を通過して茨城県付近から東北沖に進んだ。茅ヶ崎はかすめただけなのに、あの衝撃だった。
直撃を受けた地域は大きな被害が出た。千葉県では10人以上が負傷し、多数の建物被害が出た。また、関東地方や静岡県、1都7県で合わせて90万世帯で停電が発生した。さらに一夜明けて、信じがたいような被害状況が報告された。街路樹の倒木は珍しくないが、電柱が真っ二つに折れたり、高圧鉄塔が倒壊したり、ゴルフ練習場の柱が倒れて民家を破壊した映像は衝撃的だった。
上陸直後の中心気圧は960ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は40mで、関東に上陸した台風としては統計開始以来、最強クラスだったらしい。


お気に入り名盤! ラリー・カールトン:松本孝弘

 

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期待先行

2019年09月07日 | 日記・エッセイ・コラム

上海で、FIBAバスケットボール・ワールドカップが開催されている。今年で18回目、32カ国が参加している。サッカーのワールドカップとは歴史も規模も比較にならない。そもそも、こんな大会があることも知らなかったし、2006年には日本で開催されたらしいが、それも記憶にない。

今回は、NBAドラフト1巡目で氏名を受けた八村塁が参加するとあって、関心が高かった。マスコミも史上最強と持ち上げた。世界に通用するレベルかどうかも分からないのに、ひどく期待してしまった。

日本の1次ラウンドの対戦相手は、アメリカ、チェコ、トルコ。結果は期待はずれの3連敗だった。
特に、テレビ中継のあったアメリカ戦は98-45の惨敗。まったく歯がたたず、最初の得点は試合開始から5分もたってからだった。期待の八村もわずかに4点。リバウンドは取れないし、シュートは入らないし、フリースローも失敗する体たらくだ。

翌日はラグビーの親善試合だ。対戦相手は因縁の南アフリカである。
日本は世界ランク10位、南アフリカは5位だ。そんなに実力差はないはずなのに、41-7の完敗。こちらも、まったく歯が立たない。1点もとれずに終わるのでないかと思ったが、後半にかろうじて1トライを決め、完封負けを免れた。

9月20日からワールドカップが始まる。今日に試合をみるかぎり、前回のような快進撃は期待できそうにない

お気に入り名盤! ホレス・シルヴァー:Blowin' The Blues Away

 

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