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日本株 歴史的大暴落

2024年08月05日 | 日記・エッセイ・コラム

8月2日(金)の日経平均は2,216円安、見たことのない下げを記録した。それもそのはずで、1987年のブラックマンデー以来の史上2番目の下げだった。ところが、週明け8月5日(月)はそれをはるかに上回る4,451円安を記録した。8月1日(木)も千円近く下げており、3営業日で7,643円も下げる性急なリスクオフ相場になった。きっかけとなったのは米国の景気後退観測だが、こんなに荒れているのは日本市場だけで、まるで発展途上国並みの値動きだ。

年初から日本のマーケットは、外国人機関投資家による仕掛的な円安、株高に翻弄されてきた。米国FRBは今年に入って利上げは行っておらず、日銀も遅ればせながらの金融引き締めに舵を切っているから、円安になる理由は何もないはずなのに、歴史的な円安・株高が進行した。7月11日(木)の日経平均は史上最高値42,224を記録した。あれから一月も経っていない。



日経平均は年初の水準を大きく下回り、半年間の上昇分をわずか数日で精算する結果になった。株高が始まった昨年4月頃の水準(28,000円)まで調整が進むような気がする。日本株がいかに短期資金で嵩上げされた砂上の楼閣であることを証明している。日本を安売りしてきたアベノミックスの弊害といえそうだ。

 

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