自民党総裁選は岸田文雄が勝利した。決選投票では249票の議員票を獲得し、131票の河野太郎に圧勝した。これで、10月4日の首相指名選挙で新首相に選出される。
4候補の中では、岸田文雄が一番安定感がある。中道保守で、安倍晋三のようなタカ派ではない。キングメーカーをきどっていた親中派の二階俊博を切ったのも好感できる。無難な結果になった。
それにしても、これほどの大差がつくとは思わなかった。茅ヶ崎は河野太郎の地元だが、そもそも河野総理誕生を期待するような雰囲気はない。年齢も若く、キャリア不足は歴然としているし、おまけに権力基盤も脆弱だ。総裁選では出身派閥の麻生派が岸田支持に回ってしまった。主義主張は概ね共感できたのに、総裁選では主義に反して原発を容認してしまい、口先男になり下がってしまった。次があるのか微妙だ。
お気に入り名盤! 大西順子:クルージン