徒然なるままに 

BGMはモダンジャズ、暇つぶしの自分史

宍戸ヒルズカントリークラブ(茨木県)

2018年08月17日 | スポーツ

平成15年から「日本ゴルフツアー選手権」が開催されているトーナメントコースである。
富士開発グループが、「宍戸国際カントリークラブ」の名前で、昭和49年に27ホールのコースとして開場。
平成3年に9ホールが増設されて、36ホールの大型コースになった。
しかし、経営上の内紛がもとで、平成12年に倒産。
その後、森ビルがスポンサーになって再建が進められ、高級クラブとして生まれ変わった。
施設は素晴らしく、食事も美味しかった。
その割に料金はリーズナブルで、これほど利用しやすいトーナメントコースも珍しい。

8月16日は西コース、17日は東コースを回った。
16日の天気は、強い日差しは無かったものの蒸し暑く、時折、帽子が飛ばされるぐらいの強風が吹いた。
コースはよくメンテナンスされていて、猛暑の影響はほとんど感じられなかった。
また、キャディの質も高く、さすがに現役のトーナメントコースだけあると感服した。
コースは、簡単そうに見えて実はかなり難しい。
癖の少ない自然なレイアウトだが、密集した木立の中に入れると厄介だ。
グリーンも、一見単純そうに見えてもかなり曲がり、ピン側に寄らないと入る気がしなかった。
名物ホールの17番で失敗したが、あとは実力なりの内容で、スコアはの99だった。
宍戸ヒルズカントリークラブ
17日の天気は、前日までの猛暑は去って、良く晴れて気持ちのいいゴルフ日和になった。
「東コースのほうが好きだというお客さまも多い」と聞かされていたが、とてもそうは思えなかった。
ほとんどがブラインドホールで、ドッグレッグもC字、S字と極端である。
加えて、フェアウェイは狭く、グリーンは巨大な受けグリーンで、手前には大きなバンカーというワンパターン。
トリッキー過ぎて、少しも楽しくなかった。
アウトは61の大たたき、インは無理をせず48で無難に回った。

トーナメントは西コースで行われている。

お気に入り名盤! ラリー・カールトン:Larry Carlton


 

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鷲子山上神社(とりのこさんしょうじんじゃ)

2018年08月16日 | 旅行記

この神社の存在を知ったのは、NHKの番組「新日本風土記 明治維新への道」の中でである。
平成2年、御殿正面のスロープ工事の際に、地中から6体のお地蔵様が出土した。
その後の調査で、明治時代の神仏分離令により埋められたものだった。
こんな例はいくらでもあるだろうに、この神社をあえて取り上げた理由がよく分からなかった。
ただ、名前が面白く、どこにあるのだろうと思い調べてみると、実に不思議な神社だった。

フクロウの神社と呼ばれている。
主祭神が天日鷲命という鳥の神であることから、「不苦労」・「福老」・「福来朗」に通じるフクロウが神の使いとして崇拝されてきた。
栃木県と茨城県の県界に鎮座する神社で、参道や本殿の中央部を県境が貫いている。
参道をはさんで栃木・茨城両県の社務所があり、平常時は栃木県側の宮司のみが常駐している。
また、プラスチック製の「日本一の大フクロウ」があり、その下に「不苦労御柱」というものがある。
ここでは、苦労や悩みを頭上のフクロウに運び去ってもらい、金運や幸運を運んでもらうことを祈願する
実際にそれで、宝くじの高額当選した人や温泉を掘り当てた人がいたようで、多くの人がご利益にあずかろうと参拝に訪れるという。
意外な人気スポットだった。
鷲子山上神社参道
山の上にあり、神社へは茨城ルートと栃木ルートがある。
どちらも狭い林道だが、栃木ルートの方が幾分広くて走りやすい。
この日は夕方からお祭りがあるようで、境内には車の数が多かった。
また、普段は閉まっている茨城県の社務所もこの日は開いていた。
鷲子山上神社大フクロウ
最初に、「日本一の大フクロウ」を参拝。
「不苦労御柱」を木鉢で3回叩いた後、両手を押し当てて願い事をする。
願うのは、お決まりの宝くじの高額当選である。
栃木県の社務所で御朱印を依頼し、書いてもらっている間に、本殿を参拝した。
県境の大鳥居をくぐり、フクロウの石段(不苦労の石段)を登った先に本殿がある。
本日2回目の、宝くじの高額当選を祈願。
本殿の裏手に「ふくろうロード」という遊歩道が整備されており、こちらのルートで下まで降りた。
鷲子山上神社御朱印
社務所に戻ると、味わいのある御朱印ができあがっていた。

お気に入り名盤! ジョン・コルトレーン:A Love Supreme


 

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悲しすぎる愛車との別れ

2018年08月15日 | 日記・エッセイ・コラム

今年のお盆(8/16、17)は水戸でゴルフだった。
移動日の15日は寄り道をして、栃木の「蔵の街」や「鷲子山上神社」を見学する予定だった。
横浜でゴルフ仲間を拾い、9時少し前に東北道に入った。
愛車ラフェスタを運転するのは年少のS君、彼はなかなかの運転上手だ。
車が羽生PAを過ぎ、利根川にかかる橋の上にさしかかった時、事故が起きた。
前を走っていたレンジローバーが急ブレーキを踏んだのである。
現場は直線で、レンジローバーの前方の状況は分からない。
だから、レンジローバーのブレーキランプがどの程度の緊急度を持って踏まれたものかも分からなかった。
車間があっという間になくなり、気づいたときには衝突していた。
エアバッグが膨らむことはなかったから、おそらく、20㎞前後でぶつかったものと思われる。
レンジローバーは後ろのバンパーが破損して程度だったが、ラフェスタの前部は完全につぶれてしまった。
こういうケースでは、車間距離が足りなかったことが原因とされ、止まれなかったこちらに非があることになる。
しかし、十分な車間が取れるような場所で急ブレーキーが踏まれるようなことがあるだろうか。
腹立たしいが、結論が出てしまったことについて、今更あれこれ言ってもしかたがない。
愛車ラフェスタ
14年連れ添った愛車は残念ながら廃車にするしかない。
修理費用で同じ車種の中古車が買えてしまうぐらいだから、そういうことになる。
我が家の駐車場は5ナンバー車がギリギリ入れられる狭さなのである。
ドアは全開できず、わずかな隙間からすり抜けるように乗り降りするが、メタボ体系になってそれも難しくなった。
ラフェスタの場合は、後部がスライドドアで、かつ車内はウォークスルーになっているので、問題なく乗り降りができた。
また、5ナンバーでゴルフバッグが4本積める希少な車でもあった。
14年も乗り続けたのは、これに代わるの車がなかったこともあるが、実はこの車が大好きだったのである。
こんな悲しい別れ方になるとは想像もしていなかった。

お気に入り名盤! マル・ウォルドロン:Left Alone


 

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ガラス魔法瓶、壊れる

2018年08月05日 | 日記・エッセイ・コラム

家を改築したとき、オール電化に変えた。
ガスが嫌いだったからである。
ガスの元栓とコンロを結ぶゴム管がどうしても信頼できなかった。
ただ、エコキュートにも疑問も感じていた。
大量のお湯を常時保持していることがエコとは思えなかった。
必要な時に必要なだけ瞬間的に沸かすガス湯沸かし器のほうが理にかなっている。
モヤモヤした気持ちを解消できないまま、オール電化を導入してしまった。

これまでは電気ポットを使っていた。
いつでも温かいお湯が飲めるのは、魔法瓶の当然の進化だと思っていた。
しかし、エコキュートの件で、これにも疑問を抱くようになった。
結果、電気ポットをやめて、1リットルの電気ケトルと、1リットルの魔法瓶に変えた。
電気ケトルはタイガーの「わく子」、魔法瓶はピーコックのガラス魔法瓶である。

ピーコックガラス魔法瓶
そのガラス魔法瓶をテーブルから落としてしまった。
ドンという音と、ガシャという音が同時に鳴り響き、魔法瓶からお湯が漏れ出した。
あたりには小さなガラス片がちらばっていた。
ガラス魔法瓶が壊れる瞬間を始めて経験した。

大阪はガラス製造が盛んな地域で、その中からガラス魔法瓶が主力産業に育っていった。
象印もタイガーもここから生まれた。
ステンレス魔法瓶を開発したのはサーモスで、やがて壊れやすいガラス魔法瓶に代って、ステンレスが主流になった。
懐かしさからガラス魔法瓶を購入したが、こういうことだったのである。

後継には、サーモスのステンレス魔法瓶を購入した。

お気に入り名盤! 大西順子:プレイ・ピアノ・プレイ_ 大西順子トリオ・イン・ヨーロッパ


 

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2018年 サザンビーチ花火大会

2018年08月04日 | 日記・エッセイ・コラム

昼頃までは、今回だけは行くのをやめようと思っていた。
殺人的な猛暑に加え、風もなく、エアコンのないところには、とても行く気になれなかったからだ。
風がないのもよくない。
去年の花火大会は無風で、煙が流れず、まるで雲の上に花火を打ち上げているような状況だった。

夕方になって日が陰り、少し涼しくなった。
風も出てきた。
これならばと、重い腰をあげて、サザンビーチに向かった。
着いたのは19時、すでに 立錐の余地もないほど混み合っていた。
いつものように、海辺に近い所に陣取った。
いい風が吹いている。
雲があるらしく、月は見えなかった。
2018年花火大会
定刻どおり19時半から始まった。
最初は歓声が上がっていたが、同じような花火ばかりが続いて、心なしか、静かになったような気がした。
さらに、波が急に満ちてきて、水辺に座っていた人達があわてて後方に避難する騒ぎがあった。
緊急避難は2回ほどあり、こちらに被害はなかったが、すぐ目の前まで水がきていた。
こんなことも初めてだ。
波のほうが気になって、花火のほうには気もそぞろになった。
それでも、大量の花火をこれでもかというぐらい打ち上げるグランドフィナーレだけは、大いに盛り上がった。

花火大会が終わると、茅ヶ崎は何もなくなる。
「今年も終わった」、そんな気分で帰路に着いた。

お気に入り名盤! 寺井尚子:Jazz Waltz

 

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サヨナラ、みんゴル

2018年08月03日 | 日記・エッセイ・コラム

ポケモンGOをiPhoneから削除したのは今年の2月だった。
全キャラゲットを密かにもくろんでいたが、途中2度にわたり、大量のキャラが追加されてしまった。
まだ増えそうな感じになったので、これはもうキリがないと思い、続ける気力を失った。
達成感の得られないゲームほどつまらないものはない。
ポケモンを探して、長い距離を歩いた日々が馬鹿馬鹿しく思えてならなかった。

リリースから1年が経過したスマホ版「みんゴル」も、ポケモンGOと同じような状況だ。
プレーヤーは、経験と装備のレベルアップで、飛距離、ミート率、バックスピンなどのスキルアップを図る。
しかし、無限に成長できるわけではない。
そこで、主催者側が用意したのは、ゲームの前提条件を変えてしまうアンフェアなスキルだ。
風の影響を受けない「無風」、落下時のバウンドを抑える「低反発」、ポイント25%アップする「チャンス」などだ。
対戦型の「ツアーでゴルフ」では、アンフェアなスキルを所持しているものが断然有利になる。
こちらが強風にさらされているのに、相手は無風なのである。
こちらがベタピンにつけても、ポイント25%アップの相手に負けてしまうのである。
長い時間をかけてコツコツ育ててきたのが馬鹿馬鹿しくなった。



これらのスキルは、6000コイン(750円相当)のガチャを引きまくれば、いずれ手に入るものである。
時間を使った者ではなく、金を湯水のように使った者だけが楽に勝てる。
逆に、1円も使わないプレーヤーはサッサと退場しろということらしい。

アンフェア機能満載のグレートショットクラブが販売されると、もう本当に嫌になった。
ゲームの中はアンフェアな連中ばかりだ。
グレートショットクラブの販売が終わる8月3日まで、可能な限りガチャを引いた。
結果は、全41回引いて、当たり(プレミアム)は4回、使い物にならないボールばかりだった。
無償コインだからいいものを、有償コイン(30,750円相当)だったら、「詐欺だ」と叫びたくなるような結果だ。
最後のガチャを引いた後、iPhoneからみんゴルを削除した。

お気に入り名盤! ジョン・コルトレーン:My Favorite Things

 

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