読売新聞社の読者が選ぶ今年の国内10大ニュースは以下の通り。
1位:天皇陛下が即位。「令和」に改元
2位:ラグビーW杯日本大会開幕、日本8強
3位:京都アニメーション放火、36人死亡
4位:消費税率10%スタート
5位:東日本で台風大雨被害、死者相次ぐ
6位:ノーベル化学賞に吉野彰氏
7位:沖縄・首里城が焼失
8位:ゴルフ・渋野日向子が全英女子優勝
9位:マリナーズ・イチローが引退表明
10位:徴用工問題で日韓関係悪化
納得できる内容だ。
世界的にみると、米中の通商問題とトランプ大統領のツイッターに振り回された1年だったといえる。また、米朝の接近も話題になったが、結局、何も成果はなかった。北朝鮮が核を放棄しない限り、何も変わらないということなのだろう。
スポーツの世界では、大坂なおみの全豪オープン優勝やタイガーウッズのマスターズ優勝が印象深い。
訃報では中曽根元首相と八千草薫、昭和も遠くなったと思えた。
懸念されるのは年々被害が増大する台風や集中豪雨のことである。年中行事のようになりつつある。なんとかならないものだろうか。
もうひとつの懸念は景気後退だ。大納会の終値は前年比で18%も上昇し、29年ぶりの高値となった。にもかかわらず、熱気はなく、売買代金も低調だ。「これ以上上がるとも思えないが、さりとて急いで売ることもない、しばらくは様子見」ということなのだろう。下がるタイミングを推し量っているようにも感じられる。
来年はどんな年になるのだろう。良くても悪くても、小さな変化であってほしい。
お気に入り名盤! ウィントン・マルサリス:Amongst the People - Live At the House o