読書日記 嘉壽家堂 アネックス

読んだ本の感想を中心に、ひごろ思っていることをあれこれと綴っています。

第3回全国はっとフェスティバル

2007-02-18 16:17:11 | 観た、聴いた
全国はっとフェスティバル、と名乗ってはいるが、そもそも「はっと」って何?
というフェスティバルである。
宮城県登米市で開催された。


この「はっと」という言い方は私が住んでいる宮城県北部から岩手県南部の言い方だろうと思う。

標準語であれば「すいとん」盛岡方面では「ひっつみ」という料理である。
小麦粉を練って、それを一口大に「摘む」

色々な味つけがあって、普通はしょうゆ味で野菜との汁となっている。
このほか、あずきと和えると「あずきばっと」かぼちゃと和えると「かぼちゃばっと」、あるいは<ずんだ>(枝豆をすりつぶした餡)と和えると「ずんだばっと」とかになる。このように上に何かつくと「はっと」は「ばっと」と発音するのである。
したがって煙草とあえると「ゴールデンバット」となる。(勿論これは嘘である。)

第3回目にして始めて行ってきたのである。
というのは「はっと」というのは私のイメージではご馳走ではないのである。
たぶん我々世代ころまでは、何もわざわざ出かけて食べるものでもない、というものではないだろうか。

夏休みなど、今日は何もないので「はっと」が昼食であったりして、なんというかウンザリだったりしたのである。

それが、このごろ、見直されて郷土の料理としていろいろな種類が出てきて、これを売り出そうということで、このフェスティバルがはじまった。

で、今回はなんといっても以前から食べたかった「かにばっと」が目当てなのである。


かにばっとというのは、岩手県一関市の旧川崎村あたりが本場らしい。というか北上川沿岸でモクズガニが獲れるところで食べることができるようなのだが、なかなか口にすることができない。
モクズガニのダシのはっとなのである。
汁が若干赤いのは蟹のみその色が出ているのである。

本日は山梨県の「ほうとう」と並んで一番人気ではなかっただろうか。なかなか地元でも食べられないのである。
かにのダシがよく効いていて、お椀に顔を近づけるだけでかにのにおいがする。
これ30分以上並んで食べました。

全部で30のはっとが出店されていたなかから、山梨の「ほうとう」山形県天童の「天童地鴨すいとん鍋」気仙沼市唐桑の「唐桑おさかなはっと」地元登米市の「牛もつはっと」「海鮮はっと」「鴨ばっと」など味見をしました。
ほとんど1杯200円です。
私は7人で行きましたので、少しづつ味見ができたのでありました。

最後にデザートで「あずきばっと」を食し終了。

追伸
 本日久々に本店とヴィラを更新しました。

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コメント
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