読書日記 嘉壽家堂 アネックス

読んだ本の感想を中心に、ひごろ思っていることをあれこれと綴っています。

ホリエモン <誤解承知・反論歓迎01>

2006-01-23 22:33:38 | 日々雑感
井上陽水のデビュー曲だったと思うが「傘がない」という歌がある。(このときはアンドレ・カンドレという名前だったか)

その歌詞は
「都会では自殺する若者が増えている 今朝来た新聞の片隅に書いていた
 だけども 問題は今日の雨 傘が無い・・・」
というものだった。

ホリエモンが逮捕され、テレビは大騒ぎである。
とんでもない極悪人が逮捕され、彼の行ってきたことはすべて否定されている。

しかし、私にとっては、ゼンゼン問題ではない。
問題は明日雪が降るかどうかである。

私とホリエモンには接点など無いのである。だから彼がプロ野球の球団を買おうと、フジテレビを買収しようと、ましてや株で儲けようと、それが法律に違反しようと、知ったことじゃあない、のである。

不思議なのはマスコミが手のひらを返したように彼を責め、しかも彼が行ってきた悪事など以前から知っていたかのように語ることである。ずいぶんヨイショしていたマスコミもあったんじゃあないか。

それにホリエモンがアヤシイのは、こちとら先刻承知である。

彼ならず、今の世の中「金持ちになった」「権力を手に入れた」人物はアヤシイのである。
真面目に正直に生きている人とぼんやり生きている人は、金持ちになれず、権力とも縁遠いのである。

だからホリエモンが逮捕されたって、そんなもんか、と思うだけである。
なにも通常の番組を潰して特番を組むほどのことではない。それより、その時間帯に放送を休んだほうが、環境にも健康にもいい。

また、実害のあった建築偽装事件は手付かずであるのも不思議。どうなっているんだ。

ということで妙案がある。
ホリエモンは今回の事件について否認しているそうだが、それでもいいから、偽装事件のビルを建て替える資金を出せば放免ということではいかがか。それで、ホリエモンは偽装事件の関係者に対して賠償できる権利を得る。あとのカネのやりとりはそちらでご勝手にどうぞ。というのだ。

われながらいいアイデアだとは思うのだが・・・

追伸
 「代行返上」(幸田真音)を読んでいる。それからホームページのリニューアルに着手した。
コメント
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