京男雑記帳

洛中で生まれ育った京男が地元視点で見た日常風景や話を雑記的に掲載

なんの木型だろう?

2013年06月21日 04時52分06秒 | その他
昨日は、どうしても午前中に外出しなければならなかった。
雨をなんとかしなければ濡れます。
もちろん傘もさせない。
でも大丈夫、今迄そういう状態でも濡れたことはないのですよ。
タクシーを呼ぶ。
帽子だけはゴアテックスの帽子があったので被る。
電話が鳴り、駐車場に到着しましたと運転手。
外にでるとやっぱり降っていない。
うまく目的地で用事をして、タクシーでトンボ帰り。
ランチはいただきましたけど。
うまく雨が止まるものですね。



さて、今日の写真は、木型の写真。
地方に行った時、コレクションしている人のものを撮影しました。
お菓子の型だろうか・・・。
凹凸の型を組み合わせて使うのかな?





こういう木型を作る職人さんが最近少なくなってきているようです。
和菓子をつくる場合、木型をよく使いますからね。
お店の宝物のような型もたくさんあるのでしょう。
昔、母方の祖父母の家にたくさん木型があったそうです。
でも処分してしまったらしい。
私は木型まで考えなかった。
祖父の馬革でつくった大小ボストンバックはもらいました。
それはいまでも実家にあると思います。
学生の時に随分つかった。





この木型はなにに使われていたのでしょうね。
凹凸で1セットみたいだけど・・・。
この木型は結構大きかったし。
そういえば、昔のお菓子はいまと違って、大きなものが多かった。
お菓子の博物館でみた菱餅の大きさにビックリしたことがあります。
神様に供えたものだから、大きいのかな。
小さかったら、遠目にみてさまにならないしね。

和菓子
中村 肇
河出書房新社

↑これから暫くの間、京男の和菓子本のお知らせをさせてもらいます。説明は1月27日の記事をご覧ください。(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)

Twitter→@kyo_otoko
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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
おはようございます。 (路渡カッパ)
2013-06-21 10:11:18
こう言うものを伝承していくのは難しくなっているでしょうね。
コンピューター制御の工作機で復元は出来るのでしょうが、
手彫りの味は出せないでしょうね。
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こんにちは (すー)
2013-06-21 13:01:01
大切にしたい技術ですよね。
でも、難しいのかな? こうした注文がなければ職人さんも食べることができないし・・・
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>路渡カッパさん、こんにちは (京男)
2013-06-21 15:58:30
いまならシリコン製の型になるのかな・・・でも木型の良さは再現できないかも。
PC制御で似たものはつくれるけど、実際に型として使うのは職人の感覚が必要だと思います。
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>すーさん、こんにちは (京男)
2013-06-21 16:00:24
いま、こういう木型を作れる人が少なくなっていると聞きました。似たものは作れるけど、型として優秀なのは別なんです。
こういうものをつくる技術は、途絶えると復活できないかもしれませんね。
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