これは、京男の歯ブラシではありません。
先日、背中が痒くて困った。
「痒み」って「痛み」と同じぐらいたちが悪い。
入院していた時、背中の手の届かない部分が痒くて一晩中寝られない時があった。
その時、自分で寝返りもできない状態だった。
ナースコールを押して「すんません、背中が痒くて寝られません」と、気の弱い京男は言えなかった。
それとか寝返りが出来ない苦しみというのも体験しました。
寝たきり状態になるのはとても辛いことです。
お腹を半周ぐらい切られた手術をしても、ほとんど痛くなかった。
痛いで思い出した。右脚を牽引する必要があり、鉄串を太股に突き通された時は、痛かったな。もう一本といわれたら、秘密を漏らしてしまっただろう。
表面の麻酔はしていたけど、骨の所は痛かった。
親知らずが抜けず3時間ぐらい経って、麻酔が切れ始めた時も困った。
でも「寝返りができない」とか「背中が痒い」という一見地味なモノが意外と問題です。
今回、こんなモノを手に入れた。
江戸屋の「孫の手ブラシ黒馬毛」です。
これは、背中を掻く用のブラシ。
以前、父親にプレゼントしたことがあります。
使っているかな?
↑江戸屋「孫の手ブラシ 黒馬毛 桧」
今回は、自分用に購入。
こんなシンプルなモノなんだけど、具合がいい。
父の日のプレゼントに最適でしょうね。
私は、待てなかった。
こういうシンプルなモノが好き。
充電の必要もない。ソフトも必要ない。ただ背中を掻くだけ。
最近、やたら充電式やワイヤレスの機器が増えている。
小型のバッテリーだから最初はいいけど、すぐにバカになる。
自分でバッテリーを交換もできないから、結局、新しいモノを購入する。
PCだって必要もないのにOSをアップデートしてくれる。
新しい機能なんて殆ど必要ないのにね。
この「孫の手ブラシ」を見ていると安心感がある。
おそらくかなりの年月使用できるだろう。
背中を掻いてブラシが磨り減るためには相当年月がかかるだろう。
職人さんの技が極限まで使われている。
日本は、使い捨ての製品をたくさん作り、売らないと景気がアップしない。景気がアップしないと国民が幸せにならないという図式をやめた方がいいように思う。
いいモノを作り、修理して長く使う生活がいいかも。
いまのままでは、経済格差がドンドン広がり、幸福感が低くなって来るように思う。
お金は大切だけど、私の知る限り持ってあの世に行けない。
スマホだってあの世に持って行けません。
一人で何も持たずにあの世に行く。
あの世では、スマホなんていらないですよ。思えば他の存在に伝わる。嘘もつけない。弁護士や警察や医者もいない。高学歴なんて意味もない。学ぶ必要はないですからね。もちろんお金も必要ない。食事や服も必要ない。
そのことを考えていかないとだめかもね。
このブラシで背中を掻きながら考えておりました。
↑これから暫くの間、京男の和菓子本のお知らせをさせてもらいます。説明は1月27日の記事をご覧ください。(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)
Twitter→@kyo_otoko
先日、背中が痒くて困った。
「痒み」って「痛み」と同じぐらいたちが悪い。
入院していた時、背中の手の届かない部分が痒くて一晩中寝られない時があった。
その時、自分で寝返りもできない状態だった。
ナースコールを押して「すんません、背中が痒くて寝られません」と、気の弱い京男は言えなかった。
それとか寝返りが出来ない苦しみというのも体験しました。
寝たきり状態になるのはとても辛いことです。
お腹を半周ぐらい切られた手術をしても、ほとんど痛くなかった。
痛いで思い出した。右脚を牽引する必要があり、鉄串を太股に突き通された時は、痛かったな。もう一本といわれたら、秘密を漏らしてしまっただろう。
表面の麻酔はしていたけど、骨の所は痛かった。
親知らずが抜けず3時間ぐらい経って、麻酔が切れ始めた時も困った。
でも「寝返りができない」とか「背中が痒い」という一見地味なモノが意外と問題です。
今回、こんなモノを手に入れた。
江戸屋の「孫の手ブラシ黒馬毛」です。
これは、背中を掻く用のブラシ。
以前、父親にプレゼントしたことがあります。
使っているかな?
↑江戸屋「孫の手ブラシ 黒馬毛 桧」
今回は、自分用に購入。
こんなシンプルなモノなんだけど、具合がいい。
父の日のプレゼントに最適でしょうね。
私は、待てなかった。
こういうシンプルなモノが好き。
充電の必要もない。ソフトも必要ない。ただ背中を掻くだけ。
最近、やたら充電式やワイヤレスの機器が増えている。
小型のバッテリーだから最初はいいけど、すぐにバカになる。
自分でバッテリーを交換もできないから、結局、新しいモノを購入する。
PCだって必要もないのにOSをアップデートしてくれる。
新しい機能なんて殆ど必要ないのにね。
この「孫の手ブラシ」を見ていると安心感がある。
おそらくかなりの年月使用できるだろう。
背中を掻いてブラシが磨り減るためには相当年月がかかるだろう。
職人さんの技が極限まで使われている。
日本は、使い捨ての製品をたくさん作り、売らないと景気がアップしない。景気がアップしないと国民が幸せにならないという図式をやめた方がいいように思う。
いいモノを作り、修理して長く使う生活がいいかも。
いまのままでは、経済格差がドンドン広がり、幸福感が低くなって来るように思う。
お金は大切だけど、私の知る限り持ってあの世に行けない。
スマホだってあの世に持って行けません。
一人で何も持たずにあの世に行く。
あの世では、スマホなんていらないですよ。思えば他の存在に伝わる。嘘もつけない。弁護士や警察や医者もいない。高学歴なんて意味もない。学ぶ必要はないですからね。もちろんお金も必要ない。食事や服も必要ない。
そのことを考えていかないとだめかもね。
このブラシで背中を掻きながら考えておりました。
和菓子 | |
中村 肇 | |
河出書房新社 |
↑これから暫くの間、京男の和菓子本のお知らせをさせてもらいます。説明は1月27日の記事をご覧ください。(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)
Twitter→@kyo_otoko
そう多機能になればいいというものではないですね。
私も使い捨て文化に疑問を感じています。今の事しか考えていませんよね。
色んなことが出来るのも最初はいいけど、全部使いこなせないですね。シンプルで丈夫で長く使えるモノが好きです。使い捨てや過剰包装はもう許されなくなってきている。そう思います。
100円ショップのプラスティックのバケツみたいに、軽くて安くてカラフル、でも水を入れて運んだら取っ手が壊れる・・・そういうのってどうなんだろうと思います。(日本で)バーベキューの網も100円で買えるから使ったあと洗わないで捨て、次はまた買うとか。なんだか納得できません。
本当にもういい加減、「たくさん作ってたくさん捨てる、それが経済発展である」というのをやめないといけないですね。
その割には幸福感がない。日本人の休みのとり方も下手だしね。人口が増えないとだめもおかしいかも。
地球の自然はそれを許してくれないかも。