京男雑記帳

洛中で生まれ育った京男が地元視点で見た日常風景や話を雑記的に掲載

「中秋の名月」そろそろ実施日を再考した方がいいかも

2014年09月09日 05時33分43秒 | 風景・和菓子
昨日は、中秋の名月。
お月見をした人もおられたことでしょう。
私?夜、外に出るのがどうも億劫でベランダから観る程度ですね。
京男らしからぬ発言やね。
広沢の池にでも行き、舟を浮かべ、観月するのがスジでしょうね。
それとも清水寺の成就院に行き、満月でお庭を眺めるとか。
成就院は、月の光で眺めるように造ってあるそうなんですよ。
残念ながら成就院は非公開です。


↑広沢の池


↑西行法師が
「やどしもつ 月の光の大沢は いかにいつとも 広沢の池」
と観月の歌を読んでいる。昔から観月の名所だった。

でもね。
最近、夜の9時を過ぎると眠くなってしまうんです。
ベッドの上でMacBook Airで映画を観たりするのですが、気付くと映画が終わっています。映画を最後まで観られないのです。
そんな状態なので、タキシードに着替えて外出するなど無理。(笑)





毎年、中秋の名月は、まだ暑い!
昔から旧暦の8月(現在でいうと9月)の満月なんだろうけど、21世紀の京都では気候的に無理がある。
重陽の節句もそうですね。
新暦の9月9日では、菊が咲いていない。無理をしたら咲くだろうけど。
重陽は、10月2日の方がいい。十五夜も10月8日にしたらどうだろう?


↑二條若狹屋「嵯峨野」


↑上用、黒こしあん

もうすぐ敬老の日だけど、敬老の日は、9月15日というよりお盆休みに移動するのがいい。
家族や親戚が集まれるから、その時にお祝いをしたらいいのではないかな?
おれとも、「エブリデー・ロープライス※」的に「年中敬老の日」にすればいいのではないでしょうか?
もちろん、老人が威張るのではなく、敬老に耐えられる生き方をする必要がありますが。
※エブリデー・ロープライス/ウォルマート社の哲学である「エブリデー・ロープライス(EDLP )」とは、期間限定の特売商品ではなく、低価格商品を毎日提供し続けること。よくセミナーで聞きました。

和菓子
中村 肇
河出書房新社

↑これから暫くの間、京男の和菓子本のお知らせをさせてもらいます。説明は1月27日の記事をご覧ください。(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)

Twitter→@kyo_otoko
コメント (6)
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