先日、カットに行くために下山した。
近道を行くために猫道を通る。
「駐車場境界の狭いネコ道を抜けるとそこは、方広寺だった・・・」
↑ふり返った状態
方広寺とは、豊国神社の北隣のお寺。
豊臣秀吉がここに、奈良・東大寺に倣った大仏殿の造営が開始され、文禄4年(1595)に完成した。東大寺の大仏より大きい18mの大きさであったそうです。
その大仏は、慶長元年(1596年)9月5日の夜に地震により倒壊した。
この地震は、後世に言う慶長伏見大地震なんだそうです。
↑方広寺鐘楼
現在の京都・伏見付近の有馬~高槻断層帯、あるいは六甲~淡路島断層帯を震源として発生したマグニチュード(M)7.0 ~7.1と推定される内陸地殻内地震(直下型地震)である。地震による死者数の合計は京都や堺で1,000人以上を数えたと伝えられており、完成したばかりの伏見城もこの地震により倒壊している。
417年前の出来事なんだ。
京都といえども地震は来る。
そういえば京都市内は、他の場所でいろいろ地震が起こっているのに地震が来ていないのがちょっと心配になるな。
この方広寺は、豊臣家が滅ぶきっかけになった鐘で有名。
説明を引用すると以下のようなことです。
「国家安康」「君臣豊楽」の銘文(京都南禅寺の禅僧文英清韓の作)が徳川家康の家と康を分断し豊臣を君主とし、家康及び徳川家を冒瀆するものと看做され、大坂の役による豊臣家滅亡を招いたとされる。この鐘は重要文化財に指定されており東大寺、知恩院のものと合わせ日本三大名鐘のひとつとされる。
まさしく歴史の証人ですね。
↑鐘楼の階段を降りる京男。すごいでしょ。松葉杖の2本の先と右足が宙に浮いている状態で撮影している。つまり左足だけでたって、カメラのシャッターをブレずに撮っている。結構危険な行為ですね。(自慢にならないか)
↑千本玉寿軒「雪餅」
京都は雪が降らないな・・・
↑つくねきんとん、黄味あん
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