京男雑記帳

洛中で生まれ育った京男が地元視点で見た日常風景や話を雑記的に掲載

寒椿

2009年12月29日 05時22分38秒 | 和菓子

↑鶴屋吉信「寒椿」



この「寒椿」ってあまり寒く見えないね。
逆に暖かく見える。(笑)


↑焼皮、粒あん

花の少ない時期に赤い花を見つけるとホッとする。
椿が日本に入ってきたのは733年『出雲風土記』に出てくるそうです。
江戸時代は将軍や大名、公家なんかが好んで植えていたそうです。
ただ武士は、首が落ちる様子に似ているから椿を嫌ったそうです。
ということは、京都人は全然関係ないということね。







茶道では、冬場の炉の季節は茶席が椿一色らしい。
私は、椿の葉が好き。とってもツヤツヤやしね。


↑紫野源水「白玉椿」


↑薯蕷製、小豆こしあん入
地味だけど食べたら美味しいですよ。
私は、上用が好き。

年末もこの時期になるとかなり掃除や作業の積み残しに対し、あきらめの境地になるな。
コメント (8)
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