京男雑記帳

洛中で生まれ育った京男が地元視点で見た日常風景や話を雑記的に掲載

流れ

2009年06月15日 04時10分09秒 | 和菓子


川の流れをせき止めると、悪臭を放つ澱みが発生します。
人間も同じことです。肉体的にも、精神的にも動きを止めてしまったら、すべての活動がそこでストップしてしまいます。
船は港に停泊したままでいるより、航海をしていたほうが寿命が長くなるそうです。
飛行機も同じことで、ずっと格納庫に入れたままにしておいては何もなりません。
ベストコンディションにしておくためには飛ばせることです。



人間も「常に動いている」状態にあることによって、健康で長生きできるのです。
「・・・歳だがら・・・」と年齢にこだわらず、何かに首を突っこんでいましょう。
何かをやっている時というのは、そのことに一生懸命になって、ほかのことを考える余裕というものがありません。
つまり、心配や不安というものがありません。
つまり、心配や不安が入り込む余地がないので精神的にも良く幸福感をもちます。


亀屋清水「渓流」

できれば「一生懸命」という言葉は使わないようにしましょう。
「一承顕命」がいい。何事も必然必要。
逃げずにしっかり自分で受けとめる。
そうすると「命」が顕れる。


吉野くず製、白こしあん入り

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コメント (4)
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