京男雑記帳

洛中で生まれ育った京男が地元視点で見た日常風景や話を雑記的に掲載

月と坊主

2016年09月15日 04時36分19秒 | 和菓子

↑ちぇ!「坊主」や!でも光札だからいいじゃん。

今日9月15日は、いまでも「敬老の日」という感じがします。
別に祝日にしなくていいから15日として欲しいな。
しかも、デパ地下に行くと「月見団子」が売っている。
ちなみに9月15日は「十五夜」なんだそうです。
洋菓子の売場では、ハロウィンでカボチャのプリンが売っていたりする。
そうかと思たら、違うコーナーでお節料理の予約なんてのも始まってる。
でもクリスマスケーキの予約はまだか。
今年もあとわずかですねぇ・・・。
だんだん、頭の中が混乱してきますね。


↑塩芳軒「月見だんご」

満月の夜、老人がバニーガールの扮装をして墓場で踊ったりするのはどうやろ・・・。
シュールな風景やね。


↑外郎、黒こし

敬老の「老」は、何歳ぐらいからかな・・・。
前期高齢者→65〜74歳
後期高齢者→75歳〜無限
ということは、ひょっとしてもう老人かいな?
なら敬老の日は、受け取る側なんかいな?
なんか気い悪いなぁ。


↑本家玉寿軒「朧月夜」

きっと同年配で悠々自適の老後生活に入るお人もいるんだろうなぁ・・・。
京男の場合は、そんな生活とは縁がない。
死ぬまで現役なんやろな。
ある日、気が付いたら、デーサービスに行かされたりするのかなぁ。
いややなぁ・・・。


↑こなし、白こしあん

この頃、回りの人が病気になっている。
夏の疲れも出てきているのかも。
横になるとすぐに寝てしまう。
身体が休息をもとめているのかも。

和菓子
中村 肇
河出書房新社

↑これから暫くの間、京男の和菓子本のお知らせをさせてもらいます。説明は1月27日の記事をご覧ください。(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)

Twitter→@kyo_otoko
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

重陽

2016年09月09日 03時38分24秒 | 和菓子


本日は、9月9日いわゆる「重陽の節句」です。
菊の節句ともいう。
陰陽思想でいうと一番「陽」が重なる日でとても大切な日。


↑京都鶴屋鶴壽庵「重陽」

「節供」って何?
この起源は、中国です。
年に何回かある重要な折りめのことで、基本的には神祭をする日である。迎えた神に神饌を供して侍座し、あとで神人共食することによってその霊力を身につけようとするもので、氏神祭や正月、盆も重要な節供といえます。
神さんに、いろいろ理由をつけてお供えをして、そのお下がりをいただき、神さんのもっている超人的なパワーを得ようという考え方。


↑栗あん、粒あん

特に陰陽思想では、奇数が「陽」とされています。「陽」って「陽気」というような意味かな。逆に偶数は「陰」つまり「陰気」ということになります。
陰陽思想では、一桁でいうから「1・3・5・7・9」が陽の月。
それと曜日も「1・3・5・7・9」を陽の日。
だから、1月1日、3月3日、5月5日、7月7日、9月9日が「陽月」+「陽日」となる。
その中でも9月9日が一番パワーのある日ということになります。


↑京都鶴屋鶴壽庵「女郎花」

ところが、この9月9日の重陽の節句。いまいち盛り上がりません。
菊の節句と言っても、普通まだ菊は咲いていない。
しかも、まだ暑い!とても「重陽の節供」ですなぁ・・・なんて優雅に言えない。
旧暦ならわかります。
今年で言うと
旧暦9月9日→10月9日
旧暦の十三夜→10月13日
旧暦の満月→10月16日
10月ならいくらなんでも涼しくなっているでしょうね。
でも日本では、ハロウィンの方がメジャーになりつつある。
重陽の節句では、みんなで騒げないものね。
まあ、いずれにしても外来の行事ですけどね。


↑ういろ、黒あん

ハロウィンっていまいちわかりにくいですね。
魑魅魍魎が出て来て、騒ぐだけ。
お盆みたいなものらしい。
なら、お盆にやればいいじゃん。和風のハロウィン。
墓場で幽霊のコスプレをしてやればいい。
東山にはお墓もいっぱいあることだし。
でも仏教界は、許さないだろうな。
でも祗園あたりでハロウィンやと坊主がさわいでそう。
坊主の家でも子供がハロウィンをやってそう。クリスマスだってやっていることだしね。
日本は、神仏習合の国。陽気にやりましょう!

和菓子
中村 肇
河出書房新社

↑これから暫くの間、京男の和菓子本のお知らせをさせてもらいます。説明は1月27日の記事をご覧ください。(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)

Twitter→@kyo_otoko
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

松露が食べたくなった

2016年08月04日 05時30分46秒 | 和菓子


天気予報の通りだとすると、京都市内の気温は今週ずっと35度らしい。
確かに外を歩くと暑い。
でもズッとというのは初めてかも。
気象庁の測定は百葉箱だよね。
街中の道路上だと40度ぐらいになっているかも。
ベビーカーで赤ちゃんをつれているお母さん、道路上は想像以上に暑いですよ。
スマホに気を取られているのはいいけど、赤ちゃんが暑いことに注意してあげてくださいね。


↑亀屋友永「三色松露」黒餡・白餡・抹茶餡、すり蜜

一昨日、歯科医院から電話がかかってきた。
「お暇ならきませんか?」と。
ウソです。
本当は、半年に一度定期検診と歯石取りをしてもらっているのです。
もう半年経ったんだ!
今週は、もう日がなかったので「これから行きます」と答えた。
動くとなると早いのが最近のパターンかも。


↑松露(しょうろ)って何?
松林の地中に発生する卵形のきのこ。
トリュフ(西洋松露)と同じようなもの。
松茸の風味に似ているらしい。私は食べたことがないのでよくわかりません。
トリュフだって薄切りにして香りのなにもないものは食べたけど、やっぱりよくわからない。

久々に被爆してもらった。
歯科のレントゲン写真、歯にプラスチックのようなモノを噛ませるので、笑顔になれなかった。残念。
被爆に次いで歯と歯茎の間を測定。いつものようにオール2だった。
歯茎も綺麗なピンクも変化なし。
この状態がもう25年ぐらい続いている。
できれば死ぬまでこの状態を保ちたいものです。
総入れ歯の父親とこの点で正反対。
5年前、家で急に倒れ痙攣し、自分で自分の骨盤を破壊し、舌を噛み大量出血、後でわかったけど、その時、左の顎関節も折れていた。
今回、その顎関節部分の写真を見ました。元どおりになっていた。
元に戻って喜ぶのも変だけど、本当にそう思います。
脚ももとの通りになった。
先月からもう少し身体を動かせるように、ストレッチを開始している。
運用を20年前ぐらいに戻したいのです。これがまたなかなか辛い。でもやらないとね。身体と心は不可分ですから。
こういうところが我が父と違うところだと思います。
私なら92歳になってもやれることをやりますね。



朝に思い切り汗を流し、シャワーを浴びてから外出すると、案外暑さは堪えない。
でも脳が疲れているかも。調べ物や資料を一日中聴くという作業をしているのです。歩いている時も。時間が勿体ないですからね。聴く速度も3倍速にしています。
だから1時間を3倍にすることができます。
でも、脳に負荷をかけているかも。身体も結構使っている。
無理はだめだと思うけど、時間が惜しい。
歯科医院の帰りにフト「松露が食べたい」と思った。
松露は、今日の写真のお菓子。
普通、こんなモノはあまり食べないのです。
でも脳が欲しいと言っているのです。
きっと暑さにも対応してくれているんだろうな。
「ごめんね脳さん」
でもいまやらないといけないことがいっぱいあるのよ。
脳出血以前なら、本を読むスピードが速かった。いま、本を二、三ページ読むと吐き気がするのですよ。だから聴くしかないのです。
起きている間、ずっと資料を聴いている。不思議。
でから、脳はエネルギーを欲しているのです。


↑よく二つに切ったものです

脳ってカロリーをかなり消費する臓器なんです。
いっぱい使えばダイエット効果があるかもね。
そんなことで食べたくなったのかな?

※記事を書いていて、長時間の電話が入ったので内容が中途半端になったかも。
すんませんなぁ〜

和菓子
中村 肇
河出書房新社

↑これから暫くの間、京男の和菓子本のお知らせをさせてもらいます。説明は1月27日の記事をご覧ください。(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)

Twitter→@kyo_otoko
コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

涼を感じる

2016年07月08日 05時30分49秒 | 和菓子


暑さにちょっと馴れてきたかも。
気温が37度になった日のおかげで34度が涼しく感じた。
今日は、台風の影響で曇りで30度ぐらいらしい。
そんな気温はなんでもない。
湿度は高いけどね。


↑鍵善良房「甘露竹」

京都に観光旅行で来てこの気温と湿度には、びっくりだろうな。
いつか真夏に沖縄へ旅行に行ったことがある。
沖縄って気温が34度ぐらいしかならない。
日差しはキツイけど、日陰は案外涼しかった。
だからかな、沖縄の人が京都に来て、あまりの暑さにびっくりさいていたのをおぼえている。
北海道の人が冬に来て、あまりの寒さに震えていたのにもびっくりした。
京都は、北海道と違って部屋をあまり温かくしないのです。
それもあったのだろう。
事実、我が家は、暖房をあまり入れない。
その傾向が年々高くなっているように思う。
ヒートアイランドの影響なんだろうな。
京都で耐えられたら、他の地域で生きて行ける。


↑付属のキリで空気穴を作る。これをしないといくら咥えて吸っても出て来ません。

こういう暑い時は、風鈴か水琴窟の音を聞きながら、こんな水羊羹をいただくといいですよ。
この竹は、もちろん本物の竹です。
京女は、鍵善良房の「甘露竹」という水羊羹なら食べる。
他店の水羊羹は食べないというか嫌いらしい。
贅沢に育っている。


↑水羊羹を出して黒文字で切って食べる。

これは、昔ながらの作り方なんです。竹に水羊羹を流し込んだものです。
冷やして食べると塩味と甘味、滑らかさ、竹の香りが口の中に広がる。
暑さを忘れます。


↑豪快に吸って食べるのもいいけど、恵方巻き状態になり、いささか恥ずかしい姿になります。だからこういう風に食べるのがお勧めです。

いつも思うのですが、この「甘露竹」を作るのによくもまあ、サイズを揃えた竹を集められるものだと思いますね。
食べ終わったらこの竹をどうするのだろう?
※15分で、幾通りの使い道を考えられますか?最低20通りは、でないといけません。

今回、私がこれを買ったのは、この竹が欲しかったからなんです。
それは、後日記事にします。

和菓子
中村 肇
河出書房新社

↑これから暫くの間、京男の和菓子本のお知らせをさせてもらいます。説明は1月27日の記事をご覧ください。(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)

Twitter→@kyo_otoko
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

銀河

2016年07月07日 05時13分08秒 | 和菓子

↑2012年NASAから公開されたXDFの画像。この範囲でも5500個の銀河が映っているそうです。もっともこんな写真が一回で撮れたのでなく、2000枚以上の写真を合成したものなんだそうです。

今日は、七夕ですね。
昔は、織姫と彦星さんがデートする日なんやなぁ・・・と思っていました。
最近、デートするというても、距離が17光年、つまり光のスピードで17年もかかる距離なんです。
SFでいうとワープ3ぐらいのスピードが必要ね。
本日の天候云々という問題は、宇宙空間だから天候は関係ないでしょう。



銀河や宇宙というのを考える時がある。
どれぐらい広いんだろう・・・。
ダークマターってなんだろう?


↑亀屋良長「銀河」

そういえば人間の身体だって無数の存在で成り立っている。
原子や粒子レベルで見ると宇宙と同じような構造になっているかも。
宇宙をドンドン拡大して行くと巨大な稲荷寿司だったりしてね。
ということはそれを食べる超々巨大な人間がいたりするかも。
なんて妄想する京男であります。


↑錦玉、白あん

昨日、私も期日前投票に行った。
用紙に書くのにちょっと苦労した。
その後、百貨店を目指して歩く。
そろそろ暑さに慣れてきた感じがします。

和菓子
中村 肇
河出書房新社

↑これから暫くの間、京男の和菓子本のお知らせをさせてもらいます。説明は1月27日の記事をご覧ください。(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)

Twitter→@kyo_otoko
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お菓子屋さんの種類

2016年05月12日 04時59分59秒 | 和菓子
昨日の「黄白上用について書いてない!」の補足説明を書いておきます。
京都では、和菓子系の店が3種あります。



1.上菓子屋さん
江戸時代まで白い精製された輸入砂糖を使用して、貴族や特権階級の贈答用やお茶会用にお菓子を作っているお店が上菓子屋さん。「司」という文字が付いているようなお店。

2.御饅(おまん)屋さん・お餅屋さん
精製されていない砂糖や糖分を使ったお菓子やもち米を使ったお赤飯や餅をつくるお店。上用の場合上記の上菓子屋さんが上用饅頭を作る場合もある。

3.駄菓子屋さん
その他のお菓子を作る。雑穀や麦芽糖の飴、水飴、金平糖、黒砂糖などを使ったお菓子を作るお店。

2と3は、区別が明確でないかも。
上用饅頭と薯蕷饅頭という書き方をすると上用は1で作るのかも。薯蕷は雑穀になるのかな?いや昔から薯蕷饅頭は高級だったかも。薯蕷饅頭の箱の底に小判が並んでいそう。


↑二條若狭屋「木の芽上用」


↑上用、こしあん

京都では、親しみ、大切さ、尊敬するような時、「お●●さん」という言い方をします。少なくとも「●●さん」と言われないと市民権を得たことにならない。
京都の百貨店の場合を例にすると
「大丸さん」「藤井大丸さん」>「高島屋」>「伊勢丹」となる。
きっと贈答品の場合、大丸の包装紙が一番ランクが上だったのでしょうね。
「伊勢丹」は、京都では新参者扱い。お江戸から進出してきたので敬遠されているかも。もっとも四条通が狭くなり、タクシーの乗り降りが鬱陶しくなったので、京都にある伊勢丹に買い物をしにいく人も多いらしい。京都市はバカなことをしました。
早く「伊勢丹さん」と呼ばれるようにならないといけません。特に百貨店は高齢者の溜まり場となっているから、しっかり高齢者の方々に優しくしないとね。通路を広くしてベンチや椅子を広くしましょう。車イスや手押し車が通りやすい売場にしないといけません。


↑京都鶴屋鶴壽庵「青楓」


↑青羊皮、黒こしあん

いま、古くからある和菓子屋さんが少なくなってきました。
もう上用饅頭やお赤飯を作ったり、年末お餅を注文したりする家庭は極めて少なくなってきました。後継者の問題もあります。和菓子を作るのは、身体にキツイ仕事なんです。
上菓子屋さんにしても、技術をしっかり伝承しきれていないかも。私がお店に買いに行っても「該当なし」で買わないことが多い日々が続いています。その割りにはブームなのか売り切れている場合も多い。あんなモッサイ出来でも売り切れる!とびっくりしています。もっともっと美的感覚と技術を磨いて欲しいものです。
お菓子だけでなく、お茶も最近ひどくなっていますね。消費者が本当のお茶の味をしらないように思います。ペットボトルのお茶は、緊急時にはいいけど、家では急須でちゃんとして飲んだ方がいいと思う。色粉と化学調味料だらけのペットボトル飲料はやめた方がいいと思いますよ。下がバカになります。

和菓子
中村 肇
河出書房新社

↑これから暫くの間、京男の和菓子本のお知らせをさせてもらいます。説明は1月27日の記事をご覧ください。(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)

Twitter→@kyo_otoko
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

黄白

2016年05月11日 05時00分15秒 | 和菓子
先日、親戚の法事に参加させてもらいました。
親族と親戚の違いをご存知?
若い世代になればなるほど、わからなくなっているのですよ。

◆親族とは、京男の父親、父方のおじいさん、曾おじいさん・・・を中心とした人間関係。
◆親戚とは、京女の母親、祖母、曾おばあさん・・・を中心とした人間関係。

若い時って、こんなこと考えなかった。
「いまの自分は、どこから来たのか?」なんて小学校で考えないですからね。
冠婚葬祭を数多く経験するとだんだん意識するようになる。
そのために冠婚葬祭ってあるのかも。
特に不祝儀の行事は、しっかりやりますよね。
私もやがて当主となる。それらを仕切らないといけなくなる。
だから、いろいろ調べているのです。


↑大阪四天王寺「河藤」黄白上用

大部分の家では、仏式で行う。
檀家制度というのもある。
日本の仏教は、中国や韓国経由で日本に輸入されたものです。
お釈迦さんが提唱した考え方が日本に伝わった。
伝わる過程で、バラモン教、ヒンドゥー教、道教、儒教という考えも同化して来た。お経なんかもパーリ語を中国で翻訳したものです。
だから、日本でお経を唱えてもらってもなんのことか、さっぱりわからない。
でも、わからないから有り難いのかもしれませんね。般若心経を唱える人は多いけど、意味を知らない人がほとんど。(この間、父親に意味を解説していたのでわかっていないのがわかりました)
行事に関しても本来の仏教の考え方でないものがかなり入っています。
日本の仏教は、すべてを包み込んで丁寧に行事を実行していますね。
次世代に向けて簡素化しないといけないのかも。
位牌ってご存知ですよね。あれは、儒教的な考え方で作られたものなんですよ。戒名だってかなり怪しい。それにお布施が絡んでくるから困ったことになります。


↑黄白上用、粒あん

親族・親戚の話にもどします。
違う定義からすると親族は、染色体DNA系ということになります。
親戚は、ミトコンドリアDNA系となる。
このミトコンドリアは、我々の細胞内でエネルギーを作り出してくれている大切なものですが、実は寄生というか共生的な存在なんです。だからミトコンドリアにもDNAが存在する。そのDNAは母系に伝わっていく。それを辿ると人類の偉大な母親(グレートマザー)に辿りつくのだそうです。
でも、それだけで先祖のすべてなのかどうも納得できない。
霊というか魂の問題とどう関連してくるのか。いまいちわからない。
一人っ子で結婚しなかったら、それでその家系はお終いなのか?
DNA的にはどうなんだけど、どうもそれだけでないように感じる。
なんかわかりそうでわからない隔靴掻痒感がいっぱいです。


↑黄白上用、漉し餡

まあ、「知らぬか仏」なのかもしれない。
死んだらわかりますからね。
それなら近々わかる。
わかっても回りに知らすことができないけど。

※黄白上用について書いてない!
ちょっと以前まで、祝儀・不祝儀に上用饅頭は付きものでした。公立の幼稚園や小学校、中学校には紅白上用は付きもので、校区にあるおまん屋さんで誂えました。婚礼の時も紅白上用、お嫁さんの挨拶回りの時も紅白上用(この場合は、大きな紅白饅頭で、中に小さな紅白上用が餡の中にはいっていた。もちろん不祝儀の時は写真のような黄白上用を用意しました。行事には、お餅やおまん、赤飯、鯖寿司が付きものでした。自分のところでつくれない場合は、お赤飯はお餅屋さんで作ってもらいました。上用はおまん屋さんでつくりました。おまん屋さんとお餅屋さんを兼ねているお店もありました。
私は小さい時、あまり上用饅頭は好きでなかった。大きな紅白饅頭や巨大なおはぎは恐怖の食べ物でしたね。お菓子がなかった時代だからそんなのを食べさされた。もちろん食べなかった。食べるとしても漉し餡の饅頭を食べていた。なぜか粒餡が苦手でした。
いまは、五月で産土さんのお祭シーズン。五月のお祭の時、各家庭はお赤飯を炊き、鯖寿司を作り、親戚に配ったものです。子供は、配達するのです。配達するとお小遣いをもらえた。それが楽しみでしたね。

和菓子
中村 肇
河出書房新社

↑これから暫くの間、京男の和菓子本のお知らせをさせてもらいます。説明は1月27日の記事をご覧ください。(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)

Twitter→@kyo_otoko
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

端午の節供

2016年05月05日 05時10分23秒 | 和菓子
今日は「端午の節供」いわゆる「子供の日」。
田植えのシーズンでもあり、早乙女・・・というても早乙女主水之介のことではないです。田植えのする女性のこと。
農家にとってはとても大切な行事で、早乙女さんたちを穢れをなくし、田植えをするのです。お米がとれないとこまりますからね。


↑京都高島屋「和リラックマ展」


↑写真撮影が可能だったので、みなさん撮影していました。

それと次世代の子供が元気に育ってくれる。できれば出世してもらいたいと願うための行事。特に男の子は育ちにくかった。





由緒ある家の跡取りになると、小さい時、別の名前で育てたりした。
本名を魔に知られると呪われるからです。
誕生日時なんかもそう。
いまのネット社会に似ているかも。
バンドルネームの世界ですよね。誕生日だってあまり教えないですよね。
あれは呪詛されるのが怖いからかも。


↑ちゃんと撮影しました

小さい時、武者飾りに憧れました。
我が家には、なかった。
あんなものを飾ったら絶対、刀や弓で遊んだだろう。
武者飾りは、関東のものかもしれません。
武家社会的ですからね。
京都では、鍾馗さんの旗とか、鯉の滝登りの掛け軸が主流だったかも。





粽や柏餅は、小さい時、憧れの食べ物でした。
いまでは、一ヶ月ぐらい売っていますか、昔は日にち限定商品だった。
祇園祭の時、粽形の御札がありますね。山鉾巡行の時、実際に撒いていたのです。
小学校の時、必死になってとりに行った。それを開けたら中身がなかった!あれにはがっかりしたな・・・。


↑カスタマイズしてみた。結構いいかも。

柏餅も小さい時はこし餡のが好きだった。
でも味噌餡のやつもある。
食べた時は、うせっと吐き出した。白味噌が嫌いだったのです。
いまでは、美味しくいただきますけど。
そういえば今年は、買いに行っていません。
人ゴミがいやなんですよ。


↑パンケーキ?



今日の写真の説明をしなくてはいけません。
京男に孫でもできたのか?と思うでしょ。
次女がリラックマが好きなんですよ。
高島屋で「和リラックマ展」というのを開催していた。
私と行ったら無料というので一緒にいくことになった。
京女と次女と三人で行った。


↑最中

写真がOKということで中でいっぱい写真を撮った。
恥ずかしいもくそもない。


↑甘かった

売店で「和菓子セット」が売っていたので買ってみました。
ということで本日の写真となりました。
たまにはいいでしょ。
本当は、紫系の生菓子で撮影テストをしたいと思っているのですが、人の多いのでどうも外出するのがおっくうになっています。

和菓子
中村 肇
河出書房新社

↑これから暫くの間、京男の和菓子本のお知らせをさせてもらいます。説明は1月27日の記事をご覧ください。(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)

Twitter→@kyo_otoko
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雪代水

2016年03月12日 06時29分20秒 | 和菓子


また、すこし気温が低くなった。
「雪代水(ゆきそろみず)」という言葉がある。
雪どけ水のことをいいます。
京都市内では、そういうことはないけど、高い山があるところはそうなんだろうな。「代(しろ)」は「身の代(しろ)」の「代」と同じで、代わりのとなるものという意味。「身代金」もそうだ。


↑亀屋良長「春水」

そろそろ馬町の赤い木蓮も咲き始めている。
もう春だ。
毎年恒例の申告が終わり、ちょっとボーッとする数日。
昨日は、足爪のメンテナンスに行った。
いつも父親ばかりだしね。
たまには、自分もしないとね。


↑煉切、白こしあん

新しい眼鏡レンズもできてきた。
見え方が違うのでちょっと戸惑っている。
これが本来の見え方なんだろう。
このレンズでOKなら、もう来月に「中ー近」の眼鏡を作りたい。



システム手帳のリフィル構成もちょっと変更した。
それにしても、身体から力がちょっと抜けていた一日だった。
春ですね。


↑京都鶴屋鶴壽庵「桃柳」

本日の写真は、DSC-RX1Rで撮影する練習をはじめました。
生菓子のシズル感を出して行きたいと思っているのです。
カメラを使いこなさないと勿体ないしね。
桜のシーズンまでにちょっとマスターして起きたいものです。
でもなかなか写真を撮る作業ができません。
雑用が多すぎる。
でも忙しいからこそやらないとね。


↑きんとん、粒あん

写真、まだ色が気にいらない。
色は難しい。
これで紫系の生菓子がでてきたら困るだろうな。

和菓子
中村 肇
河出書房新社

↑これから暫くの間、京男の和菓子本のお知らせをさせてもらいます。説明は1月27日の記事をご覧ください。(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)

Twitter→@kyo_otoko
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

桃の花

2016年03月06日 04時24分51秒 | 和菓子
昨日、京都市内は気温が20度ぐらいだったようです。
極端な気温差に身体がびっくり。
やっと数字を扱う作業が終わり呆然としていました。



数字がよく見えなくて困りました。
今日、いつもの眼鏡屋さんに仕事用の眼鏡をチェックにいきました。
原因がわかりました。
右目の乱視角度が変化していたのです。
左目は、乱視のレベルは低いのですが、右目が強いのです。
左だけで見ると問題ないけど、右で見ますよね。
そうすると数字や文字がボーッとしてしまうのですよ。
原因は、姿勢や歩き方、その他の原因で角度が変化したりするのです。
先月、眼科で視力検査や乱視の検査もしたのですが、なにも言ってくれなかった。
だから、私は眼鏡屋のおじさんを信じるのです。
たくさんの眼鏡のカルテがありますからね。



仕事用の眼鏡フレームを新しく測定したレンズをいれて、「近ー近」用眼鏡を作ってもらっています。
それができて様子をみてよかったら、もう一本のフレームは「中ー近」用眼鏡にしてもらう予定です。
他の「遠ー近」用の眼鏡はなんとか使えそうです。
最近、カメラのファインダーを見る作業があるので、相談しないといけないかも。
眼鏡マニアですね。


↑亀屋良長「桃の花」

父親の老眼鏡について相談していました。
また作ってあげないといけないかも。
視力は大切ですからね。
足元が見えにくいと言っていましたから。
どういう意味なんだろう?
黄色のレンズをつかわせようかな・・・。
あれは、モノのシルエットをハッキリさせてくれる。
いつも黄色はちょっといやか。



今日のタイトルは、生菓子の名前です。
花の写真は、桃の花です。
これは昨年のモノです。まだ咲いていないでしょう。
でも暖かい週末で蕾がかなり膨らんでいるかも。


↑煉切、白こしあん

美味しい桃が食べたいなぁ・・・。
最近、美味しい果物がない。

和菓子
中村 肇
河出書房新社

↑これから暫くの間、京男の和菓子本のお知らせをさせてもらいます。説明は1月27日の記事をご覧ください。(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)

Twitter→@kyo_otoko
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

昨日は寒かった

2016年01月26日 05時13分27秒 | 和菓子


昨日の京都は場所によって、ちょっとだけ雪が降っていた。
もちろん雪景色なんていうほどのものでなかった。
でも、そういう時の京都って寒い。


↑亀屋良長「寒椿」

家からバスに乗ろうと歩いて行き、バス亭で待っていたら寒かった。
私はだいたい上着と下着の二枚というのも行けなかった。
もちろん、上着は、パタゴニアのR2(目の詰まり方で1から4まである)で出て行った。バス亭でちょっと後悔。「R4ででてきたらよかった・・・」。
でも着替えに帰るのも面倒だったので、雅満(がまん)して、そのままバスに乗った。
バスの中は暖かいけど、降りると寒い。


↑求肥、白こしあん

手も凍えていました。
もともと手は冷たいけど(心は温かいけどね)手袋は、指先のない手袋のまま。
これは松葉杖の時つくった手袋だから、気に入っているのですよ。
防寒製はあまりない。


↑京都鶴屋鶴壽庵「梅の雪」

用事が終わって家に帰ってもまだ寒かったです。
こういうのは珍しいです。
明日は、ダウンジャケットで外出しようっと。


↑ういろ、白あん入

寒さに鈍感ですね。
そうそう最近、粉薬を飲むのが平気になった。
普通変な味がするでしょ。
確かに変な味なんですよ。
でも平気になった。
原因は、生薬を煎じた漢方の影響。
あれを飲めたら、粉薬なんて屁でもない。
素晴らしく苦不味いのです。
最初飲んだ時、ちょっと震えましたから。
鍼灸の岡田先生と話していて、興味もたれたので来月煎じたものを少々持参して飲ませてあげようっと。
これを飲むと食欲がピタッと止まります。
漢方ダイエットできそう。(泣)

和菓子
中村 肇
河出書房新社

↑これから暫くの間、京男の和菓子本のお知らせをさせてもらいます。説明は1月27日の記事をご覧ください。(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)

Twitter→@kyo_otoko
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2016謹賀新年

2016年01月01日 16時42分55秒 | 和菓子


今年もスタートします。
京男雑記帳をよろしくご贔屓をお願いします。


↑京都鶴屋鶴壽庵「祝の松」


↑もち皮、白こしあん

昨年の終い夢で、電車に乗りながら独演会をした夢を見た。
内容が結構いいことをしゃべっていたので感心して目が覚めた。
きっと今年も喋くりの年なんでしょう。


↑有平糖

今年は、もう少し生菓子や京都の美しい風景の写真を掲載できるようにするつもりです。
最近、父親不良化計画の記事が多い。
しかたないのですが・・・。
できるだけ顔晴るとします。


↑京都鶴屋鶴壽庵「笑顔上用」


↑上用、こしあん

※本日は、さきほど自宅に帰った来たのでご挨拶が遅れました。
なんか大晦日~新年がハードでした。
その内容は、またご紹介します。

それでは、本日はこれまで。

和菓子
中村 肇
河出書房新社

↑これから暫くの間、京男の和菓子本のお知らせをさせてもらいます。説明は1月27日の記事をご覧ください。(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)

Twitter→@kyo_otoko
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

未来技術

2015年12月15日 05時05分39秒 | 和菓子
今年の冬は、一進一退状態。
木曜日ぐらいになると急に冷えると天気予報。
昨日は大阪に行ったのですが、服装は夏仕様。
でも夏の下は暖かい下着。
電車、建物、地下街は、暖かい。
油断をすると汗をかきます。
今日も背中に塩がふいていた。
汗なんです。



下着まで夏仕様の汗を排出してサラッとする素材だと問題なんです。
筋肉をサポートしてくれるタイツを履いているのですが、これが吸汗速乾素材で作られています。
スポーツなら問題ないだろうけど、私の場合は、クールマックス素材だと身体を冷やすのです。いまぐらいの時期、履くと当然足全体が冷える。
歩くのをサポートしてくれるのはいいのですが。


↑鶴屋吉信「寒椿」

東洋医学系は、身体を冷えないようにいいます。
私の場合、暑がりの身体が冷える状態。
それと昨日、私の状態を聞いたら、疲れているらしい。
それもかなりの年月で蓄積しているそうです。
おれをそろりそろりと修正する作業をしましょうとのこと。
ここ5年ぐらい無理してきましたからね。
しかたないのですが。


↑焼皮、粒あん

だからちょっと身体を温める作業をすることにした。
突然、Apple Watchを手に入れた。
まさか採用するとは思わなかった。
夢中になって喋ったり、文章を書き続けるのをちょっとだけ止めるためです。
それも自分にだけわかる形で。
以前にUSB充電の振動で時間の経過を教えてくれる時計を使っていた。
予想通り使えなくなった。
充電の時、USB端子を使うのです。
人間の手からは汗の蒸気がでている。
どうなるか・・・すぐに端子がバカになり充電不可能になるのです。
Apple Watchの場合は、接点のない磁気充電。
これは優れている。ただ電磁波の影響はどうかわからない。
おそらく、この形式で周辺機器の充電をするようになるでしょうね。


↑鶴屋吉信「冬ごこち」

未来は、眼鏡形の情報端末がでてくるでしょう。
不景気になっても、貧富の差が広がっても、そういうのは出てくる。
このApple Watchって、スーパージェッターに出てくる腕時計の形をした通信機に似ている。あの頃の京男少年がいまのApple Watchを見たら興奮するでしょうね。
もっともApple Watchには、30秒時間を止められる機能はないようです。
ウルトラセブンに出て来た通信機も腕時計形だった。
ジャイアントロボを操縦するのも腕時計だった。
当時の時計は、憧れのアイテムだった。


↑きんとん、粒あん

いま、私が使っている数々のモノ、使う光景を小学校の私が見たら本当に胸をときめかすだろう。PCを使って仕事をしている。
最初に働きだした時、コピーは湿式(いわゆる青焼き、わかるかな?)、ファックスもない。電話はアナログ、もちろん携帯電話なんかない。写植を写植屋さんに電話で依頼し、出来上がったものを取りに行くか届けてもらい、版下台紙にペーパーセメントで写植を貼る。写真はあたり別指定。トレペ(トレーシングペーパー)を掛け、色指定をする。頭の中で色を付けていく。
いまは、Macで簡単に出来上がる。
ひょっとして、いまの若いデザイナーは、想像力がないかもね。
カッターやピンセットも使えないかも。
きっとアナログを経験していないからレイアウトのバランス感覚が弱いかもね。

SF映画で出てくるPCもきっと数年先には使っているだろう。
京男は未来、どんな機械を使っているかな?
超アナログになっている可能性がありますね。
時々じゃまくさい。
ネットを使わずテレパシーで相手に思いを使え、瞬間移動もできているかも。
スマホはすくなくとも使っていないように思う。
想えば3次元にモノが出現するようになるかも。
デジタルより、そういう方向を目指したいかも。

和菓子
中村 肇
河出書房新社

↑これから暫くの間、京男の和菓子本のお知らせをさせてもらいます。説明は1月27日の記事をご覧ください。(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)

Twitter→@kyo_otoko
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

さてどうするか?

2015年10月22日 04時59分41秒 | 和菓子

↑アマゾンを空からみたのではありません。杉苔です。

今日は、ちょっと実家の側に行かないといけなくなった。
ただ1つ問題がある。
「時代祭」があるのです。


↑見事でしょ

京都のこういう祭をしらずに行列に突き当たったらどうなるか?
行列が通っていると向こうに渡れないのですよ。
ずっと待たされる。
12時に京都御所出発で、12時50分烏丸御池、そこから河原町御池から13時30分河原町三条、そこから三条通を東に三条神宮通を平安神宮に行く。
午前中に行って用事をすませたら何とかなりそう。
最悪は、京阪で南下したらいい。
なら時代祭の写真を撮ればいい・・・そこまで時間がない。


↑二條若狹屋「山路のつと」



時代祭は、由緒なんておれほどでもないから10月の第3日曜日とかにすればいいのにね。
仕事をしている人は大変困るんですよ。
今日の夜は、鞍馬の火祭もあります。
あの祭は、観に行きたいけど、交通事情的に無理ですね。


↑外郎、こしあん、きざみ栗入

取りあえず本日は、午前中にすませて撤収してきます。
毎日晴れでいい祭日和が続いている。
乾燥しすぎとか、贅沢いっていられない。
大いに晴れを楽しみましょう。

和菓子
中村 肇
河出書房新社

↑これから暫くの間、京男の和菓子本のお知らせをさせてもらいます。説明は1月27日の記事をご覧ください。(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)

Twitter→@kyo_otoko
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ムゥ~ン

2015年09月29日 04時52分32秒 | 和菓子

↑こういう写真は、天文写真みたいで面白くないなぁ

昨日はガックリするほどハードな一日だった。
仕事ならこんなに疲れないのに。
実家にくる植木屋さんに指示、途中にヘルパーさんに細々と事情聴取と指示。
そして父親に説教。


↑紫野源水「大沢の月」

家に帰ったらベッドに倒れ込んで寝てしまった。
気が付くと夕方近くになっていた。
誰もやってくれないから仕方ないけど、疲れます。


↑大沢の池に映る月という感じがいい


↑半錦玉羹(煉切・小豆あん、二重あん)

昨晩が満月、昼間は暑かったけど、夜になると涼しくなってきた。
でも半ズボンなんですけどね。
京女が夜、バレーボールの練習で出て行った。
「スーパームーンを見ながら行こうっと」と言っていた。
思わず「そのまんまやん。ボケロヤ!」と言った。
例えば「飛んでいるセーラームーンを見ようっと」とか「フルムーンを見ようっと」とか。
などと言っていた。
体育館に入って仲間のオバハンに「セーラームーンが綺麗やでぇ」と言ったら、生がのおばはんが間違って、他所で言うかもしれへんやろ。
オモロイやん。
関西人はこう考えるんですわ。



きっと昼間の反動やね。
どこかで溜まったエネルギーを発散する必要があるのでしょうね。
困ったもんです。
父親に「ヤク&イェティのお姉さんがお父さん元気?と言ってくれていたよ」と伝えたらちょっと嬉しそうにしていた。単純な父です。


↑本家玉寿軒「名月」


↑こなし、白こしあん

昨日は京都人にあるまじき行為をしていたことが判明。
エライ起こりました。
「お前、それでも京都人か?どういう育ち方をしているんや!親の顔が見たい!」と起こっておりました。あの祖父母か・・・。
私の血のどこかにDNAが流れていると思うとなんだか悲しい。
そうか16時間の手術の時に血を全部入れ替えたんだっけ。
それもねぇ・・・。
オレの血は他人の血という奴か。


↑こんな感じの方がいいかも。月の撮影は難しいものです。

大人しい京男だったのにすぐに怒鳴ったりする。
温和な人間だったのに・・・。
そうか今宵は満月、エキサイトしているのかも。

和菓子
中村 肇
河出書房新社

↑これから暫くの間、京男の和菓子本のお知らせをさせてもらいます。説明は1月27日の記事をご覧ください。(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)

Twitter→@kyo_otoko
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする