草花好きのひとりごと

植物の栽培記録や鉄道・路線バスなどの趣味について記しています。

さくらそうを栽培する鉢の大きさ

2011-02-09 | さくらそう栽培記録〜2011年
洗っていなくて汚れていますが、4号の桜草鉢です。
左下のものと残りの5つは違うもので、表面の質感と大きさが異なります。
見た目は良いのですが、一年間栽培した後の芽を見ると私の育て方ではビニールポットや駄温鉢の方が良い結果が出ます。

鉢のサイズに合わせて上部をカットしたビニールポットで栽培して、観賞時に桜草鉢に入れるのが一番良い方法なのかもしれません。
高価な鉢の数が少なくて済みますし(^_^)v

趣味としてのさくらそう(日本桜草)栽培では、芽の数が少なかったり大きさが揃わなかったりした場合を除けば5~6号鉢に4芽植えることが多いかと思います。
5号鉢なら直径15cm程度ですから、さほど大きなものではないものの、そう小さいとも言えず、庭が広くないと数多く栽培することはできません。

仮に1品種2鉢ずつ栽培すると、我が家で今年鉢を置く予定の場所では20~25品種が限界で、さくらそうに適した日当たりの場所に置いてある他の植物の鉢が一切無かったとしても50品種(100鉢)置けるかどうかという程度です。

それが小さな鉢やビニールポットも使うことで栽培品種数を増やすことが可能になり、品種名不明のものまで含めれば100近い数を栽培できています。
鉢の大きさとそれに植えられる芽の数による開花時の見た目の違いはありますが、それは栽培者の好みもあるので、一概にどちらが良い(悪い)と言えるものではありません。

私の場合はやみくもに品種数を増やし過ぎてしまったからそうせざるを得ないという訳ですから、もし今から栽培を始めるのならば5号鉢2鉢ずつで20品種、あるいはいっそのこと4鉢ずつにして10品種に限るのも悪くないなと思います。
でもさくらそうの花の色や形、咲き方の種類は多いもので、あれもこれもと欲しくなるものなんですよね・・・
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増し土と鉢の大きさ

2011-02-08 | さくらそう栽培記録〜2011年
さくらそう(日本桜草)は、概ね花が咲く頃から夏の間に成長した根茎や芽が土の上に出てきてしまうので、土を足してそれを覆う「増し土」が必要だということはよく知られていて、さくらそう栽培について触れられた書籍などにも必ずと言って良いほど記載されています。

一方で、増し土はほどんど必要ないというような意見もあります。

私も一昨年あたりから様子を見ていますが、以前から感じていた、根茎や芽が地上に出る程度には年によって違いがあるという事のほかに、鉢が小さい(土が少ない?)ほど増し土の必要があるのではないかという印象を受けました。

昨年の我が家の例では、3.5号鉢に2芽植え、4号鉢に3芽植え、9cmポットに1芽植え、10.5cmポットに2芽植えなど比較的小さな鉢では、ほぼ全て増し土が必要になりました。
5号鉢に4芽植えたものでは、50鉢余り栽培したうち増し土が必要なかったものが1割ほどあり、プランターに植えたものではほぼ全て必要ありませんでした。

4芽植える鉢を一回り大きな6号にすれば、増し土が不要となる鉢の割合はもっと高くなるのかもしれません。

用土の種類によっても違いが出るのかなと思ったのですが、私が試した数種類では目立った違いがありませんでした。
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プランターと寄せ植えの鉢

2011-02-07 | さくらそう栽培記録〜2011年
さくらそうを植えた長さ40cmほどのプランターです。
一昨年はプランターにも多く植えましたが、昨年は65cmのものは1つだけにして他に55cm2つ、50cm2つ、40cm1つ。今年はさらに減らしてこれ一つだけにするつもりです。
用土は昨年他の植物を栽培した土に軽石を2割ほど混ぜたものを使っています。

植えてあるさくらそうは、入手した時のラベルの名前が「濃色日本桜草」という濃い紅色の野生種のような感じの花が咲くもので、大きな芽を10芽植えました。
計ってはいませんが5号駄温鉢4鉢分くらいの用土が入ったように見えたので、5号鉢に4芽植えることを考えれば芽数は少ないです。


‘花車’によく似た品種名不明のさくらそうと、カワラナデシコ、ネジバナを植えた鉢です。
ちょっと雑草が残っていますが(^_^;)
一昨年植え付けて昨年は植え替えずそのまま、今年は6号から7号へ鉢増ししました。(どちらも浅型のプラ鉢)

昨年、開花株の数は増えていたものの株が小さくなっていたので、今年は咲かないかなという気もします。
一緒に植えてある他の草と比べると、さくらそうは弱いようで、植え替えをするなど人が手をかけないとやがては消えてしまいそうです。

この7号プラ浅鉢はもう一つ残っているので、品種名不明のものをどれか植えようかと考えています。
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用土づくり完了

2011-02-06 | さくらそう栽培記録〜2011年
昨日に続いてさくらそう(日本桜草)の用土を混ぜ合わせ、全て終わりました。
体のあちこちが筋肉痛ですが(^^ゞ

昨年栽培していた鉢に仮に埋めてあった芽を10鉢ほど10.5cmポットに移し、植え付けに備えて鉢を空けました。
今年は5号駄温鉢を減らすつもりですが、残したものには昨年よりも芽が良い状態に見えるものも数品種あって、開花時期が楽しみになります。

来週からは植え付けです。
2月中に終われば良いのですが・・・
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用土の準備

2011-02-05 | さくらそう栽培記録〜2011年
今年はさくらそうの用土の準備を早いうちにと思っていたのですが、昨年よりもさらに遅れて2月になってしまいました。

今日は購入した赤玉土などが入っていた袋に5袋分できあがり、明日には残りも終わらせる予定です。

今回は赤玉土(小粒)を6割にバーク堆肥を4割程度の割合で混ぜ、それに軽石を2割、くん炭を5パーセント程度加えて混ぜ合わせ、軽石を用いなかった昨年とは違って3、4年前と同じようにしました。

私の栽培方法では、同じ駄温鉢で比較すると3.5号や4号の鉢では根腐れが少なく作柄が安定しているのに対して、5号鉢では根腐れがひどいものが見られることがあり出来不出来の差も大きく感じられるので、軽石を増やしてより水はけの良い用土を作って試してみようと思っています。

昨年は赤玉土6袋とバーク堆肥4袋を用意したのに対して、今年は5袋(4.5袋分程度使用)と3袋ですが他に軽石があるので、全体の量は袋半分くらい少ない程度になりそうです。
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さくらそうの用土

2011-02-02 | さくらそう栽培記録〜2011年
さくらそう栽培に用いられる用土は、栽培環境や管理状況によって求められる性質が変わるため、一概にこれが良いと言えるものではありません。

私の場合、最初は赤玉土(小粒)と腐葉土を6:4あるいは7:3の割合で混ぜたものでした。
その後くん炭を5パーセントから1割程度加えたものになり、さらに小粒の赤玉土と同程度の大きさの軽石あるいは桐生砂、富士砂など粒が崩れにくい用土を1~2割加えたものになりました。

腐葉土に混ざっている木の枝が根腐れの原因の一つではないかと感じるようになり、試験的に取り除いてみると根腐れが軽減されましたが、3袋や4袋の腐葉土から小枝を取り除くのはかなり面倒なので樹皮が主原料の堆肥に変えました。

くん炭、粒状の砂ともに用土の通気性と排水性を向上させて根腐れを防ぐ目的で加えたもので、かなりの効果が見られました。
昨年は砂(軽石など)を加える代わりに水やりの調節で何とかならないものかと考えて試してみましたが、例年以上の暑さもあったのでしょうが根腐れが目立ってしまいましたので、今年は元に戻します。

ここまで自分で混ぜ合わせる用土について記しましたが、さくらそうは園芸店やホームセンターで販売されている草花用の培養土でも、かなり良く育ちます。
ただ、多くのものは水保ちが良いためか葉が大きく育ちやすい傾向が見られました、開花時の鑑賞ということを考えると個人的にはギリギリ許容範囲かなと思いましたが、これは栽培者の好みによって違ってくることです。

草花用培養土と言っても数多くの商品があり、用いられている原料も様々で、価格もピンからキリまでという感じですが、私は10年以上前に安価なもので極端に水はけが悪く植物の成長が著しく悪かったものに当たってしまった経験があり、その後はあまりに安いものは避けています。

12~14リットルで500~600円、20リットル程度で1000円前後のものを数種類試した限りではいずれもよく育ち、私が混合した赤玉土主体の用土ではそれには及ばないかなと感じられるほどの芽や根の成長ぶりでした。

赤玉土と腐葉土あるいは堆肥、軽石、くん炭を用いた用土の場合、比較的価格にばらつきのある赤玉土や腐葉土・堆肥を極端に高くも安くも無いものを選ぶと、概ね14リットルで400~450円程度になりますから、上記の培養土に比べると割安です。
しかし作る量が少ないと材料が中途半端に余りやすいものですし、鉢数が多くなくて用土が5袋以下で済むのならば草花用培養土で良いかなと私は思っています。
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さくらそうの植え替えた鉢の置き場所

2011-02-02 | さくらそう栽培記録〜2011年
画像の棚の下の見えているのは12月に植えつけた鉢です。

用土を準備する前だったので、他の鉢とは違って草花用の培養土に軽石と鹿沼土(小粒)を少しずつ混ぜた用土です。
鹿沼土を使ったのは、その時たまたま赤玉土を切らしていて鹿沼土が残っていた、というだけです。

棚の上段や下段の手前に置いてある植えつけ前の鉢は、土が凍っても霜柱が立っても問題は無いのですが、植えつけ後の鉢では土が軟らかいためか霜柱によって芽が地上に出てしまうことがあるほか、凍ったり解けたりを繰り返すうちに赤玉土の粒が崩れてしまうので、家の南側の棚の下に置くことで多少なりとも寒さを避けています。

棚下は寒さを避けられる代わりに日当たりが悪いので、葉が出てきたらなるべく早く日当たりの良い場所に移す必要があります。
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