さくらそう(日本桜草)の園芸品種に、'越路の雪'というものがあります。
私は育てていませんが、美しい白花です。
ところがこの品種、私の目がおかしいのでなければ、書籍「色分け花図鑑 桜草(学習研究社2006年2月初版)」には、花筒が薄く紅紫色に色付いていると見える写真が掲載されており、どうやら間違った写真が掲載されてしまっているように思われます。
しかも、花弁の裏側や蕾にも淡い桃色に見える部分があります。
この品種名を改めてインターネットで検索してみたのですが、花筒が赤紫色を帯びた花の画像などは見つかりません。
そして、上記の書籍の記述にも、純白色とあります。
私は写真を疑いもせず信じ込んでいて、とんでもない勘違いをするところでした。
この本の著者の方と、写真を提供され記述内容にも関わられたと思われる愛好家団体の方々には申し訳ないのですが、類似品種を見分けるのには役立たないのではないかと思います。
それは、この本が悪いというのではなく、そもそも栽培状況や気候の影響などによって花には変化が現れるものですし、微妙な違いを写真(デジタル画像を含めて)で見分けようなどというのは無理があると考えられるからです。
もちろん、著者の方も写真を提供された団体の方々もそれを理解されているようで、私の見落としでなければ、品種の識別に使えるなどとはこの本のどこにも書かれてはいません。
ただ、少ないながらもそうした目的で使っている人も、いることはいるようです。
書籍やインターネットからの情報、同好の先輩方からの情報、いずれにしても、一つだけではなく複数の情報源によるものを照合した上で、判断することが重要だと改めて思い知らされました。
私は育てていませんが、美しい白花です。
ところがこの品種、私の目がおかしいのでなければ、書籍「色分け花図鑑 桜草(学習研究社2006年2月初版)」には、花筒が薄く紅紫色に色付いていると見える写真が掲載されており、どうやら間違った写真が掲載されてしまっているように思われます。
しかも、花弁の裏側や蕾にも淡い桃色に見える部分があります。
この品種名を改めてインターネットで検索してみたのですが、花筒が赤紫色を帯びた花の画像などは見つかりません。
そして、上記の書籍の記述にも、純白色とあります。
私は写真を疑いもせず信じ込んでいて、とんでもない勘違いをするところでした。
この本の著者の方と、写真を提供され記述内容にも関わられたと思われる愛好家団体の方々には申し訳ないのですが、類似品種を見分けるのには役立たないのではないかと思います。
それは、この本が悪いというのではなく、そもそも栽培状況や気候の影響などによって花には変化が現れるものですし、微妙な違いを写真(デジタル画像を含めて)で見分けようなどというのは無理があると考えられるからです。
もちろん、著者の方も写真を提供された団体の方々もそれを理解されているようで、私の見落としでなければ、品種の識別に使えるなどとはこの本のどこにも書かれてはいません。
ただ、少ないながらもそうした目的で使っている人も、いることはいるようです。
書籍やインターネットからの情報、同好の先輩方からの情報、いずれにしても、一つだけではなく複数の情報源によるものを照合した上で、判断することが重要だと改めて思い知らされました。