サクラソウの増し土

以前は増し土は花が咲き終わってからで良いのかなと思って花後にまとめて作業していて、それで特に問題なく翌年の花が咲いていました。
しかし、気温が高い日が増えているためか、5月末ぐらいには葉が枯れてしまう株の数が毎年少しずつ増えているような印象で、年によって差がありますが芽が出る季節や開花などサクラソウの生育時期が全般的に10年ほど前と比べて1～2週間程度早くなりつつあるように思います。

そのため昨年からは根茎が見えてきたらなるべく早く作業することにしており、今日現在で全体の3分の1程度の鉢の一回目の増し土を済ませました。
作業時に手で花茎を折ってしまわないか心配だったのですが、ちょっと触ってしまった程度では茎が曲がるくらいで、折れてしまった事は今までに一度もありません。

数年前から、根茎が見えていなくても葉柄や花茎の元の方を見ていると、「根茎がもう少しで土の上に出てきてしまいそうだな（株元からフラフラ揺れてしまいそうな感じ？）」と何となくわかるようになったので（思い違いかもしれません）、そのような株にも増し土していますが、特に悪影響は見られません。

さくらそう‘旭鶴’

‘旭鶴’（あさひづる）
薄い桃色（とき色・トキの羽の色に由来するそうです）、幅の広い桜弁、抱え咲きの花です。
大輪の花で、花弁は平咲きに近いくらいに開くため、とても大きく見えます。

昨年花が咲いていない苗を購入したものですが、今年は開花芽2芽と小芽2芽程に増えました。