秘境という名の山村から(東祖谷)

にちにちこれこうにち 秘境奥祖谷(東祖谷山)

奥祖谷晩秋点描 暮らしの晩秋 

2012年10月26日 | Weblog
秋ふかみもみじの末になりにけりうき世を惜しみ散るを躊躇ふ

ひとりねの庵の夜更けは身にしみて今宵の月の冴えし山の端

うき身こそ愛ひ暮らせし齢かな星降るさとに年を経るらむ

限りなき名ごりを惜しむもみじ葉を秋かぜ吹きて散らし行くなり

いろり火を焚きて備えし秋時雨

冬近し山に居る間に老訊ね


はやくも、秋は盛りを過ぎて晩秋の趣が漂い、山は初霧氷の衣を纏い

冬の訪れを日一日と濃くして、山里の人たちは冬の備えを始めた

冬枯れの風景が迫り来ると山々も訪れる人たちも少なくなり、静かな

佇まいになって、寂しさや侘びしい思いが募ってくるものだ

















テラオ兄さん写真






















































コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 菜菜子の気ままにエッセイ(... | トップ | 奥祖谷晩秋点描 暮らしの晩秋 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事