山から山、里から里、へと渡り歩いて山の風景を好ましく思っているぼくにとって、
山頂から予期しない思わぬ風景に出くわすと、自然と風景にこころが震撼としてしまう、
樹間から眺望するのは何時もの山々ではなく、小島を配した海原に、え、ここからと驚愕して、
戸惑うことすらある、間をおいて、ゆすらゆすらと波打つように、こころが揺さぶられて
なんとも云い難い新たな境地へと誘ってくれる
それは、闇のなかを潜り抜けて、トンネルを出たときのようなまばゆい新鮮さである
まさしくこのような風景に魅せられることこそ、「魂の救急箱」、のようなものだ
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