飛行機さつえい奮闘記
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引き続き、1月8日の札幌旅行記となります。
この日はサッポロビール博物館のプレミアムツアー予約を入れていました。
人気のこのツアー、オンラインでは既に予約は埋まっていたのですが、3日前に見てみると空席が!
この日は土曜日でなかなか予約が取りづらいのですが、うまくキャンセル分に滑り込めたようです。ラッキーでした!


2日目は札幌市営地下鉄で移動します。札幌市営地下鉄は一日乗車券が830円で販売されていますが、土日祝日は『ドニチカキップ』という名称で520円で販売。
地下鉄の初乗り料金は210円。3区間乗ると簡単に元が取れてしまいます。
大通駅から東豊線に乗って東区役所前駅まで。


サッポロビール博物館は東区役所前駅から歩いて10分ほど。雪に覆われた住宅街をテクテクと歩いていきます。


おぉ。除雪のショベルカーです。最近は大雪で排雪が追い付かず、札幌の街は毎日渋滞が続いているようです。


滑らないようにのんびり歩いて15分ほど。サッポロビール博物館に到着しました。
『麦とホップを製すればビールという酒になる』と書かれた大樽。
北海道開拓を託された開拓使がこの地に『開拓使麦酒醸造所』を開業した際に積み上げられた樽文字を再現しています。
当時の工場のキャッチフレーズのようなもの、今でいう『乾杯をもっとおいしく。』のような感じですね。


この赤レンガの建物は、1890(明治23)年に札幌製糖株式会社の工場として竣工しました。
1903年5月、札幌麦酒が買収し、ビールの原料となる大麦を麦芽にする製麦所に改修。
1905年4月に操業を開始しました。1965年1月に閉鎖されるまでの60年間、製麦所として使われていました。
屋根の頂上には開拓使のマークである赤星が輝いています。


実はここに来るのは2度目。初めて来たのは2016年の秋。この時は何も調べず早く来たら11時半よりオープンで引き返しました。


1階カウンターで受付、プレミアムツアーの参加料は500円です。
プレミアムツアーでは、6K映像で開拓の歴史を振り返る『プレミアムシアター』のほか、貴重な展示品をガイドさんの解説を聞きながら見学することができます。
そして最後にはサッポロビールの主力商品、『サッポロ黒ラベル』と、創業当時のビールの味を再現した『復刻札幌製麦酒』の飲み比べ試飲が体験できます。


プレミアムツアーは渡されたカードを使用して3階のフラッパーゲートを通ります。
プレミアムシアターでは開拓使による札幌製麦酒ができるまでの道のりを。これが紆余曲折で感動するのです。


プレミアムシアターを出ると、2003年まで実際に仕込みに使われていた巨大なビールの煮沸釜。屋根はそのまま煙突に繋がっています。


元々、サッポロビール札幌工場で使用されていた釜で、現在はステンレスの窯を使用しています。
ビールの仕込時に麦汁を煮沸させるためのもので、この工程が味や香りに大きな影響を及ぼします。
ホップを加えて煮沸することによって独特の苦味と香りがつけられます。
この煮沸窯は国立科学博物館が主催する未来技術遺産に登録されています。


ステンドグラスにはビールの原料である麦とホップ。


サッポロビールの歴史をパネル形式で当時の品と合わせ、わかりやすく展示されています。


日本初のビールはサッポロビールの前身である『開拓使麦酒醸造所』により醸造。
当初は東京で製造を試みたのですが、ドイツ醸造法による、低温で発酵・熟成させたビールを作るためには、当時は大量の氷が必要となり、札幌の地が選ばれたとのこと。




サッポロ黒ラベルの移りかわり。現在の『生ビール』が販売された当初は『サッポロ瓶生ビール』という名前でした。
ラベルが黒色であったことからお客さんから『黒ラベル』の愛称で呼ばれ、1989年、正式にブランド名として採用されました。
『黒ラベル』という名前の名づけ親はお客さんなのです。


さて、お待ちかねの試飲コーナーです。まずはサッポロ黒ラベル。


そして創業当時のビールの味を再現した復刻札幌製麦酒。


右がサッポロ黒ラベル、左が復刻札幌製麦酒。おつまみ付きです。
サッポロ黒ラベルは安定のおいしさ、私は各社ビールの中でサッポロ黒ラベルが一番好みなのです。
復刻札幌製麦酒は日持ちをさせるためホップを多く入れており、濁りと苦みが強いのです。
これにてプレミアムツアーは終了。500円で盛りだくさんな楽しいツアーでした。しかし、これだけではサッポロクラシックが飲めないので…


もう一周、自由見学をしてまた試飲会場(スターホール)へ。


サッポロクラシックは北海道の地で生まれたサッポロビールが、北海道の方にに感謝の気持ちを込めてつくった北海道限定ビール。
麦とホップのみで作られています。サッポロ黒ラベルを超えるほど、私は大好きなのです。


3種飲み比べセット(800円)をオーダーしました。左から黒ラベル、サッポロクラシック、復刻札幌製麦酒です。
左にいくほど苦みが強くなります。やっぱり私は真ん中のサッポロクラシックが一番おいしいと感じる、飲み比べでした。


椅子にはサッポロビールのロゴがくりぬかれています。昼間から大好きなビールを飲む…至福のひと時でした。


お土産コーナー。サッポロクラシックのビールゼリーが入ったチョコレート。


私は右側のサッポロビール博物館限定のマグネットを記念に買っていきました。
敷地内には、「サッポロビール博物館」の他に「サッポロビール園」「ガーデングリル」「アリオ札幌(商業施設)」「北海道日本ハムファイターズ屋内練習場」があり、一日中遊ぶことができます。


札幌市営地下鉄に乗り、時間つぶしの市内観光。せっかくなので開拓使ゆかりの建物をめぐってみることにしました。
まずは旧北海道庁(赤れんが庁舎)。


道端に落ちていた『写ルンです』のゴミ…なんだか北海道の形に見えません!?


中島公園に行こうと地下鉄に乗るも、南北線と東豊線を間違え豊平公園に着いてしまいました。大通駅まで戻って乗り換えて中島公園。


この先は池のようですが、完全に雪で覆われてわからなくなっていますね。


開拓使ゆかりの建物巡り、豊平館。ここは開拓使直営の西洋式ホテルです。
どことなく函館の旧函館区公会堂に似ていますね。


空は晴れているのですが、大粒の雪が降ってきました。ホテルにチェックインしましょう。
次回はベッセルイン中島公園にチェックイン、そして夜の札幌の街をお散歩します。

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