福沢諭吉は、『文明論之概略』の中で、「数千年の久しき今日に至るまで、孔孟の道を政に施してよく天下を治めたる者なき」として、どの時代にあっても、「到底事実に行はる可からざるの策」と述べています。
孔子、孟子の教えが政策として実現されるならば、政治家も市民も実践するなら、どんなに豊かな国になるだろうかと今まで思ってまいりましたが、それが行われない構造があるのだいうことに気づかされました。
福沢諭吉の儒学に対する批判も、そのあたりが関連しているのかもしれません。
『「文明論之概略」を読む』(丸山真男著、岩波新書)を読み進めているところですが、非常に気になった箇所なので、メモとして書き残します。
孔子、孟子の教えが政策として実現されるならば、政治家も市民も実践するなら、どんなに豊かな国になるだろうかと今まで思ってまいりましたが、それが行われない構造があるのだいうことに気づかされました。
福沢諭吉の儒学に対する批判も、そのあたりが関連しているのかもしれません。
『「文明論之概略」を読む』(丸山真男著、岩波新書)を読み進めているところですが、非常に気になった箇所なので、メモとして書き残します。
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