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「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

重い障がいがあってもなんらの不自由なく生きていける社会を。努力すべきは、その子ではなく、私たち全員。

2016-07-29 17:22:26 | 医療
 どんなに重い障がいを持って生まれたとしても、その子の生はかけがいの生であり、その生が豊かなものとなるように、精一杯のサポートをしていくのが医療者の役目だと考えています。

 一方的に、重い障がいがあるから不幸と決めつけられるものでもありません。
 その子の必死に生きる力強さは、家族そして医療者に常に勇気を与えて下さいます。

 障がいのある子が、みな社会的自立ができなければならないということでもないと考えます。
 全員が全員できるようになるのは現実的には難しいと思います。
 できる子もあれば、できない子もいる。

 できなくても全然構わない。
 たとえできなくともなんらの不自由なく生きていける社会であらねばならい。
 努力するべきは、その子では決してありません。
 その子を抱えるその家族でもありません。
 逆に、できない子を、その家族だけで抱えてしまうことのないようにしなければなりません。
 努力するべきは、私たちの社会であり、私たち全員です。

 
 できなくともその子が困らないようにしていくのは、社会の役目でこそあります。
 できなくても、その子なりに生を全うしていくことを全力でサポートしていく社会でありたいものです。

 小児科医師として私自身も、そして当院も、全力でサポートする社会の一構成要素となれるよう、これからも頑張って参る所存です。
 声を届けていただきたいです。
 一緒に解決に向け、考えさせていただく所存です。
 共生するとは何か、排除しないこととは何か、全員参加するにはどうしたらよいか、これからもずっと考えて参ります。

 そして、このような同様な犯罪は、決して繰り返させません。
 そのような犯罪者を、地域の力でサポートすることで、病気を原因には、生み出させません。
 病気が原因ならば、信頼できるひとが見守ることで、治癒の方向に向かわせることは可能だと考えます。信頼できるひとが一人でもいれば。

 また、この地域には、犯罪者、テロ行為者の付け入る隙を絶対に与えない。
 精一杯体を張って守らせていただきます。
 町会自治会・学校・商店街・警察・消防などとも連携しつつ、地域の力で未然に防いで参ります。
 (なお、傍論ではありますが、そのような犯罪者にGPSを埋め込むような手法は、予算の無駄遣いであり、百害あって一利なしだと私は思います。)

平成28年7月29日

小坂こども元気クリニック・病児保育室院長
中央区議会議員

小児科医師 小坂和輝

 
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