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「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

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社会学の可能性に期待する者の一人として、『社会学的想像力』(著者 C・ライト・ミルズ、原著1959年。訳者 伊奈正人・中村好孝 ちくま学芸文庫)を読む。

2022-05-04 11:09:36 | シチズンシップ教育

 この1年の間で、社会学の可能性を感じる機会が、3回ほどあったため、手にした本。

 『社会学的想像力』 著者 C・ライト・ミルズ、原著1959年。訳者 伊奈正人・中村好孝 ちくま学芸文庫 2017年第1刷、2021年第4刷

 結構難解な本でした。

 社会学でも、「価値ということが問題になるんだ」と思った箇所。
 著者は、社会科学における価値判断がどうあるべきかまでは、引用箇所では述べていませんが、いずれにしろ、慎重に取り扱うべきものであることは、伝わってきます。




 「第5章 官僚制のエートス」の箇所では、

 ポール・ラザースフェルドを引用しながら、社会学者になろうとする学生に、注意すべきことを述べられています。
 私が、社会学の可能性を感じることとは、抑制的な(社会学がなんでも解決できるというものではないというような)方向性で書かれています。



 現在、読んでいる途中で、気になった点をあげてみました。

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