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「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

赤ちゃんと一緒に気軽に図書館へ、赤ちゃん連れ優遇タイム!中央区立図書館にも。

2011-08-19 10:40:44 | マニフェスト2011

子どもができるとその子育てに追われてしまい、いわば社会と孤立してしまうことにもなってしまいます。

 赤ちゃん連れだと、訪れることができにくい施設も増えてしまいます。
 図書館や美術館など文化施設もそのひとつ。

 逆に赤ちゃん連れ優遇の時間を設定する取り組みは、孤立する子育てを解消することに貢献するのではないかと考えます。

 知と接することは、心が豊かになり、子育ての意欲も高まっていくものと思われます。

 地域で子育てを謳うのであれば、赤ちゃん連れを歓迎する地域でありたいものです。

 杉並区の中央図書館は、毎週火曜日午前10時から正午を赤ちゃん連れ優遇の時間としました。

 中央区の場合、三つの図書館があります。
 曜日を変えて一定時間例えば午前中の二時間などに設定するなら、週に三日、どこかしらの中央区の図書館へ、赤ちゃん連れの親御さんが訪れることができます。

 積極的に導入していきたいものです。

<杉並区で赤ちゃん連れ優遇時間設定を報じた日本経済新聞の記事(2011/08/18)>

 

*****日経新聞掲載翌日の朝日新聞による記事(2011/08/19)******

http://mytown.asahi.com/tokyo/news.php?k_id=13000001108190001

図書館 親子も気軽に

2011年08月19日

◆杉並区が「あかちゃんタイム」

 幼児連れの親子でも、気兼ねなく図書館が利用できる「あかちゃんタイム」を、杉並区立中央図書館(杉並区荻窪3丁目)が今月から始めた。育児中の母親たちの外出の機会を増やす狙いもある。

◇利用者に周知、相談相手も

 16日から始まったあかちゃんタイムは、毎週火曜の午前10時から正午まで。小学生未満の幼児連れの親子や保護者に限って、私語を慎み、静かに本や雑誌を読む図書館のルールの対象外にする。ポスターやチラシ、館内アナウンスであらかじめ利用者に周知し、幼児が館内を歩き回るなどしても「大目に見てもらう」など、他の利用者に協力してもらう。

 「子連れでもゆっくりと図書館を利用したい」「周囲の迷惑を考えると自分の本をゆっくりと選べない」。今年3月、図書館の利用者懇談会で寄せられた意見がきっかけ。児童向けの本の種類が多く、しかも無料で読める図書館は、親子連れにとっては絶好の遊び場。一方で、幼児はじっと静かにしているのが難しく、親は周囲に気をつかってしまう。

 「区内の他の図書館では、他の利用者に『静かにしろ!』と怒鳴られ、泣きながら帰った幼児連れのお母さんもいた」と中央図書館の堀川直美次長(52)。中央図書館には子ども向けの読み聞かせコーナーもあるが、別室ではないため、子どものはしゃぐ声は館内に響いてしまうという。

 16日は普段2、3組という親子連れが20組近く訪れた。「楽しみにしていた」「いつもは静かにしなければと気にしていたので、安心して利用できる」といった声が親たちから寄せられた。

 あかちゃんタイムの時間帯にはボランティアもいて、親たちの手助けをするほか、子育てに関する話し相手も務める。

 「子供が小さいうちは周囲の迷惑と考えて、家に閉じこもってしまうお母さんたちに、外に出て地域とのつながりをつくってほしい」と堀川次長。10月4日まで「強化月間」として取り組みを続け、利用者の反応を見て継続を検討、区内の他の図書館へも広げたいという。
(石原剛文) 

 

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「独立、不偏、学派なし」の中立的助言を科学者が行ってこそ、科学的根拠に則った政策決定ができる。

2011-08-19 08:45:50 | マニフェスト2011
 私の命題のひとつ、「政治は、科学の結論をゆがめてはならない。」

 科学的根拠に則って、政策決定をしていかねばならないと考えます。

 その時に乗り越えねばならない壁は、常識的な科学的結論であれば問題ないが、科学者の間で意見が割れる場合にどのように対応していくべきかということがあります。


 その壁を乗り越えるべき提言を、吉川弘之氏(東京大学元学長)がなされていました。(日経新聞2011/08/18)

 吉川氏は、科学者が行政に行う社会的助言は、「独立で、偏りがなく、どの学派も代表しない」という中立的助言でなければならないといいます。
 もし、一人ひとりの科学者が自己の考えをそのまま助言すれば、学会の中での学問上の対立が社会に持ち込まれて社会的紛争を拡大してしまうとしています。
 そして実際、「わが国でも、公害、薬害、食品衛生、干拓、ダム建設などにおける科学者間の解釈の違いが政策決定の差違を強化して社会的紛争を激化させ、被害や社会的損失を拡大してしまった例が多くあるが、残念ながらこれらから学ぶことがなかった。」と述べられています。
 今回の低容量放射線被ばくの人体への影響の問題でもあてはまると私は考えています。

 吉川氏は、中立的助言をつくるための場として、「科学アカデミー」を提唱されています。
 例えば、正解の科学アカデミーである国際科学会議(ICSU)が温暖化に取り組んだ例を挙げています。

 吉川氏が抱く日本の科学アカデミーのイメージは、以下。


 真の意味で、日本の「科学アカデミー」を築きあげねばならないと考えます。
 国の段階でも、地方自治体の段階でも。

 おそらく、科学的根拠ということの政策を進める上での重要性は理解されているからこそ、都合のよい科学的根拠を述べる御用学者が、行政で幅を利かせているのでしょう。
 科学の真理の追及を求める皆様は、日々のご自身の研究が忙しく、政策決定にまで手がける時間的物理的余裕がない状況に多々あられることでしょう。
 気をつけねば、中立的助言を述べるべく科学アカデミーも御用学者で占められてしまっては、元も子もなくなります。

 市民に開かれた、オープンな議論ができる環境をつくることが、真の科学者が集う科学アカデミーを築く第一歩であると私は考えます。

*吉川弘之(よしかわ ひろゆき)氏:33年生まれ。東京大工卒。工学博士。専門は、設計学、信頼性工学。
 
 
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区民参加型事業評価制度、千代田区民4%二千人事業評価アンケートと「区民参加会議」結果は予算に反映

2011-08-11 00:45:35 | マニフェスト2011
 行政の施策に民意をいかに反映していくべきか。

 東京都千代田区の取り組みは、参考になる一つの例であると考えます。



*****日経新聞、東京面(2011/8/10)******
http://www.nikkei.com/news/local/article/g=96958A9C889DE1E1EAE1E2E7EAE2E2EBE2EAE0E2E3E39EEAE1E2E2E2;n=9694E3E4E3E0E0E2E2EBE0E0E4E7

千代田区、区民2000人が事業評価 アンケート形式導入
2011/8/10 5:59




 東京都千代田区は、区民参加型の事業評価制度を導入する。無作為で抽出した区民2000人に事業の必要性についてアンケート調査を実施し、希望者には実際に会議に参加して職員と直接議論してもらう。2000人規模の多数の住民に意見を求める自治体の事業評価制度は珍しい。評価の結果は来年度の予算編成への反映を目指す。

 政府が実施して話題になった「事業仕分け」では会議は住民に公開されるが、行政や有識者が議事の進行をリードし、住民の意見は直接反映されないケースが多い。都内では杉並区や品川区、町田市などが事業仕分けを導入している。千代田区の評価システムは区民が事業評価に直接参加できるのが特徴で、事業仕分けとは異なる。

 今年度の評価の対象は10事業。マンションの備蓄物資購入に補助する「マンションの防災対策」、連合町会などの活動に助成する「地域コミュニティ活性化事業」など。大震災を機に区民の関心が高まっている事業や生活に身近な取り組みを重点的に選んだ。

 評価に先立ち、8月中旬までに区の総人口(4万8000人)の4%強に相当する2000人にアンケート調査を実施する。対象者は無作為で抽出する。各事業の概要と、その事業について1人あたり税金がいくら使われているかを提示。「評価する点としない点」「区が直接やるべきか、民間がやるべきか」などについて選択式で回答する。区は世論調査と同じ5割程度の回収率を見込む。

 区民が区職員と直接議論する「区民参加会議」を設ける。回答者の中から参加希望者を各事業につき5人ずつ募る。会議は8月下旬から9月上旬にかけて公開の場で開く。外部有識者が進行役として参加し、区職員と区民の対話がスムーズにいくよう誘導する。

 最終的には外部有識者が、アンケート調査の結果や会議での議論の内容を総合的に判断して評価する。「検討の結果はできる限り、次年度以降の予算編成に反映したい」(政策経営部)としている。区民に事業評価への参加を促し、事業への関心を高める狙いもある。

 しかし自治体のこうした取り組みは、選挙で選ばれた議員の判断が軽んじられ、議会が空洞化するとの見方も出ている。評価結果と議会の議論をどう両立させるかが課題になりそうだ。

以上
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まちの声、どしどし、お届けください。

2011-04-26 15:40:50 | マニフェスト2011

 区長マニフェストをつくり、選挙戦に臨みました。

 その方向に沿って、活動をしていきます。

 4年後には、さらにマニフェストがバージョンアップできればと思っています。

 今も届けていただいているまちの声も、反映をさせていただきます。
 まちを回っていますので、どしどしお声掛けください!

 選挙期間中は配布できませんでしたが、終わりましたので、改めて区長マニフェストを、院内で配布しております。
 ご希望の方は、ご連絡ください。
 メール:kazuki.kosaka@e-kosaka.jp

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中央区長選挙 反省すべきこと 投票率45.59%(前回46.70%)

2011-04-25 09:38:44 | マニフェスト2011

 多くの皆様に関心を抱いていただけるような選挙ができなかったこと、私の大いなる反省点です。
 投票率にその状況が現れました。
 
 投票率は、前回の46.70%からさらに低くなって45.59%です。

 有権者97887人中44629人が投票されただけで、半分以上の53258人が投票されませんでした。
 区民の皆様に直接かかわる重要事項が区政で決められているにも関わらず、投票行動へ結びついていません。

 私を含め立候補者やその政策への魅力がなかったこと、区政自体への無関心や信頼が揺らいでいることなどが要因としてあるのかもしれません。  


 
午後8時現在(最終)

中央区議会議員・区長選挙投票速報
投票区投 票 所 名当日有権者数(人)投票者総数(人)投 票 率 (%)前回投票率(%)
平均
1 城東小学校 206 184 390 96 91 187 46.60 49.46 47.95 48.99
2 泰明小学校 212 230 442 78 90 168 36.79 39.13 38.01 34.68
3 京橋プラザ 1,511 1,838 3,349 655 817 1,472 43.35 44.45 43.95 46.92
4 銀座中学校 244 284 528 74 85 159 30.33 29.93 30.11 30.06
5 京橋築地小学校 2,640 3,119 5,759 1,178 1,383 2,561 44.62 44.34 44.47 43.91
6 明石小学校 2,192 2,673 4,865 911 1,067 1,978 41.56 39.92 40.66 44.01
7 女性センター 1,340 1,499 2,839 646 743 1,389 48.21 49.57 48.93 48.58
8 京華スクエア 1,043 1,211 2,254 444 544 988 42.57 44.92 43.83 49.71
9 明正小学校 2,435 2,606 5,041 1,032 1,117 2,149 42.38 42.86 42.63 41.59
10 常盤小学校 239 273 512 126 148 274 52.72 54.21 53.52 47.08
11 十思スクエア 2,089 2,277 4,366 718 795 1,513 34.37 34.91 34.65 34.60
12 日本橋小学校 2,191 2,595 4,786 943 1,149 2,092 43.04 44.28 43.71 46.66
13 有馬小学校 5,047 6,125 11,172 2,225 2,745 4,970 44.09 44.82 44.49 43.36
14 久松小学校 3,189 3,685 6,874 1,253 1,390 2,643 39.29 37.72 38.45 36.91
15 阪本小学校 862 775 1,637 350 348 698 40.60 44.90 42.64 42.70
16 佃島小学校 4,665 5,521 10,186 2,342 2,750 5,092 50.20 49.81 49.99 48.76
17 月島幼稚園 2,146 2,442 4,588 1,189 1,360 2,549 55.41 55.69 55.56 55.75
18 月島特別出張所 2,771 3,075 5,846 1,463 1,738 3,201 52.80 56.52 54.76 54.95
19 月島第二小学校 3,784 4,121 7,905 1,734 2,030 3,764 45.82 49.26 47.62 49.06
20 豊海小学校 4,309 4,462 8,771 1,930 2,102 4,032 44.79 47.11 45.97 54.16
21 晴海区民館 2,741 3,036 5,777 1,279 1,471 2,750 46.66 48.45 47.60 56.14
合 計 区議会議員選挙 45,856 52,031 97,887 20,666 23,963 44,629 45.07 46.06 45.59 46.72
区長選挙 45,856 52,031 97,887 20,664 23,965 44,629 45.06 46.06 45.59 46.70

※区長選挙は計のみの表示となり、投票者数の計とは異なります。

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2011年4月24日 中央区長選挙。結果を受けて。そして希望。

2011-04-24 23:10:00 | マニフェスト2011

中央区長選挙、完全な無所属の一小児科医師でありながら、多くの皆様に御支援頂きました。

感謝致しております。結果を出せず、大変申し訳ございませんでした。

自分自身の力不足の結果です。
ただ、喫緊に迫る中央区の危機、放っておけませんでした。

これからも子ども達の育つ環境がよくなるように、
そして、
築地市場移転問題・復興小学校改築問題・まちづくり・医療福祉の諸課題など今までの取り組んで参りました区の課題解決に向けて、
合わせて復興支援に全力で取り組んでいく所存です。

悔いなしです。

中央区政の希望は、多くの新しい若い力が中央区議会議員として入っていったことです。


*****中央区ホームページより******
中央区長選挙-開票状況
開票状況 23時10分確定
開票率 100%

候補者名(届出順) 党派名 新現元 得票数(票) 当落の別
矢田 よしひで 無所属 現 24,056 当
小坂 和輝 無所属 新 5,893 落
にへい 文隆 区民政党中央みらい 新 5,608 落
高橋 義明 無所属 新 3,840 落
田辺 七郎 無所属 新 3,510 落
※無効票1,720票


中央区議会議員選挙-開票状況
開票状況 0時10分確定
開票率 100%
候補者名(届出順) 党派名 新現元 得票数(票) 当落の別
かわい しほ みんなの党 新 2,307.000 当
石島 ひでき 無所属 現 2,112.000 当
田中 耕太郎 みんなの党 現 1,930.652 当
守本 利雄 民主党 現 1,725.000 当
いその 忠 自由民主党 現 1,630.000 当
田中 こういち 公明党 現 1,547.928 当
鈴木 久雄 自由民主党 現 1,537.000 当
うりう 正高 自由民主党 新 1,432.000 当
山本 りえ みんなの党 新 1,427.000 当
青木 かの みんなの党 新 1,425.000 当
木村 かついち 自由民主党 現 1,411.000 当
植原 やす子 公明党 現 1,347.000 当
高橋 しんじ 無所属 現 1,326.000 当
押田 まり子 自由民主党 現 1,261.000 当
わたなべ 恵子 無所属 新 1,260.131 当
今野 弘美 自由民主党 現 1,211.000 当
奥村 あきこ 日本共産党 新 1,138.000 当
中嶋 ひろあき 自由民主党 現 1,133.550 当
富永 はじめ 自由民主党 新 1,117.000 当
原田 けんいち 自由民主党 現 1,091.000 当
中島 けんじ 公明党 現 1,088.449 当
染谷 まこと 自由民主党 新 1,074.000 当
すみや 浩一 公明党 新 1,058.000 当
堀田 やよい 公明党 新 1,038.000 当
志村 たかよし 日本共産党 現 1,028.000 当
おぐり 智恵子 日本共産党 現 990.000 当
わたなべ ひろとし 無所属 現 966.868 当
石田 ひでお 自由民主党 現 839.000 当
ますぶち 一孝 自由民主党 現 835.000 当
加藤 ひろし 日本共産党 新 814.000 当
太田 太 たちあがれ日本 新 812.000 次
わしず 隆史 自由民主党 現 799.000 落
田中 ゆうか 無所属 新 750.419 落
佐藤 道子 自由民主党 新 625.000 落
武田 やすひろ 無所属 新 382.000 落
宮本 こうじ 無所属 新 295.000 落
ほおざわ しげお 無所属 新 253.000 落
石黒 公章 無所属 新 230.000 落
武石 すなお 無所属 新 163.000 落
※無効票1,217票

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いよいよ、選挙戦。無所属/前中央区議会議員/小児科医師/44歳

2011-04-16 23:59:59 | マニフェスト2011

 いよいよ、明日4月17日から1週間、選挙戦が始まります。

 このたびの立候補に当たっては、ある意味、「リスクを犯すことなく、区議選に出て、区議として活躍した方が区民のためになる」というご意見もいただきました。

 ただ、今までも書いてきましたが、同じ区政をそのまま続けてはならないという危機感にも似た強い思いがあります。
 それを、今の立候補予定者の誰にも託すことなく、自分自身で切り開いていく所存です。
 無所属の小児科学を専門にする一医師の挑戦です。

 

参照→

中央区長選挙に立候補致します。大きな転換点に立つ今だからこそ。

 

http://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/e/81bf2084bee66a8d2fe8f2d6ce94f781

 

 


 本日16日の東京新聞では、「中央区は混戦か」と書かれています。

 

 無所属ゆえ組織に頼らない手作りの選挙戦となります。周りの親御さん達が立ち上がってくださいました。

 たいへん感謝致しております。

 

 以下、十二名の方々が推薦人に名を連ねてくださいました。

 ご期待に添えるように頑張る所存です。

 

 

大学の先生方

花井 等(はない ひとし)筑波大学名誉教授(国際関係論)

三宅 正樹(みやけ まさき)明治大学名誉教授 文学博士(外交史・文明論)

石井 貫太郎(いしい かんたろう)目白大学教授  法学博士(政治学)

坪井 善明(つぼい よしはる)早稲田大学教授 社会学博士(国際開発学)

大西 良雄(おおにし よしお)早稲田大学オープンカレッジ講師

 

地域で活躍されている方々

駒崎 弘樹(こまざき ひろき)NPO法人フローレンス代表理事/内閣官

房「税と社会保障の一体改革」に向けた集中検討会議委員

木下 斉(きのした ひとし)一般社団法人AIA代表理事/内閣官房地域活性化伝道師

山凬 治雄(やまざき はるお)築地仲卸/(株)山治 代表取締役社長

野末 誠 (のずえ まこと)築地仲卸/(株)なり市堺浜会長

三浦 進(みうら すすむ)築地仲卸/(有)鈴友三浦水産

牧野 辰雄(まきの たつお)子どもの環境デザイナー

増田 おさみ(ますだ おさみ)あそび子育て研究協会代表理事

(順不同)

 

 

 選挙期間中は、新たな医師の協力のもと、クリニックも開院し、病児保育も行います。

 今後も、もちろん、医療法人小坂成育会こども元気クリニックの医療や病児保育サービス、子育て支援は、新たな医師の協力のもと、変わることなく続けていくこともまたお約束させていただきます。

 

参照→

今後の『小坂こども元気クリニック・病児保育室』の診療体制について

 

http://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/e/46e82c5690ad47fdc5ef871e8b7b67c8

 

 以下、前回の選挙に臨むにあたっての思いのブログを転載します。

******転載******

http://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/e/930c2aa773626a9861276042b7fb348f

 

中央区候補者38人(予定)の共同作業

まず、はじめに、
この日、中央区議会議員選挙を向かえることができましたことに、
私を支援してくださった皆様、
応援くださった皆様、
協力してくださった皆様に、
お礼申し上げます。
本当にありがとうございました。

3/6大安に立候補宣言をしてから、
様々な奇跡といえるようなことの連続でした。
一度は、病児保育事業の存続のために、
この立候補を取り下げることを区役所に、
申し入れましたが、叶わなかったという
エピソードがございました。

中央区医師会と一線を隔すために、
医師会理事を辞任いたしました。
今は、一医師会員。

NPOフローレンスの理事も、
政治的中立性を明確にするために、
辞任いたしました。
今は、フローレンスの預かった
子ども達の安全をまもる一小児科医師。



一ヶ月の選挙の準備期間。

その短い中で、
選挙の道具がそろっていきました。
これらの道具は、
はっきりいって“作品”です。
おのおのに魂が込められています。
作者の魂が。

選挙事務所看板、
選挙ポスター
選挙はがき
選挙事務所の掲示
選挙公報

選挙の旗印
選挙のチーム・ジャンパー
選挙街宣車

必勝弁当

ホームページ(http://e-kosaka.jp/

マニフェスト


小坂は、この日を向かえることができただけでも、
うれしいです。
でも、うれしがって、満足しているだけでは
なりません。
私には、大いなる責任があります。

皆様の声を形にしていく責任が。


明日から、皆様に、
ご挨拶にお伺いいたします。
中央区全域を回っていきます。

小坂の考えをお伝えしに行きます。
そのとき、是非、皆様の考えもお聞かせ下さい。

応援スピーチ、飛び入り大歓迎です。
皆様の子育ての思いをいっしょにぶつけませんか?
外来やってますと、是非、スピーチを
お願いしたくなる親御さんが、幾人もいらっしゃいます。

応援ウグイス嬢、大歓迎です。

応援スタッフ、大歓迎です。


明日は、
私を“教養の政治学”から
“実践の政治学”に導いた張本人:
石井貫太郎先生
(目白大学人文学部教授、国際政治学)
も遊説に加わってくださいます。
私は、石井先生を尊敬申し上げています。
石井先生と遊説できること、大いに楽しみです。
石井先生の迫力、すごいです。
石井先生の政治学の授業を受けていますが、
90分間、釘付けです。


この選挙戦、
『地盤、看板、かばん』のない
一小児科医に勝ち目があるのか。
純粋に、“無所属”で戦えるのか。
この戦い、
“桶狭間の戦いと”私自身は認識しています。
“一点突破”
『子どもは、地域の宝。
中央区を、子育て日本一の区へ。』

区議は、すべての区民への奉仕者です。
子育てに携わる人へのメッセージだけでいいのかと
思われるかもしれません。
私は、子どもに優しい政策をとることは、
すべての人に優しい政策、街づくりにつながり、
結局は、すべての区民に貢献すると考えています。

子どもの目線を区政に生かします。

私は医師であり、
大人の医療健康政策、福祉政策、
高齢者の医療介護福祉も当然関心があり、
課題を解決して行きたいと考えています。
ただ、焦点がぼやけますので、
積極的には出しません。




この選挙、中央区候補者38人(予定)の
共同作業であるとも、認識しています。
すなわち、投票率が、50%を切るなら、
“全員不信任”だと思っています。
中央区の有権者の皆様が、
投票所に足を運びたくなるような
戦い、主張をしていかねばならないと
思っています。

今の選挙制度では、“棄権”がありません。
候補者に“いい人”がいなくて、
投票所に足を運ばなかった声を反映していません。
棄権票があると、
もっと選挙が面白くなるかもしれません。
棄権票が過半数なら、
その選挙は、無効、
候補者入れ替えて、再選挙。
現在の選挙の投票率が低いのは、
魅力ある候補者がいないという、
“積極的理由”の人も結構いるために
低いのだと私は思っています。

候補者38人の共同作業で、
実のある選挙戦を作って行きたいと
考えています。
少しでも投票率があがるように。



私の事情として、
選挙中、クリニックはどうするのか。
ということが、あります。
私は、病気のこども達をほったらかして、
戦えません。
午前診療と病児保育は通常通り
致します。
午後は、一部時間を短縮して、
診療いたします。

この戦い方は、中途半端にうつるかもしれませんが、
私の考え抜いたやり方です。
私がいない間も、信頼するスタッフが、
皆様に声を届けにお伺いいたします。



政治を“まつりごと”とは、
よくいったものです。
いよいよ、
“おまつり”の1週間がはじまります。

スタッフとは、楽しく戦って行きたい。

ただ、小坂自身は、ぶったおれるまで、
一週間の選挙戦 戦い抜きます。
走ります。
趣味、マラソンです。
来年は、東京マラソンでたい。。。


では、一週間後、
4月23日(月)00:00:01に
お会いしましょう。
さて、結果は如何に?

****以上転載終わり****

 選挙を終えた感想は、

****転載*****
http://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/e/757b339e52bd406143d221061ae27eff

 

 

選挙とは、

選挙とは、
自分自身の選挙活動を通して、感じたことを書きます。

1)立候補する側から見ると
�周りの人に迷惑をかけるもの
支援してくださる人は、自身の仕事の調整をつけ、身を粉にして頑張ってくださいました。また、選挙カー、街頭演説は、大きな音を出し、これは、聞きたくない人にとっては、騒音公害でもあります。また、私は、午前診療と病児保育は通常通り致しましたが、午後の診療を短縮し、かかりつけの患者さんにもご迷惑をおかけました。選挙期間中、大変な迷惑をおかけした分、区議として働いて返す所存です。

�ネットワークが確かなものになるもの
自身の主張をはっきりだしますので、支援者もその主張に賛同かどうか、意見をはっきり出してくださいます。俺が何とかしてやる、私が何とかするという方が現われてくださいました。このような方とのネットワークをこれからどんどん生かしていこうと思います。人生の宝です。

�人の気持ちがわかるもの
朝早くの出勤していく人、朝早くの商店街で準備する人、築地で威勢よく働く人、街で働く人、その人たちの息づかいに直接接することができました。目を合わせ、挨拶していく中で、その方々の、仕事への情熱、思いを改めて認識させていただきました。

�他の候補者との友情・交友が深まるもの
選挙カーが出くわすたびの、お互いの健闘を称えあう行為、先に街頭演説をしていた場合、静かにその場を去る行為など、スポーツマン・シップに似た正々堂々とした戦いは、大変気持ちよく、どの候補者にも近づくことが出来、よかったです。

�体によいもの
結構、歩きました。歩いて、声を出す。人間の基本的な活動です。周りには、日に焼けて、スマートになったと、お褒めいただいています。




2)投票する側から見ると
�迷惑なもの
やはり、選挙カー、街頭演説などは、興味がなければ、うるさいものと思います。しかし、声をとどけるには、有力な手段であり、用いざるを得なく、もどかしさを感じ、やって参りました。赤ちゃんが泣いたというクレームがあり、街頭演説を早々に切り上げたことも、ございました。

�政治に参加するもの
たかが、一票ではあるものの、とても大切な政治参加の手段であります。


3)選挙に関わるマスコミ、その他
�マスコミは、選挙に中立であるべきである。
中央区民新聞というものがあります。
その平成19年4月16日号
これは、まさに選挙期間中の発行のものですが、
そこで、私は、事実無根のことを書かれました。
一面の中央区議選の分析において、

『自民党は、新人一人を公認、民主党も公認・推せんの現職に新人一人を公認。直前になって立候補を決意した月島の医師からの協力要請については断っている。』

私は、どこの政党にも、
それは、自民党であれ、民主党であれ、
公明党であれ、共産党であれ、
公認・推薦をもらうことは、
毛頭考えていなかった。
公認・推薦をもらうつもりは、
一切なかった。

逆に、「しがらみのない無所属」を
売りにしていた。

私にとっては、選挙期間中のこのような記事は、
残念でした。


�暴力で言論の自由を妨害する行為
選挙日当日、特定候補の選挙ポスターをはがされた看板を目にしました。非常に残念な思いでした。

*****以上*****

 

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区長選挙に臨む自分の4つの政治信条 1民意尊重主義 2無所属主義 3直接民主主義 4全員参加主義

2011-04-16 10:07:46 | マニフェスト2011
 このたびの区長選挙。
 臨む自分の4つの政治信条を書きます。
 これは、いままでの無所属区議会議員としても貫いて来たことでしたが改めて述べます。

① 民意尊重主義
“すべては区民の意思に基づいて”
 
 私の政治家としての信条の第一は、徹底的な民意尊重主義です。私が遂行する政治活動のすべては、区民の皆様の意向を反映した形で行います。政治の主権者はあくまでも区民の皆様であり、私たち政治家は皆様から権限を委託された代理人にすぎません。その身分を勘違いしてしまったならば、政治家は尊大な権力者となり、その行われる政治も「政治」ではなく「支配」となってしまいます。
 私は区民のエージェント(代理人)としての自己の身分を決して忘れません。


② 無所属主義 
“どこにも属せず、だからすべてと連携できる”
 
 民意を尊重する政治を行うためには、個別の党派や特定の集団など、一部の人々との利害関係があってはこれを達成できません。特に、政党政治に伴う利権構造や汚職から独立して、すべての区民の皆様のための行政を遂行していくためには、どこにも所属することなく、だからこそすべてと連携できる立場である必要があります。よって、私は、過去・現在・未来を通じて、あくまでも無所属の政治家として活動いたします。


③ 直接民主主義 
“みんなで決めよう”
 
 上記の①②を受けて、区民の皆様のための政治を実現するためには、区政における直接民主主義を実現することが肝要です。すなわち、区長と区民の皆様との間は、政党や業界団体などの組織が介在する間接的な関係だけではなく、“より直接的に”両者が連携する必要があります。そこで私は、「全区民アンケート方式」と「常設住民投票制度」によって、区長と区民の皆様とが直接的につながる直接民主制を確立したいと思います。
 この二つの制度が区民の皆様の意見や利益を集約・表出します。


④ 全員参加主義 
“みんなで実現しよう”
 
 私が掲げる夢は、中央区を「子育て日本一」の地域にし、“世界が見ならう中央区”を実現することです。しかし、この大きな夢は、私一人の力だけでは到底実現することはできません。この夢は、区民の皆様一人一人に協力して頂いて、はじめて実現できるものです。
 どうか皆様のお力をお貸しください。
 皆様と夢を共有し、ともに大きな一歩を踏み出しましょう。

以上、
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区民の皆様とお約束をさせていただきたい私の方針(公約政策集/マニフェスト)

2011-04-15 10:11:58 | マニフェスト2011
 区民の皆様とお約束をさせていただきたい私の方針(公約政策集/マニフェスト)を以下に書きます。
 Ⅰ福祉医療政策、Ⅱ教育政策、Ⅲ産業振興政策、Ⅳ都市整備政策、Ⅴ行財政改革の五本柱となっています。

Ⅰ 福祉医療政策 “子どもと高齢者が元気なまち”
A.子ども達を優しく育む:子育て支援・子育ち支援
◆ 認証保育園と認可外保育施設で保育料負担の差をなくす、保育の質の差をなくす
◆ 保育所待機児童解消、学童クラブ待機児童解消
NPOなどが場所を設けて行う、小規模保育を行う新たな取り組み
(「おうち保育園制度」)にも積極的に取り組む
◆ 保育ママ制度の負担軽減策導入
◆「聖ヨゼフ幼稚園」復活や休園中の幼稚園の再開
◆ ショートステイや病児保育の整備・拡大
◆ 新生児訪問事業、妊婦訪問事業、未熟児養育への個別支援事業の充実
◆ 安心・安全の出産施設整備、既存施設の強化
◆ 予防接種無料化拡大 
おたふくかぜ、水ぼうそう、インフルエンザの予防接種の無料化。接種率の向上も
◆ 子どもを事故から守る
◆ 子どもの住環境調査と提言

B.高齢者が元気:敬老主義
◆ 在宅療養支援と在宅療養を支える人材のスキルアップ
◆ 都市型地域ケアの確立、拠点型のデイケア施設整備、特養待機者解消
◆ 敬老館整備、多世代交流の場づくり
◆ 介護支援サポーター制度導入
65歳以上のかたが、介護支援サポーターとして介護施設でお手伝いをすると
一時間100ポイント=100円相当を地域通貨の形で得ることができる
◆ 教育文化スポーツを楽しみ学ぶことで介護予防
◆ 認知症サポートの更なる充実
◆ 8020運動(「80歳になっても、歯が20本。」)推進強化
◆ 24時間安心安全コール実施・拡大
◆ 成年後見制度の普及、市民後見人を積極的に養成
◆ 孤独死ゼロ達成、独居サポート制度、ケア付き高齢者住宅、小規模特養整備を充実

C.働く人たちが快適に:生きがい支援・やりがい支援
◆ 生涯教育の充実
◆「総合型地域スポーツクラブ構想」、スポーツ振興プラン策定
◆ 健康相談事業拡充、かかりつけ医を持ち健康不安の解消
◆ がん検診、特定健診受診率の向上
◆ 脳卒中、心疾患、肝疾患など医療連携ネットワークの強化
◆ 歯周病予防の取り組み強化
◆ 自殺予防、ゲートキーパー養成、こころの相談体制強化
◆ 禁煙支援
◆ 生活習慣病予防
◆ 健康講座の積極開催で健康知識のさらなる普及

D.保健福祉医療制度が自慢のまち:ノーマライゼーション
◆ 発達障害の早期発見、早期対応、五歳児健診導入
◆ 幼稚園・保育園から小中学校、高等教育機関へと引き継がれる「個別支援計画」
「個別指導計画」の実施、「障がい者支援手帳」作成
◆ 小中学生の障がいのある子もない子もいっしょに放課後が過ごせる場
(児童館、学童・プレディなど)づくり、放課後の居場所づくり
◆ 障がい者の区役所内積極雇用(秘書課など)、業務発注
◆ 障がい者のグループホーム整備
◆ 障がい者の裁判員裁判への参加の支援
◆ 成年後見制度の普及、市民後見人を積極的に養成、法人後見の拡大
◆ バリアフリーの駅、橋、道路、商店街整備推進
◆ ジョブコーチ積極的養成
◆ 入院治療中の病児の東京湾大華火祭招待


Ⅱ 教育政策 “育てて飛躍そして貢献するまち”
A.学力を増進する:スカラーシップ
◆ 幼児期のあそびと教育の充実、幼保一元化の取り組み  
◆ 少人数学級の実現
◆ 小中一貫カリキュラムの推進
◆「中央区教育応援券(仮称)」の発行(教育バウチャー制度)  
◆ メディアリテラシー教育
◆ 健康教育
健康であること、病気を予防すること、生まれてからの人の一生のライフサイクル、ストレス
マネジメント教育をはじめ心理学、心肺蘇生など救急救命法等学ぶ場
◆ 食育
食文化の拠点「築地市場」を生きた教材に
◆ 教員が教育に全力を傾けることができる公的なサポート体制の充実
◆ スポーツ指導体制の強化、公式試合ができるスポーツ施設整備

B.職業意識を育てる:キャリア・デザイン
◆「職業体験型施設」の活用
◆ ボランティア体験の場を積極的に拡大
◆ 社会人による仕事のお話しの積極的開催
◆ 区役所、警察、消防署、郵便局、「築地市場」、企業などの仕事を見学・体験
◆「区民カレッジ」への中高生の参加促進
◆ まるごとミュージアム、中央区観光検定への中高生の参加促進
◆ 地域防災訓練やクリーンデーへの積極参加
◆ 農業体験、桧原村林業体験

C.社会人意識を育てる:シチズン・シップ
◆ 大学教授によるご父兄も参加型の講座開催
◆ 区議会、国会、省庁などの社会科見学
◆ 選挙投票所の立ち会い見学
◆ 成人式には、参政権にちなんだ啓蒙企画
◆ 子ども区議会開催
◆ 待ち歩きイベントで、わが町のまちづくりを考える
◆ 児童館、環境館の児童生徒による運営委員会
◆ 平和学教育、裁判員裁判を見据え法教育

D.道徳倫理観を育てる:キッズ・マナー
◆ 子ども達に礼法を学ぶ機会を作る
◆ 読書推進、図書館整備
◆ 乳幼児のブックスタート奨励
◆ プレイパーク整備
◆ 幼稚園、保育園への出張図書館
◆ あいさつ運動の積極展開
◆ 多世代交流、乳幼児と中高生の交流の場
◆ 不登校、いじめをなくす心のケア(スクールカウンセラーとの連携強化)


Ⅲ 産業振興政策 “育てて賑わうまち”
A.商工業を活性化させる:伝統産業の保護育成
◆ 経費節減や商店街の特色を出すための整備
アーケードの耐震化、太陽光パネル設置、LED導入、カラー舗装、バリアフリー
◆ 特色を出すためのビジョンづくり、地域の核としての商店街
◆ 経済環境に合わせた資金繰り支援、経営戦略構築サポート体制の強化
◆ 伝統産業の職人技術の未来への継承
◆ スカイツリーと連動し、ひとの流れづくり。勝鬨橋をあげる
◆ 日本各地の各商店街や農村そして海外とのネットワークの形成
◆ 地域との連携強化、子どもの体験、子どもの声がひびく商店街
そのきっかけとしての「地域通貨」の導入
◆ 江戸再発見による商店街振興
◆「築地市場」の現在地再整備

B.優良企業を誘致する:新興産業の育成
◆ 商店街空き店舗などに企業誘致
◆ 起業家交流会、人材交流促進
◆ IT 基盤整備
◆ 情報センター整備
◆ 新興国との連携強化、新興国とのビジネス支援
◆ 産官学民連携プラットフォーム
◆ ハイテクセンター整備、知的財産保護や特許申請支援、技術開発支援
◆ アンテナショップ誘致

C.優良人材を育成する:ワークライフ・バランスの推進
◆ 若年者就労支援
◆ 高齢者雇用促進
◆ ワークライフバランス推進企業の認定を拡大
◆ ワークライフバランス推進会議の積極的開催
◆ ワークライフバランスのメッセージを日本に発信するシンポジウム開催
◆ ワークシェアリング奨励
◆ 柔軟な働き方にあった保育環境整備
◆ 就労継続電話相談体制構築
◆ 育児休暇の完全取得を支援

D.起業を奨励する:アントレプレナーシップとイノベーション
◆ 区役所内に「協働ステーション」設置
◆ 協働を推進する団体への資金援助、「住民税1%NPOボランティア支援制度」導入
◆ 協働を推進する団体を立ち上げる人の支援策の充実
◆ 協働を推進する団体から積極的な政策立案を受ける場をつくる
◆ 公益法人改革支援
◆ 恊働の第三者評価機関
◆ 若手起業家のインキュベーションセンター設置
◆ 発明技術展の開催


Ⅳ 都市整備政策 “命を護るまち” “いつまでも住み続けたい まち”
A .安全で便利なコミュニティー:防犯・防災
◆ 災害危機対応連携、心肺蘇生法普及(区長自らも)
◆ 24時間365日の安心コール
◆ 地域見守りネットワークの全区展開
◆ 要援護者の災害時の避難名簿登録実備
◆ 地域と企業との連携による防災、区内事業所の帰宅困難者対策・BCP作成支援
◆ 帰宅難民対策、防災拠点運営委員会における学校・地域・企業・消防団の連携
◆ 階層ごとの備蓄倉庫設置の徹底、震災時にエレベーターの早期復旧に
全力をあげる体制整備
◆ 近隣区との連携強化、災害時協定を結んだ銚子市などとの連携強化
◆ 橋の耐震化の早急なる実施
◆ 東日本大震災被災者の積極的な受け入れと被災地支援

B .環境にやさしいコミュニティー:エコ・ソサエティー
◆ エコシティ積極推進
◆ 地域で地域の緑を育てる仕組みづくり
◆ 障がいのある方々、高齢者の雇用の場としての緑化事業
檜原村間伐材利用での雇用の創出、中央区の森ふれあい村構想推進
◆ 校庭、園庭、公園などの緑化、芝生化の推進。芝生作りによる地域づくり
◆ 公用車、コミュニティバスをエコカーに
◆ 環境教育、子ども環境サミット開催
◆ 風の道づくり
◆ スマートグリッド導入
◆ 環境区民会議の活性化、区民による環境館運営
◆ 間伐材の積極活用

C.美しいまち:伝統・文化・観光の国際都市
◆ まるごとミュージアムに市民が積極的に参加
◆ 電線の地中化の促進
◆ 京橋図書館資料などの貴重な歴史資料の整理
◆ 復興小学校の保存活用をしながらの更新
「復興小学校保存条例」の制定
◆ 中央区の文化振興を考えるシンポジウム開催
◆ 景観行政団体として景観計画策定
◆ 国際交流の推進
◆ 国際観光都市としての基盤整備
◆ 区民憩いの場、生涯学習拠点としての八丁堀スクエア跡地の図書館整備
◆ 区民ホールの音響施設整備

D.まちづくり・まち育て:住民参加
◆ 自転車道やマラソン・散歩が楽しめる遊歩道整備
◆ 住民協議のまちづくり、「まちづくり区民会議」設置
◆ ジオラマを設置し、マスタープランを描く
◆『まちづくり基本条例』の更なる発展
◆ 晴海通り歩行者混雑の解消と新交通機関整備
◆ 朝潮運河護岸整備、ただし朝潮運河架橋計画の見直し
◆ 月島三丁目児童遊園の整備、ただし児童遊園スーパー堤防化計画の見直し
◆ 再開発工事における周辺地域との調整力強化
◆ 高度土地利用の超高層のまちづくりだけではなく、グループホーム等地域貢献施設の
整備を併せ持つ小規模共同建て替えのまちの更新手法への転換
(低層低容積率のまちづくり)
◆「築地市場」現在地再整備と環状二号線地下化の都市計画再々変更、
日本橋上空の高速道撤去


Ⅴ 行財政改革 “区民とともにある区役所”
A. まごころ:Hospitality
◆接遇改善、区役所案内所をまちの「コンシェルジェ」に
◆お子様連れでも安心の来庁できるよう区役所内に「一時預かり保育室」開設
◆ワンストップサービスの徹底
◆24時間365日受付の区民電話相談窓口事業
◆顧客満足度調査
◆すぐやる課の積極展開
◆職員自身の自己向上計画
◆メンター制度導入

B. 開かれた区政 :Open Beaureau
◆会議の迅速な議事録公開、公文書の保管
◆重要な会議の日程、議事録のホームページ上での公開
◆入札における総合評価方式の導入拡大
◆予算編成過程や監査の公開
◆予算書、事業評価などの実費配布
◆審議会報告書は予算特別委員会までに作成。行政評価は決算特別委員会までに作成
◆財産価格審議会設置し区所有の財産の適正評価
◆広報紙の統合、再編

C. 効率化:Restructure
◆適材適所の人材配置、人材育成計画
◆育休取得の奨励、残業時間の削減
◆手続きの効率化、省力化
◆ネーミングライツ等広告収入
◆行政評価の積極的な取り組み
◆事務事業仕分け、歳出削減、区長報酬カット、役所の人員削減
◆外部人材の積極登用
◆ひとつの事業が二つ以上の成果を出せるような連携

D. アイデア豊かに:Brain Storming
◆人材登用のグローバル化、偏りのない人事
◆現場主義、庁舎内・区内の区長キャラバン
◆現場の職員からの施策提案制度
◆タウンミーティング(定例住民集会)開催
◆インターネットを用いた大規模母集団の「区民モニター制度」
◆区が開発の知的資産の特許申請奨励、学術研究発表の奨励
◆IT技術による情報の共有化
◆改善業績の報酬・処遇への反映

以上
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2011・4・24 中央区長選挙 政策ダイジェスト

2011-04-14 09:08:59 | マニフェスト2011


 政策ダイジェストを、こちらでも掲載いたします。
 詳細な項目は、配布中の討議資料「公約政策集(マニフェスト)」にも記載をいたしております。

政策ダイジェスト

5分野の重点政策で“世界が見ならう中央区”を確立します。

①福祉医療政策(Welfare)

子育てしやすさ日本一!

● 待機児童ゼロを多様な保育サービス誘致によって実現します。
● 認可と認可外の「保育料格差」を是正すると共に、幼稚園と保育園の垣根を越え、全ての子どもに幼児教育の機会を提供します。



②教育政策(Education)

教育は未来への投資!

● 少人数学級・グループワーク主体・仕事体験導入で、子ども達の「自ら考える力」を伸ばします。
● 「教育応援券」(塾や習い事に使えるクーポン)を導入し、経済格差が教育格差に繋がることを防ぎます。



③産業振興政策(Industry)

歴史という資源を生かさない手はない!

●築地市場を現在地で再整備し、築地を日本一の観光地とします。
● 歴史ある建物を取り壊さず、中身をリノベーションして活用していきます。



④都市整備政策(Maintenance)

命を護るまちづくり!

● 「市民防災ネットワーク」を創設し、鉄壁の防災力を実現します。
● 区民全員が救急救命できるよう、医師である区長自ら伝道します。



⑤行財政改革(Reforms)

東京の真中が変われば、日本が変わる!

● ムダをなくすため、全ての事業コストをインターネットでオープンにします。
● 「コンシェルジェ職員」配置で脱お役所仕事。「区役所なら相談にのってくれる」という信頼できる役所にします。

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皆様の中央区政に関する課題は何ですか?

2011-04-10 12:14:16 | マニフェスト2011
 さて、来週火曜日12日、東京青年会議所主催の区長選挙公開討論会が開催されます。

 以下、主催者から事前質問をいただきました。

******事前質問*****

2011東京都中央区長選挙公開討論会 立候補予定者に対する事前質問


質問内容
質問1
(1) 貴殿が考える「将来の中央区」のあるべきビジョンをお示しください。そのビジョンについて「テーマ(表題)」を25字以内、ビジョンの内容を300字以内でお書きください。

テーマ:

ビジョンの内容:

(2) その実現のために、特に重要と思われるテーマを1点挙げて頂き、それぞれ300字以内でお書きください。(テーマ25文字以内)

テーマ:

内容 :



質問2 東北地方太平洋沖地震により甚大な被害が発生しております。貴殿が考える中央区の防災のあり方について、その「基本方針」を示し、必要な「取り組み」についてお書きください。(400文字以内、基本方針25文字以内)

[基本方針]:
 
[取り組み]:



質問3
(1) 現在の中央区政の課題を2つ挙げてください。300文字以内




(2)その課題の解決策について具体的にお答えください。300文字以内





以上。


*********

 皆様は、いかに回答なさいますでしょうか。

 以下、自分の回答を掲載致します。

 字数の制限(わずか300字での回答)や、課題の選択が2つということで、限られた中で回答せざるを得なかった状況は、ご理解願います。


*********小坂の回答*******

質問1
(1) 貴殿が考える「将来の中央区」のあるべきビジョンをお示しください。そのビジョンについて「テーマ(表題)」を25字以内、ビジョンの内容を300字以内でお書きください。

テーマ:子どもは地域の宝、子どもが健やかに育つ社会(25字)

ビジョンの内容:子どもが身も心も健やかに育つこと、障がいのありなしに関わらずに、本来持った可能性を最大限のばすことができる、その伸びていくなかでなんらかの障害が社会の中で生じたならば、その障害を取り除くべく先頭に立って即座に対応する中央区でありたいと考えます。今、子どもを取り巻く現代の環境はたいへん厳しいものがあり、核家族化の進行で最も重要な家族の機能でさえ低下してきています。「子育てと仕事の両立が当たり前の社会」「子どもの病気や学校行事などの事情で、仕事を休むことが許され、それが当たり前の社会」でもあるべきです。子どもの目線に立ったまちづくりは、すべてのひとにやさしいまちであり、これを目指します。



(2)その実現のために、特に重要と思われるテーマを1点挙げて頂き、それぞれ300字以内でお書きください。(テーマ25文字以内)

テーマ:子どもの成長を一貫して支える子育て・子育ち支援策(24字)

内容:
 母親が孤立して子育てすることをなくすために、まず、安心して子育てできる環境整備が必要。子ども達には、早くから感性が豊かになる場を提供、特に、本との触れ合いが大切。学童期には、食習慣や運動習慣をみなおし、休まずに学校に通える丈夫な体作りを目指します。学童期も、読書を大切にするとともに、子ども達一人ひとりの可能性が伸びる教育をいたします。学童期・思春期にはこころの悩みが生じる時期でもありますが、十分対応できる体制作りを行います。また、社会参加の準備期として様々なきっかけ作り(職業体験、ボランティア体験、シチズンシップ教育)を行います。
 このように発達段階に合わせた重要課題に区が率先して取り組みます。



質問2 東北地方太平洋沖地震により甚大な被害が発生しております。貴殿が考える中央区の防災のあり方について、その「基本方針」を示し、必要な「取り組み」についてお書きください。(400文字以内、基本方針25文字以内)

[基本方針]:最悪の状況も想定し、命を必ず護る減災のまちづくり(24字)

[取り組み]:
 私も被災翌週から3度石巻市に入り災害医療活動を行う中で、現在の区の想定を遥かにこえた事態に備える必要性を実感しています。区の緊急総点検を、原発事故悪化等あらゆる危機の想定も入れまず実施すべきです。
 防災拠点の再点検が最重要課題。地域住民の避難所である防災拠点が、震災時帰宅困難者であふれる可能性があり、企業自体の帰宅困難者対策強化も盛り込んだBCPの配備徹底が必要。防災拠点の運営自体も地域―行政―学校―消防団そして周辺企業の連携のもと、日頃からの活動強化も重要。自助共助で命を守るため、救命救急講習を充実強化し、この点では、医師である私自ら住民の皆様にご指導させて頂きます。
 医療面で個人開業医は機能せず、聖路加国際病院が野戦病院化することが最悪想定されます。地域中核病院と開業医との連携強化と災害防災協定を結ぶ市との日頃の交流からいざというときのスムーズな医療を含む相互連携体制の構築が求められます。
 




質問3
(1) 現在の中央区政の課題を2つ挙げてください。300文字以内
①(課題1)
 中央区の民主主義のありかたそのものが重要課題です。以下二例。
 「計画ありき」でまちづくりがなされ、住民の声が届かないと、少なくとも7つの地域でご相談を受け、請願で議会に届けもしました。住民の合意形成のひとつの場である「まちづくり協議会」自体も開催日程や会議の内容が広報されるべきがされていません。
 地域のシンボル的な存在となり、日本建築学会等から重要文化財相当と高く評価をされている明石・中央小学校が昨年取り壊されました。もともとの堅牢なつくりゆえ、耐震性・耐久性の面から、現存のままでも安全性が確保されている以上は、「計画ありき」の安直な解体は慎み、賛否両論を十分検討すべきでした。


②(課題2)
 築地市場移転問題では、議会は、意見書を石原都知事に提出し、総意をもって現在地での再整備を求めています。
 移転候補地である豊洲6丁目東京ガス工場跡地は、日本最大規模の土壌汚染地であり、生鮮食料品を扱う市場を開場するには適切な場所とはいえません。民主党政権交代後の平成21年9月24日築地市場を視察した当時農林水産大臣は、移転について、「安全について納得できなければ認可しない」と明言、改正土壌汚染対策法上の土壌汚染指定区域とされる場所への新市場開設認可がなされることはないと考えられます。
 また、二兆円規模の経済効果の市場移転は、売り上げや消費の減少で、区内商店街に大きな打撃を与えるものと考えられます。

(2)その課題の解決策について具体的にお答えください。300文字以内

③(課題1の解決策)
 「知らしめず、拠らしむべし」の体質から脱却し民主主義での大切な以下のプロセス、1科学的な裏付けのもと政策をつくり、2それを早い段階から情報公開し、3議会・審議会で十分に議論し、4少数意見を尊重しつつ多数の合意形成(区の方針策定)5施策を行った後の再評価、そして6施策の見直し、を再点検することがまず重要。
 また、民意をきちんと把握するため「全区民アンケート方式」や、インターネットを用いた大規模な母集団による区民モニター制度を導入すべきです。JCの提案する「住民討議会」にも期待。
 さらに、最重要事項には、有権者に意向を直接投票の形で問うことができるよう「常設の住民投票条例」を制定すべきと考えます。

④(課題2の解決策)
 食の安心安全、築地の食の文化、築地のブランドを守っていくために、築地市場の現在地再整備実現に向けた行動を今こそとるべきです。築地を日本一の観光地にしましょう。
 1現在地再整備に向けた基礎調査や、住民の意思を確認する住民投票実施
 2現在地再整備について都議会では、継続審議の状態。都議会で検討された現在地再整備の手法3案それぞれの実現に向け、中央区としてどのような支援を行うことが可能かの検討
 3「現在地再整備案」提示。都知事へ提示の移転した場合の「中央区案」では、人工地盤や立体道路制度をもちい再開発業務ビルを描いたが、業務ビルを描いた場所に卸のスペースをとり、現在地再整備の案とすることは可能である。

以上、
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放射線被ばくから区民の皆様を守るために取るべき施策

2011-04-10 02:14:50 | マニフェスト2011

 放射線被ばくから区民の皆様を守るために取るべき施策を、以下、考えています。

1正確な情報を区民の皆様に迅速に提供
①今、福島原発で起こっていることの情報を迅速に伝える

②放射線被ばく関連の講演会開催

③プルーム(放射性物質をチリに含んだ空気の流れ)通過時の対応を啓蒙

④相談対応窓口の設置(妊婦、乳幼児の被ばくの問題等対応)


2きちんとモニタリング
①空間線量率モニタリング

②ダストサンプラーによるモニタリング

③飲料水・食品の暫定規制レベルであることの確認
 食物連鎖に特に注意

④SPEEDI の予測、または、予測情報の入手



3医療体制の整備
①被ばく患者受け入れ それに対応した訓練

②安定ヨウ素剤の提供体制の再確認



4乳児への飲料水提供体制の構築



5原子力発電所事故も想定した『中央区国民保護計画』『中央区防災計画』の見直し

など
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「住民税1%NPO・ボランティア支援制度」導入で、住民誰もがタイガーマスク。

2011-03-03 05:39:44 | マニフェスト2011

議員になり、初めての本会議での一般質問です。

 振り返りますと、あの時とりあげた一般質問の課題は、今でも私自身が考える区の最重要課題であると思っています。

 そのひとつが住民税の1%を、納税者が、能動的に使い道を決めるという制度の導入です。
 住民全員が、誰もが、タイガーマスクという制度です。

 もう一度、現時点で、自分自身も再考したく、当時の本会議一般質問の該当箇所を抜粋致します。

 

<1%支援制度関連アドレス>

市川市1%支援制度:http://www.genki365.com/ichikawa/ichikawa_volunteer/nouzei.htm

市川市の関連条例は、下のブログ:『市川市納税者等が選択する市民活動団体への支援に関する条例 』平成16年12月20日 

****中央区議会 本会議 一般質問*****
平成19年第三回定例会会議録(第3日 9月27日)
http://www.kugikai.city.chuo.lg.jp/kaigiroku.cgi/h19/teireikai200703-3.html?userq=10



◯小坂議員
三つ目の課題に移ります。

 NPO・ボランティア活動の活性化による地域力向上を目指した「一%支援制度」の導入について。
 平成十年(一九九八年)に、特定非営利活動促進法、いわゆるNPO法が成立いたしました。
 NPOはNONPROFIT ORGANIZATIONという和製英語で、非営利組織を指します。NPOは、NGO、すなわちNONGOVERNMENTAL ORGANAIZATION、非政府組織と大体同義と考えてよいわけですが、NGOは、もともと、国連に、政府としてではなく活動する組織を指してきた経緯があり、NGOは主に国際協力活動、NPOは主に国内活動を指しています。さらに、NPOは社会システムを変革する道具として新しく誕生したことを強調することの意味もあり、和製英語がつくられた経緯を持つと言われています。
 NPOは、寄附、ボランティア、委託事業等の社会的資源を活用して公共的サービスを提供する事業体と定義されます。例えば、福祉や環境保全、まちづくりなどの活動をする、営利を目的としない市民団体のことです。日本では一九九五年の阪神・淡路大震災以降注目され、九八年にNPO法が施行につながりました。英国では、ボランタリー・コミュニティ組織(VCO)などと呼ばれ、公益性を認定され、税制上の優遇資格を持つ団体だけで約十九万に上っています。
 市民にとって、NPOとは社会参加の道具であり、今までは企業と行政が社会を成り立たせていましたが、NPO法によりNPOが認められたことは、企業と行政、そして市民が社会を成り立たせる時代の到来を意味いたします。
 私は、一九九八年をこそ、日本社会を変えるメルクマールとなる年と考えます。このNPO法成立は、明治以来の中央集権体制からの脱却であり、市民が公共に参加することを認めたからです。そして、その年から十年以上が経過し、認証を受けたNPO法人は現在三万を超えます。ここ中央区にも、平成十七年の段階で三百九十のNPO法人が存在するようになりました。
 中央区は、平成十八年三月に、「みんなでつくる快適で活力に満ちた都市型協働社会」の実現をうたい文句に、地域との協働指針を策定、そして、このたび、地域との協働指針の円滑な執行と社会貢献活動の一層の活性化、協働の推進に向けて、中央区協働推進会議を設置し、検討を始めることになっており、その活躍に期待をするところであります。
 日本社会全体で地域力の低下が叫ばれ、地域ぐるみで子育て、地域で見守りができにくくなっています。しかし、その一方で、中央区では町会・自治会活動がもともと存在しておりました。その後、プレディという、地域の人がボランティアで学校に出向き、放課後の子供たちの面倒を見たり、ファミリーサポートという地域の人が地域の人の助けになるシステムができたり、NPO法成立以後、子育て支援、教育、環境学習、地域情報発信の取り組み等、さまざまな形のボランティア団体やNPOが登場してきています。地域力が芽生える新たな土壌ができつつありますが、この地域力がさらに育ち、花開く中央区にするためには、NPOの人材育成、行政や他のNPOなどとの連携、弱い財政基盤など、まだまだ多くの課題があります。
 NPOは、福祉力、教育力、雇用力をその強みとして持っており、今後、地域力を高める主体となっていくと考えますが、そこで、御質問させていただきます。
 第一番目の質問は、今後、中央区はNPOとの協働をどのように進めていくお考えでいらっしゃいますでしょうか。
 例えば、地域振興課内に協働推進の係を持つのではなく、(仮称)NPO・ボランティア協働推進課のようなNPO・ボランティアとの協働推進のための独立した課を設け、積極的に取り組むところから始める必要があると考えますが、いかがでしょうか。

 NPOの活動を根付かせるためには、基本的には財政的基盤が弱いNPOへの支援が必要であります。昨今、他の自治体の例を見るに、例えば、市川市納税者が選択する市民活動団体の支援に関する条例(通称一%支援制度)が平成十六年十二月に市川市に誕生し、同市の市民活動が盛んになってきております。
 一%支援制度とは、市川市の住民が、自分が払う市民税の一%分を、市内の応援したいNPOや住民団体に提供できる制度であります。義務ではなく希望制であり、応援したい団体を一つ選び、市役所に通知すれば、市の補助金としてその団体に届けられます。平成十七年の初年度は、受け手として、福祉ボランティア養成、少年野球教室、ミュージカル公演など八十三の団体が名乗りを上げ、市の審査の結果、八十一団体が適格と判断されました。各団体へは、市にあらかじめ提出した計画に基づく事業に必要な経費の二分の一を限度に、市から補助金が交付されます。限度額を超えた場合は、新たに設置する基金に積み立てられます。
 市川市は、四十六万人余りが住み、個人市民税の納税義務者は二十二万人です。個人市民税は約三百億円であり、納税者全員が団体を指定した場合、一%に当たる約三億円が市から各団体に助成されることになります。実際は、各団体のPR期間を経て、税の提供を申し出た人は六千二百六十六人、うち有効であった申し出は五千五百五十七人であり、最終的に千百二十四万四千九百五十二円が支援金額として各団体に交付されました。この一%制度には、首長の予算編成権との関係、議会の議決権との関係、普通税を目的税化すること、非課税者の扱いなど、さまざまな課題があるわけですが、市川市は条例をつくることでそれらの課題を克服し、見事実現させました。

 第二番目の質問です。
 ここ中央区でも、NPO・ボランティア活動、市民活動を活性化するために、一%支援制度のような仕組みの導入をいかがお考えでいらっしゃいますでしょうか。仮に一%支援制度を導入したとして、平成十九年度の中央区財政白書のデータをもとに、平成十九年九月一日現在、人口十万四千二百二十九人の中央区の場合に当てはめますと、平成十八年度の納税義務者は六万三千八百一人、特別区民税の十八年度の決定額は百六十七億九千六百万円でありました。その一%は約一・七億円に上りますが、十人に一人ぐらい申し出をすると仮定して、約一千七百万円がNPOや市民団体に事業費として交付できる計画になります。
 一%制度のような仕組みを導入、運営する場合、大切になってくることが、その納めた先のNPOなどの活動をきちんと評価していく必要であります。NPOが活動を行う上で大切なことは、公益性、社会貢献性、計画性、情報公開などありますが、それらNPOの活動をきちんと評価する体制の整備が必要と考えます。

 第三番目の質問です。
 地域の一人一人が評価できる目を持つこと、いわゆるメディアリテラシーを持つことが大切な一方、NPOを評価する第三者評価機関の設置について、区のお考えをお聞かせください。

◯矢田区長
次に、一%支援制度についてであります。

 平成十七年に地域との協働指針策定の基礎資料として実施したアンケート調査では、NPO法人の八割が活動資金の確保が課題であると回答しており、安定した財政基盤への支援が必要であると考えております。

 平成十七年度から千葉県市川市で導入された市民税の一%をNPO法人などの活動費に充てる支援制度は、活動団体の財政基盤を強化するほか、住民の社会貢献活動への理解を深め、協働の促進を図るとともに、納税者意識の高揚にもつながる効果があるとして実施されたものと認識しております。しかし、一方で、普通税である住民税は、一般財源として、その使途を限定しないといった税法上の原則にそぐわないことや、納税した住民のみが財政使途を決める権利を付与されることになるなどの問題点も指摘されております。NPO法人への方策につきましては、一%支援によらない方策も種々考えられますので、区民の皆様の理解を得られる仕組みを協働推進会議において慎重に検討してまいりたいと存じます。

 次に、NPO法人の第三者評価機関の設置についてであります。
 区では、具体的にNPO法人と協働事業を実施した場合には、事業の目標達成度や協働相手の団体の特性がどの程度生かされたかなどの事業評価を行う予定であります。その際の評価機関は、学識経験者や活動団体代表者などで構成される協働推進会議を予定しております。

◯小坂議員

 ボランティア、市民活動、その活性のために関しましては、第三者評価機関を持つことや協働推進会議を充実させていくことをおっしゃいましたので、ぜひこれを充実させていっていただき、また活動資金が乏しいボランティアの活動において資金の流れを何らかの形でつくっていっていただける、そのことをぜひ要望しておきたいと思います。

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政治家のことばと政治を変える原動力

2011-02-25 23:00:00 | マニフェスト2011
 ツイッターで拾ったつぶやきです。

 日々研鑽努力を積まねばと思う次第です。
 

****つぶやき*****
http://twitter.com/YUKIOYOKOI

 言葉はいくら雄弁でも真心が入っていなければ聴く人の心に響きません。
 政治家の言葉が人々の心に残らないのは、本心を語っていないからです。
 昨日の弁論で3弁護士はまず「哲学」を語りました。
 哲学、思想がある否かが「人間」と「動物」とを区別するのです。

 

 私はいまこの運動に関わってきて、民主主義とか、国民主権とかいう原理はそう難しいことを言っているのではないと思うようになりました。
 要するに「おかしいことはおかしい」「間違っていると思うことは間違っている」という声を上げることが政治を変える原動力だと思うのです。
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法定及び任意の「成年後見制度」のさらなる普及啓発を!!

2011-02-21 11:16:05 | マニフェスト2011
 2000年4月介護保険制度とともに、高齢者福祉を支える車の両輪として成年後見制度が始まりました。
 成年後見制度は、認知症等判断能力が不十分になった場合、現在のような契約社会では社会生活が成り立たなくなります。そういった場合でも、本人にかわって契約するのが後見人であり、契約することを通して、法律的に言えば、本人の権利を守り、福祉的に言えば、本人の生活をサポートする制度です。
 すでに判断能力が低下し、物事の是非について判断することが難しくなってしまった方のために家庭裁判所を通じて後見人などを選任する制度「法定後見制度」と、認知症になる前からあらかじめ自らの意思で後見人となるひとを選任しておく「任意後見制度」があります。
 
 制度の利用者として想定されるのは、認知症高齢者、知的障害者、精神障害者で、それぞれ約200万人、50万人、300万人にも上っていますし、先進国では、総人口の約1%が潜在的利用者と言われています。ところが、介護保険のサービス受給者が約400万人に達する一方で、成年後見制度の利用件数は、法定後見で約17万件、任意後見で約4万件しかありません。

 成年後見制度が広がらない理由として、「法は家族に入らず」というように家族のことは家族で処理するのが日本の前提で、法的に広範な代理権を設定する成年後見は風土になじみにくいところがあります。結局、後見人が選定されるべき状態であっても、多くの場合、後見人という法的立場を持たない親族等が実質的に契約を代行しているか、あるいは放置されていることが考えられますが、法的には許容し得ない状況であると言えます。

 とはいえ、孤立した高齢者が増加するとともに、中央区の認知症高齢者数は、約900人(在宅のみ)であり、東京都愛の手帳交付者数で知的障害者324人、精神障害者保健婦福祉手帳交付者数で精神障害者407人となっています。
 区民の皆様の成年後見制度利用に対する需要をきちんと把握し、対策を取らねばならないと考えます。

 判断能力が不十分な高齢者で親族がいない場合に、親族にかわって区長が審判請求を行う「区長による成年後見開始申立事務」や、成年後見人等に対する後見報酬等の費用を負担することが困難なひとに対して経費を助成する「中央区社会福祉協議会成年後見制度費用助成事業」もありますが、利用されていないのが実情です。

 成年後見制度利用者約17万人のち成年後見人の3分の2は親族、残りの3分の1のほとんどが弁護士、司法書士、社会福祉士など専門職が担っていると言われています。
 今後の制度利用の進展に備えるため、また、団塊の世代をはじめ地域貢献の場としても有意義である「市民後見人」を本区も積極的に養成すべきと考えます。

 
親亡き後の障がいのある子の生活が不安である場合に、親だけでなく第三者を入れて複数の後見人を立てることで解消できること

亡くなったあとの葬儀や遺言の執行をお願いしたいときに、任意後見制度が役立つこと

任意後見制度の悪用・濫用されることがあり、財産没収の被害に遭わないようにすること

* 「区長による成年後見開始申立事務」や「成年後見制度費用助成事業」のあること

 上記内容も含め、成年後見制度の普及啓発を積極的に進めていかねばなりません。


*参考文献:WEDGE 最新号
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