東京都中央区議会の第二回定例会本会議6/17から始まります。
震災への備え&東日本大震災被災地支援関連の補正予算計1億8147万4千円が計上。
初日の議会運営委員会6/17の13時~。(議会運営委員会の開催日程は中央区議会のホームページ上記載は現在のところ残念ながらされていない形。)
****参照 中央区ホームページ*****
http://www.city.chuo.lg.jp/press/puresuheisei23/230603press/files/hosei.pdf
1 防災拠点運営委員会訓練の充実9,786千円
災害時における避難所開設・運営能力の向上を図るため、区民自らが行動できるようすべての防災拠点においてより実践的な避難所開設・運営訓練を実施する。
* 訓練内容
・ 毛布、ござ、間仕切りなどの避難所開設訓練
・ 避難者の誘導訓練
・ 避難者名簿の作成訓練
・ 災害時優先電話の設置
・ マンホールトイレの設置
・ 煮炊きレンジによる炊き出し訓練
2 マンション防災対策自己点検調査支援8,000千円
8割を超える区民が共同住宅居住者であるという本区の特性を踏まえ、各共同住宅が自主的に防災対策の点検調査に取り組めるよう区が支援を行う。
管理組合アンケート調査:対象区内分譲マンション全棟(約700棟)
主な調査項目
・東日本大震災による被害や影響
・管理組合が取り組んでいる防災対策
訪問ヒアリング調査:対象上記調査対象のうち希望するマンション
主な調査項目
・共用部分の防災設備状況の現地調査
・震災対策の今後の意向ヒアリング調査
3 区内事業所の震災時の対応等調査5,000千円
多くの事業所を有する本区では、震災時における事業所対応の把握も重要なため、区内事業所に対し東日本大震災時の対応などについてアンケート調査を行う。
* 調査方法 インターネットを利用したWebアンケート調査
* 調査対象 主に従業員数の多い企業等を中心に10,000社
* 調査項目 被害状況・初動対応・業務継続・懸案対策・改善対策
4 防災資器材備蓄の充実42,805千円
東日本大震災の被災地での避難所運営等を参考に新たな資器材を導入し、備蓄内容の充実を図る。
* 導入資器材
・ 避難所用マット 4,600枚(防災拠点 各200枚)
・ 簡易ベッド 270台(防災拠点・副拠点 各10台)
・ バルーン投光器 58台(防災拠点・副拠点・区役所 各2台)
・ ガスボンベ式発電機 27台(防災拠点・副拠点 各1台)
5 住宅・建築物耐震改修等支援事業105,540千円
1) 「(仮称)耐震促進協議会」の設置・運営27,625千円
区および一般社団法人東京都建築士事務所協会等で構成する「(仮称)耐震促進協議会」を設立し、昭和56年施行の新耐震基準適用以前に建築された住宅の耐震性について緊急に総点検を実施するほか、耐震化に関する相談窓口の開設等を行う。
* 設 立 予 定 平成23年10月
* 総点検実施期間 平成23~27年度(5年間)
2) 耐震診断等助成制度の拡充77,915千円
* 木造住宅
・ 耐震診断・補強計画費助成【充実】 限度額 15万円 → 限度額なし
・ 耐震補強工事費助成【充実】 限度額 200万円 → 300万円
・ 簡易補強工事(一部屋補強等)費助成【充実】 限度額 100万円 → 150万円
* 住宅以外の木造建築物
・ 業務商業建築物等耐震診断・補強計画費助成【新規】
補助率 2/3 限度額 50万円
* 非木造住宅
・ 耐震診断費助成【新規】 補助率 10/10 限度額 50万円
・ 補強設計費助成【新規】 補助率 10/10 限度額 50万円
・ 耐震補強工事費助成【新規】
補助率 1/2(高齢者・障害者世帯は10/10) 限度額 300万円
・ マンション耐震診断費助成【充実】 限度額 100万円 → 200万円
・ 賃貸マンション補強設計費助成【新規】 補助率 2/3 限度額 100万円
・ 分譲マンション耐震補強工事費助成【充実】 限度額 2,000万円 → 3,000万円
・ 賃貸マンション耐震補強工事費助成【新規】 補助率 1/2 限度額 1,500万円
* 緊急輸送道路沿道等建築物
・ 住宅耐震診断費助成【新規】 補助率 10/10 限度額 100万円
・ 住宅補強設計費助成【新規】 補助率 10/10 限度額 50万円
・ 住宅耐震補強工事費助成【新規】
補助率 2/3(高齢者・障害者世帯は10/10) 限度額 300万円
・ 分譲マンション耐震診断費助成【充実】 限度額 200万円 → 400万円
・ 賃貸マンション耐震診断費助成【充実】 限度額 100万円 → 200万円
・ 分譲マンション耐震補強工事費助成【充実】 限度額 2,000万円 → 3,000万円
・ 賃貸マンション耐震補強工事費助成【新規】 補助率 2/3 限度額 1,500万円
6 東日本大震災被災地への支援40,318千円
1) 職員の派遣および物資の支援35,318千円
被災した自治体への職員派遣および物資支援を今後も継続する。
2) 石巻市「川開き祭り」への協賛5,000千円
石巻市を代表する夏祭りである「川開き祭り」が、震災からの復興への願いをこめて開催されることから、協賛金を支出する。
7 築地場外市場地区における被災地復興支援事業に対する助成18,694千円
東日本大震災の被災地や震災に伴う風評被害等を受けた地域における農水畜産物等の生産者に対する復興支援事業が築地場外市場地区で実施されるにあたり、区が経費の一部を助成する。
* 事業期間 平成23年7月~平成24年3月
※年始(平成24年1月1~4日)を除く
* 会 場 築地場外市場地区まちづくり支援施設店舗施設A棟内および旧B棟跡地
* 事業主体 特定非営利活動法人 築地食のまちづくり協議会
* 事業内容
・ 常設支援店舗の提供 1週間単位での販売スペースの提供(A棟内)
・ 復興支援土曜市の開催 1日単位(毎週土曜日)での販売スペースの提供
(旧B棟跡地)
・ 出店経費の負担軽減 宿泊費および交通費等の一部補助
8 区内共通飲食券事業補助70,399千円
区内料理飲食業組合等で構成する実行委員会が実施する区内共通飲食券事業に対し補助を行う。
* 飲食券事業概要
事 業 主 体 中央区区内共通飲食券事業実行委員会(仮称)
プレミアム 20%
発 行 総 額 240,000千円(販売額200,000千円)
購入対象者 特に制限なし
使用可能店 区内料理飲食業組合等加盟店
* 東日本大震災被災地支援
義援金目標 10,000千円(飲食券販売額200,000千円×5%)
9 観光商業まつり17,387千円
観光商業まつりの「くじ付きセール」と「宝探しゲーム」において、新たな景品・賞品として区内共通買物券等を加え、東日本大震災で冷え込んだ消費の活性化を図る。
また、東日本大震災被災地域特産品の販売や配布などを行うブースを数日間設置し、被災地の復興を支援する。
* くじ付きセール
・大型店舗(デパート等)で10,000円の買い物ごとにスピードくじ1枚
景 品
10,000円分商品券10,000円分商品券
1,000円分商品券 ⇒ 1,000円分商品券
★ 50,000円相当商品
・小型店舗(商店街等)で3,000円の買い物ごとにスピードくじ1枚
景 品
百貨店文化催事招待券百貨店文化催事招待券
3,000円相当商品 3,000円相当商品
100円相当商品 ⇒ 100円相当商品
★ 共通買物券
総額8,000千円分
* 宝探しゲーム
参加チラシに書かれたヒントを参考に区内に隠された宝箱を探し、すべて発見した方に抽選で賞品が当たる。
賞 品
ゲーム機や協賛品等ゲーム機や協賛品等
⇒ ★ 共通買物券
総額2,000千円分
* 被災地復興支援ブースの設置
設置場所 八重洲地下街
設置期間 観光商業まつり開催期間(平成23年10月初旬~11月末)のうちの3日間
実施内容 東日本大震災被災地の特産品の販売・配布等
10 復興支援イベント補助30,000千円
東日本大震災被災地域の特産品の販売など被災地支援を趣旨とするイベントを、区内商店街や商工観光団体等が新たに実施する場合に、経費の一部を補助する。
1) 商店街補助10,000千円
* 補 助 率 5/6
* 限 度 額 1,000千円
* 対象事業 未定
2) 商工観光団体等補助20,000千円
* 補 助 率 5/6
* 限 度 額 10,000千円
* 対象事業
<事業名>(仮称)「銀座 絆パレード」 ~東北地方復興に向けて~
主催:全銀座会・銀座通連合会(国際ブランド委員会)
内容:被災地域の復興支援を目的として、銀座通り(中央通り)沿道にL
EDのイルミネーションで造形されたモニュメントを設置する。
<事業名>(仮称)東日本大震災被災地域伝統芸能支援事業
主催:(仮称)東日本大震災被災地域伝統芸能支援事業実行委員会
内容:被災地の復興および伝統芸能の支援を目的として、被災地に古くか
ら伝わる伝統芸能を都心中央区で披露する事業を実施する。
(第39回日本橋・京橋まつりと合同実施)
11 新設認証保育所への開設準備経費補助64,389千円
多様化する保育ニーズへの対応と保育所待機児の解消を図るため、認証保育所を誘致するとともに、開設準備経費に対する補助を行う。
* 対象地域 京橋地域(湊・明石町)および月島地域(佃・勝どき)のいずれかに1所
* 開設までの日程(予定)
募集開始 平成23年6月中旬
受付期間 平成23年7月中旬の1週間程度
事業者決定 平成23年8月下旬
開 設 平成24年1月
12 障害児一時預かり事業の実施16,295千円
放課後や夏休み等における障害児の居場所の確保を図るため、就学している障害児の一時預かり事業を新たに実施する。
* 実施場所 福祉センター 2階
* 事業開始 平成23年7月21日予定
* 対象 小学生 から 高校生までの障害児
* 利用定員 7人
* 利用料 無料(昼食・おやつ代等については、実費を徴収する。)
* 実施日 月曜日 ~ 金曜日(祝日および年末年始を除く。)
* 利用時間 平 日 正 午 ~ 午後5時
夏休み・冬休み・春休み 午前9時 ~ 午後5時
13 放射線環境測定調査4,788千円
放射線に対する区民の不安を取り除くため、区内の放射線量を測定する。
また、測定結果は速やかにホームページ等で公表する。
* 測定対象 大気、土壌、プール等
14 東京湾大華火祭△251,927千円(減額)
8月13日に開催を予定していた「第24回東京湾大華火祭」の中止を決定したことに伴い、実行委員会への補助金等を減額する。
<歳 出 (計) 181,474千円>