アル中(歩中)オジさんのフォト日記

 散歩中の出来事などを中心に写真とともに日記風に綴ったものです。

「零戦来日」

2012-12-14 16:21:52 | Weblog
 年配の人にとっては懐かしい「零戦」(ゼロ戦とも)。製造当時のオリジナル栄21型エンジンで飛行可能な唯一の零戦が埼玉県所沢市の所沢航空発祥記念館で展示されています。同記念館特別展として開催されている日本の航空技術100年展の一環として今月から来年3月31日までのイベントとして展示されているもので、実機を見る機会としては最後のチャンスといえます。零戦、正式には大日本帝国海軍の零式(れいしき)艦上戦闘機といい、戦前の日本の航空技術を象徴する軍用機です。1920㌔にも及ぶ長大な航続距離と軽快な運動性能を持った戦闘機で、第二次世界大戦の主力機として活躍しました。

 展示されているのは昭和18年に開発された五二型で、1944年(昭和19年)6月にサイパン島でアメリカ軍海兵隊により無傷の状態で捕獲された機体です。その後米軍から民間に払い下げられ、1957年にプレーンズ・オブ・フエーム航空博物館(米国)の創始者に引き取られて同館で展示されているそうです。エンジンや多くの部品がオリジナルなままで残る、世界で唯一の飛行可能な機体です。分解して輸送された機体は11月に組み立てられ12月1日から展示されています。

 機体は、老朽化のためエンジン始動を制限していますが1,2日に第1回エンジン始動見学会が開かれたそうです。残念ながら知らなかったので参加できませんでしたが、会期末の3月30,31日に第2回が実施される予定だそうですから、その時は見学会に参加して当時のエンジン音を生でしっかり聞いてこようと思ってます。同記念館の休日は月曜日、年末年始で、零戦展示会場の大人の入場料は1,000円(65歳以上は500円)です。
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復興へ祈りを込めて…

2012-12-13 16:18:54 | Weblog
 あっと言う間に師走も半ば、今年も残すところ半月余りであわただしさも増し、銀座はどこが不景気なのかといったような人でごったがえしていました。宝くじの“聖地”といわれる西銀座チャンスセンターは夢を買い求める人の長蛇の列で、列を見た瞬間に並ぶのをやめました。13日は大安吉日だそうで、やはり皆さん縁起を担ぐんでしょうな。クリスマスも間もなくということで、あちらこちらに大きなツリーが目立ちムードを煽っています。銀座三越のライオン口には、東日本大震災の被災地の復興と子供たちの幸せを願う祈りのツリーが飾られています。

 日本ユニセフ協会が進めている祈りのツリープロジェクトで、都内では三越のほか松屋銀座、ルミネ有楽町など5会場、東北では仙台三越など5会場と被害の大きかった気仙沼の復興屋台村でツリーの展示と募金を行っています。ユニセフ協会は昨年の震災直後から、子供たちを支えるさまざまな活動に取り組んでおり、昨年は東北の子供たちに100本以上のツリーが届けられ、子供たちもオーナメント作りに参加したそうです。震災から1年9か月経ちますが復興はまだこれからといった状況のため、今年も同じ気持ちで祈りのツリーをとデザイナーに呼びかけました。これに応えた1200人のデザイナーが参加、想いを込めたオーナメントが出来上がりツリーを飾っています。祈りのツリープロジェクトの詳しい内容は inoritree.com でご覧になれます。
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ライトアップされた東京駅

2012-12-12 16:09:36 | Weblog
 昨日は友人と小さな忘年会をしようと久しぶりに都心に出かけました。昔は、日付が変わってから帰るということも度々ありましたが、今はそんな体力も財力もありませんから明るいうちから飲んで早く帰るというスタイルがすっかり定着しましたね。5時を過ぎるともう暗いですから、すっかりいい気分になったところで、まだ見てなかったライトアップされた東京駅を見ておこうと新丸ビル7階のテラスへ。眼下に広がる東京駅丸の内駅舎は光に包まれ、思わず息を呑むほどの綺麗さでした。

 戦災で3階部分を失った丸の内駅舎は2007年から復原工事にかかり、この10月に以前の3階建ての駅舎に生まれ変わりました。全面開業と同時に夜間のライトアップも実施され、新しい東京の名所として昼も夜も大勢の人が見学に訪れにぎわっています。ライトアップは赤、緑、青のLEDチップを搭載したものと特殊チップを搭載した照明器具によりあらゆる色が再現できるそうですが、東京駅は6つの照明手法で演出されています。レンガ壁面のライトアップ、意匠柱のアップライト、メーンアーチのライトアップ、ドーム屋根のアップライト、スレート屋根リニアのアップライトと照明の当て方を変え、主要部分がくっきりと浮かび上がるようになっているほかステーションホテルの客室から洩れる暖かい明かりも重要なファクターのひとつです。
毎日、日没から午後9時まで実施されています。7
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霜柱

2012-12-10 16:18:19 | Weblog
 毎日寒いですね。気象協会によると、年に数回あるかという強い寒気が太平洋岸まで南下しているそうで、北日本から西日本まで雪の範囲が広がっているといいます。日本海側が大雪の時は太平洋側は晴れて気温、湿度ともに低いことが多いのですが、10日の東京はまさにその通りでぐんと冷え込みました。練馬のこの日の最低気温は-0.9度と今季の最低で、最も寒い時を下回る寒さ、初霜が観測されました。大雪の地方に比べれば何ということもなさそうですが、寒さにあまり慣れていないだけに結構応えますね。

 さいわい、天気はよかったので久しぶりに和光市の樹林公園を歩いてみました。ジョギングコースには多くの人が見られ、走ったり、ウォーキングをしたりと楽しんでいましたが、風は冷たく、午前9時を過ぎても気温はさほど上がっていないため、所々に霜柱がまだ残っていました。土の中の水分が地表にしみ出てきて凍結し、細い柱状群となり表土を押し上げるものですが、結構な力ですねぇ。10日がこの寒さのピークだそうで、明日あたりから幾分寒さも緩むといいますが、しばらくはたっぷり着込んでの散歩になりそうです。
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西武電車 さよなら101系・301系

2012-12-09 14:53:03 | Weblog
 先日の地震には久しぶりにびっくりしましたねぇ。気象庁の発表では練馬区は震度3でしたが、3くらいでは立ち上がったりしない私が思わず立ち上がってしまったほどでしたから、あれは4だったでしょうな。心配した余震も今のところないので一安心ですが、まだ注意は必要でしょうね。それはともかくとして今日は電車の話です。長い間、通勤、通学の足として親しまれてきた西武鉄道の101系、301系電車が間もなく現役を引退することになり9日、西武球場前駅などで「さよなら101系・301系イベント」が開かれ、多くの電車フアンでにぎわいました。

 かつての西武電車のイメージカラーである黄色の車体の101系・301系は1969年、西武秩父線の開業に合わせて登場した3ドアの電車で、秩父地方の山岳区間の運転からラッシュ輸送まで幅広く対応できる車両性能を持っていました。この動力性能は1993年にお目見えした特急のニューレッドアローの10000系電車にも引き継がれているそうです。午前9時からの第一会場西武球場前駅でのイベントに合わせ、西武鉄道100年アニバーサリーのヘッドマークをつけた301系の直通快速臨時電車が池袋駅から西武球場前駅まで運転され、フアンを喜ばせました。西武球場前駅ではこの電車と101系が並び、写真撮影会やさよならの記念乗車券の限定販売モアリ、ホームは大勢の人たちがカメラを手に詰めかけ大賑わいでした。
 
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