年配の人にとっては懐かしい「零戦」(ゼロ戦とも)。製造当時のオリジナル栄21型エンジンで飛行可能な唯一の零戦が埼玉県所沢市の所沢航空発祥記念館で展示されています。同記念館特別展として開催されている日本の航空技術100年展の一環として今月から来年3月31日までのイベントとして展示されているもので、実機を見る機会としては最後のチャンスといえます。零戦、正式には大日本帝国海軍の零式(れいしき)艦上戦闘機といい、戦前の日本の航空技術を象徴する軍用機です。1920㌔にも及ぶ長大な航続距離と軽快な運動性能を持った戦闘機で、第二次世界大戦の主力機として活躍しました。
展示されているのは昭和18年に開発された五二型で、1944年(昭和19年)6月にサイパン島でアメリカ軍海兵隊により無傷の状態で捕獲された機体です。その後米軍から民間に払い下げられ、1957年にプレーンズ・オブ・フエーム航空博物館(米国)の創始者に引き取られて同館で展示されているそうです。エンジンや多くの部品がオリジナルなままで残る、世界で唯一の飛行可能な機体です。分解して輸送された機体は11月に組み立てられ12月1日から展示されています。
機体は、老朽化のためエンジン始動を制限していますが1,2日に第1回エンジン始動見学会が開かれたそうです。残念ながら知らなかったので参加できませんでしたが、会期末の3月30,31日に第2回が実施される予定だそうですから、その時は見学会に参加して当時のエンジン音を生でしっかり聞いてこようと思ってます。同記念館の休日は月曜日、年末年始で、零戦展示会場の大人の入場料は1,000円(65歳以上は500円)です。
展示されているのは昭和18年に開発された五二型で、1944年(昭和19年)6月にサイパン島でアメリカ軍海兵隊により無傷の状態で捕獲された機体です。その後米軍から民間に払い下げられ、1957年にプレーンズ・オブ・フエーム航空博物館(米国)の創始者に引き取られて同館で展示されているそうです。エンジンや多くの部品がオリジナルなままで残る、世界で唯一の飛行可能な機体です。分解して輸送された機体は11月に組み立てられ12月1日から展示されています。
機体は、老朽化のためエンジン始動を制限していますが1,2日に第1回エンジン始動見学会が開かれたそうです。残念ながら知らなかったので参加できませんでしたが、会期末の3月30,31日に第2回が実施される予定だそうですから、その時は見学会に参加して当時のエンジン音を生でしっかり聞いてこようと思ってます。同記念館の休日は月曜日、年末年始で、零戦展示会場の大人の入場料は1,000円(65歳以上は500円)です。