チョウトンボ

　さあ、今日からは一年の折り返し７月です。東京・練馬は朝から日差しがあり歩いていると夏って感じの暑さだったものの、結構雲も多く怪しげな空模様でした。雷雲が発生しないように願いながら、いつものように石神井公園を歩いていると池の周りに人だかりが。カメラを構えている人が多かったので何だろうと近付いてみると、チョウトンボです。ああ、もうそんな季節になったんだと、早速“撮影隊”の仲間入りしましたが、気が付くと結構数多くのトンボが飛んでいました。これまでコシアキトンボやヤンマが池の近くをスイスイ飛んでいましたが、チョウトンボは今年初めてです。

　このトンボはほかのトンボと違って、ほぼ全身が黒のような青のような色をしており、３㌢ほどの大きさですがよく目立ちます。前翅は先端が透明ですが後翅はやや幅広くトンボの仲間でも特に変わった形で、翅は光の当たり具合で虹色にも見えます。飛び方もスーイスイではなく蝶のようにヒラヒラと舞うように飛ぶことからこの名がついたようです。暑くなると活発になるそうで、今日は暑かったのでたくさん見られたのでしょう。ふわりふわりと飛んでいるのを初めて見た人はトンボには見えないかもしれませんね。

　トンボの数え方はわかりますか？一匹、二匹が普通でしょうがさて、調べてみましたら学術的には頭なんだそうです。ちなみに蝶も同じだということです。