こんなに暑くても「小暑」

　猛烈な暑さが続きます。6日もアメダスの地図は北海道と本州の一部を除いて真っ赤。西日本を中心に35度以上の猛暑日が続出しています。この日は二十四節気の「小暑（しょうしょ）」。梅雨明けが近く、夏らしい暑さが始まる頃です。次の節気「大暑」（7月23日頃）の前なので「小」なのでしょうが、小でこんなに暑かったら大の頃の暑さは如何ばかりか考えただけでゾッとしますねぇ。明日は七夕で東京でも天の川は見えるそうですが、この暑さのピークでもあり関東では40度を超えるところも出そうといいます。都知事選の投票日でもありますが、選挙戦のヒートアップが猛暑に影響しているのでしょうか。まさか、ね。

　散歩で通る弁天池公園は都営アパート群に隣接した小さな公園で、遊具はほとんどありませんが小さな池があります。いつも釣り糸を垂れる太公望の姿が見られ、純粋に釣りを楽しむ彼らが放流したフナがわんさといます。この暑いのに、と声をかけたら「木の陰なら暑くないし、風が通るから家にいるよりずっと涼しいよ」とのこと。そうか、風があれば問題ないね。シオカラトンボが飛び回っています。ちょっと離れたところのロープに翅を休めていたトンボが何となく変な感じなので、ズームインしてみたら。遠すぎたのかピンが甘いけど、何だこりゃ！胴が曲がって見えませんか？何かの原因でそう見えるのか。暑さの影響か。これもまさか、だよね(笑)。