アル中(歩中)オジさんのフォト日記

 散歩中の出来事などを中心に写真とともに日記風に綴ったものです。

色づき始め “紫式部の妹”コムラサキ

2024-09-07 13:54:57 | Weblog
 7日は高気圧に覆われほぼ全国的に晴れて関東以西は暑さが続いてます。まだこの時期になっても猛暑日の所があり、東京も都心や練馬はそこまで上がってませんが青梅市は35度と猛暑日です。明日は東北付近に停滞する前線が関東まで南下し東京も雨が降りそうです。今日7日は二十四節気の白露(はくろ)。秋の気配が迫り、大気が冷えてくる頃で夜間に気温が下がり大気中の水蒸気が朝露となって草花につくようになります。これが光の加減で白く見えるということから「白露」ですが、まだ夜間も気温が高く今朝は露は見られませんでした。だってまだ猛暑だもんね。

 歩いていると、コムラサキ(小紫)の実が紫色に染まり始めているのをよく見かけます。意外ですが、結構植えているお宅もあるんですねぇ。6月頃可愛い花が咲き、そのあと若い緑色の実が出来て少しずつ色が付き始めてきます。よく通る団地の庭の木は色がだんだん目立ってきましたが、他の所ではもっと濃くなっているのもありました。よく知られているのは同じクマツズラ科のムラサキシキブ(紫式部)の方でしょうか。コムラサキは幾分木も実も小さく、ムラサキシキブは実と実の間が空いてますが、コムラサキの実はほとんど密集しています。小さいムラサキシキブということでコムラサキですが、実の付き方の見栄えがよく木もそんなに大きくないことから、こちらの方が人気があるようです。木の実としては珍しい、気品のある色の実の様子を源氏物語の作者紫式部に例えて名がつけられたと言います。

 コムラサキは日本原産のムラサキシキブの園芸品種だそうです。
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