ボタンクサギ

　台風10号が近づいて来ています。まだ離れていますが持ち込んでくる湿った空気の影響で各地で雨雲が沸き大雨が降っています。東京も27日早朝に都心の方で結構降ったそうです。練馬も少し降り、サッシ戸を開けて寝ていたので風で吹き込んできて顔に当たる雨で目が覚めました。そうか今日は雨だなと思っていたら、朝目覚めた時は日が照っていました。なんのことはない、このところ曇り予報でも晴れることが多く、ちっとも涼しくなりませんねぇ。関東は猛暑とまではいきませんが、西日本や北陸は今日も猛暑日の所が多いようです。

　近くの小公園を通ったらボタンクサギの花が咲いていました。お饅頭のような、アジサイにも似ているこの花はクマツヅラ科クサギ属の落葉低木で中国が原産だそうです。ピンク色のプロペラのような小さな花がたくさん集まり、半円形の手毬状の花を形作っています。葉っぱや茎に傷をつけると臭い匂いがするので、ボタンの花のような花の咲くクサギ（牡丹臭木）と名付けられたそう。花は匂いはないそうです。“本家”のクサギ（臭木）も同じように葉などを傷つけると悪臭がするそうですが、ワタシはわざわざ嗅ぐこともないのでどんな匂いかわかりません。アゲハチョウが好んで集まる花だそうですが、蜂も来るようで蜜を吸ってました。左上にいますが見えますか。

　この花はこの公園でしか見たことがありませんが、とても繁殖力が強くどんどん増えるので庭に植える時は注意がいるそうです。花言葉は「輝く美しさ」「運命」だそうです。