泡沫（うたかた）の雪

　南岸低気圧の通過で8日の関東は前夜から早朝にかけて予報通りに雪が降りました。東京は深夜に外を見た時はなにも降ってませんでしたが、朝7時頃起きた時は外の景色が一変していました（写真）。家々の屋根は白く雪が積もっており、道路も歩道は雪がありました。みぞれから雪に変わったようで、8時前にゴミ出しに出た時は路面は雪というよりシャーベットのようにグシャグシャしていました。関東ではもっと積もった所もありましたが、都心は1㌢の積雪だそうで、練馬もそのくらいでしょう。

　最低気温は都心も練馬も0.4度と冷え込みましたが、時間がたっても気温の上昇は鈍く9時になっても1度台でした。でも、そんな雪でしたから融けるのも早く、10時過ぎには日も差してきたので道路の雪はほとんどなくなり、植え込みなどに少し見えるくらいで昼前にはいつもの景色に戻っていました。3月になっての積雪は4年ぶりとのことですが、あれよあれよという間に消えたうたかたの雪でした。雪が止むのも早く、日も照ってきたのにお昼の気温は6度台と寒さが続き、東海から西はまずまずの暖かさだったけど東京は3時になっても10度に届きません。冬将軍殿にはそろそろお引き取りいただきましょうか。