冬なのに何で？ホトケノザ

　2日もほぼ全国で☀ですが、放射冷却と居座る寒気の影響で朝はぐんと冷えました。最低気温が北海道では−が２桁の所もあり、本州でも－がぞろぞろです。特に関東は冷え込みがきつく都心は4.1度、練馬は初の1度台の1.4度と今季一番の寒さで、初霜も観測されたそうです。天気は良いけど気温はそれほど上がらず午後になっても都心は昨日よりちょっぴり高い13.１度、練馬は11度台です。

　散歩道の近くに区の試験農場がありよく通るのですが、今は冬で野菜類はありません。ところが収穫の終わった畝がピンク色に彩られています。ちょっと離れているのですがよく見るとホトケノザがいっぱい咲いてます。えっ、ホトケノザって春先に咲くんじゃなかった？春の七草のホトケノザとは違うシソ科の雑草で、小さいピンクの花を咲かせます。花を囲む葉が仏様の再座のように見えることからこの名が付いたそう。七草の方は正確には「コオニタビラコ」という名のキク科の植物で花も全く違います。

　秋に発芽して越冬し、翌年早いところでは1月末から咲くのもありますが3月頃春一番に咲く花です。ところが生育環境の整っているところでは秋や冬にも咲くことがあるそうです。畑のような土が肥沃なところは打ってつけの場所なんだって。しかも野菜の邪魔にならない雑草だそう。へえ～、なるほどね。七草でないホトケノザの花言葉は「輝く心」です。