アル中(歩中)オジさんのフォト日記

 散歩中の出来事などを中心に写真とともに日記風に綴ったものです。

田んぼのイナゴってどこから来るの?

2023-08-27 14:09:17 | Weblog
 今日も大気の状態が不安定だそうです。気温は西日本の方が高いようで、東京は30度をちょっと超えたくらいですが、蒸しますね。先日ご紹介した橋戸の田んぼにもいましたが、水田にはイナゴがつきものですね。近づいていくと、足元の草付近からパッと稲の方にジャンプして行ったり、稲の間で飛び跳ねたり。バッタは原っぱなどで見たことあるけど、イナゴは見たことないなぁと言う人もいるでしょうね。バッタ科ですからまぁバッタの一種ですが、田んぼにいるのはイナゴでよく見られるのはコバネイナゴで、食用にもなります。東北の田舎町で育ったワタシですが、小学校の時は学校でイナゴ捕りに行ったものです。捕ったイナゴは大きな窯でゆで、佃煮にして売り教材の足しにしていたんでしょうね。

 そのイナゴ、田んぼに稲のない時はいません。田植えをした後、稲が成長する頃姿を現し稲を食べる農家にとっては害虫のイナゴは一体、どこから来るんだろうとずっと不思議に思ってましたので調べてみました。イナゴは秋に稲の株元や畔の土の中に産卵します。翌年6~7月頃、卵が孵化し稲や畔の雑草を食べて70日程で成虫になるんだそうです。なぁんだ、ずっと田んぼに居たんだ!これは知りませんでした。一時期、農薬を大量に使っていた時、イナゴは数が激減したことがありましたが、近頃は農薬も少なくなりイナゴも回復しているそうです。今でも貴重な蛋白源として食べている地方もあり、都会でも佃煮屋さんで手に入ります。味?見た目に抵抗のある人もいるでしょうが、美味しいですよ!
コメント (2)
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