サツキと“十字架”

　ゴールデンウィークの最終日は大雨でしたね。休み明けの8日も関東の一部や東北で雨雲が残りましたが、気温が一気に下がりました。東京のこの日の最低気温は都心も練馬も10度台で4月中旬並みの冷え込みでしたが、東北はひと桁がずらりで氷点下になった所もありました。その後もなかなか気温は上がらず3月並みの気温の所も多く、東京も午後になっても15，6度でつい先日は真夏日になったのがウソのよう。こちらはたいしたことなかったものの、西日本の大雨はひどかったみたいですね。

　練馬は朝には天気が回復し薄日が射してきました。昨日は雨のためじっとしてましたが、今日は気温が低いのでちょっと重ね着して出たら少し暑かったです。やはり同じ気温でも冬とは体感が異なりますねぇ。散歩道でこぼれんばかりに咲いていたツツジはもうすっかり終わってしまいましたが、違う所ではサツキがぼつぼつ咲き始めました。同じツツジ科の花ですからよく似ていて、なかなか見分けがつきにくいですが、サツキの方がちょっと小ぶりの花です。旧暦で皐月（5月）の頃に咲くのでサツキと名付けられましたが、ツツジより少し遅れて開花するので区別できますね。葉も小さく、つやつやしてます。

　そのサツキの植え込みの中にハート形の葉が特徴の白い十字架のようなドクダミの花も咲いていました。これも開花時期が5月中旬頃ですので少し早いですね。独特な香りが嫌だという人もいますが花はとても可愛い花です。もう少しすると、八重咲の花も咲き出しますのでまたご紹介します。

花言葉はサツキが「節制」、ドクダミは「野性」「自己犠牲」「白い追憶」です。