アル中(歩中)オジさんのフォト日記

 散歩中の出来事などを中心に写真とともに日記風に綴ったものです。

栗の花

2023-05-27 13:15:37 | Weblog
 27日は近づいてくる台風と梅雨前線の影響で長雨が始まる前の貴重な今日と明日の晴れ間です。東京は午前中に26度を超えて5日ぶりの夏日です。まぁ、昨日も24.9度ですからほぼ夏日でしたけどね。週明けからは毎日、曇り一時雨といった☂の付いた天気が続き、月内にも梅雨入りの発表があるかもしれません。いつもと違った道の散歩でしたが、オッとこの匂いはあれだな。独特の、いい香りとは言い難い匂いが漂ってきます。そっちの方へ進むと、ありました、栗の木が。

 香りと匂いは似て非なるもので、ドクダミの花や栗の花の発するのは香りでなく匂いでしょう。最も好き好きですから気にならない人もいるでしょうが。匂いはともかく、花も変わってますね。これが花かといったクリーム色の房状になった垂れ下がったのがそうです。栗は雌雄同株で見えているのは雄花です。雌花は雄花の根の所に小さく穂のようなものがあるそうでほとんど目立たないようです。一生懸命に探してみましたが見つけられませんでした。全部にあるわけではないそうですが。雌花が受粉して実をつけるのですが、雄花はそのまま枯れて落ちてしまいます。

 栗と言えば秋の味覚のひとつですが、人間との関りは随分古いんです。約5000年前の縄文時代から、人たちは栗を栽培していたそうです。国内最大の縄文遺跡、青森市の三内丸山遺跡からは廃棄された栗の皮や種子などが見つかっていて、当時の食料だったことがわかりました。また直径1㍍の大きな栗の柱も出土、深さ2㍍もの穴もあり大型の掘立て柱建築物があったことがうかがえます。
コメント
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