春の味覚といえばまず早春のフキノトウから始まり、タラの芽やタケノコなどが代表的なところでしょうか。26日の東京は朝から曇り空でしたが、気温はまずます。歩いていて竹林の前を通りかかった時、タケノコが顔を出しているのを見ました。そのタケノコですが今年は大変な不作なんだそうです。九州や京都、静岡など産地から聞こえてくるのは例年にないほど採れないという悲鳴です。タケノコも収量の多い表年と少ない裏年があり、今年は裏年ですが、それでも予想をはるかに上回る不作だとか。収量が少ないため値段も上がっており、店頭では昨年のほぼ倍近いそうです。裏年だからというだけでなく、気温が低かったのと雨が少なかったのも不作に輪をかけているようです。
実は食卓への影響はタケノコだけでなく、いろんな面で出始めています。昨年の北海道を襲った大雨でジャガイモやタマネギが大きな被害を受け、大産地からの供給が極端に減っています。ジャガイモ不作はポテトチップスの原料の争奪戦にまで発展しています。タマネギは1位の北海道に次ぐ2番目の産地佐賀県が病害、天候不順などで記録的な不作で収量は半減するかもという事態に陥っており、影響が大きくなりそうです。さらにいえば、農産物だけでなく漁業にも異変が。昨年はサンマやサバ、イカが大不作でしたが、以下は今年に入ってもさっぱり採れていません。函館、釧路さらには八戸といった漁港では漁獲量が激減しています。スーパーなどでもイカは高いですよねえ。今挙げたのは全て庶民の味です。困りますねぇ。
漁業は海流の影響もあるでしょうが、いずれにしても原因の一つに挙げられているのが天候の不順。異常気象が異常でなくなりつつあるのも地球温暖化が関わっているのかもしれません。季節の味覚が食卓から遠ざかるだけならともかく、生活にも影響がじわり…怖いですねえ。
実は食卓への影響はタケノコだけでなく、いろんな面で出始めています。昨年の北海道を襲った大雨でジャガイモやタマネギが大きな被害を受け、大産地からの供給が極端に減っています。ジャガイモ不作はポテトチップスの原料の争奪戦にまで発展しています。タマネギは1位の北海道に次ぐ2番目の産地佐賀県が病害、天候不順などで記録的な不作で収量は半減するかもという事態に陥っており、影響が大きくなりそうです。さらにいえば、農産物だけでなく漁業にも異変が。昨年はサンマやサバ、イカが大不作でしたが、以下は今年に入ってもさっぱり採れていません。函館、釧路さらには八戸といった漁港では漁獲量が激減しています。スーパーなどでもイカは高いですよねえ。今挙げたのは全て庶民の味です。困りますねぇ。
漁業は海流の影響もあるでしょうが、いずれにしても原因の一つに挙げられているのが天候の不順。異常気象が異常でなくなりつつあるのも地球温暖化が関わっているのかもしれません。季節の味覚が食卓から遠ざかるだけならともかく、生活にも影響がじわり…怖いですねえ。