花熟里(けじゅくり)の静かな日々

脳出血の後遺症で左半身麻痺。日々目する美しい自然、ちょっと気になること、健康管理などを書いてみます。

「旧古河庭園に行ってきました」

2016年10月24日 09時00分00秒 | 趣味(音楽、絵画、等)
旧古河庭園(東京都北区西ヶ原)の洋館を予てから見てみたいと思っていましたが、丁度バラが見ごろを迎えており、「秋のバラフェスティバル」が開催されているのに合わせて、旧古河庭園を訪れました。旧古河庭園の洋館と洋風庭園の設計はジョサイア・コンドルが、日本庭園は京都の庭師・小川治兵衛が作庭しています。
ジョサイア・コンドルは、明治政府のお雇い外国人で、工部大学校(現・東京大学工学部建築学科)の教授として日本人建築家である辰野金吾(東京駅舎、日銀本店・支店、他)、片山東熊(赤坂迎賓館、東京国立博物館、他)ら創成期の日本人建築家を育成しました。また、日本文化を愛し、日本画家の河鍋暁斎に入門し、「暁英」という雅号を授与されます。明治17年(1884年)に開催された第2回内国絵画共進会に「大兄皇子会鎌足図」と「雨中鷺」を出品し受賞しています。 花柳流の舞踊家、前波くめと結婚し、67歳で東京で死去しましたが、この3年前に古河庭園を設計しており、最後の作品となりました。


『旧古河庭園の概要』 :旧古河庭園のHPから抜粋借用
「この庭園はもと明治の元勲・陸奥宗光の別邸でしたが、次男が古河財閥の養子になった時、古河家の所有となりました。数少ない大正初期の庭園の原型を留める貴重な存在で、伝統的な手法と近代的な技術の融和により、和洋の見事な調和を実現している秀逸で代表的な事例であり、平成18年1月26日に国の名勝指定を受けました.
現在の洋館と洋風庭園の設計者は、英国人ジョサイア コンドル博士(1852~1920)です。博士は当園以外にも、旧岩崎邸庭園洋館、鹿鳴館、ニコライ堂などを設計し、我が国の建築界に多大な貢献をしました。
日本庭園の作庭者は、京都の庭師植治こと小川治兵衛(1860~1933)の手によるものであり、彼は当園以外にも、山県有朋の京都別邸である無鄰菴、平安神宮神苑、円山公園、南禅寺界隈の財界人の別荘庭園などを作庭しました。」



【庭園】
(正門の様子)


(洋風庭園の様子)







【見ごろの秋バラ】
(リオ・サンバ)


(ピース)


(黒真珠)


(シャルル・ドゥ・ゴール)


(ローラ)


(プリンセス・ミチコ:当時皇太子妃だった美智子皇后に捧げられた)


(プリンセス・オブ・ウエールズ:故ダイアナ元皇太子妃に捧げられた)


(ヨハネ・パウロ2世)


(マリア・カラス)


(万葉)





【洋館(大谷美術館が管理)】
洋館の室内見学は事前申し込みが原則ですが、申し込みをしていなかったので、見学できれば儲けものということで、ツアー参加希望を申し出たところ、ツアー人員に余裕があったので、見学に参加することができました。室内は写真撮影は禁止ですので、大谷美術館のHPより借用、転載します。

(外観)
「玄関側」


玄関階段上のステンドグラスには古河家の家紋がみえます。








(室内):大谷美術館のHPより借用
http://www.otanimuseum.or.jp/kyufurukawatei/gallery.html



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「トラデスカンティア・シラモンタナ」

2016年10月23日 09時00分00秒 | 自然
葉が白い毛で覆われた露草に似た花がさいています。
“ツユクサ科ムラサキツユクサ属(トラデスカンティア属)の草宿根多年草。原産地:メキシコ。別名:ホワイト・ベルベット、シラユキヒメ。草丈:20cm~30cm。葉:卵形で全体が柔らかい白毛に覆われている。蔓性で地面を這って広がる。 開花時期:6月~10月。花径:約 2cm。花色:ピンク。”

















コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「コキア(ホウキグサ)」

2016年10月22日 09時00分00秒 | 自然
道端にコキア(ホウキグサ(箒草))が生えています。鮮やかな緑色が美しいです。10月には枯れて赤くなり、ホウキのようになります。
“ヒユ科バッシア属の一年草。別名、ホウキグサ(箒草)。アジア原産。草丈:30cm-1.5m。 開花期:8月。箒のような細かい茎が特徴。秋に紅葉する。昔は茎を乾燥して束ねに箒として利用された。果実は秋田県の郷土料理「とんぶり」の材料。”









コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ハギ(萩)」

2016年10月21日 09時00分00秒 | 自然
道端に萩の花が垂れ下がっています。
“マメ科ハギ属の落葉低木。原産地:北アメリカ、東アジア(日本を含む)。日本各地の山野に広く分布している。 秋の七草のひとつ。樹高:1m~3m。 よく株元から叢生し、小枝を出して、分枝する。 花期:7月~10月。花色:紅紫色,ときに白色(白萩)。” 














コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「シオン(紫苑)」

2016年10月20日 09時00分00秒 | 自然
菊に似た小さな花が多数ついている草があります。シオンの花です。
“キク科シオン属(アスター属)の宿根多年草。原産地:朝鮮半島、中国。日本には古い時代に中国から朝鮮半島を経て薬草として渡来したが、観賞用として平安時代にはすでに栽培されていた。草丈:50cm~2m。 葉:細長い楕円形で茎に互生し縁には大きなぎざぎざがある。開花時期:9月~10月。 花色:薄紫色、白色。 茎の先端部が数枚に分かれ、散房状に淡紫色で直径2㎝~3㎝の頭状花を多数つける。根や根茎には、咳止め・痰の除去・利尿作用があり漢方に紫苑として使用される。”











コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする