波紋

一人の人間をめぐって様々な人間関係が引き起こす波紋の様子を描いている

思いつくまま

2009-01-21 09:28:06 | Weblog
1月もそろそろ終わりに近づいてきた。アメリカではオバマさんが新大統領に就任して、方針を演説している。自分的にもやはりここは今年の計画を明確にしておきたい気がする。東京を離れ、郊外に住むようになって、今年で3年目を迎える。
始めは都会の喧騒を離れ、人間関係も過去のつながりを終わり、仕事も徐々にだが次世代へバトンを渡し、静かに日々を満喫できると楽しみにしていたが、いざその段になってみると、実際に新しい環境での新しい基盤が出来ていないことに気がついた。あれも出来る、これも出来ると多寡をくくっていたのだが、冷静になるにつれて、自分の、自分らしい生活を構築することが如何に難しいことかに気づかされたのである。一日の時間をどのような内容にすればいいか、これは孤独と言うことを含めて私にとっての大きな事業であることを知らされたのである。
それは高齢化と共に、未知の世界への展開であり、当に手探りの状態であった。
最初に漠然と浮かんだ考えは、何と言っても「健康維持」についてであった。
幸い、今のところ血圧が少し高いこと以外は支障はなさそうである。(しかし、何時どのように発症するかは保証の限りではない。)そこで万が一に備えて近くの医療機関を決めて定期的な検査を実行することにした。(主に血液検査)
次に定年を迎える頃から始めていたスポーツジムでのトレーニングを継続することだった。約10年近く続けていたこともあって、スムーズに実施できたことはありがたかった。現在は一ヶ月に平均10回の実行である。夏でも冬でも気持ちの良い汗をかくこと、血液の循環を良くし、コレステロールを増やさず、ストレス解消にもなる。そして終わったあとの入浴がまた格別である。何しろ下手な「健康ランド」や「天然温泉」にも劣らない設備が完備していて、清潔である。
(おかげで我が家の風呂の使用も減っている)勿論内容は身体との相談であり、無理することは無い。疲れていると思えば軽く、調子が良いとおもえば少し多めにメニューを増やせばよい。何しろ、やっていて、「今日も出来たぞ」と健康であることを実感できるのが、何よりの励みであり、喜びなのだ。
ジムは日中はさながら「シニア専用」と思わせるほどの「じじ、ばば」の賑わいである。若い人はこの時間帯は仕事で来れないと思われる。ばばさま達は思い思いにおしゃべりをしながらだが、男性は一様に黙々と全力投球である。
その姿は青春をもう一度味わうかのようで見ているほうも微笑ましいものがある。
とりあえず、これが第一であった。