goo blog サービス終了のお知らせ 

J-Blueの雑記帳(近場を歩く)

此のBlogを雑記帳代わりにと始めました。最近はハイキング・旅行等の写真を中心に記録性を高めた内容と編集にして居ます。

神奈川県丹沢「シダンゴ山」を登る

2017年01月16日 | ハイキング・山登り
2017年1月14日(土曜日)丹沢「シダンゴ山」に登りました。タイトル写真は「シダンゴ山」山頂(757.9m)から見た「蛭ヶ岳」「鍋割山」「塔ヶ岳」方面です。(2017年1月18日追加修正)

此だけ雪を被ると3千メータクラスの山に見えてしまう。
この日もこの冬一番の寒波襲来で丹沢山系まで雪雲が来て、僅かながら雪を降らせました。今回の登山には何の影響も無かったのですが、風は冷たい!
先日の雪がかなりあると思いましたが、全く雪は無く、アイゼンも不必要でした。



バス停「寄」(やどろき)から反時計回りで歩く、しかし反時計回りで歩く人は少ないらしく山頂からの指導表示が時計回りを想定した登り方向優先の私設表示板でした。そのせいか途中で道を見失いそうに成るなど若干時間を浪費した。

当日「宇津茂地区」で「ロウバイ祭り」が行われていました。この日が開催日初日のようで下山後時間が有れば立ち寄ってみるのも良いと思います。



クリックで拡大
小田急線「新松田」駅9時30分集合、バスで「寄」(やどろき)迄行き、そこから反時計回りで歩く、バスは9時40分発25分程で終点「寄」に着く。



「寄」バス停で簡単な自己紹介等と今日の登山コースの説明の後出発!




「中津川」に掛かる「大寺橋」を渡り案内表示に従って歩いて行く、村の中の道とは言え傾斜がキツい、要所に表示が有るので迷う事は無さそうだ。



写真は「大寺橋」から中津川下流方向を撮った物です。




写真の様に案内表示板に従って歩いて行きますが、結構急な坂道です。




途中に一本だけ在った「ロウバイ」、雪雲が張り出してきて曇りがちの空模様なのでロウバイの黄色も冴えない。



この写真の扉が登山口と云っても良いのでは無いかと思いますが、鹿除けのこのフェンスの扉を開け入ります。



杉の植林帯登山道を暫く歩きます。先程の村落の中の道より傾斜は緩やかです。




15分ほど歩くと林道が出て来ました。林道はこの分岐点で終わりで、この先から本格的な登りに成ります。一汗かいた後にこんな林道が出てくるとガッカリする!



林道の終点が広場のように広くなっていて「ミツマタ」の木が一本未だ蕾の状態で咲いていました。



登山道は枝尾根を回り込むように登って行きますが、結構急な道です。




上の写真から45分程歩くと山頂です。ここは「アセビ」の木が沢山有り季節には花が楽しめそうです。



写真は「シダンゴ山」山頂標識ですが、地図によっては「ジタンゴ山」と言う場合も在るようです。山頂にある「大寺地区民一同が建立した碑」に依ると震担郷(しだんごう)とも言うらしい!



写真は山頂から南方面のパノラマ写真で左手「大山」から中程「江ノ島」右手「小田原」方面ぐらいまでです。



写真は江ノ島、辻堂海岸、茅ヶ崎、大磯などが写っています。




タイトル写真と同じです。写真は山頂から北側ですが、左手方面に「富士山」見えるのですがこの日は雪雲が多く裾野が木々の間からほんの少し見えた程度でした。



山頂で全員の記念写真




写真は東方向、中央右手のアンテナが見える山が「大山」です。




山頂で40分ほど昼食休憩した後下山に掛かります。綺麗に手入れがされた檜の植林帯を下ります。傾斜は次第にキツくなります。指導標識も大雑把に設置されていて、分かりにくい私設の表示板も在り、女坂と男坂に分岐しますが山頂から下る場合、その標識が無い!下った合流点で初めて下りてきた道がなんだか解る!



写真がそれで、私設の標識ですが登る場合、右手方面の女坂、真っ直ぐの男坂を選択出来るが山頂方面から下る場合標識が無い!結局同じ道に出るが・・・・・・



上の写真から数分で道は稜線伝いに下り秦野峠と宮地山の分岐に成ります。




割と穏やかな道を隊列を組み下って行きます。しかしこの先で登山道がコンクリ舗装の林道によって分断され、分岐標識が判りづらく見過ごして仕舞い、新しく出来た林道の方へ迷い込んでしまいました。すぐに気が付き引き返しましたが指導表示板の位置が林道からは見にくい所に在り分かりにくい。



写真はその林道の途中にあった立派な「山桜」です。




写真が林道を戻った所にある指導表示板、林道からベンチ越しに20m程奥に設置して有る。此ではベンチに休まない人は見落としてしまう。



道は写真の様に明るいよく手入れのされた檜の植林帯を歩く、此から「タコチバ山」(588m)のピークを登り「宮地山」方面へ行く。


写真がその「タコチバ山」(588m)上の写真から小さなピークを2回越えると到着する。何の変哲も無いピークですが指導標識は無く写真の様な貧相なテープに書いた印です。



「タコチバ山」を下り「宮地山」に向かう途中にあった立派な「ブナ」の木?




写真は「タコチバ山」と「宮地山」の鞍部に在る分岐標識、ここから「宮地山」へ往復して又戻ります。往復12~13分



写真が 「宮地山」(512m)の山頂です。南東側が開けて「田代地区」等の家並みが見えていました。



「宮地山」からは落ち葉の積もった割と急な谷筋の道を下ります。




やがて写真の様な村の「茶畑」が見えてきたら「寄」のバス停も近い。




「寄」村落の中の道を歩くとバス停のある 「寄自然休暇村管理センター」迄はすぐです。
14時26分下山完了。歩行距離トータル7.1km、登山時間4時間14分

この日行われていた「ロウバイ祭り」に行く時間は無く、新松田駅前の中華料理店にて反省会となり美味しい酒と中華料理などで終了!!


今年は「九鬼山」から始まりました。

2016年12月28日 | ハイキング・山登り
2016年1月15日 山梨県都留市「九鬼山」を登る
この記事で使用する写真は未公開の写真を使用する事を前提にしました。
この写真は山頂から「滝子山」方面を撮った物で右端の方は「大菩薩峠」では無いかと思います。
今年始めに登ったのは山梨県都留市「九鬼山」でした。
富士吉田線「禾生駅」(かせい)から歩き始め杉山新道を登ります。この辺りの山域は登山道の整備が不十分で可成り荒れ気味でした。藪漕ぎを覚悟で歩いた方が良いようです。



写真は山頂から田野倉駅に下りますが、藪漕ぎから出て辛うじて踏み跡が見えてホッとした所、下山口も近い。



写真は次に行った。2016年2月11日奥多摩「高水三山」を歩く。某SNSイベントに参加して3人で行きました。
写真は山頂から西北方向を撮った写真、中央奥に見えるのは雪を被った「雲取山」です。
雲取山は私の足で歩くには大変そうで単独では行きにくく、未だに行けていません。東京で一番高い山なので一度は登って登ってみたい山です。
この時使用したカメラはオリンパスのコンデジでした。



写真は同じく山頂から「棒ノ折山」を見たところ。




3月は結局山には行かず「北海道」へ家族旅行でした。

「茨城県「筑波山」男体山から女体山を廻る」2016年4月20日に行きました。
写真は「カタクリ」の花。筑波山へはこの花を見る事が目的でした。



スミレも沢山咲いていました。

4月はその他「鳥取砂丘~三朝温泉~島根県松江城~宍道湖を廻る」にも行っています。



5月に入り2016年5月14日「大月市「御前山」から「菊花山」周回コースを歩く」
写真は「大月御前山」から「馬立山」方面に向かう途中で撮った物で此から向かう「菊花山」方面です。



「菊花山」から見える大月駅。まるで電車がおもちゃのように小さく見えます。写真はズームアップした物です。

又、2016年5月28・29日に山菜採りにも出かけている「大白川(入広瀬村)山菜採りと赤城自然園廻り」



2016年6月26・27日 「群馬県片品村「尾瀬ヶ原」を歩く」
この時も某SNSイベントの参加でした。男女合わせて7名レンタカーで都内から出発しました。
写真は「至仏山」初日は曇りで「至仏山」「燧ヶ岳」両方とも山頂が見えなかった。



翌日は好天に恵まれ写真の様に「燧ヶ岳」が良く見えました。
尾瀬ヶ原の木道は平坦なので楽に歩ける。しかし日差しを遮る物が無く一日中炎天下を歩くと可成り体力を消耗する。この次は「至仏山」か「燧ヶ岳」に登ってみたい物だ。




2016年7月16・17日「秋田県「鳥海山」登山」
この時も某SNSイベントの参加5名のパーティーです。
写真は「チングルマ」鳥海山は花の山でもありますが、この時は悪天候で色彩も今一でした。
泊まりがけの登山の場合、自分自信は経験が少なく初心者のような物です。
年齢的にメンバーより体力も落ちるので、迷惑を掛ける心配が常に付きまといます。持病こそ在りませんが何があってもおかしくない年齢ですので仲間と一緒ならば心強い。



翌日は大荒れの天候で、単独で悪天候の時は撤退するのと体力的に弱いのでメンバーに迷惑を掛けられず、又何時もの自分スタイルなので私だけ山頂には行かず下山する事にしました。しかしリーダーに相談も無く勝手に決めた事でかえって迷惑を掛けた様な感じでした。
写真は翌日の下山道から「鉾立登山口」まであと僅かな所からの写真です。



2016年7月26・27・28日「岐阜県「西穂山荘~西穂独標」登山」。
写真は2泊3日で「新穂高温泉」に連泊したのですが、西穂独標へ登ったのは最終日の28日でした。天候が思わしくなく1日ずらしその間「飛騨古川」等の観光をしました。
その時の写真で廃線になった線路を利用して足こぎトロッコで往復数キロの鉄路を走ります。



この写真は「飛騨古川」の町並みで昔の宿場町の景観を維持しているようです。祭りの屋台などの展示館なども在り結構楽しめます。



翌日は本来の目的「西穂山荘~西穂独標」登山です。写真は独標への登り道から上高地が見えていました。



写真は西穂山荘の荷揚げのヘリコプターで本文記事とは又別の角度から撮りました。




2016年8月5・6・7日「南アルプス「塩見岳」登山」
某SNSイベント参加で、この時総勢12名、2泊3日の山行。初日は雨が降ったり止んだりと不安定な天候でしたが翌日以降好天に恵まれました。
写真は翌日「三伏山」から此から歩く稜線越しに「塩見岳」を見た所。



写真は塩見岳東峰と西峰の鞍部から南方面を撮った物。
3千メータクラスの登山は矢張り単独では心配。こうしたSNSイベント参加出来てつくづく有り難い事です。しかし極力メンバーに迷惑が掛からないようにと思いますが歩く速度は矢張りそれなりに若いメンバーと違いどうしても遅くなります。その為配慮して頂き先頭を歩かせて頂きました。




2016年8月20・21日 「飯縄山登山と戸隠高原キャンプ」此も某SNSのイベント。
男女合わせて10名長野駅集合となり、キャンプ翌日「高妻山」組と「飯縄山」組に別れて登山をしました。
写真はキャンプ場で夕食・宴会の準備。



写真は「飯縄山」山頂付近から。
この日は風も無く非常に暑くキャンプ場から登山口まで2時間ほど一般道を歩きます。
登山口から登り初めた時は既に熱中症に成るのでは無いかと思えるほどでした。

又、この月の最後に「伊豆半島周遊「堂ヶ島~伊豆長岡~箱根」に家族旅行へ行っています。



2016年9月9日 神奈川県「荒崎シーサイドコース」を歩く
次の日高尾山に行くイベントがありましたが参加者が少なく、てっきり中止に成ると思って居ましたので。山では無いのですが単独で海辺を歩きました。
この日も非常に暑く。僅かの時間でしたが非常に体力を消耗して仕舞いました。



9月と云っても未だ初旬、海水浴をして居る人は見掛けませんが、夏の終わりの海は静かな物です。
写真はコースも終わりに近い場所ですが、地形的に波の荒い所も在るようです。

又、この9月4日に埼玉県小鹿野町「二子山西岳」に登りましたが、この時は天候が悪く岩場の登山である事からリーダーの判断で途中から撤退となりBlog記事するほど写真も撮りませんでした。機会が在れば単独で行くつもりで居ます。



2016年10月12日「高尾山~城山~バリエーションルートを下山する」
10月になり涼しい日も多くなりハイキングには良い季節に成りました。
天気が良くない日が続き晴れ間を見計らって、思い付きで急遽登る事にしました。
写真は一丁平から南方向を撮った物。



バリエーションルートも終わり、写真の日影沢を渡り林道へ出ると登山道も終わります。
此の路を左方向へ5分ほど歩くとバス道路へ出ます。
日影バス停までは15分ほどです。

又、10月の初旬に「筑波山と茨城県フラワーパーク」の記事を書いています。



2016年10月15日 大月市「本社ヶ丸」を登る
天候のぐずついた日が続き、兎に角晴れ間が貴重な日々。高尾へ登ってまたすぐに本社ヶ丸へ登るという強行軍でした。
写真は此から登る「本社ヶ丸」に続く山並み(どの山が本社ヶ丸か不明)
この日偶然に「たけぱぱさん」に笹子駅でばったり在ったのには驚きました。



写真は山頂近くから北方面を撮った所。

この月2016年10月28日には「茨城県ひたち海浜公園に「コキア」を見る」の記事をアップしています。



2016年10月29日大月市「雁ヶ腹摺山」を登る」
この日も某SNSイベントに参加者5名、本来は新潟県「裏巻機渓谷」へ行く予定でしたが天候不順の為急遽変更に成りました。写真は「大峠」から見た富士山



写真は山頂から南方面を撮った物ですが、南方面は雲が多くご覧のような景色です。




2016年12月2日 山梨県上野原市「高柄山」を登る。その1
        山梨県上野原市「高柄山」を登る。その2
写真は「大地峠」付近から上野原の町並みを見た所。
天候も快晴で青空がクッキリとして居ました。朝方登り初めの頃は霧が発生していて見通しが余り良くなかったのですが、次第にスッキリして来ました。



高柄山山頂から鶴島御前山へ向けてアップアダウンの多い縦走路の途中から上野原市の町並みを見る。この季節冬枯れた木々の間から遠景が見えるので歩くのも楽しい。

この日で結果的に今年最後の山行に成りました。
私の場合思い付きで行きますので単独日帰り登山の場合、気楽に日程を決められます。途中で天候悪化や疲れたら下山する等、同行メンバーに気を遣う事も無く、気楽です。
そんな思いも有りグループ登山に参加する場合は敷居が少し高い。しかし今年は色々なイベントに参加させて頂き、とても有意義な山行が出来ました。
年々体力低下を感じながら山行して居ます。グループに加わる場合同行メンバーに負担を掛ける事が心配になります。特に3千メータクラスの山行では単独では心配が在り、同世代の方達と山行出来れば良いかとも思います。

この一年此の「J-Blueの雑記帳(近場を歩く)」に沢山の方が訪問頂き有り難う御座いました。
又、何時もコメントを頂き大変感謝しています。
来年も体力が続く限り山登りに出掛けたいと思っています。
その他ツアー旅行などに行った時もBlog記事します。今後とも宜しくお願い致します。

















山梨県上野原市「高柄山」を登る。その2

2016年12月09日 | ハイキング・山登り
タイトル写真は「高柄山」山頂から北側に見える「笹尾根」、真ん中付近は「生藤山」や「醍醐丸」右に行くに従い「陣馬山」から高尾山方面です。山梨県、神奈川県、東京都との三都県国境地帯の山塊です。

【訂正】「笹尾根」のリンクを「浅間尾根」と間違えていましたので修正しました。

何と言っても秋からは都市近郊の低山は歩きやすくなり12月に入っても多少の紅葉が楽しめる。夏の暑い盛りに登ると暑さで体力を消耗するが、此からは多少楽になる。登山道の木々も葉を落とし枯れ枝の間から遠くの山並みを垣間見る事が出来るようになります。

 前回の記事  「上野原市「高柄山」を登る。その1」 



前回、上野原市「高柄山」を登る。その1と同じ地図ですが、若干追加の書き込みをしました参考にして頂ければと思います。
全行程12km強を一枚の地図で示すとどうしても中の文字が小さく成りすぎ見にくくなってしまいますので多少書き加えてあります。コース最後の方の「御前山」は地元では「鶴島御前山」と言われているようですので、その様に表記しました。



写真は北側に広がる「上野原」の町です。山並みは「笹尾根」土俵岳当たりでは無いかと思います。右端に頭をちょこんと出しているのが奥多摩「大岳山」では無いかと思います。



写真は名も無いピーク(たぶん大丸)ですが標高730mを超えていると思います。この当たりの稜線上に来ると大小アップダウンが非常に多くなりへばる所です。ここを8時方向へ降りますが、虎ロープがあり非常に急傾斜で落ち葉の積もった所を慎重に下ります。




写真は上の写真から10分程降りてきた登山道を振り返って撮影したものですが、写真の様にここでも虎ロープに捕まりながら下りました。



写真は「千足峠」です。ここから「四方津」へ降りる道もあるようですが地図には「危」マークがあり要注意です。エスケープルートで使えそうです。反対側(南側)の「金山地区」へ降りるルートもありますが此方は道が荒れて不鮮明で要注意との表示が有りました。今回は先に進みます。



写真がその説明の表示で未だ真新しく、最近設置された様です。




写真は「高柄山」山頂間近の登りでこの先の急傾斜を登ると山頂に到着です。




「高柄山」山頂(標高733.2m)!11時26分到着。
山頂で大休止30分ほど昼食休憩です。この後5分程して例の一団が登って来ました。私と同世代と思える一団で十数名の男女で女性の方が多く居るようでした。



山頂のGPS地図、GPSも植林地帯などに入ると精度が落ちるようで誤差が大きくなります。後でデーターロガーの記録を見るとトレースが飛んでいたりします。



タイトルと同じ写真ですが北側の風景で雲一つ無い好天です。手前に写っている低い小さな山が此から下る「鶴島御前山」方面では無いかと思います。見るからにアップダウンの多そうな縦走路です。



更に右方向へカメラを回すと「高尾山」の山塊が良く見えます。




山頂で30分ほど昼食休憩した後、例の団体さんも後5分後に出発という声が聞こえましたので、此方はその前に出発する事にします。



「新矢ノ根峠」方面へ向けて下って行きます。下り初めは写真の様に穏やかに下っていますが次第に急傾斜のアップダウンが出て来ます。



写真は上野原市「高柄山」を登る。その1 にも有りましたが、ウッカリすると左のピークに行きそうですが写真では見にくいですが虎ロープが張ってあり右手のトラバースルートへ行くようになっています。



ふかふかの落ち葉の中を行くと蝶々が舞っていて道の真ん中へ止まりました。他にも小さな蝶々が沢山飛んでいましたが、知識が無い為種類は判りません。こんな寒さの中でも蝶々が飛んでいる事に驚きました。



又しても痩せ尾根です。しかしこうした晩秋の日差しの中、広葉樹の明るい平坦な場所はとても気持ちが良い。



振り返り撮った物ですが高柄山からはアップダウンを繰り返しながら一気に標高を下げます。




ここもウッカリすると真っ直ぐのピークへ行きそうですが、左手方向へ行きます。右のピークは全く別方向へ延びている枝尾根で行き詰まると思います。



鞍部にきたら写真の様な案内表示が有りました。良く見ると表示板の支柱に縦書きで「矢ノ目」と書いてあります。



上の写真から5分ほど登ると東屋があります。ここが「新矢野根峠」で昭文社の地図上でも休憩所となっています。時間も「矢ノ目」から5分で到着しました。ここの案内表示に「上野原」駅まで更に2時間と表示されています。この先当たりからゴルフ場のフェンスが続いていてそれに沿って歩きます。



登山道は次第に谷側に入って行きます。そんな中鹿の食害でしょうか?途中何本かこの様な皮を食べられた木がありました。



高柄山の標高が733.2mそこから次第に標高を下げ、休憩所の標高が大体550m程それを標高320m程まで下る。谷へ降りて沢に沿って歩くようになると、水がしみ出し落ち葉も濡れていてスベル!



下ってきた登山道を振り返った所ですが、この辺りの標高は320m程、標高を可成り下げた、ここから「御前山」分岐迄100m位登り返しが大変です。「御前山」直下の分岐点までハードな登りが続きます。このコースで一番キツイと感じます。更にその後又、100m程一気に下るという非常に過酷な道に成って居ます。



キツイ登りに悪戦苦闘して到着したのが「鶴島御前山」との分岐。御前山山頂は見晴らしも余り良くないようですし、今回御前山方向には行かず下りルートの「上野原駅」右方向へ向けて下ります。



写真12時方向は「鶴島御前山」への道。右1時方向は「上野原駅」です。檜の急傾斜の樹林帯の中を歩きます。



上の写真から40分ほど沢沿いに下ると登山口近くですが、最後は急傾斜の湿った落ち葉の道で虎ロープにつかまりながら慎重に下ります。



漸く登山口に着きました。14時13分!




5分ほど歩きこの坂を登ると人家が現れホッとする瞬間です。ガイドブックには近くに「鶴鉱泉」が在ると書いてありますが何処で見落としたか見つかりませんでした。



村落の中を下って行くと巨大な大木が有り「鶴島のムクノキ」と云う教育委員会の説明板がありました。

山梨県指定天然記念物
樹齢 700年
幹周り 6.3m
高さ  23.4m



鶴島地区を抜けると桂川に掛かる「桂川橋」を渡ります。四方津の「川合橋」から見る桂川と違い川幅は広く川の流れもゆったりしています。



JR「上野原駅」です。この駅は河岸段丘斜面の中腹に在り駅のホームに行くには階段を登らなければならないので、ここの50段位有る階段を登るのが非常に辛かった・・・・・・!

今回のコースは全行程12km強ですがアップダウンを考えると累積標高差が大きく、初心者向けのコースとは言い難い感じです。

14時46分下山完了。
この後15時06分発の高尾行き普通電車に乗り高尾駅下車、今回も温泉「フロッピー」に行きます。
ここで温泉に浸かり、ビール・お酒で一人反省会となりました。

上野原市「高柄山」を登る。その1

2016年12月04日 | ハイキング・山登り
タイトルの写真は枝尾根の稜線へ出て開けた場所に出た所で南側の展望が開けた、遠く南アルプスの稜線が見える。左方向には富士山も見えた。
しかし足下には林道が来ていて未だ所々工事中のようですが県道35号線へ繋がるようです。登山口から森林の中を歩いて来て、いきなりこの様な林道に出るとガッカリした感じになる!
この林道は今回のルートをズタズタに切ってしまい、何回か林道を横切る事に成る。
(タイトルや本文に大月市「高柄山」と書きましたが「上野原市」に訂正しました)

  山梨県上野原市「高柄山」を登る。その2


今回歩いた地図です。
トータル登山時間6時間50分、12kmチョット
画面に赤線でルートと方向、黒い文字で注意点などを書き入れました。
このコースは後半非常にアップダウンの多いコースで、特に最後の方で「鶴島御前山」手前の登りは非常にキツイ。標高を可成り下げ、又急傾斜を登り返す、その後もアップダウンがある。



写真は中央線「四方津」駅7時56分着、に降り立ち身支度を調え、左手に有る中央線の下を潜るトンネルへ歩いて行く。



トンネルを出ると南口で真正面に「高柄山」と「大月」方面の分岐標識が見えてくる。
標識に従って左折する、するとすぐに右折方向へ案内する標識に出る。登山口までは角々にこうした標識が立てられ、街中で迷うような事は無い。



写真は「桂川」に掛かる「川合橋」から上流側を撮った物で、この日中央線「高尾」を過ぎた当たりから霧が濃く立ちこめ、ここ「四方津」で降りた時は道路などが可成り濡れていた。



写真の様な案内表示に従って歩けば自然に登山口に導いてくれる、標識の下にやたらと「クマ注意」の看板が目立つ。



道は村落の中と言っても結構急な登りで駅から登山口までは30分程掛かる。
写真は撮り鉄の方達の隠れスポットらしく中央に見える「鉄橋」を通過する列車を撮るには格好の場所だとか・・・・・



村落の最上部に目指す登山口が有った。
ここからは本格的な山道となり、30分程歩きすでに汗が出ているので、ここで身支度を整え直す。新調した「熊鈴」を鳴るようにセットする、歩き出すとチィ~~~ンと響く音がする!



駅に降り立った時は多少ガスっていましたが、スッカリ霧も晴れて青空が出ています快晴です。
コツンコツンと音がするので見上げるとキツツキが盛んに突いていました。写真真ん中に写っているのはアカゲラでは無いかと思います(2016年12月10日追記 )


写真は20分ほど歩いた所ですが、登山口から緩やかに登って行きます。枝尾根を右に左に巻きながら歩きます。



写真は落ち葉に隠されて歩くべき道が不鮮明に成って居ます。この時期落ち葉で道が隠されて仕舞いますので注意が必要です。落ち葉の無い時は何の変哲も無いのですが広い場所に行くと踏み跡が全く解らなくなります。この写真の場合右手にトラバースするのが正解です。



時に写真の様に痩せ尾根が出て来ます。しかし平坦な道で落ち葉を踏みしめながら歩くのも気持ちが良い!



この路も右手にトラバースします。「高柄山」付近まではピークハントする事も無くトラバースしていてゆっくり歩けます。



次第に標高を上げ隣のピークが見えるように成って来ました。




こんな山奥にも落ち葉に埋もれるように「道祖神」が有りました。




景色もだいぶ良くなりました。




枝尾根の痩せた場所ですが右側は植林帯で作業道が有りますが立ち入り禁止に成って居ます。檜・杉の植林帯、広葉樹林帯と歩くに従い林相が変化します。



枝尾根の左手(北側)に上野原の町並みが良く見えます。




やがて写真の様な開けた場所に出ますが、足下には林道が来ていました。oh~何と言う事か・・・・



写真は「御座敷の松」ここで小休止!
看板には

「かってこの場所に立派な松あり戦国の雄・武田信玄公 が金鉱開発の為に此の地を訪れ休んだ事にちなみ「御座敷の松」と呼ばれていました。この松は古くからの言い伝えを伝承する為に新たに植樹したものです。大切に育てる為に皆様のご協力をお願い致します。」
と書かれています



後方を振り返ると南側に「富士山」が顔を出して居ました。




タイトルと同じですが南アルプス「白根三山」でしょうか?




更に小さなアップダウンを超え樹林帯の中を数分歩くと分岐に出ます。この辺りまでくると「新大地峠」は近いのですが林道が有る為複雑な感じに成って居ます。



写真の所が休憩所に成って居て地形的に「新大地峠」付近と思いますが。林道で登山道が切られていて良く判りません、写真左手に新たな登り口があります。此までは人の気配は全くしませんでしたが、この辺りから別のルートから登って来た一団の声が遠くから聞こえてきます。



写真がその登り口で林道を50m程歩きます。




ピークを登り下ると写真は「大地峠」との分岐です。高柄山へは真っ直ぐ行きます。




上の写真から2分ほど登ると写真の場所で小さなピークになり8時方向へ下ります。先程の一団の話し声が時折聞こえてきます。結局この一団とは「高柄山」山頂で一緒に成るのですが!



道は急な下りで、写真の様に間違えないように虎ロープが張ってあります。この道を右手方向へ急激に下ります。



そうすると又林道に出ます。この林道を左方向へ20m程進むと右手に下る道が出て来ます。




写真がその入り口です。一端急に下ります。




すると写真の様な痩せた平坦な尾根に出ます。




紅葉の残りでモミジが未だ色づいていました。

今回はここ迄。
次回は上野原市「高柄山」を登る。その2として記載します。
又。次回もご覧頂けると有り難いです。


大月市「雁ヶ腹摺山」を登る

2016年10月30日 | ハイキング・山登り
タイトル写真は登山口の「大峠」から見た富士山。ズームアップで写しました。
手前、雲に隠れている山は「滝子山」
「大峠」に着いたのが10時30分、駐車場10台ほどは全て埋まり路上駐車になりました。
この写真を撮影した時富士山は辛うじて頭を出していましたが、この後みるみるうちに雲がかかり始め30分もしたら完全に雲に隠れてしまいました。山に来たら時間を追って状況が変化するので写真を撮れる時は兎に角撮る!・・・・・



書き込みを入れましたが青線は車で林道を走った軌跡、赤は登山道を歩いた物です。
今回は「大峠」から登り初め山頂で昼食休憩時間を入れても2時間足らずのコースでした。車で「大峠」1,560mまで登ってしまったので、その後は可成り楽が出来ました。
もう少し時間が有れば反対側の「黒岳」に登るのも良いと思います。



写真は「大峠」に着いた所で、この先ゲートが閉まっていて上野原市側へは行けません。
こちら側の駐車場10台ほどすでに満車になっていてこの位置に路駐します。
今回のイベントはD氏とS氏(談合坂で合流)の軽自動車2台で移動しました。



写真は「大峠」から南方面が開け、丁度富士山が顔を出した所で、タイミング良く撮影出来ました。タイトルの写真は更にズームアップした物です。



写真は「雁ヶ腹摺山」登山道と反対側にある「黒岳」登山道入り口です。




「雁ヶ腹摺山」へは向かって右手の登山道を上ります。大月市が設置した登山届けようポストです。
今回は某SNSのD氏主催のイベントで参加者男3名、女2名の5人、イベント計画当初の予定は新潟県「裏巻機渓谷」へ行く予定でしたが、天候不順の為急遽「雁ヶ腹摺山」に変更に成り、そのまんま全員参加でした。
各自の自己紹介などの後10時46分出発



登り始めてから数分で「御硯水」と石碑に刻まれた水場にでました。




初めの方は割と緩やかに登り少しのアップダウンを歩きます。写真は丁度谷筋に流れる沢をまたぐ橋。



先頭は私が歩きます。と言うのも何時も遅いペースで歩きますので先に歩かせて頂きます。
写真は写真を撮る為に先に行きスマホで写真を撮るD氏。



時折青空が顔を出します。そんな時カエデ類の色が鮮やかに目立ちます。




時折岩が混ざった急傾斜の登山道を行くと写真の様な巨大な岩が現れました。
一見すると人工の石垣のような感じですが、此も天然自然の造形らしい・・・・・



上の大岩を回り込み登ると、防火帯のような草原になり、頂上が見えます。




5分ほど登ると「雁ヶ腹摺山」山頂標高(1,870m)です。




ここで集合写真を撮ります。
本日の参加者全員です。11時42分山頂到着。登り始めてから1時間弱、被服調整タイムを取った以外休憩しませんでしたので、コースタイム通りと行った所でしょうか!
ここで丁度良いので昼食休憩にします。



写真は山頂から南方面を撮りましたが、すでに富士山は雲の中で、時折低い雲が垂れ込めます。写真に山頂の名前を入れました。「本社ヶ丸」は先々週に行きました。



上の写真から更に西方向にカメラを向け写真中央右そこには「笹子雁ヶ腹摺山」が見えます。
この地域に「雁ヶ腹摺山」と名の付く山が三つ有ります。もう一つは「牛奥ノ雁ヶ腹摺山」紛らわしいですね、当初雨天で行き先が変更に成り「雁ヶ腹摺山」へ行くと聞いて、てっきり「笹子雁ヶ腹摺山」と思い込んでいました。。。。。。。



さて山頂でゆっくり昼食休憩をした後、下山します。山頂付近から少し下ると天然林でブナ、クヌギ、コナラ、カエデ等紅葉の主役が沢山です。



登る時は下ばかり向いて黙々と歩く時間が多いので、余裕を持って見る事が少ないですが下山の時は目線が向かうのでたっぷり観賞する事が出来ます。
この辺りの紅葉はすでに盛りを過ぎつつありクヌギなどの葉はすでに落ちカエデ、イロハもみじなどが主役ですが発色が今一の感じでした。



写真は向側の「黒岳」です。

下山完了は13時丁度。ここでS氏は此から更に車で移動し温泉などに浸かりゆっくりする為に、我々帰宅組と別れ別行動になりました。
今回は時間も早く、汗も殆どかいていないなどが有り主催者D氏の判断もあり、このまんま真っ直ぐ出発駅に戻る事になりました。

大月市「本社ヶ丸」を登る

2016年10月17日 | ハイキング・山登り
タイトルの写真は「本社ヶ丸」山頂直下から南方向を撮った物で「三つ峠」と「富士山」が写っています。時間が11時半近くになり可成り霞んできた。登山開始が7時40分頃可成り時間が掛かっています。
笹子から林道歩きが2時間程あり、又登山口からは酷い藪漕ぎを強いられ悪戦苦闘、その先も急登が続く・・・・・

昨年4月三つ峠から「清八山」まで行っていますその時の続きとなる山行です。



今回歩いた地図です。
笹子駅から反時計回りに歩く周回コースで上に書いたように前半林道歩きが長く結構傾斜もあり殆ど休憩もせず歩いた。
このコース、中上級者向けのコースと思われ私の持っている2010年度昭文社の地図では「角研山」(かどとぎやま)からの下山道の記入がありますが、現在国土地理院の地図から登山道は消えています。下山道に使う場合その先の「宝越え」からの下山をお勧めします。
地図に注意点を書き入れましたが、登りは酷い藪漕ぎで登山道は殆ど手入れがされていません又下山に使った「角研山」からの下山道で完全に道を見失いビニールテープの目印を頼り尾根を真っ直ぐ下ると言う酷い状態でした。
スマホのGPSナビと紙の地図を頼りに下りましたが、歩行時間だけでも7時間以上掛かり近頃に無い強行軍でした。
矢張りこの辺りの山を登るには心して掛からないといけないと再度思いました。

写真は「笹子駅」から甲州街道を甲府に向かって歩きJR中央線ガード潜り振り向いて撮った所。この先「追分」まで30分程歩き林道へ入る。登山の始まりです。

笹子駅で日頃山登りでお世話に成っている「T氏」(たけぱぱ)さんに偶然の出会い。驚くと共に行き先の違いもあり挨拶もそこそこに先を急ぎました。この世界も狭いのかな~と感じたりしました。



「清八峠・本社ヶ丸」と言う標識に従い林道に入ると追分トンネルが見えてきた。ここから更に登山口まで1時間半以上掛かる。



林道脇に「シュウメイギク」「ノコンギク」が沢山咲いていました。その他ススキ、ブタクサなどごく普通に都会でも見られる草花が風にゆられていました。(2016/10/20訂正)



やがて東電の大きな変電所が見えてきます。道に沿って変電所の脇を歩いて行くと程なく舗装も無くなり沢沿いの砂利道になります。



沢に沿って暫く歩きます。




漸く大月市が設置した登山道の標識が見えてきました。
この砂利道を更に進むと道が消えるように、藪漕ぎの登山道口になります。



写真右手にある標識に従い直角に左から登り始めますが一見すると何処が道だか判りません。足下を見るとかろうじて踏み跡が判ります。



少し歩くと写真の様な登山届けのポストがありました。




更に草木を掻き分け5分程歩くと、も~全く先が判らない状態に成り、足下の草を掻き分け道を確認しながら登って行きます。



やがて檜の幼木が沢山茂り、登山道を隠していますので、道迷いに備えて檜の枝を折りながら進みます。折口を赤丸で囲みました。



更に十数分悪戦苦闘すると尾根筋に出たらしく、尾根に付けられた道がハッキリ判るようになってきました。



此から枝尾根の樹林の中を登って行きます。




見上げるとベンチがあります。3脚程有りました。此処まで来ると清八峠は間もなく、我慢で登ります。



日影でもトリカブトは元気に咲いています。トリカブトがやたら多い!




やっと「清八峠」に到着。写真右手から登って来ました。都留市の標識と大月市の標識の両方設置して有ります。市境界の稜線なので互いに自己主張するように設置して有ります。登山者の立場からはもう少し話し合いをして合理的に設置したら良いと思いますが。。。。。




スマホGPSの画像です。この地図、右手方面へ歩きます。




写真の様に、この先の尾根は痩せ尾根で草付きの岩場が続きアップダウンを歩きます。



稜線へ出ると見晴らしが良くなり、快晴の空模様でもあり遠く南アルプス、八ヶ岳秩父連山などが視界に入ってきます。
思わず心の中で「ヤッタ~」と叫びたくなる感じでした。



痩せ尾根のアップダウンを歩いて行くと「本社ヶ丸」頂上直下からの景色です。
三つ峠「御巣鷹山」のアンテナ群が目立ちます。



上の写真から更に右にカメラを向けるとタイトルの写真の画像です。




更に右に向けると遠く南アルプスの山々が見えます。その右手には「八ヶ岳」が見えました。
左手前切れていますが「清八山」です。



写真は「本社ヶ丸」山頂に至る岩場。此を登ると山頂に着きます。ここで高齢の6人程のグループの方々が下りるのに難儀していました。



そして「本社ヶ丸」山頂(1.631m)狭い山頂です。東側が登山道方向で木が生い茂り展望は余り良くないのですがその他は遮る物が無く気持ちが良い。



GPSの位置です。この先直下は険しい岩場ですがその先はなだらかで広い下り尾根が続きます。




アップダウンもそれ程無く広葉樹林帯です。




広い場所に出ると至る所にイノシシの仕業と思える掘り返した跡が見られます。イノシシも人間と同じ登山道を利用するようです。



唐松やブナ、クヌギ、コナラの自然林の中を歩き、時折急傾斜を下って行き標高をドンドン下げます。



やがて送電線の鉄塔が出現し明るい場所に出ます。この後方右下に「宝の山ふれあいの里」方面への分岐があります。



この標識は都留市が設置した物ですが右手方面へ下山すれば都留市「宝の山ふれあいの里」方面へ出ますが昭文社の地図では破線ルートになっています。



上の分岐標識から「鶴ヶ鳥屋山」(つるがとやさん)方向へ5分程下ると痩せ尾根になり急なアップダウンになります。ピンクのリボンが割と目立ちます。



ひと登りすると「角研山」(かどとぎやま)(1.377m)のピークと分岐に成ります。写真右手方向が「鶴ヶ鳥屋山」方面で20分程先に進むと笹子へ下りる道があります。その道を下りた方が賢明です(後から判った事ですが)此処で小休止。出発の時同世代と思えるオジサンが来て休憩するようです。



分岐標識ですが自分はここから「笹子」方面に下るのですが笹子方面の「字」が消されています。その事を軽く見ていました。
先程の都留市側への分岐標識付近で、笹子から「角研山」経由で逆方向から来た方に話を聞いた所。道は割と判り、下の方では下草の仮払いなどして有ったとの事・・・・・と言う言葉を信じて(地元の方らしい)



「角研山」でのGPS画像。現在位置画面真上の尾根を下ります。この国土地理院の地図ではルートが消えています。右手の尾根の下りラインが「宝越え」下山道で、此方の道を使い笹子へ下る方が良いと思います。



写真は下り初めですが、未だ道はハッキリしていて問題は在りません。




しかし次第に踏み跡が怪しくなります。写真は30分程下った付近です。




突然鉄塔が出て来ました。この場所は地図の標高1.136mの2本目の送電線の位置と重なります。林道まではあと僅かですがそこがくせ者!



写真真ん中のポールは良く見ると分岐標識に成って居ます。左方面は作業道と書いてありました。
この先で道を見失い探している所に「角研山」ピークで休憩後、入れ違いに後から来た方に追い付かれましたが、その事で多少判断が狂いました。ピンクリボンは尾根を真っ直ぐ下っていますが、私が見付けた道は小さな谷を回り込んで別尾根へ向かいそうなので、この際合流したオジサンのピンクリボンの指示に従うと言う判断を優先しました。
今回の事でルートファインディングがまだまだ未熟なのを思い知らされました。



写真は15分程急な尾根を下り漸く林道が見えた所で、林道に下りる道が無い!
有る地図ではこの林道に下りる道が不明とある(後から判った事ですが)。
この写真、先行するオジサンが滑り落ち思わず木の枝に捕まった所。

私も同じ様に降りますが、この時初めて「怖い」と思いました。シッカリした足場が確保出来づ、ずるずると滑り落ちるのです。
ここから滑落しても10m程と思いますが、しかし途中に2m程の石垣が有り滑落すればその下のアスファルト道路に叩き付けられると思います。
3.000mクラスで高度感のある岩場でも足場がシッカリしていれば恐怖心は無いのですが、足場が不安定で頼る物が無いと成ると、矢張り恐怖だ!

ここのルートに付けられたピンクリボンは直登して居て恐らく冬場、雪のある時等に付けられた感じです。(2016/10/23 追記)



写真は漸くずり落ちながら何とか林道に降り立ち後から写真を撮った物です。写真真ん中ススキの有る所を下りました。



林道を横切り更に写真中央カーブミラーの近くの標識に従い左方向笹子方面へ尾根を下って行きます。



林道から先は地図に登山道のラインがあります。道もハッキリ付いていて、ひとまず安心。
しかしこのオジサン歩くのが早い! この際ここまで来た以上最後まで付いていこうと。しかし後数ヶ月で70歳の身には結構応える、と心の中でブツブツ言いながら必死に食い下がって行きます。



矢張り踏み跡は在る物の、こんな倒木があるようではこの先用心するに越した事は無いと思いオジサンにつかず離れずに歩きます。



写真は途中振り向いて撮った物ですが、相変わらず急傾斜で半分ずり落ちながら30分程下って行きます。



途中先行するオジサンに落石をしてしまい、何とか当たらずに済んだのですが、それ以降少し距離を置いて歩きペースを落としたら、そのうちオジサンを見失いました。

写真はやっとJR線が見える所へ来ました笹子駅はすぐです。



遂に下山口に到着!14時38分下山完了!




笹子駅がすぐ側に見えますが、こちら側からホームに入る事は出来ず。長いホームに沿って歩き研修施設を回り込んで反対側から改札口に出ます。



10分程歩き改札口到着14時50分。
次の電車は15時35分高尾行き。未だ早いがホームに入りベンチでゆっくりします。

全行程時間約7時間30分
休憩時間トータルで40分程か
歩行距離約13km

今回は幾らか時間が早いのでこのまんま自宅へ帰りゆっくりする事にします。

高尾山~城山~バリエーションルートを下山する

2016年10月14日 | ハイキング・山登り
タイトルは高尾山「稲荷山コース(1号路)」、高尾山登山口から40分程登った「あずま屋」展望台から都心方向を撮った物です。

この日朝起きて、今日は天気が良さそうで自宅から空を見ながら雲の行方を見計らって、此なら大丈夫そうだと判断し、急遽山登りの支度をして家を飛び出しました。
気温もそれ程高くなく、1ヶ月程山登りをして居ない為リハビリ登山には良いカモ。
このルートは2014年04月16日 に逆コースで歩いています。下の地図はその時の物ですが、若干書き込みなどを入れました。
今回もコンパクトデジタルカメラを使いましたので画像が今一です。


城山から下山に使った登山道は「昭文社」の地図では破線ルートに成って居ます。
登りに使う場合「電柱、中継支5と6の間」から、となっています。
実際には日影沢に入り5分程でカーブミラーの所の電柱が中継支5となっています。
バリルートと言っても道はハッキリしていて、可成り歩かれていますので迷う事は全くないと思います。



写真は「稲荷山コース(1号路)」の登山口。高尾山に登る時は何時もここから登るのが殆どです。その他何本か有る登山コースも全部登っていますが、ここが比較的静かに登れるので必然的にこのコースになります。



7分程登ると旭稲荷神社が出て来ます。




写真の様に400m毎に表示が出て来ます。高尾山頂直下で3km表示が有りました。




稲荷山登山道は写真の様な根っ子と岩が混じった道が続きます。




40分程登ると「あづま屋」展望台に着きました。そこから見た都心方面の空です。秋らしい雲の感じです。
タイトルの写真もここから撮った物です。
この日下山して京王線高尾山口のホームから埼玉県新座市の東電ケーブル火災の煙が見えていました。高尾から意外と近くに見え黒い煙が一本真っ直ぐに登っているので何かあった事がすぐに判りました。



更に登ります。傾斜は緩く階段が頻繁に出てくるように成ります。




12時25分山頂直下まで来ました。何時もは山頂が人で一杯なので山頂には行かず「一丁平」方面へトラバースしてしまいますが、今日は山頂方面へ寄って行きます。



山頂に行く為にはこの急で長い階段を登ります。




山頂は相変わらずの人の波です。でも今日は平日なので幾らか人が少ないようです。若い人が意外と多く流石有名な山です。



写真は山頂から丹沢方面、大きな山は「大室山」この日は富士山が見えませんでした。




さて高尾山山頂に長居は無用で写真を撮ったらそのまんま通過します。そこから階段を下りて行くと「もみじ平」手前の鞍部に出ます。先程の山頂直下のトラバースルートを歩くとここへ出ます。ここから、いわゆる「奥高尾」と言われるゾーンに入ります。12時35分



食べ物を全く持ってこなかったので、もみじ平の茶店で昼食の「かけそば」を食べます。しかしここの店のメニューは少し値段が高めです。城山まで行くと同じ物でも100円以上安価です。
時間がすでに12時半過ぎなので仕方なく食べました。待ち時間も長く結局食べてすぐ出発という感じで胃袋がお祭り気味です・・・・・・・



一丁平までの途次にあった「トネアザミ」この時期見るべき花類が少ない。




トネアザミとアサギマダラ




ノコンギク




もみじ平から長い階段を下りて行くと今度は上り階段です。この長い階段を登ると「一丁平園地」です。



「一丁平園地」で数分休憩して更に先へ進み階段を登ると「一丁平」展望デッキに着きます。丹沢山塊は次第に雲に隠れてきています。富士山方面は全く雲の中で見えなかったのが残念です。13時28分



「一丁平」から又階段を登り下りします。城山との鞍部に出ると日影沢林道に直接出るトラバースルートの分岐が有りますが、今日は城山の山頂へ向かいます。13時53分
写真中央の山は「城山山頂広場」から此から向かうバリエーションルートの尾根です。



城山山頂標識、標高670.3m




城山の山頂で数分休憩して、トイレ脇の舗装道路を下って行きます。この道が日影沢林道で県道516号線(浅川相模湖線)へつながります。



写真は日影沢林道を下って行くと前出の城山手前のトラバースルートからの道と合流点でこの先少しでバリエーションルートの入り口になります。



この写真が其れで赤い矢印線で入り口を示しました。夏草が茂って細い道が隠れ気味ですがシッカリ歩かれているので道が無くなるような事は有りません。



此から夏草が枯れてしまえば道はハッキリします。此から植林帯に入れば道は分かり易く成り心配は要りません。



檜の植林帯を歩きますが、どうもこの辺りは私有地らしくその為指導標識を設置する事が出来ずバリエーションルートと成って居るのでは無いかと思えます。(個人的な感じです)



登山道は植林帯の中など木に白いペンキやビニールテープが付いていて、踏み跡もシッカリしています。傾斜は次第にきつくなります。



高速道路を通る車の音がうるさく成って来たらソロソロ登山口も近い。
城山から丁度1時間で日影沢の登り口まで、下山出来ました。其れだけ登る場合急な登りと言う事でしょうか?
写真は「木下沢橋」。写真右手に「日影」バス停があります。



日影バス停。15時5分下山完了! 15時13分のバスでJR高尾駅へ向かいます。

今回は高尾で寄り道せず。真っ直ぐ我が家へ帰ります。

神奈川県「荒崎シーサイドコース」を歩く

2016年09月12日 | ハイキング・山登り
タイトルの写真は「荒崎シーサイドコース」歩き始めから45分程歩いた付近、写真の波打ち際を鎖に頼りながら歩く、波を被らないように波の様子を伺いながらの歩行だ。 この所Blog記事も2回連続で「海」がテーマと成って仕舞った。 以前から計画していましたが天候がハッキリせず延び延びに成って居ましたが、天気図を見て意を決して出発しました。





写真は「矢作入り口バス停」に有る看板。今回は此処を終点にして僅かな距離ですがバスに乗り京浜急行「三崎口」まで戻る周回コースです。


今回は京浜急行「三崎口」からバスに乗り「荒崎公園」迄行き、そこから歩き始めます。



写真は京浜急行「三崎口」。朝自宅を出発したのが9時40分頃、「三崎口」に付いたのが12時。山歩きと違い、食料も水も殆ど持たずに来たので駅前で昼食にしました。流石三崎らしくマグロ丼の店がありました、しかし前回伊豆半島で丼物に懲りたので今回は生姜焼き定食にしました。食後コンビニで500mlの水を買い丁度来た「荒崎公園行き」バスに飛び乗ります。
バスは「荒崎公園」迄行くのには何路線か有りそれ程待たずに済みそうです。



写真は丁度「荒崎公園」行きですので終点まで行き(15分程)。バスを降りて漁港に沿って付けられた道を歩くとどん詰まりが駐車場に成って居ます。



写真は荒崎公園「城山」に続く道で直接海岸へ出ず寄り道して「城山」の展望台方面に来ました。



写真は上の写真の場所から南方面を撮った所で「城山」は20m程の崖地に成って居て二等三角点があります。



城山の展望台




三角点




来た道を一端駐車場まで戻ります。そこから海岸に向け下りて行きます。写真は「どんどんびき」と言われ深い入り江に成って居ます。



上の写真から少しで海岸に出ます。海岸に出たら岩場を左に歩いて行きます。此からシーサイドの道を歩きます。



海岸に沿って歩くとすぐに写真の「長井の千貫松」と言われる場所が目に入ります。




波も結構高い、しかし天気は快晴に近い素晴らしい天気だ!だが気温が非常に高く湿気も多い又何より山と違い日影が殆ど無い!



この岩場は結構高い、岩その物は頁岩と凝灰岩などで滑らないが落ちると確実に怪我をしそうです。



写真は「海蝕洞」、中央右手の穴を潜り向こう側へ行く、こうした「海蝕洞」が沢山有り中には古墳時代に墳墓として使われた物も在るそうです。



写真は反対側へ出た所を振り向いて撮った物。




鎖場です。この写真は上の「海蝕洞」の手前にあります。写真中央右に写っている男性は出発時私より前に居たのですが岩場が苦手なようで、この後途中から撤退したようです。



波は在る物の海水は濁りは無く澄んでいます。




又しても鎖場です。此の「荒崎シーサイドコース」が整備されたのは何十年か前で、私が高校生の頃今回と同じようなコースを歩いた記憶が有ります。しかし現在は余り整備が行き届かないようで標識や案内板などの痛みが激しい。タイトルと同じ



写真はフナムシ・・・・・虫が嫌いな方は可成り勇気が要りそうです。暗く湿気の多い所に来ると一斉に動き出すのでギョとします。。。。。。。。



断崖の上は私有地らしく、立派なマンションなどが立ち並び、場所によってはプライベートビーチの様に成っていて、そう言う場所はコースが寸断されてしまっています。



コース上に立ちはだかる大岩で、流石に右側を回り込む事は出来ず。左手にトラバースルートがあります。



写真は調べていないので正確には解りませんが、ノカンゾウの様です。




こうした景色を見ていると心が洗われる感じです。しかし暑い!日影が全くないのでじりじりと焼かれる感じです。「海蝕洞」に日影はありますが安心して休憩は出来そうも無いです。
休憩も取らず1時間以上歩いて居るので、頭がボーッとして来て熱中症に成るのでは無いかと心配になる程でした。



遠く静岡の方を見れば富士山が見えるはずですが今日は雲に隠れているようです。




写真遠く島の先端は「城ヶ島」でしょうか、先端にかすかに灯台が見えます。




写真は「円徳寺」手前にある「祠」鳥居の所に写っているオジサンは地元の人でサンダル姿で砂浜などスタスタ歩き私と同じペースで歩いて居ました。この方に「矢作入り口バス停」方向を伺い同じ道を来た訳です。



写真は「円徳寺」入り口




やっと「矢作入り口バス停」到着。2時間弱で殆ど休憩も取らず歩いた。地図には7.7kmと成って居ますが今回は平地に近いので可成りのハイペースで歩いた、その為暑さと日照りで疲れが酷い、このバス停から二駅で程で「三崎口」駅です。歩けば1~2キロ位と思いますが歩く元気も無く15分程バスを待っていました。。。。。。。





飯縄山登山と戸隠高原キャンプ

2016年08月24日 | ハイキング・山登り
タイトルは「戸隠山連峰」の一部、戸隠神社「奥社」参道入り口から程近い所から撮った物です。
2016年8月21日早朝5時50分戸隠キャンプ場出発。その前「高妻山」登山組は4時30分頃出発。
前日から天候は不安定で台風の影響が若干出ている感じでした。その為か時間と共に雲の動きなどが活発になって来ていました。

今回は通常使う一眼レフカメラは先日「塩見岳」で雨に濡れたせいで調子が悪くレンズを修理に出したので、今回はコンパト・デジカメにしました。画質全体が冴えない事をご了解願います。



地図に書き込みを入れましたが、「戸隠キャンプ場」から「飯縄山登山口」迄行くのに早朝の為路線バスが使えず登山口まで2時間以上一般道などを歩きました。
登山口に到着した時は既に登山中盤の様な感じでした。コースは幾つか在るようですが登山者の為の道案内は貧弱でどの道を行けばどの登山口に着くか・・・・・不明でした。
地図に赤いラインと青ラインで区分けして歩いた道を示しました。赤いラインは大体のコースで昭文社の山地図では詳しい道は判らず地元発行の道路地図が必要と思いました。計画では周回コースを取る予定でしたが登山口が判らず、結果的に戸隠中社「戸隠神告げ温泉」先の分かり易い登山口から登り往復登山となりました。



写真は8月20日長野駅。駅前のバス停集合で各自バラバラに到着、10名全員が集まる迄の間キャンプ用の食料などの買い物を先に来たメンバーが済ませる。男6名女4名 全員集まった所で「戸隠キャンプ場」行きのバスに乗車「バスのフリー切符2.600円」なり。



バス車内は比較的空いていました。此から「戸隠キャンプ場」迄1時間と少しのバスの旅の始まりです。



キャンプ場に着き手続きなどを終えて、決められた今晩の寝所のログキャビンの写真、建てられて日も浅いらしく未だ綺麗だ。しかし狭い、ここに5人入る。



キャンプ場で借りたテーブル、椅子、バーベキューコンロなどを運び込むメンバーの皆さん。




雨が降りそうでしたので、追加でタープも借りてサ~、バーベキューパーティーの始まりです。




主催者リーダーS氏のご希望で薪を燃やし、赤い炎見ながら酒を飲む・・・・・・




ログキャビンの内部、ログキャビンとバンガローの違いは電気のコンセントと照明の有無だそうで使用料が若干違います。

今夜のログキャビン宿泊者女性陣4名と男1名・・・・・・・男(人畜無害故)・・・私です。



翌朝「飯縄山」へ向け出発5時50分。此に先立ち「高妻山」登山組はまだ暗い内4時30分頃出発して行きました。
「高妻山」はここの近くに登山口が在りますがコースタイムは往復8時間以上掛かりそうです。

一方「飯縄山」は登山口から往復5時間程ですが、前出のように登山口までバス便が無い為、一般道やそれに沿った散策路を歩きます。此以降は「飯縄山」からの記録報告です。



キャンプ場入り口の脇に写真の様な看板が有り「戸隠自然観察路」と言う看板表示に従って「戸隠中社」へ向けて歩き始めます。



道は平坦でやや湿地に近い場所です。昔、戸隠自然観察路を歩いたかすかな記憶が有りますが今となっては殆ど覚えていません。



ヒラヒゲソウ レッドデータブックに載りそうな程少ないようです。




40分程で「戸隠奥社」参道に出ました。




更に戸隠奥社駐車場へ出て県道36号線を横切り「信濃路自然遊歩道」へ入ります。バードライン・県道36号に沿って居ます。



タイトルと同じ写真ですが「戸隠連峰」が良く見えました。この先辺りから道が複雑になり標識もいい加減で地図を見比べながら歩きます。地元発行の観光地図のほうが良さそうです。



更に40分程歩いて漸く「戸隠中社」へ到着。7時25分。




更に30分・・・・・漸く登山口に到着!(7時55分)この段階で可成り足に来ているので5分程休みます。



登山口から10分程は急登ですが、其れを過ぎると写真の様な穏やかな登りに成りこの状態が暫く続きます。



ユックリ登り50分程すると「菅ノ宮」の鳥居が見えてきました。登山道はここから傾斜を増します。兎に角蒸し暑く風も無い為、体温が上がり頭もボーッとした感じです。



更に40分程登ると見晴らしの良い稜線へ出ます。晴れていれば「戸隠連峰」や「高妻山」が見えるはずですが生憎雲の中でした。



写真は上の写真と反対方向南側です。もう少し登ると長野市の町が見えます。この辺りは「お花畑」の様に成っていて沢山の種類の植物が見られます。



トリカブト。この紫色がとても鮮やかでした。(写真は今一)




トリカブトとヤナギラン




ヤナギランとハンゴンソウ




山頂も近くなり漸く長野市の街が見えてきました。




写真は一の鳥居飯縄登山口「南登山道」方面との合流点。この先でどうせピストンするのなら、ここでザックをデポして山頂を往復してから昼食にしようと言う事になり。登山道の脇にザックを置いて山頂まで行く事にします。



15分も登ると「飯縄神社」の祠がありました。




更に5分程すると広い場所に出ます。そこにも神社の建物が在ります。写真の所から山頂が見えます。10分で山頂という表示が有りキッカリ10分で到着しました。



そして「飯縄山」山頂(1,917m)です。生憎上空に雲が立ちこめ遠くの山々の展望は望めません山頂到着11時10分。「高妻山」方面組も30分程遅れて山頂到着したようです(後から判明)此方から見ると「高妻山」は雲の中で全く見えませんでした。



先程まで見えていた長野市内(南東方向)も雲が下がり見えなくなってしまいました。




山頂に10分程滞在した後ザックをデポした所まで戻り昼食タイムにします。下りは幾らか余裕が出て来て花を撮る気になりました。しかし昼食も余り食べられず、同行者のS女史にご心配をお掛けして仕舞いました。写真はリンドウ。



オヤマボクチ。初めて見る植物で初めはアザミの仲間と思いましたがアザミ類に変わりは無いのですがこの個体は未だ開花まで間があるようで蕾のようです。
食用にも成り蕎麦のつなぎにも使われるようです。



往復同じ道ですので下りの写真は少なめです。写真は分岐道ですが写真の様に右手方向に一方的に矢印が付いています。左に行くと林道に出るようですがバス停からは遠ざかるようです。此処まで来ると登山口はすぐです。



山頂から2時間足らずで登山口まで下りました。登りの半分近い!今回は蒸し暑い上に風も無く30分置き位に休み水分補給をしました。何時もより可成り水分補給をしました。
同行したS女史も私にペースを合わせて頂き感謝です。登りのコースタイムは可成り遅れ気味でした。



写真は「戸隠神告げ温泉」登山口から15分程の所にあります。行く時この前を通り越しましたが、この日は日曜日、帰りのこの時間、隣にある「ちびっ子忍者村」の施設に来たお客の自動車が駐車場にあふれ路肩駐車が続き温泉もごった返すと思いきや、結構スキスキでした。(写真はS女史の物をお借りしました)

温泉に入りサッパリした所で付属レストランでビールで乾杯!
此は至福の時間です。
余りの喉の渇きに生ビールを2杯お代わりしました・・・・・・
S女史も同じようで、今回の山行は暑さに負けたようです。

この後、戸隠中社バス停から長野駅に戻り高速バスに乗り換え池袋駅まで帰ります。
長野市内に入り突然の夕立に、、、、、、幸いバスに乗車中で幸いでした。
長野市内で時間が有れば善光寺見学でも思っていました。又は「高妻山」組と合流できれば良いと考えていましたが合流は出来ず。そんな時間も無く高速バスに乗り換えます。
渋滞でバスは遅れ結局池袋着22時過ぎでした。矢張りバスは運賃は割安な物の時間が掛かる!!

今回御一緒頂いたメンバーの皆様、主催者と高妻山チームリーダーのS氏。飯縄山へ同行頂いたS女史どうも有り難う御座いました。



秋田県「鳥海山」登山

2016年07月19日 | ハイキング・山登り
タイトルは「賽の河原」から「御浜神社」方面を撮った所。

群馬県「館林」に集合した後H氏のマイカーで「鉾立登山口」まで行く。7時45分頃出発。
本来の集合時間は7時13分だったが私が電車に乗り遅れた為30分程出発が遅れた。

登山口到着14時05分。支度をした後登山届けを提出して歩き始める。
「鉾立登山口」から1時間20分程。コースタイム通りで来た。この日は登山口から雨具を着用で歩く事に成った。私は折りたたみ傘を使用して、風が無い事から快適に歩けた。
他のメンバーはカッパを着たが結果的に30分程でカッパを脱ぐ事に成る。
今回のメンバーは男4人女1人、ベテラン揃いの山行です。



重く垂れ込めた曇り空。鉾立登山口から登り「御浜小屋」で宿泊、翌日雨の為私がここから撤退して、他のメンバーは荒神ヶ岳「新山」(2,236m)山頂迄行き、鉾立登山口で待ち合わせ合流する。
いずれも往復登山、標高1,500m付近から上部は終始雲の中で雨の荒れ模様の天候でした。
他のメンバーには申し訳ないが「御浜小屋」から先は結構厳しそうで、無理に行く事でメンバーの足を引っ張る事もはばかれる。
景色などの写真を撮るのも難しく、私は「御浜小屋」から下山がてらゆっくりと花の写真などを撮りながら降りました。



鉾立登山口にある案内板、この右手にある登山届け場所で届けを出し登山開始14時21分。



写真は登山口から5分程登った「展望所」を過ぎた所にあったヨツバヒヨドリ、未だ開花前なのでひっそりとしていた。



登山道は緩やかで石の階段状になっていてとても整備されている。下りの時に多少気を付ければ快適な登山道だ。



石の階段状の左右に割と見られる「イワカガミ」。今回天候が悪く風景の写真は余りなく、結果的に高山植物の写真が多くなってしまった。



写真は花の終わった、ショウジョウバカマ




写真はニッコウキスゲ。今が一番盛りの時らしくそこここに群落が見られた。




ガスが押し寄せてくる中にも雲の切れ目を逃さずシャッターを切る、ニッコウキスゲの黄色が目に浸みる様な感じだ。



写真はベニバナイチゴと思われますが正確には解りません。




上の写真と別の個体ですが、花が終わりやがて実を付ける、一般的に木イチゴとして扱われる



タイトルと同じ写真。晴れていれば広々とした場所で高山植物も多く少しの沢も流れ休憩場所には最適な所と思います。



標高が1,500mを超えるようにな成ると残雪が出てくる、この辺りの登山道に雪は無く雪解け水が至る所に流れ出ている。



振り向いてシャッターを切った所ですが象潟(きさかた)の町は雲の中と言った感じです。
所々急な登りがあります。真ん中に写っているのはメンバーのT氏。



一輪だけでひっそりと咲いていたヨツバシオガマ(その他は群生しています)




御浜小屋近くになり出て来たハクサンフウロ




ツリガネニンジン




トウゲブキ




ガスの中でも黄色く色付いたニッコウキスゲは目立ちます。




16時18分「御浜小屋」着。
「御浜小屋」は参籠所で御浜神社の隣が棟続きとなり宿泊出来るようになっています。
寝具は毛布のみ(1人2枚程使え不自由なく)で布団はナシ。
事前に調べて私はシラフを持って行きました。
食事は1,500円と高めで、私達は自炊でした。酒類もありますが値段が・・・・
水も天水らしく、自分で持って行くのが大前提です。



小屋の裏手に上がり稜線に出ましたが、写真の様にガスって何も見えず、晴れていれば右下に「鳥海湖」が見えるのですが・・・・・写真に写っている人達も期待して居たようですが!



小屋の周りは「お花畑」の様に成っています。




シナノキンバイ




小屋の内部。この日小屋はほぼ満員で、私達が到着した時は既にそこかしこで酒盛りが始まっていました。



雨は上がっていて小屋の外で酒盛りをします。
やがて日没になり雲も高くなり眼下に「象潟」市内の明かりがチラホラ見えました。



翌朝の小屋の風景。ご覧のようにガスって殆ど景色は見えません。
この状態を見て私は下山の意志を固めました。



この日は私1人で、登りの時は余裕も無く見過ごしていた花達探しながら、ゆっくりと花の写真でも撮りながら下山します。
写真はハクサンボウフ



雲が立ちこめ明るさが不足して、フラッシュを焚きながら写真を撮ります。写真はイワカガミ



振り返って撮りますが相変わらず雨模様です。




賽の河原付近に咲いていたナナカマドの花




ミヤマカラマツ




私が下山してきたら、丁度賽の河原付近で初めての登山者に出会った。写真は振り返って撮った物ですが、写真中央左の赤いカッパの2人が第一陣でした。

この日鉾立駐車場に着いて少ししたら、秋田県側三市町村県警、消防のレスキュー隊などがけたたましいサイレンと共に来て、緊急遭難対策本部という幟を立て始め物々しい感じになりました。
後で聴く所では遭難者が出た様です。この写真の方達でなければ良いがと思う次第。



イワイチョウ。下方の花にピントを合わせたので上の花はピンぼけです。




チングルマの開花期が終わり、これから綿毛が伸びてきます。




雪渓と黒光りした岩のコントラストが面白いので撮ってみました。




同じくミヤマカラマツ




ゴゼンタチバナ




ミヤマツボスミレ(花の大きさは1cm程)




トリアシショウマ




標高が1,300m付近になり漸く象潟(きさかた)の町が見えてきました。
運良くそれ程強い雨に降られる事も無く此処まで来ました。
しかし湿気で虫がわんさかと出て来て、三箇所ほど刺されました。
顔に2カ所手に1カ所、顔がずいぶんと腫れてきました。



象潟から左手方向「酒田」方面




同じく象潟方面




鉾立展望台近くから撮った「奈曽渓谷」の眺め。
前日に登る時は全く見えなかった。



鉾立登山口付近に咲いていたホタルブクロ



これでBlog記事を終わってしまってはメンバーに申し訳ないので、山頂まで行ったメンバーの写真を若干載せます。(何れもT氏撮影の物をお借りしました)
写真は「扇子森の上部御田ヶ原」を過ぎ「八丁坂」を登り「七五三掛」(しめかけ)の分岐標識




分岐から「千蛇谷」方面へ来た。




「千蛇谷」から雪渓などを横切り「新山」の山頂(2,236m)に到達。

この後下山に掛かり数時間後に鉾立登山口で私と合流します。
待っている間鉾立駐車場は土砂降りと強風があり、時々雨が止むと言った不安定な天候でした。

更に詳しい事はT氏のBlog記事で紹介されると思いますので、その時は此のBlog記事内にて又紹介致します(リンク追加)。



合流した後一行は象潟市内で食事などして、お土産等を買い、山形自動車道に入り途中「寒河江」道の駅に在る「ゆ~チェリ~」(温泉)へ入り帰路に着きます。



写真は「ゆ~チェリ~」ホテルと隣り合わせで、同じ経営体で温泉の料金が安い。

今回の山行は初期の計画から日程が二転三転したが、結果的にH氏のマイカーに載せて頂き非常にラッキーな山行でした。Hさん有り難う御座いました。
ただし私が集合時間に遅れた為メンバーにご迷惑をお掛け致し申し訳ありませんでした。








群馬県片品村「尾瀬ヶ原」を歩く

2016年06月30日 | ハイキング・山登り
タイトルの写真は「ヨッピ橋」を過ぎ1~2分程歩くと「竜宮小屋」への分岐が出てくる、そこを通り越し山の縁に沿って10分程木道に沿って歩いた所から「燧ヶ岳」を撮った所です。

今回のハイキングは某SNSイベント募集に参加しました。当初の予定では「鳩待峠」から「アヤメ平」へ行き「矢木沢道」もしくは「長沢新道」をへて「温泉小屋」迄の予定でしたが、出発時間から逆算すると時間が足りなく成りそうな事から、一般的な「鳩待峠」から「山の鼻」経由で「温泉小屋」迄と決まりました。このコースは数年前に歩いています。



地図に今回歩いたコースを赤矢印線で示しました。一般的初級コースで往路は「鳩待峠」からいきなり下り道です。その後「山の鼻」からは木道の平坦な道を延々と歩きます。

復路では「山の鼻」から登りに成り「鳩待峠」少し手前から階段の道と成るので木道に慣れた身体にはキツく感じる。しかしこの道も山と高原地図のコースタイムより20分程早く歩いた。流石山慣れたメンバーばかりで早い、でも私には少しキツイが!



写真は「鳩待峠」の駐車場、私が前に来た時と違い「鳩待峠」手前3分程の所に新たに出来た駐車場で、ここからバスが発着します。(一般車は不可)



写真は「鳩待峠」レストハウス。以前バスの折り返し所が今は花壇と成っています。
この日、日曜日の午後なので流石に人が少ない。
バスの中で簡単な食べ物を取ったので、バス到着後すぐに出発します。
右側通行の木道を下って行きます。前日の土日曜日にはさぞごった返したのかな?などと考えながら歩きます。我々と逆に登ってくるヒトは結構居ました。


鳩待峠登山口のゲートをくぐった所の写真で下り初めは緩いのですが、これから階段の木道などが出て来ます。



木道脇の「水芭蕉」はすでに花も終わり大きく成長してました。大きく育ちすぎ養分が多過ぎるカモ?野生動物の屎尿の関連、人間の活動の結果・・・・?



60分程歩いて写真の「山の鼻」へ到着。10分程休憩します。小屋の軒にイワツバメが巣を作り沢山飛んでいました。又セグロセキレイがベンチの周りを人間を恐れもせず歩き回っていたのがとても気になりました。(餌付けしたのと同じかなと感じました)



天気は余り良くない「鳩待峠」から雨がパラパラ来たのでカッパを着たが途中で脱ぎその後は強い雨に降られる事も無く歩けました。



写真は「ワタスゲ」時期的に少し早いようです。



タテヤマリンドウ



ウラジロヨウラク




ヒツジグサ、この水生植物は「未の刻」(午後2時)に開花すると言う事から「ヒツジグサ」と名前が付いたようです、しかし尾瀬では11時頃に開花するようです。



カキツバタ、アヤメも若干咲いていました(確認)が、多くはカキツバタでした。カキツバタとアヤメの区別は写真の花で言えば、真ん中の白い筋が網目状に成っているのが「アヤメ」です。



モウセンゴケ、この種類は「ナガバノモウセンゴケ」他に尾瀬では「マルバノモウセンゴケ」「サジバモウセンゴケ」も有るようですが今回はそこまで詳しく見ませんでした。



サンショウウオとオタマジャクシ。(アカハラサンショウウオと思いますが)




何かを見付けて見入るメンバーの皆さん。なんじゃろな~・・・・!!




ひたすら木道を歩く、左上の山は「燧ヶ岳」この日残念ながら山頂を見る事は出来ませんでした。



トキソウ




トウダイグサ




燧ヶ岳山頂は雲の中。




午後になり木道を歩くのは私達のグループ位に成りました。



クロバナロウゲ




写真で奥に見えるのは「見晴小屋郡」




写真の見晴の小屋手前を左8時方向へ分岐して温泉小屋方面へ向かいます。




サワラン、イメージとしてカメラを下の方のアングルから撮影すると良いのですが、木道からは難しい。



漸く「温泉小屋」が見えてきました。本日はこの小屋に宿泊します。
時間も15時を過ぎていて、歩いて居る人も殆ど居ない、ここの小屋泊まりの人達も私達を含め3グループほどと思います。サーこれから酒盛りですよ~~~~



17時本日の夕食メニュー、写真の他に漬け物2種類、味噌汁、ご飯、その他山菜の天ぷらが出たと思った・・・・・もうすでにお酒で出来上がっている!缶ビール500、600円なり!



しきりにSNSにつぶやく為に夕食のメニューの写真を撮る女性陣




翌朝、山小屋の窓から見える景色、今日は良い天気だ!




朝食メニュー。結構豪勢だ!私達と別行動で、食事前4人がヨッピ川と合流する只見川に有る「三条ノ滝」を見に行った。若い女性とオジサン2人元気が良いな~。
往復2時間弱の行程。私達残留組、私と女史2人は適当に朝食を取りゆっくり適当に時間を潰す。


朝散歩に出る。。。。。ノリウツギ、此ノ木とよく似ているのがヤブデマリ、オオカメノキ等。




朝方結構雲がありましたが、時間と共に快晴に近い感じに成りました。「三条ノ滝」を見に行った4人も無事戻り食事を終え出発の準備が整った所、小屋の前で全員の記念写真などを撮り8時過ぎに出発します。


ニッコウキスゲ。時期的に少し早いようです。しかしこの尾瀬ヶ原では年々個体数が減少している感じです。鹿の食害と聞いています。



今日は来た時と反対に「至仏山」方面へ向け歩きます。復路は往路と若干コースが違います。




振り向けば「燧ヶ岳」・・・・素晴らしい!




湿原から少し谷に下ります。写真はヨッピ川に掛かる「東電尾瀬橋」




写真は「東電尾瀬橋」から下流側を取った所




写真は「東電小屋」に着き、休憩中にボッカの真似事S女史・・・・ウ~ン。がんばっとる!



此方は若手のA女史、若いと言う事は素晴らしい!




此方も若手のN女史何時も明るいですな~。




ウバユリ(蕾)




シロバナニガナ




ヤマドリゼンマイ(手前のシダ状の草)と至仏山




ヨッピ橋手前




ヨッピ橋とM女史、はい此方を見て・・・・・が下の写真。




何時もながら決まってますね!!思わずズームアップしちゃいました。(顔にモザイクを掛けて済みません・・・・)キャ~すてき!



タイトルと同じ、風が無ければ逆さ燧ヶ岳となったはずなのですが・・・・・・
今まで歩いた中でここが一番大きい「池塘」の様な気がします。



燧ヶ岳をバックに全員で記念写真! (いずれもプライバシーに配慮して有ります)



トキソウ・・・・・美しい!




ヒツジグサ。未だ9時半なので花が開いていない。早く開けゴマ!




前日の写真でも載せましたが、太陽の光に輝く綿毛が美しく再度別個体で掲載しました。




燧ヶ岳と池塘




ミツガシワ




恐らく「カキツバタ」の群落




木道と至仏山




上の写真からまもなく「山の鼻」に到着。少しの休憩でいよいよ鳩待峠へ向けて登りに掛かります。今回の行程で初めての登りです。最初の地図の所で書いたように山慣れたメンバーなので歩くのも早い。ガイドブックでは鳩待峠まで1時間20分と成っていますが1時間程で到着しました。人も少なく帰りコースの人も少ない。写真はあっけなく(苦しかったが)鳩待峠に到着した所です。そして丁度11時50分発バスが有るというので休憩もそこそこに、あわただしくバス停へ急ぎます。



花の女史4人組、みんな元気だ~~~~!




30分程バスにゆられてレンタカーの待つ片品村戸倉駐車場到着。
この後日本ロマンチック街道を南下し白沢地区片品川の畔にある白沢温泉へ行き入浴と昼食です。しかし未だ車の運転があるのでビールは新宿までお預けです。
その後17時過ぎに新宿到着レンタカーを返却「鳥貴族」にて全員参加で反省会をして解散となりました。

【Blog編集後書き】
今回同行頂いたメンバーの皆様有り難う御座いました。年齢と共に体力が落ち皆様にご迷惑をお掛けしたのでは無いかと思います。日頃単独山行が多く、人付き合いも下手な上言葉足らずで不快な思いをされた方もおられるかと思いますが悪気は無いので、何卒此からも宜しくお願い致します。
尚顔写真を掲載するに当たって各人の了解を得て無いのでプライバシー保護の観点からモザイクを掛けましたが多少見苦しくなるのをご了承願います。 Blog主 記



大月市「御前山」から「菊花山」周回コースを歩く

2016年05月15日 | ハイキング・山登り
タイトルの写真は「御前山」。御前山と名の付く山は沢山有りこの山は「御前岩」とも言われているようです。奥多摩の「御前山」は三大主峰の一つとして有名ですが、大月市御前山は標高730m大月駅の目の前にそびえ立ちます。山頂付近は急峻で岩山のような感じで南側がスパッと切れ込んで断崖となっています。見晴らしは良いのですが、雲が多く今回は「富士山」が見えずどの位置かも判りませんでした。



地図に今回歩いた所を「赤線」でトレースしました。大月駅から時計回りで歩き国土地理院の地図には大月駅側に沢山の道が記されていますが、不鮮明な道が多いようで「赤線」のトレースも部分的に地理院の地図では表記ナシです。「馬立山」から先は都留市と大月市の境界にある為各自治体の事情で行き先の表示や山道の整備状況も違うようです。大月市側は道標などが整備されていますが都留市側は貧弱です。



JR大月駅着9:26分。登山口迄は15分程歩く、写真は旧甲州街道からバイパスに出た所。国道20号線バイパスに出たら左へ1・2分程歩くと登山口の道標に出逢う。



写真は上の写真のバイパスへ出て旧甲州街道を振り返って撮った、岩殿山が間近に見える。




国道20号甲州街道バイパスに在る「厄王権現」の道標。そこに「御前山」「厄王院奥ノ院」への登山口の標識がある。



上の写真の場所を右に入るとこの写真の場所で、コンクリート舗装の道を10分程歩くと「厄王院奥ノ院」への鳥居が見えてくる。



道すがら咲いていた「オドリコソウ」だろうか?詳しくは不明。




写真は「厄王院奥ノ院」への鳥居前にある「菊花山」への分岐、この右手方面の道は不鮮明で殆ど歩かれていないようです。



写真は上の写真を左手方向へ行くとすぐ見える。「厄王院奥ノ院」の鳥居だ。大月駅から30分程、ここで身支度を調え、山道らしくなった急傾斜の道を上る。



道は沢沿いの道で周りは広葉樹林帯、新緑の萌黄色の中を歩く。上部へ行くに従い沢の水はいつの間にか無くなり涸れ沢と成って行く。



新緑の萌葱色が目にしみる!




小さな尾根の上へ出ると二つ目の鳥居が見えてきた。この辺りは「厄王山」8合目付近、奥の院まではもう少し。



尾根を直登気味にヒト登りすると「厄王院奥ノ院」に出る。チョットしたピークになっていて更に尾根は続く。



写真は「厄王院奥ノ院」この脇の道を右方向トラバース気味に歩く。




1・2分歩くと虎ロープがあり右側が切れ込んだ危ない道が出て来た。写真の道を左方向へ回り込む。



更に10分程歩くと「御前山」山頂方面と「九鬼山」方面の分岐に出た。この道標に従い左方向へ行く。



虎ロープを張ったザレて急傾斜な道を10分程登ると「御前山」山頂だ。




漸く「御前山」(730m)山頂に到着。山頂で10分程ゆっくりして、「馬立山」(797m)まで行く、前回都留市側から登って矢張り「馬立山」を往復して田野倉駅に下った。
写真北西方向遠く中央やや右よりに見えるのは「滝子山」では無いかと思います。



山頂から分岐まで戻り「馬立山」方面へ進路を取ります。写真は「御前山」から「馬立山」に連なる稜線を30分程歩くと「菊花山」へ降る分岐に出る、此の路を通過して更に進み「馬立山」へ往復する、往復約50分位と思いますが、アップダウンを覚悟して進みます。





写真は途中の「沢井沢ノ頭」そこからやや平坦な尾根を歩く。多少のアップダウンを歩くが・・・



最後のアップダウンを登ると「馬立山」山頂に到着する。この写真2時方向へ行くと九鬼山方面へ行く。今回はここから来た道を戻る。これで前回都留市側から登った尾根とつながる。




写真は先程の「菊花山」へ降る分岐に戻り「菊花山」へ方面へ向け急峻でザレた虎ロープやクサリの付いた道を降りる、写真はその途中に設置された道標。



写真は「馬立山」山頂から「菊花山」分岐まで戻り、1時間程降り悪戦苦闘で「菊花山」(643.7m)の頂上に到着、ここで遅めの昼食休憩にします。眼下には大月の町や岩殿山、百蔵山、扇山が良く見えます。



写真は「四等三角点」一遍が12cm角の花崗岩で深さは土中80cm近く有ります。この三角点は場所コードを埋め込んだICタグが着けられています。



「菊花山」山頂から北側に「岩殿山」が真正面にそびえています。




北西には「滝子山」が見えます。




そして眼下にはJR大月駅と町、中央高速が見えます。




眼下間近に大月の町が見えますが、降るには写真の様な急峻なザレた所を降ります。




急な下りを15分程我慢で降ると、写真は「金刀比羅宮」の祠。




更に15分程下り遂に国道20号バイパスに出ました。大月駅迄はすぐです。




国道20号バイパスに出て国道に沿って猿橋方面へ行き初めての信号を左折すると写真の様に大月駅が真正面に見えます。
朝出発の時「観光案内所」の昔お姉さんに登山口などの情報を聴いたので、お礼がてら無事下山の挨拶をしてから急いで14:15分発の高尾行きに乗りました。

この後高尾駅で温泉、高尾の湯「フロッピー」に入り1人反省会、送迎バスも1時間に2本と割と便利帰りはほろ酔いで、気持ちの良い風に吹かれて、気分が良かった!

茨城県「筑波山」男体山から女体山を廻る

2016年04月21日 | ハイキング・山登り
タイトルの写真は筑波山「女体山」(標高877m)からつつじヶ丘方面を撮った物、ロープウェーの発着駅が良く見える。遠くこの右手方向に「霞ヶ浦」が見える。

つくばエクスプレス「つくば駅」で下車、筑波バスセンター1番からつつじヶ丘行きシャトルバスに乗る。京王線、中央線快速、総武線、つくばエクスプレス、シャトルバスと乗り継ぐので結構面倒だ。



この地図は 筑波観光鉄道株式会社筑波山ケーブルカー&ロープウェイホームページより転載した物で青線で右回りの道順の書き込みを入れました。小さく見にくいですが詳しくはホームページを参照して下さい。標高871mと低いのですがケーブルカー&ロープウェイを一切使用せず初めて登るので様子が解らなかったが、歩くと結構歩き甲斐が有った。最初は高尾山ぐらいかと思い込んでいたが遙かにキツイ!



バスを下車するとそこは筑波山神社の大鳥居の側、10分程歩くと写真の筑波山神社本堂に出るこの本堂右手方面が「女体山」への登山道、左方面が「男体山」、少し慌てたので「女体山」への登山道に入ってしまった。



若者20人程のグループから離れ静かになった所で、写真の「シャガ」が咲いている道に出た、しかし「女体山」への登山道と判明し本堂裏手の道をケーブルカー駅の方へ戻る。



写真の様に緩やかにケーブルカー軌道に沿って登って行く。




道は次第に傾斜を増してきます。写真は40分程登った所でケーブルカー軌道の脇に出ました。




更に10分程歩くと写真の「関東ふれあいの道」の標識が有りました。左方面「山頂」10kmと有りますが何処の山頂だろう?



やがて登山道は「木の階段」が続くようになります。途中「スミレ」が沢山咲いていましたが種類は不明。



「ニリンソウ」も今が真っ盛りと言った感じで沢山咲いています。




筑波山神社から1時間半程で「御幸ヶ原」の鞍部に出ます。ここはケーブルカーの「筑波山山頂駅」。茶店などの前を通り、左手の「男体山」(871m)へ15分程登ります。




写真が山頂への道ですが次第に傾斜がきつくなり岩も出てきます。




途中に咲いていた「キクザキイチゲ」です。他にも「カタクリ」「スミレ」等が咲いています。




写真が男体山山頂の神社




写真は山頂から南西方面を撮った物ですが「富士山」は全く見えませんスカイツリーも全く解らずこの日は春霞が多く遠望は諦めるしか有りません。



ガッカリして山頂から「御幸ヶ原」へ下ります。ウイークデーにも関わらず人出は多い。昼食にしようと思いましたが、ベンチなど一杯で仕方なく「女体山」へ向かいます。その途中から先程居た「男体山」を撮りました。



「女体山」へ向途中に「カタクリ」の群生地があります、そこに「カタクリ」と一緒に生えている「テンナンショウ」もしくは「マムシグサ」



写真は「カタクリ」の群生地が掘り返された跡、盗掘かイノシシ、鹿の食害か良く判りませんが・・・・・



「カタクリ」のアップ写真。




更に「女体山」へ向けて進みます。すると初めに出て来たのが写真の「セキレイ石」です。茶店の前にありました。



更に進むと「ガマ石」と名の付いた大岩が現れました・・・・・成る程何となくガマに見える?




そして「女体山山頂」(標高877m)丁度この時、小学生の団体が来て右往左往、山頂は子供達で大騒ぎで少し危険な感じでした。引率の先生方も大変そうでした。何とか証拠写真のシャッターをカメラを持った方に頼み撮りましたが狭い山頂で山頂標識も撮影するにも大変でした。



写真はタイトルと同じ写真ですが、これだけ見るとのどかな山頂からの眺めですが、撮影場所を決めるのも大変でした!



山頂の方位版で子供達が取り囲んでいるのを一時空けて貰い撮りました。




さて山頂の喧騒から解放されて下山に掛かります。写真は山頂から1、2分下った急な岩場で急激に下ります。



10分近く急な岩場が続きますが我慢で下ります。やがて道が平坦になると写真の様な道標が出て来ます。近くの「屏風岩」付近で20分程昼食休憩し「筑波山神社」方面へ向かいます。



途中に咲いていた通常のスミレより一回り小さい「スミレ」種類は不明。




写真は「母の体内巡り」それまで大仏岩、北斗岩、裏面大黒岩、出船入り船と大きな岩が色々でて来ました。



次に「高天原」と言う大岩を過ぎると、今度は「弁慶七戻り」と言う写真の岩が出て来ました。大岩としてはこの「弁慶七戻り」が最後で後は急激な岩場の下りが続きます。この先で「つつじヶ丘」方面と「筑波山神社」方面の分岐に出ます。



分岐を「筑波山神社」方面へ行くと次第に傾斜も緩くなり始めます。写真は分岐から30分程下った杉の植林帯の中の道です。此処まで来ると「筑波山神社」も近い。



上の写真の場所から30分程下ると「筑波山神社」へ出る、そのまま神社を通り過ぎ参道を突っ切り県道42号線へ出る、途中旅館のお土産屋さんで「つくば湯」方面への道を聞いたら割引券をくれたので良かった。10分程県道を歩くと写真の「つくば湯」に到着14:20分。時間的に早かったので客は少なく私が出る頃は1人だけのワンマン風呂状態でした。



写真は風呂から上がり1人反省会、まだ閑散として居るがこの後登山客らしき客が続々来て入浴し始めました。早く来て良かったのですが。
所がバスの時間が筑波山神社入り口発16時10分発、それに合わせる為、送迎バスを出してくれるというのですが、その時間が3時50分、生ビール、冷酒、もろきゅう、イカ焼きを注文したのは良いが30分で全部消化で来るか・・・・・・・!
結果、大急ぎで呑んで喰って口の中に押し込む・・・・・・・ウ~ン、何やってんだかナ~!

大慌てで1人反省会を切り上げ1人送迎バスに乗り込みバス停へ5分程で筑波山神社入り口バス停到着15分程待ち時間が有りほろ酔い加減で良い気分でした。





奥多摩「高水三山」を歩く

2016年02月13日 | ハイキング・山登り
タイトル写真は「惣岳山」山頂から北西方向を撮った所、中央遠方の山は奥多摩主峰「雲取山」で13時近くですが割とスッキリした写真が撮れました。



高水三山の周回コース地図です。
赤い矢印線で歩いたコースをしめしました。青梅線「軍畑」駅から出発して「御岳」駅に下山するコースです。
登山口の所に民家がありそこが「縁側Cafe」喫茶(スタバァ)となっていて軍畑から歩くと45分程かかるので丁度良い所にあり、コーヒーなど1杯150円なりで一休みしました。



写真は軍畑駅、今回の山行は3人でのんびりと歩き始めます。10分程準備等をして出発します。高水三山はこれで三回目、前回2012年1月30日に単独で登っています



駅から少し歩くと踏切です。単線で超ローカルな感じが好きで、この踏切を渡る時つい写真が撮りたくなります。



県道193号線(下畑軍畑線)へ出たら左方向へ進みます。写真は10分程歩いた所に鎮座する観音像と道祖神。



上の観音像と道祖神を過ぎると、左手に道は分かれ平溝川に沿って左の道を歩きます。分岐から20分程歩くと写真の案内板が出て来ます。



数分歩くと写真の案内板があり、右手の道へ入ると「高源寺」の山門が見えてきます。




「高源寺」にはロウバイが咲いていました。




ここが民家の「縁側CAFE」ここで一休みしました。庭にテーブル席があり気持ちの良い日の光を浴びながら、店の方と雑談しました。T氏撮影(拝借しました)



写真の「縁側CAFE」。民家は現在は人が住んでいないようですが宴会などに使用出来るよう貸してくれると言う話で、自炊でもすれば宿泊も出来そうです。



上の「民家」の脇が「高水三山」の登山口になっていてここから本格的な山道になります。いきなり急登ですが植林帯の中を歩きます。



写真は10分程歩くと北斜面に雪が溶けずに残っています。道はジグザグに付いていますのでアイゼンを着けなくても何とか歩けます。日当たりの良い稜線へ出ると雪は溶けて無くなり高水山山頂まではアイゼン無しで歩けました。



日の当たらない所は雪が踏み固められ滑ります。アイゼンを着けていないのでふかふかの部分を歩きます。



稜線へ出ると遠く西武ドームなどが見えます、この写真では見えないのですがスカイツリーが見えていました。



上の写真から30分程歩くと「高水山常福院」の山門へ上る階段が見えてきました。この階段雪が凍り状になっていて滑るので手すりにつかまり、ゆっくり登ります。



山門です。前を行くのはT氏。正面奥に本殿が見えます。




本殿で手を合わせるS女史。何を祈ったのだろう・・・・・・




本殿の脇を抜けて稜線上を5分程登ると「高水山」(759m)の山頂です。ここで小休止をしてアイゼンを着けます。この先から雪が残るアップダウンの道になります。
この山へ初めて登ったらしい4、5人のグループの人がここでアイゼンを外していたのを見ましたが、逆でしょう!・・・・・案の定、初っぱなの急な下りで又アイゼンを付け直していましたorz・・・・・



山頂から急な下りを降りると写真の様な平坦な場所に出ます。しかし植林帯の為日当たりが悪く登山道の雪は圧雪状態で凍っています。



上の写真の場所から15分程歩くと開けた場所に出ます。北から東方面に展望があり奥武蔵の山々が良く見えました。



写真は「岩茸石山」(793m)へ登る最後のピークです。




やがて「岩茸石山」(793m)山頂です。写真中央「棒ノ折山」(969m)関東ふれあいの道コースにもなっています。



写真は北西方向に見える奥多摩主峰「雲取山」(2,017m)写真中央。タイトルと同じ写真。



山頂で30分程昼食休憩をして下山に掛かります。尾根は北西方向から南向きに方向を変えて「惣岳山」へと向かいます。



この道は前出のように棒ノ折山」(969m)から続く関東ふれあいの道コースの一部になり写真の様な標識が幾つか出て来ました。



写真は「惣岳山」(756m)山頂。上の場所から40分程歩きます。




ここの山頂には「青渭(せいい)神社奥の院」があり、裏手へ回ると写真の様な立派な彫刻の羽目板が見られます。見た目ハッキリと判りませんが三蔵法師とお釈迦様を描いたような感じでした。



「惣岳山」山頂から植林帯の道を下り、写真は45分程下った所の分岐標識で今回は御嶽方面へ進路を取る事にしました。



上の写真から更に30分程下ると村のお寺「慈恩寺」境内に出ました。御嶽駅のすぐ上にあるお寺です。



その境内に咲いていた梅の花です。まだ7分咲きと言った所でしょうか!




道は御嶽駅のバス停の真ん前に出ました。14時56分下山完了。
そしてT氏の知り合いの店、この写真の所から数メートル先に在る「つちのこカフェ」に立ち寄り生ビールを1杯呑みゆっくりした後15時26分青梅行き電車に乗る事になりました。



そして此方方面へ来た時はおきまりのコースで(私の希望を押しつけて)青梅線「河辺」駅の温泉「梅の湯」と「とんでん」で3人反省会をしました。

2016/03/24に同行者「たけぱぱ 百名山 山歩き日記 PART4」Blogに同山行の記事がアップされました。

山梨県都留市「九鬼山」を登る

2016年01月17日 | ハイキング・山登り
タイトル写真は「九鬼山」(970m)山頂少し手前から撮った物で10時59分時点の画像です。朝車窓から見ると曇っていましたが、近づくに従い雲が取れてきてスッキリとした富士山の写真が撮れました。
今回の山行は富士吉田線「禾生駅」から杉山新道を登り「九鬼山」をへて「馬立山」(またてやま)(797m)を往復し「田野倉駅」へ下山するコースにしました。「九鬼山」はリニアー新幹線の発進基地そばでリニア線用トンネルの真上にある山です。



今回登ったコースです。九鬼山から先、急激に下り標高を下げます。札金峠で630m近くまで標高を下げた後、馬立山(またてやま)への登りは可成りキツイ、標高差167m程登り返す間大きいアップダウンが2度程有ります。コース全体に倒木が多く荒れた感じがします。ルートが沢山有る割に案内標識や分岐標識が分かりにくく注意が必要と思いました。特に馬立山に連なる尾根から田野倉駅へ下るコースは昭文社の「山と高原地図」に実線で書かれていますが破線ルートの様な感じです。大月市と都留市の国境に有るせいでしょうか、管理が甘い感じです。



「禾生駅」(かせいえき)を出てから国道20号線を大月方面へ戻る様に歩きます。途中コンビニへ寄って少しの食べ物とトイレを済ませ15分程歩くと「九鬼山」への登山口の案内板が出て来ます。写真はその途中の朝日川に掛かる「落合橋」が見える所、電光表示板には気温がマイナス3度と出ている。



写真は登山道入り口の標識、小さく見にくいがその先の大きな看板に概念図が出ています。



案内表示に従って右に折れ歩いて行くと、水道橋が正面に見えます。「多連式アーチで川床を越える煉瓦造りの落合水路橋は、大月市駒橋の駒橋発電所に桂川の水を引くための送水路として、東京電燈(東京電力の前身)が駒橋発電所の建設工事とともに明治40年に建設したたもの煉瓦造りの落合水路橋は、長さ56m、幅8.5m、高さ5.6mを有し、上部の水路幅5.7mの水路は現在も毎秒最大25㎥の水が流れているという」。
この下をくぐり左折すると突き当たりに愛宕神社方面と杉山新道方面へ左右に分岐します。今回は杉山新道方面進路を取ります。



すると写真の様な登山道入り口が出て来ます。何となく荒れ気味の道で不安ですが大丈夫です。この時点で9時11分。



写真の様に荒れていますが、歩くに従って道がハッキリしてきます。




最初は緩やかに登って行きます。次第に尾根筋の植林帯と広葉樹林帯の境を巻気味にジグザグに登り始めるときつくなり始めます。やがて樹林の切れ目から三つ峠などの山々が見え出します。



南西方向に富士山の頭が顔を出しました。




初めの方は割と写真の様に「登山道」と書いた看板が所々に設置してあり、落ち葉で隠れた道ですが何となく安心感があります。写真は弥生峠でこの辺りから尾根歩きの感じになります。



所々北西方面の展望があります。写真は手前「高川山」後方右手が「滝子山」でどちらも以前登っています。



標高が上がるにつれて富士山が大きく見える様に成りました。タイトルと同じ。




途中「倉岳山」方面からの主稜線の尾根を左に折れ、一登りで「九鬼山」(970m)の山頂です。11時02分着。



小休止した後「札金沢」方面へ向けて下ります。初めは結構急な道で気を付けながら歩きます。



写真の様に虎ロープが張ってありザレて滑りやすい急傾斜の道を虎ロープに頼りながら降りました。



一気に標高を下げます。谷間から大月の町が見えます。




暫くザレた急傾斜の道を慎重に下り傾斜が緩やかになると、そこは紺場休場(こんばやすんば)と思われます。



更に数分進むと何やら人工物で古い送電線の跡らしい。




写真は振り向いて後方を撮った所ですが時間的に12時少し前となり次第に遠景が霞んできました、気温も少し上がってきましたが稜線では冷たい風が吹いていて、休むと途端に身体が冷えてきます。先へ進み登山道にはイノシシが餌を探し掘り返したと思われる場所が幾つも出て来ます。



写真は分岐標識がありますが、表示が分かりにくく猿橋方面という表示が目立ちすぎですが。反対側の田野倉方面へここから札金沢に向けて降りるようです。更に数分進むと下の写真の「札金峠」へ下ります。



写真は「札金峠」で標高630m位、「九鬼山」(970m)から可成り下がった。ここからこの先「馬立山」へ行くには167m程登り返す。前にも書きましたがこれが可成りキツイ大きなアップダウンを2回も繰り返す。ここから左方向へ札金沢から田野倉へ下る分岐があるのですが不鮮明で手前上の写真の場所から下った方が良さそうです。



「馬立山」への登りの途中で振り向いて「九鬼山」を撮る。逆光ですが一気に下った事が判る。
この後次のピークの登り手前でお腹が空いたので昼食にして短い休憩としました。



写真は「馬立山」へ通じる主稜線へ出た所ですが、後から判ったのですが、ここは田野倉方面との分岐になっています。しかし田野倉方面への案内が無く、一方的に「馬立山」と「九鬼山」だけの表示板です。写真を撮ったこの位置真後ろが田野倉方面の道なのですが・・・・・



漸く「馬立山」山頂(797m)です。この標識でも右方向田野倉方面の案内はありません。この標識の設置者はどう言うつもりなのでしょうか?
此処まで来て田野倉方面へ下る事が出来無いと判り、タブレットのナビと紙の地図を見比べて慎重にナビの画面を見ながら上の写真の所まで戻る事にしました。



写真が先程の所へ戻った所です。黄色矢印で示しましたが手前向きの矢印は登り、真っ直ぐへ行く矢印は田野倉方面、コナラの木に赤いペンキで二重線が描かれています。後は赤テープも朽ち果てた道でバリエーションルートのような感じです。これでは、ここから田野倉方面へ下る人は居ないのでは無かろうか?春から夏にかけて草刈りをしなければ登山道は廃道の様な感じに成り判らなくなると思います。



田野倉方面へ向けて急激に下り、次に平坦な所へ出て道は落ち葉で隠され非常に分かりにくくなっています。写真は前方右側が667mのピークへ出る道、左はトラバースルートと思えるので、左の道を行きました。



道は非常に荒れています。途中熊かイノシシの物と思える糞の跡も沢山有り用心しながら歩きます。



途中振り返って撮った物ですが、可成りの藪漕ぎを強いられました。足下をしっかり見て歩けば落ち葉で隠されていますが良く見れば判ります。



写真は上の分岐から1時間弱程の悪戦苦闘の後、漸く田野倉駅のすぐ側の登山口に出た所です。これではこちら側から登る人も殆ど居なさそうです。左端にホンのお印程度の私設案内標識があるだけです。ここから田野倉駅迄は6~7分で到着です。14時16分下山完了。



田野倉駅で20分程待ち15:46分発大月行きの電車に乗りました。駅で登山者のおばさま2人が居ましたので話を聞いた所、矢張り禾生駅から九鬼山に登り愛宕神社方面から降りたようでした。私が途中遭った登山者は九鬼山山頂で夫婦ずれ2人だけでした。朝禾生駅で電車から降りた登山者は私一人でした。
富士吉田沿線には温泉が近くに無いようで、今回は時間も早めなので真っ直ぐ自宅へ帰ります。