J-Blueの雑記帳(近場を歩く)

此のBlogを雑記帳代わりにと始めました。最近はハイキング・旅行等の写真を中心に記録性を高めた内容と編集にして居ます。

影信山~高尾山迄歩きビアマウントで飲み放題食べ放題の巻

2015年09月23日 | ハイキング・山登り
タイトルの写真は城山の展望台から東方面を撮った所。今回のイベントでは小仏までバスで行き影信山へ登ります。その後小仏峠、城山、高尾山(ビアマウント)一号路を歩いて京王高尾山口へ下山するコースを取りました。女3名男3名総勢6人の山行でした。

この日の記事は同行した。たけぱぱさんも「高尾山ビアマウントへ(本編)」としてBlog記事にしています

今回歩いたコースです。赤い線と矢印で示してあります。その他青色で書き込みを入れました。



JR高尾駅北口9:00集合でしたが1人を除いてバス停にみんな集まっていたので一本前のバスに乗る事にしました。乗れなかった1人に連絡を取り先にバス終点「小仏」で待つ事にしました。今日は連休でもあり臨時バスも出て2台連続して割と空いた状態で9:00前にバスは発車しました。


9:20分頃小仏到着です。先発組はここでトイレなどを済まし後から来る1名を待ちます。



25分ほど次のバスを待ち全員集合した所で自己紹介などの後出発します。15分ほど道に沿って歩くと「影信山」の登山口に出ます。


割と急な登りを歩きます。その途中に写真の様な「タマゴタケ」が生えていました。何かの小動物がかじった跡が付いていました。同行メンバーのH氏によると食べられるそうです。


小下沢(こげざわ)方面への分岐標識です。



上と同じ所ですが、皆さんここで休憩です。何しろ連休です、人が多いのなんの!



登山口から1時間ほどで影信山山頂到着です。しかしこの日11時の時点でガスって展望は余り良くありません。(東南方向)


影信山山頂の分岐標識です。



ここで15分ほど長めの休憩を取ります。それにしても人が多いな~



次に城山へ向けて降ります。その途中私は転んで仕舞い肘に擦り傷を負ってしまい、メンバーの方に消毒のティシュを貰い拭いたがこれが結構ヒリヒリする、たかが高尾山と思っては成らないと反省!写真は中央高速道八王子ジャンクションの渋滞模様(写真中央)


小仏峠の分岐標識、道は雨上がりのような赤土や木の根が張り出した滑りやすい道で、ストックを持ってこなかったのを後悔した。


ここの碑は、何時も思うのですが何で「狸」が・・・・・・それに「峠」なのに頂上とは?。。。。。狸の隣に写真が下がっていますが行方不明に成っている模様で無事で居ると良いですが。


アップダウンを繰り返しますが、この写真辺りは割と平坦な道が続きます。そこで地図を販売していました。今回ここで「奥多摩西部」の詳細地図を買い求めました。


写真は「ツリフネソウ」この写真はT氏の物を拝借した。登山道脇に結構咲いていました。



上の写真から階段や木の根が張った滑りやすい登りを20分ほど歩くと「城山」です。



城山の分岐標識、ここから「日陰沢」へのバリエーションルートにも出られます。



ここで大休止とし昼食にします。メンバーの何人かはここのお店で「味噌汁」を注文していました。T氏撮影


ビールなど飲みたい所ですがここはガマン、ガマン、山頂の売店にしては割安感がある、マ~車などで荷揚げ出来るので当たり前と云えば当たり前ですが・・・・・・


城山の山頂で30分ほどゆっくりと休憩してから高尾山へ向け再度歩きます。この写真は城山山頂付近に群生していた「彼岸花」


木の階段を下ります。この高尾山~陣馬山のメインルートは流石に人出が多く、それとトレランの方達も多い、こうした階段などの狭い所では可成り気を遣う。


城山から一端下り、又登る、20分ほどで「一丁平」へ到着。



丹沢方面や富士山などが、天気が良ければ見えるのだが遠くの山は全く眺望がきかない!



一丁平からは又下り階段を登るこれが結構長い。トラバースルートも有るが、今回は先頭を歩くT氏の判断でメインルートそのまんまアップダウンのルートだ!写真は「モミジ台」手前でこれから階段を登る!


「モミジ台」で小休止の後、一端下り今度は高尾山山頂へ向けて階段を登る。漸く山頂だ、ここはもう人、人、人、写真の様に人混みに山頂標識が隠れてしまっている。こんなに人が多いのは初めての経験で流石の高尾山!!


高尾山山頂で集合写真を撮り人混みの中を掻き分けるようにケーブルカー駅迄下りて行く、この辺りは全く都会の繁華街を歩いている感覚です。
一号路を薬王院へ向けて降ります。ここで信心深いS女史(独身)はお参りをします。
私はここの階段を降りている最中、足が痙りそうになり危ないとこでした。


やがてケーブルカーに乗車するための長い行列が見えてきました。平行して隣はビアマウントへ入る為の行列。整理券を貰いそこへ並びます。到着目標15:00ですが若干早めで14:30分頃着。1時間以上並ぶつもりでしたが以外と速く30分ほど待ちの後、整理券番号300番台で入場出来ました。T氏撮影


2時間、飲み放題食べ放題、男\3,500女\3,300・・・・・写真の様に混み合っていますが飲食はスムースに出来ました。しかし飲み放題食べ放題の場合予め一食抜くとか戦略を考えなくてはダメだという事が判りました。
今回15:00時過ぎで昼食後間もないので殆ど飲み食い出来ず、大赤字・・・・・・!
この2時間後、ケーブルカーは大混雑なので諦め、結局一号路を40分歩く事に、一号路は酔って歩いても、さほど危険性は無く皆さんで会話しながら歩くのも又楽し・・・・・
その後、高尾山口駅からJR高尾駅で流れ解散となりました。
同行者の皆様お疲れ様でした。

北アルプス・針ノ木雪渓~船窪小屋~七倉ダム(番外編)

2015年09月12日 | アルプス登山
タイトルの写真は北葛岳の下りから西方面の針ノ木岳(2,820m)を撮った所。右端の高い山、漸く顔を出した所、雲の変化が早く非常に急な岩場が連続する為、景色ばかり見て歩く訳には行かず、シャッターチャンスを捉えるのは難しい。
この番外編は本編に記載出来なかった写真を載せます。メンバーの皆さんが撮った貴重な写真を載せています。三日間にわたる山行ですのでそれなりに写真の枚数もあります。が1日毎に記事にすれば良いのかも知れませんが、雨の中と云う事も有りバランスを取る為にこの様な形になりました。

   北アルプス針ノ木雪渓~船窪小屋まで縦走する。(本編)

詳細はT氏のBlog記事「たけぱぱ 百名山 山歩き日記 PART4」を参照して下さい。
針ノ木雪渓~船窪小屋へ(1日目・本編)。
針ノ木雪渓~船窪小屋へ(2日目・本編)。
針ノ木雪渓~船窪小屋へ(3日目・本編)。

写真は扇沢を出発した時登山口手前ケーブルカーの乗降口近く。この写真は全員撮った模様!
この写真を基準にカメラのタイムスタンプを見ながら時系列で編集します。
しかし各カメラの時刻設定はバラバラで最大30分程差が出ていました、スマホと私のカメラはGPS機能が有り正確にタイムスタンプが刻まれています。


上の写真から1分ほどの所で最初の登山口の看板と、登山カード提出箱、この右脇に林道のゲートがある(一般車は通行禁止)本編の写真(登山道入り口)は更に25分ほど登った所です。


上の写真登山道入り口から40分程歩いた所、大沢小屋まで30分程手前。次第に標高が上がってきた。


オオカメノキの赤い実



上の写真から15分程歩くと「大沢小屋」に到着する。その写真をまとめてみた。



シモツケソウの開花した物。本編では開花する前の物を載せましたが、開花すると可成り派手に成る。


雪渓が見えて来た。登山ルートは右方向の沢へ入る。



ここから暫く時系列的に高山植物の写真を載せます。これは、モミジカラマツ



ヤマブキショウマ



ギボウシ(オオバギボウシ)



ウツボグサ



不詳



ミヤマキンポウゲ、シナノキンバイに似ていますが葉の形状からミヤマキンポウゲとしました。



モミジカラマツ



オンタデ



ヨツバシオガマ



コガネギク



イワギキョウ



ヤマハハコ。この花は針ノ木小屋南側のベンチの脇に沢山咲いていました。



この写真は昼食の後、私を除いて針ノ木岳山頂へ出発組が撮った物でトモピ氏が撮った物です。



山頂出発組の針木岳山頂記念写真!残念ながら展望が殆ど得られなかったようです。(T氏撮影)



この写真は針ノ木山頂へ出発する時H氏が撮影した物で、写真真ん中の黄色いテントはメンバーのYatu氏のテント、今晩一人でテント泊です。針ノ木小屋付近の俯瞰写真で、蓮華の大下りがガスに隠れて見えないのが残念!


写真は針ノ木小屋内部のテーブル席。受付カウンターの前で、この席を借りて酒盛りをしました。この時は夕食までたっぷり時間が有り、生ビール(1,000円)までありました。これが何とも旨く汗を流した後のビールは最高のうまさです。17:00からの食事でした。(O女史氏撮影)


針ノ木小屋の夕食を終えたひと時。外へ出て皆さんと写真を撮ります。雨は未だ降ってい無いので何とか近くの山は撮れます。写真左端の尾根の向こう側が「蓮華岳」からの(蓮華の大下り)の難所です。写真では手前の尾根に隠れて見えません。(H氏撮影)



翌8月29日雨の中を出発する。山頂まで登り70分、幸い風が無く雨脚もたいしたことなく山頂近くまで来た。(T氏撮影)


蓮華岳山頂付近のガレ場に沢山咲いているコマクサ。(H氏撮影)



蓮華岳山頂直下で出逢ったライチョウ、つがいらしく、つかず離れず移動していました。ガスって見えにくいので黄色丸で囲みました。


この写真は蓮華の大下りの岩場、時折降る小雨に難儀しながら降ります。(Yatu氏撮影)



こちらは蓮華の大下りの難所を何とか下り終えた所で出逢ったライチョウ。本編にも同じ個体の写真を載せました。(この写真はトリミング済み)



写真は北葛岳から下り途中で撮った蓮華の大下り、タイミング悪くガスって思うように撮れない!・・・・右上から左中央に向け、北葛乗越(2,275m)まで500m程一気に下ります。ここが一番の難所!ハッキリ言って写真を撮る余裕も無くテンション下がり気味で降りました。




こちらの写真はT氏による物で蓮華の大下りが良く写っています。



こちらの写真はYatu氏による物で上の写真の反対方向北葛岳方面を撮った物。



そして今度は七倉乗越まで一度登った北葛岳からアップダウンを繰り返し下ります。むこうにガスに隠れているのは七倉岳。(本編参照して下さい)


険しい登山道を歩いている途中に観た高山植物、ミヤマコゴメグサ(ピンぼけですが・・・・)



北西方向を見ると針ノ木岳(2,820m)の山頂が見えました。右端の高い山です。ウ~ンずいぶんと歩いてきたな~・・・・・・・(タイトル写真と同じ)


登山道途中で沢山見掛けたシラタマノキ、この白い実を潰すとサロンパスの臭いがする。(T氏に教えて貰った)その他にもクロマメノキ等が有りこれをつまみながら甘酸っぱい味を楽しみながらつまんでみました。


この写真は七倉登山口へ降りて、七倉沢を渡る橋です。すぐに駐車場と七倉温泉が有ります。(T氏撮影)


翌日8月30日と船窪小屋以降、七倉登山口迄の写真は「本編」を参照して下さい。

雨の中で険しい下り道の為、写真を撮る余裕も余りなく、30日の下山日、結構な雨脚の中カメラを出す事も無く写真が余り在りません、他のメンバーの方も余り写真を撮る事も無く、写真の数が少ない。本来晴天ならばこの山域の写真は素晴らしい物に成ると思うのですが・・・・・
各写真の右隅に撮影者のネームを入れてありますので宜しくお願いいたします。
メンバー方々の写真提供と協力有り難う御座います。

北アルプス針ノ木雪渓~船窪小屋まで縦走する。

2015年09月03日 | アルプス登山
タイトルの写真は2015年8月28日「針ノ木小屋」(2,536m)から撮った「北葛岳」「七倉岳」の稜線、左の大きな山が「北葛岳」(2,551m)一番右が「七倉岳」。
この写真は夕方雲が上がり少し遠景が見えてきた時に撮った物、明日朝左端の蓮華岳を登り「七倉岳」ピークの向こうに有る「船窪小屋」迄、縦走路を行く。2015/09/04 記事本文訂正

針ノ木小屋
船窪小屋
  
   北アルプス・針ノ木雪渓~船窪小屋~七倉ダム(番外編)

その他詳細はT氏のBlog記事「たけぱぱ 百名山 山歩き日記 PART4」を参照をお勧めします。
針ノ木雪渓~船窪小屋へ(1日目・本編)。
針ノ木雪渓~船窪小屋へ(2日目・本編)。
針ノ木雪渓~船窪小屋へ(3日目・本編)。 

今回歩いたコースを赤い線で示しました。
メンバー4人が夜行バスで扇沢駐車場迄来て、ここで他の二人の自動車組メンバーと合流、朝食を済ませメンバー6人が合流した所で2015年8月28日6:25分に出発。(内女性1人、リーダー)


写真は扇沢バス停から。天気が良ければこの場所から「針ノ木岳」が見えるはずですが生憎の曇り空、雨が降ら無いだけまし!そう思うほか無い!


25分程車道を横切りながら登山道を行くと、写真の様な針ノ木岳登山口へ出る。



途中「鳴沢」を横切る。冷たい水が美味だ。45分ほど緩やかに登ると雲が上がり針ノ木岳が見えてきた。こうでなくっちゃ!!


更に45分ほど登ると「大沢小屋」に出る。一応ここは無料休憩所となっている、中は綺麗で小屋番の方が居る。これから雪渓を登るのでここでアイゼンを貸し出しをして居て針ノ木小屋で返却すれば良いようだ。


いよいよ雪渓の近くへ出た。この時期、既に雪渓はだいぶ小さくなり夏道を歩ける。写真中央に先行する12~3人のグループが見える。


「ミヤマシモツケソウ」開花する直前の物



雪渓へ出てアイゼンを着ける、着けないメンバーも居たが問題は無い!その場合ただ歩きにくいと思う。


後ろを振り向いてみる。相変わらず雲が取れていない、晴れていれば絶景なのに・・・・・



傾斜も次第にきつくなる、写真はクレバス、ヒビは下の方へ20m位延びている。何時か崩れるかも・・・・・・


谷が狭くなり、傾斜もきつい、写真の鯉のぼりは道しるべ替わりでガスッた時などこれを目印に歩く、この狭い所を速く抜けなければ・・・・・と落石の事が頭をよぎる!


雪渓を登り始めてから1時間45分程、雪渓も終わり右岸を歩くように成る。



写真は「ミヤマダイモンジソウ」高山植物が色々咲き乱れている。



最後の水場を過ぎると、いよいよ本格的に急傾斜の斜面をつずら折りに登る、最後の登りだ!一番苦しい所! 今まで全く登り一辺倒の道だ。


20分ほど辛抱で登り、峠に着く11:44分着。ヤッター~~!・・・・・・



写真の赤茶けた色のガレた急傾斜を登って来た。



針ノ木小屋で昼食休憩した後、私以外のメンバーは針ノ木岳山頂の往復へ出発した。写真は戻ってきた所。往復1時間半掛かり、私はこの雲行きでは写真も撮れないだろうと思い無駄に体力を消耗する事を避け、腰の痛みも有り明日に備えて体力を温存する為、小屋で休む事にした。
同行のY氏はここで単独テント泊する。写真向こう側にテント場がある。


写真は針ノ木岳山頂組が登っている間に撮った物。時折山頂も見えたようだが、この時ガスが取れる事は無かった。


写真は針ノ木小屋(2,536m)丁度長野県と富山県の県境の峠に位置する。



メンバーが小屋に帰ってきて、小屋の受付前のテーブル席を借りすぐにビールで乾杯、時間も15時前で夕食までには時間がたっぷり有る、それまで酒盛りだ!
写真は夕食。山小屋に宿泊するのも可成り久しぶりだ!ここの夕食は美味しかった!


夕食も終わり、外が明るいので未だ写真も撮れる。この写真はタイトルと同じ。
天気が良ければ絶景が広がるのだが・・・・・・
写真「北葛岳」と「七倉岳」の間に見えるのは「餓鬼岳」を中心とする尾根。明日はこの手前の尾根を縦走する。天気が良ければ良いが・・・・・・・


運良く「スバリ岳」の山頂が顔を出してくれた。



翌朝6:15分出発。朝から雨!!。。。。。カッパを着ての山行だ。小屋に宿泊した方々の多くが撤退した模様だ。
しかし私達のメンバーに撤退と言う言葉は思い浮かばなかった・・・・
私は写真を撮るのを諦めカメラを仕舞ってしまい蓮華岳までの写真はT氏の物を拝借する。この写真もT氏による。


蓮華岳山頂までは比較的なだらかな稜線歩き、70分ほどだ。風も殆ど無い。山頂付近では私が先頭を歩く、相変わらず展望はゼロ!テンションも上がらない。。。。。。。体感温度も可成り低くなってきた。


7:28分、山頂標識へ着(2,799m)これは分岐標識も兼ねているようだ。ストックを持つ手がかじかみそうだ。


扇沢から同じペースで先行していた単独登山の方にシャッターをお願いして標識の所で記念写真。単独登山の方はここから引き返すようだ。


山頂の三角点は山頂標識から更に先にの手前に有る、そこには小さな祠も有った!2015/09/09 訂正



三角点標高2,798m 相変わらず展望ゼロ!!



さて、いよいよ蓮華の大下りに突入する。晴れていれば絶景ポイントの筈だが・・・・・
風も吹いて体温も低下して来た。手がかじかみそうに成る。(T氏撮影)


蓮華岳から一時間ほど下り難所を通り過ぎホッとして休憩!



いよいよ鎖場だ!足場は濡れて滑りやすい。(T氏撮影)



これから幾つもの小さなアップダウンを繰り返し「北葛岳」へ。



山頂標識の北葛の部分が風で飛ばされて仕舞ったようだ。(2,551m)



これから先まだ七倉乗越まで急傾斜の難所を下る。地図を見ながら何思う・・・・・・
ダークダックスの「銀色の道」のメロディーが突然脳裏に浮かぶ!
続く、続く、遙かな道は、辛いだろうが、頑張ろう。苦しい道も、止まれば下がる!


10:54分、北アルプス立山に連なる。右から左に掛け「竜王岳」「鬼岳」「獅子岳」が見えてきた。


雷鳥のつがいが餌をついばみながら登山道を下って行く。写真はメス、オスは左手に少し頭だけ見える。


岩すずめイワヒバリ(スズメ目イワヒバリ科)。今回は倍率の高いズームレンズは持参しなかった。(トリミングした)2015/09/11訂正



西方面を観ると、今朝出発した針ノ木小屋が見える(写真中央の低い所)



七倉岳へ向けてアップダウンを繰り返しながら標高を下げて行く。



七倉岳への稜線。船窪小屋がハッキリ判るように成ってきた。



立山方面の山がハッキリ見えてきた。右のピークの更に右側が立山(雄山)だが見えない。
左隣のピークは龍王岳、更に左に向け鬼岳、獅子岳、鷲岳、鷲山 。


いよいよ最鞍部、七倉乗越まで降りてきた。北葛岳が標高2,551m七倉乗越が2,316m、七倉岳が2,509m、193m程登り返す。
ここが又凄いやせ尾根でクサリが連続する岩場だ。この写真の所は乗越からの登り初め、右側のスパッと切れ込んだ20cm程の岩場をクサリを頼りに歩く。下を見たら足がすくむ!


この乗越からの登り初めからいきなり梯子を登る事に成る。



七倉岳への難所を登る(Yatuさん撮影)



1時間弱でやっと登り切った。七倉岳へ続く稜線は比較的穏やかだ。



七倉岳山頂標識。此処まで来れば、今日の終点「船窪小屋」迄はホンの10分程。



船窪岳と船窪小屋の分岐標識 展望は相変わらずゼロ!



船窪小屋がガスの中から見えてきた!



私が先頭を歩いていたが、グループ6人でたった1人の女性でリーダーのO女史に先頭を交代する。O女史「あこがれ」の船窪小屋の一番乗りをして貰う、続いてT氏。


到着して小屋で手続きを済まし外へ出る。既に雨は小止みに成っていたのでその隙を狙い写真を撮る・・・・・・鐘を鳴らしてみた!


小屋の中で酒盛り中の同行者3人・・・・・最高だね!!



この日メンバーのH氏が5○歳の誕生日、手に持った船窪小屋特製の手ぬぐいをプレゼントされご機嫌な様子、本人は盛んに照れていましたが・・・・・隣の女性がこの小屋のオーナー松澤さん。


今晩の夕食メニュー、材料などの詳しい事は忘れました。が美味しかった!
夕食時間は17:00からでしたが、その後19:00からお茶会でコーヒー等が出され、今夜の宿泊者の多くが参加し船窪小屋の事や、自己紹介など1時間ほどのティータイムでした。
私は参加せず布団に潜っていました! 消灯時間20:00時。


ランプの小屋・・・・・船窪小屋は照明に電気を使わない。室内トイレはLED自動照明が点灯した。しかし食堂、寝室などはランプだ。この写真はT氏が撮影した。


写真は朝食。



外は雨・・・・・昨晩遅くから本降りの雨音が酷かった。殆ど展望は無い。こく垂れ込めたガスと雨の中を七倉山荘まで下山する。


小屋のスタッフやオーナーと別れの挨拶をして出発。6:30分雨の中あわただしく出発。
私はまたもカメラをしまい込み、ここから先T氏の画像を拝借する。



穏やかに下って行く、雨脚も結構な降りだ!晴れていれば絶景ポイントだったろう・・・・・


「天狗の庭」標高2,300mここから七倉ダムが見えるはず・・・・・・



船窪小屋から七倉山荘まで下山時間は4時間となっている。しかしこの雨と険しく、濡れた根っ子や木の梯子を下るのは相当神経を使う。写真は難所の鼻付八丁付近、木の梯子が連続する。



この辺りが下山コースの中間点辺りだろうか・・・・・
相変わらず展望は無い!



この看板は船窪小屋の少し過ぎた辺りから10/10から始まる標高140m毎に設置されているようで遂に1/10となった。つまり七倉へ降りたと言う事だ!


上の写真から15分。。。。。。。遂に登山口へ降りた!
この七倉岳、船窪小屋登山口から登ると6時間掛かる、途中一組2人(山小屋関係者と思われる)が登って来たのに出逢っただけだった。


漸く七倉山荘到着。写真は温泉へ入り落ち着いた後撮影。ここへ到着した時は全身びしょ濡れ、温泉へ浸かり、着替えた時は生き返った気持ちだ!
ここで無事下山を祝しビールで乾杯!車運転のH氏には申し訳ありませんが・・・・・
同時に昼食を取る。
全員H氏に扇沢まで車に乗せて頂く。扇沢でY氏は自分の車で帰路に。私達は大町までH氏の車で・・・・・・と言う予定でしたが結果的に松本の高速バス停まで送って頂きました。
何より今回計画の発案者リーダー、O女史の大活躍と気配りで楽しく登山出来ました。

同行メンバーの皆様お疲れ様。有り難う御座いました。