J-Blueの雑記帳(近場を歩く)

此のBlogを雑記帳代わりにと始めました。最近はハイキング・旅行等の写真を中心に記録性を高めた内容と編集にして居ます。

奥多摩むかし道を歩く

2012年04月19日 | ハイキング・山登り

昨日朝いき成り思い立ち「奥多摩むかし道」へ行く事にした。慌ただしく荷物をザックに詰め家を出るまで10分程天候は今の所快晴!「奥多摩むかし道」の道程は4時間程、余りゆっくりは出来無い。 タイトルの写真は「奥多摩むかし道」を1/3程歩いた「橋詰」付近から見えて来た「御前山」です。 3週間ほど前登った山ですが、中央左寄りの一番高い山です。右下に見える「橋」は「境橋」で奥左方向は「栃寄沢」に成ります。右手奥の低い感じの山は「三頭山」。 朝自宅を出る時天候は快晴でしたが、天気予報通りどんどん曇ってきて、午後に成ると奥多摩湖付近では雨がポツリ、ポツリと落ちてきましたが幸い本降りになる事は在りませんでした



奥多摩駅で観光案内所に立ち寄り案内図などを貰ってから、青梅街道へ出て奥多摩湖に向けて5分程行くとこの写真の看板の所へ出ます。
此所を右に入って少し行くと、いよいよ山道・・・・・・に成ると、思いましたが・・・・



入り口からほんの数分の間は山道で旧トロッコ道の廃線跡が残る道に沿って細い道が付いています。
この辺りは案内表示版が判りにくく、少しまごつくかも知れません。



30分程歩くと、青梅街道に近づき「橋詰バス停」のすぐ側へ出ました。前出の「御前山登山」の帰路、このバス停から奥多摩行きのバスに乗車しました。
むかし道はこの写真と反対の5時方向へ登って行きますとタイトルの写真を撮った場所に行きます。
道は舗装された道で村人の生活道路の様で幅も広く傾斜も緩やかです。



「橋詰バス停」から30分程歩くと「白髭神社」に着きます。すでに道は車の通れる立派な舗装道路が続いていて「村の道」といった所です。緩やかな上り下りが続いて、所々「青梅街道」に接近する場所などが有り、疲れたらバスに乗る事も出来ます。



写真はその丁度青梅街道と接する場所で、青梅街道をどちらかへ歩けば数百メータ程でバス停が在ります。ただしバスの便は1時間に1本か2本時間帯によってバラツキもあります。



コース途上トイレは写真の様な真新しいトイレが幾つも在りますが、この様な綺麗なトイレは此所が最後で奥多摩湖までに1時間程道程は在りますが、後一カ所は簡易トイレでした。



更に進むと数分で「惣岳渓谷」が見えて来ました。木立に遮られ写真では余り冴えませんが、中々良い景色です。



更に進むと、吊り橋が見えて来ます。始めに「しだくら吊り橋」で写真左、更に上流へ行くと「道所橋」に出ます。写真右は「道所橋」中央から上流方向を撮したものです。何れの橋も定員5名以下で、混雑時は渡れない可能性が在りそうです。



写真は「滝のり沢」へ降りる道があり青梅街道へ出てから奥多摩湖へ直接行く方が近道のようです。
この写真の所までは前の写真の場所から簡易トイレの在る場所を経て、山道らしくなり急な登りも出て来ます。ダムが見える様に成りますが、奥多摩湖の標高が530m在りますので一気に150m位の標高差で登りが続きます。
この写真の先が「水根」集落になり「青目立不動尊」が在ります。又うどん蕎麦の食事処とも成って居て丁度昼時には良い休憩所になりそうです。
むかし道は其処を通り過ぎて集落の民家の軒先などを通り、地形に沿って大回りをする様になりますので、写真の場所から奥多摩湖まで30分ぐらい掛かって仕舞います。時間的に無駄と思え、早く奥多摩湖へ着きたい場合はこの標識に従って青梅街道へ降りて歩けば15分程で奥多摩湖へ到着するようです。



写真は「水根集落」「青目立不動尊」を少し過ぎた所から「御前山方面」を撮った所で。判りやすい様に文字を入れました。
山頂まで、登山道入り口から尾根に沿って登って行きアップダウンを繰り返しながら3時間近く掛かります。

写真手前の白い花は「コブシ」ピンクの花は不明。このピンクの花が沢山咲いていて遠目にもよく目立ちました。又山桜などが満開で、青梅駅辺りからちらほら桜が楽しめました。
天候が曇ってしまい、花の色も冴えませんがこの日、高い山に登っても天候が崩れ見晴らしも望めない事から今回「奥多摩むかし道」を選択したのは正解でした。







都立野川公園にて「春の息吹」を求めて

2012年04月13日 | 近場の散歩
タイトルの写真は「ヒトリシズカ」年に数回ほどこの公園に行くが、今頃の時期は植物の生長がやたらと早く花の時期がアッと云う間に過ぎ去ってしまう。
このヒトリシズカも全体としてすでに花の時期は終わりに近づきつつあります。



写真は「ニリンソウ」今が真っ盛りで今週末には花は終わると思います。



写真は「タチツボスミレ」で花の大きさは1センチ程背丈も5センチ程ですが「スミレ」は様々な種類があり中々名前と特徴が覚えきれませんね~




写真は「イカリソウ」この花は「白系」ですが、「赤系」の物も在りました。



写真は「カタクリ」この野川公園では「カタクリ」が群生している場所は在りません。所々思い出した様にポツン、ポツンと在る感じですでに盛りを過ぎて花は終わりに近いです。




写真は「シュンラン」色合いは地味ですがラン科の花は迫力がありますね!
数株ほど固まって咲いていました。
この日もボランティアの方々が植え替えなどの手入れをして居ました。



写真は「ヤブレガサ」花は今は咲きませんが、此方は「山菜」で有名で、これ位成長した物を天ぷら等で食べるのが普通ですね。此所は意識的に植栽された場所ですので、又山菜として食べられるほど量的にもありません!



写真は「フデリンドウ」背丈は5センチ程、花もそれなりに数センチですが「リンドウ」の特徴は保っていて中々可憐な存在です。

この他いくつもの植物の花が咲いていましたが、取り合えず自分で判る範囲で載せました。
一週間も過ぎると、瞬く間に種類が変化して行くので、毎日でも行って見たい感じです。

写真機材は全て Nikon D7000 レンズTamron90mmマクロレンズ 手持ち撮影

 http://musashinoparks.com/kouen/nogawa/   ←都立野川公園ホームページ

http://blog.goo.ne.jp/king20-io/m/201010   2010年10月14の野川公園のBlogの記事
(URLのコピぺでお願い致します)







奥多摩主峰の山「御前山」(標高1406m)登山 【本編】

2012年04月01日 | ハイキング・山登り
タイトルの写真は「御前山」登山道「サス沢山」(930m)と云われる場所から「奥多摩湖」を撮した所です。
珍しく快晴で温かい陽気で前日の天気予報通り。登山道の残雪が気に成る所ですが、思った程残って居なくてホットしたのですが・・・・・それが少し甘かった!
奥多摩湖のバス停(AM8:55分頃着)からダムの上を対岸に向けて歩き始め御前山登山口に着いたのは9:13分、此所からいきなり急登が始まりました。



バスを降りたのは私一人。奥多摩駅からバスに乗車した登山客は何人か居ましたが地元の方を除き手前の「橋詰」で降りたハイカーが居たくらいで後はもっと奥まで行く様だ。
写真中央、左寄りの山がこれから目指す「御前山」で、此所のダムの標高が530m程。御前山の標高が1406m在り標高差は単純計算で876mこれは自分に取っては可成り強行軍だ!



ダム公園を通り抜けると御前山登山口となる、この日は気温が上がり温かい。此所でセーターを脱いだり身支度を調え歩き出す。写真真正面から1時方向へ、いきなり急登が始まる。



一時間程あえぎながら登る、途中前のバスで先行した登山者が降りて来た。話を聞くと調子が悪く途中から下山して来たと言う事でした。何でもここら辺が一番急登でキツいそうだ!
そう言えば昔登った谷川岳「西黒尾根」を思い出す急登だ。
写真はタイトル写真と同じ所(サス沢山標高930m)から撮った「七ツ石山方面」で真ん中辺りが「雲取山」の様です。



最初から尾根筋を登り続けてトラバースは全く無く、これでもか、これでもかという程ピークとアップダウンを繰り返す。時たま写真の様な広い尾根も出てくるが巻き道が一切無い尾根道なので可成りしんどい。



小さなアップダウン等を繰り返しようやく見晴らしも良くなり富士山がよく見える様になりました。
しかしピークを越えると又次のピークが出てくると言う状況は相変わらずで、うんざりする。



「惣岳山」(1128m)に近くなると登山道北側に凍結箇所幾つも出て来ました。
登る場合それ程気を使わなくっても大丈夫なのですが、それでも急斜面なのでスリップは避けたい所です。



更に10分程登ると「惣岳山」山頂に出ました。高水三山にも同じ名前の「惣岳山」が在りますが、此方はただのピークで高水三山同様見晴らしも余り良くないのですが明るいです。



「惣岳山」迄来れば「御前山」はもうすぐで、ヒト登りです。
割と平坦な場所へ出るとそこは「御前山」山頂の一部!
富士山を見るには、此所が一番良いようです。この先数十メートルで山頂です。



写真は同じ場所からカメラを右方向へ向けると「三頭山」が間近に見えます。
右が「三頭山」で左側は「奈良倉山」その間を県道18号線が通って居て昨年末そこ「鶴峠」から三頭山に登りました。



今回新しく買ったGPS機能付きコンパクト・デジカメを持って行きました。デジタル一眼レフで交換レンズなどを持って行くと可成りの重量に成り負担が大きいので、今回カメラの性能確認と簡便さを重視、山頂で一人セルフタイマーで撮影しました。



さて、山頂で昼食です。今回は即席ラーメンを主体に予め切った野菜などとソーセージを入れて煮込みました。
此所で少し長めの休憩をします。山頂に到着したのが12:20分一時間程休憩します。
山頂には一時間程の間に7人程が来ました。



さて、これから又長丁場の下山です。
山頂から奥多摩駅方面へ向かって下山開始ですが、初っぱなから写真の様な凍結路でガマンして下ってみたものの、写真の場所で簡易アイゼンを着けました。アイゼンを着けると俄然快調なのですが凍結場所だけでは無く滑りやすいどろんこ道や岩場などが交互に出てくるので気が抜けません。



登山道を慎重に下る事に神経を集中して居て、道を間違えてしまった。
本当は「大ダワ」「鋸山」経由で直接奥多摩駅に下る道を選びたかったのですが・・・・・・
写真は真新しい避難小屋でこの位置でアイゼンを外しましたが、未だ道を勘違いしている事に気づかずそのまんま「奥多摩方面」と言う案内表示版に従って下山しました。



アイゼンを取ったけど、その後も凍結路が沢山出て来て結局2回程取ったり付けたりを繰り返しました途中写真を撮る為に登山道の端に寄ったら1m程ずり落ち危なく転げ落ちる所でした。その辺りで道を間違えた事に気づきましたが、案内標識が至る所奥多摩方面と出ていて、心配は無いのですが結局写真の所付近から「栃寄沢」の沢の中を歩く事に成ります。
写真4時方向から来て2時方向へ降ります。



結局「境橋」に下る道なのですが、林道を歩くと疲れるので登山道として案内の在った沢沿いの道を行きます。
しかし、この沢沿いの道、急傾斜で岩がごろごろ、朽ちかけたハシゴなど可成り神経と体力を使う道で、踏み後もハッキリせず。不安の中での歩行でした。途中気を抜いたセイで右足をねんざしそうに成り単独登山の危険性を感じました。幸い歩けない程の事は無いのですが今でも足首が少し腫れています。
写真は沢沿いの道、あれこれをまとめました。左上の写真は放棄された「わさび田」の様です。



沢沿いの道を歩き、林道と接近する場所が有ったので林道を歩く事にしました・・・・・・
その状況です写真は黄色丸で囲んだ所が登山道の一部ですが、この先数分歩いた所で左の林道に出ます。結果的にそのまんま沢の中を歩いた方が早かったようです・・・・



その写真です。結果的に林道をテレンコ、テレンコと歩くより疲れないし早かったのかも!



林道になってから、少し進んだ所でガサガサと黒い物が飛び出しビックリしましたが、カモシカが一頭林道脇にいました。カモシカも私の気配に驚いたらしく、お互いの距離は10mも無く又例によってにらめっこ!
この写真は【速報】で使った物と同じです。
そう言えば山頂付近でシカ除けのフェンスが張り巡らされていて、カタクリの根を食べられ無い様にしている様でした。天然記念物と言う事で天敵の無いまんまシカの生息密度が可成り上がり、様々な害をもたらしているのも現実です。



林道歩きで「青梅街道」が見えた時、バスが通ったので次のバスは諦めて青梅街道を奥多摩方面向けて歩きました。写真はその時に撮ったもので「檜村橋上」上から多摩川を撮ったものです。
バス停の「橋詰」迄来て虫の知らせか、登り方向へ道路を横断して時刻表を見たら、なんと!後、数分でバスが来るでは無いですか・・・・・・一時間に2本程バスの便が在ったのです・・・・・・救われた!
15:43分のバスに乗れました。
御前山山頂13:20分に下山開始で15:35位に青梅街道へ。延々と3時間15分程、下りの時間はコースタイムを大幅に超過。疲れた足で林道歩きは堪えるし、何より凍結の急な下りは時間を食う。
沢の道は岩がごろごろで歩きにくく非常に疲れた。この記事を書いている今。脹ら脛や太ももの筋肉痛と捻挫が多少痛む。今回の登山は低山にも関わらず標高差から考えて可成りキツイ登山でした。
最近車を使った軟弱登山に馴れた身には良い反省材料でした。



奥多摩駅で15分程待ち。折り返しの電車で「河辺」駅まで行きます。
ナゼッテ! おきまりのコースで「河辺駅前」の温泉「梅の湯」で今日の疲れを癒やします。



至福の一時、前回「高水三山」の帰りの時と同じパターンで一人酒盛りです。
メニューが多少変わった様ですが、そこは其れ、酒が飲めればそれで良し!
窓の外は黄昏時を迎え、急速に夜のとばりが降りて来ました。
梅の湯が入るビルの最上階から奥多摩の山々の上に「富士山」がちょこっと顔を覗かせていました。