J-Blueの雑記帳(近場を歩く)

此のBlogを雑記帳代わりにと始めました。最近はハイキング・旅行等の写真を中心に記録性を高めた内容と編集にして居ます。

御岳山(奥多摩)

2010年08月23日 | ハイキング・山登り
中央高速道八王子インターで降り国道411号線を行く。
この日は目的地を定めず、取り合えず奥多摩方面へ行こうと決めて出発した。
時間的な関係から、途中近い所で「御岳山」(みたけさん)迄行くことにしてカーナビを御岳山に合わせて走った。



この写真は数年前に撮影した物ですが、「櫛かんざし美術館」から撮影した「多摩川」の流れです。前回来た時は、「青梅街道」から入り対岸に有る「小澤酒造」が経営する「ままごと屋」と言う食事処で昼食を取ったついでに寄りましたが、この美術館はその「小澤酒造」が経営するようです。
写真に有る橋「楓橋」を渡ります。

今回国道411号線から「吉野街道」側を走りこの「櫛かんざし美術館」に車を止め。
美術館に入らず。向い側の「ままごと屋」に「楓橋」を渡り昼食に行きました。
その時小澤酒造の関連施設「澤乃井園」で丁度運良く「レンゲショウマ写真展」をやっていて、館内の方に今が見頃ですよ! と教えられて、それでは行かなくては、と言う事になり、急遽御岳山のケーブルカーに乗る事にしました。



「櫛かんざし美術館」まで戻り吉野街道を更に御岳山ケーブルカーの駅「滝本駅」に向かいます。
駐車場が有りますが、此の駐車料金が高い! 一回千円取られました。午後3時以降になると半額に成ると写真展の係の方に聴いたのですが、そんな時間の余裕はなく仕方有りません。
写真はこのケーブルカーの最も急勾配の場所で25度だそうな。全長1100m程で終点の「御岳山駅」は標高831m、此所で降りて更にリフトで「御岳山神社」に近い所まで行く。
今回は神社に寄らずに、真っ直ぐレンゲショウマの群生地に向かいます。



リフト乗り場から2分ほど下り気味に歩き、ケーブルカーの駅までレンゲショウマ撮影しながら行く事にします。

木立の中に南斜面に面した所に「レンゲショウマの群生地」が有った!
木もれ日を浴びて至る所に咲いているが、通路脇からの撮影で群生地の中、急斜面をジグザクに道が付いていて撮影には都合が良い。
ただ、三脚に小さな物を持って行ったので撮影に苦労した。木立の中なので光が少なく更にマクロ撮影なのでシャッタースピードが遅く風で揺れる花を撮影するのが大変!
多くのカメラを持った方が居ましたが、皆さんレンゲショウマ撮影が目的らしく立派な機材を持っていて、思わず脱帽!



帰りがけケーブルカーの御岳駅の展望台から下を眺めた所。
下の方に映っている街がJR青梅線「御岳駅」。

若い頃この駅から御岳山頂まで沢登りで歩いた事がありますが、沢の途中で昼時になり沢の水を使って「冷索麺」を食べましたが、山頂に着いてみて、人家が沢山あり排水が沢に流れてました。
思わず、下痢を心配しましたが異常は起こりませんでしたが・・・・・・・
東京近郊の山では、沢の流れが綺麗だからと、むやみに生水を飲むのは危険ですね~





能登半島一周、輪島~片山津温泉

2010年08月10日 | ドライブ・旅行
能登半島一周シリーズ・URLリンク
「石川県金沢市「兼六園」にて」
「能登半島七尾(和倉温泉)~碌剛崎~輪島」

海岸線に出て国道249号線少し行き「琴ヶ浜」(泣き砂パーク)に立ち寄りましたが浜には降りず見るだけにして先を急ぎました、砂浜を歩くと砂がキュ、キュ!と音を立てます、これは海水が綺麗で在るという証拠なのだそうです。現在日本にはこうした(砂が泣く)と言う海岸は殆ど見られなくなっているようで急速に海の汚れが進行しているようです。



ヤセの断崖、厳門この辺り一帯を能登金剛と言うらしい。
30㎞程続く海岸線は能登半島国定公園の代表的景勝地となっている。
厳門にて、写真下の方に映っている観光遊覧船に乗り、海上からの景色を楽しむ事にしました。



丁度観光船の出発時間で急いで船に乗ります。私達を待っていてくれて感謝!
時間は20分程の乗船、ヤセの断崖も海面からの高さ35mが一番高いそうで、前にも書きましたが東北三陸海岸のスケールと迫力には及ばないのが物足りない感じです。
翌日に行く予定の「東尋坊」にしても、全く同じ感想で、かえって観光化されている分正直言って期待はずれでした。



この日は「ヤセの断崖」を見学した後、一気に片山津温泉に向かいます。
国道249号線から「柳田IC」から「能登有料道路」へ入ります。前日ホテルで「能登有料道路」のプリぺード通行カードもらい(キャンペーン中だそうです)有料道路代がただになりました。
全線使用すると確か1180円程ですが、結果的に行く時と同じ道を戻る訳ですが、行きは料金を払いましたのでカードを使用出来たのは半分ほどの金額でした。でもカードには期限が記載されていませんので、次回も使えるかな?
そんな訳で、能登有料道路を南下しましたが、途中「渚ドライブウェー」(砂浜の道路)が在りますが行きも帰りも通りませんでした。
写真はその日着いたホテルから見た夕日と空です。




片山津に入り、ホテルへ行く前に「中谷宇吉郎雪の科学館」に立ち寄ります。
「雪は天から送られた手紙である」と言う有名な言葉を残した方で。1900年(明治33年産まれ)で北海道大学で世界初の人工雪の結晶の作り出した方です。加賀市の出身で、私も若い頃先生の本を読み感動しました。そんな思いもあり今回是非にと立ち寄りました。
写真は、閉館時間にも近く、見学者は私達だけで急いで見学した後、学芸員の方の好意で雪、氷などの幾つかの実験と体験をさせて頂きました、その時の実験の模様です。
写真左上から右に、透き通った氷を星形金属の型に入れ、上の金型の手を離すとアッと言う間に「氷」が解けます。それを取りだしたのが右下の写真です。
真ん中は中華鍋に使う「お玉」に氷を入れ、ひっくり返すと「レンズ」が出来ます。それをかざした所です。実際にこれをレンズとして使い虫眼鏡と同じ様なことが出来ます。




写真はスペースシャトルに積まれた「人工雪装置」。
中谷宇吉郎先生の「生家」は此の科学館この近くだそうです。



翌朝ホテルをゆっくり出て、今日は「東尋坊」を見学した後、金沢に戻り東京へ帰ります。

土曜日と学校が夏休みに入り、一気に人手が多くなりました。
国道305号線を南下し片山津と東尋坊の中間当たりで偶然「蓮如記念館」を発見!
ここは石川県と福井県の県境に近い「吉崎」。全く宗教心のない私ですが、「蓮如聖人」位の名前は知っています。
無料で見学出来そうなので入る事にしました。見学者は私達だけ、館長らしき方、自ら案内をして下さり詳しい説明や歴史などを聴きながら記念館、庭園などを一通り見ました。
話を聞いている内この「吉崎」と言う「地」は浄土真宗の信者に取っては「聖地」なのだと言う事が理解できました。
又写真の本堂内部は喫茶室休憩所、土産などの物品販売所となっていて、係の方が提灯の「献燈」を頂ければと言うので、差し出された提灯に名前だけを書きました。
売店の綺麗なおねーさんが、氷水をご馳走してくださりとてもおいしく頂きました。
おねーさん、有り難うございました。



庭園に「蓮如聖人」の像があり、ここから眺める景色は一見、宮城県松島の景色を連想させます。
説明によると、此の左手奥、海の方から「蓮如聖人」は船に乗って泣く泣く夜中に「吉崎」を退出されたとか・・・・・・・




余り道草も食えないので、真っ直ぐに「東尋坊」へ向かいます。
「東尋坊」へ来るのは始めてですが、丁度昼時に着き駐車場を何処にするかで考えてしまいました。市営の駐車場料金は一回500円、しかし民営のお店の駐車場は無料、それもいっぱいある!
当然民営駐車場に入ればそのお店で買い物なり食事などをする必要がありそう・・・・・
で、市営駐車場は当然の如くカラッポ!・・・・・狭い所なのに。。。。。何なのだろう・・・・・



前にも書いたように、この日は土曜日で此所、東尋坊も人手が一杯!
人が入らないように写真を撮るのに一苦労で、この写真のように海面からの高さもたいした事も無く大勢の観光客の割に感動は得られなかった。
余りおもしろくもないので「東尋坊タワー」に登り、一通り見学した後、昼食!
例により車を止めた「お店」で食事を取る事にしました。
昼時とあって混雑して居ましたが、店員の対応も良く多少待たされましたが気持ちよく昼食が取れました。

此の後、金沢駅に戻りレンタカーを返却して北北線に乗り往路と同じ直江津経由で東京へ帰ります。
日程前半は、あいにくの天候でしたが、後半徐々に天候も回復して最終日は好天に恵まれ梅雨明けも発表されるなど気温も上がり、夏を感じさせました。