J-Blueの雑記帳(近場を歩く)

此のBlogを雑記帳代わりにと始めました。最近はハイキング・旅行等の写真を中心に記録性を高めた内容と編集にして居ます。

東京都青梅市吉野梅郷「三室山」を登る。

2011年11月18日 | ハイキング・山登り
登山口近くに在る「吉川英治記念館」に到着したのは12:30分で、登山の用意をして記念館前駐車場から吉野街道に沿って歩き、取り合えず左の路地に入ると「愛宕神社」へと続居ていた。
タイトルの写真は「吉川英治記念館」。此の向かい側にトイレと駐車場が在り15台ほど駐車出来そうです。
此所に来る前、吉野梅郷地区に入りコンビニで昼食を買い入れた。



まずはこの「愛宕神社」から登山道が始まる。
左は階段を登り、右は緩やかに登って行く。実は此の写真は帰りがけに撮ったもので、行く時に左右の道は別の道と思って居たが結局同じ所へ行く。

神社の成立年代は不明の様ですが、三田氏の辛垣城の鎮護とされた旧社で、本社は愛宕山の頂上に「奥社」があります。急な階段を登った所に遙拝所の社殿があり。祭神は火産霊神(ほむすびのかみ)で。神社の境内にソメイヨシノとツツジが多く、つつじヶ丘と呼ばれ、花の名所でも在るようです。




階段を避け右側の道を登りましたが結局階段を登った場所、神社の「手水舎」に着きました。
そこから愛宕神社の本殿を背にして「吉野梅郷」を撮した所です。



本殿の前から吉野梅郷を見下ろした所です。
左手の方は「二俣尾駅」方面。多摩川に沿って狭い谷筋に民家が沢山建てられ、東京都と言う事も在り人口は多い。
写真中央部辺りには青梅街道が多摩川に沿って走っています。




手水舎から少しの階段を登ると本殿に着きます。登山道は本殿の左右に在り、写真右上の道は同じ「日の出山」方面に行きますが別コースのようです。
今回は「三室山」の山頂が目標ですので本殿左側のコース(写真下)に入りました。
写真左上は初っぱなから急登で、鬱蒼とした杉林の尾根筋を登ります。三室山山頂までは1時間30分程。



登山道はハッキリして居て道に迷う心配は無く標識も真新しい。
ただ標識に書かれて居るのは「日の出山」で「三室山」の文字は一向に無く、分岐道(巻き道)にも何の表示も無いので少し不安が在るが帰りに確認した所、どちらの道を登っても同じみたいです。



此の山は霊場にも成って居るようで登山道を歩いて居て、真っ先に目に付いたのが第五十七番札所、その後次々と順番に石仏と札が出てくるが、登山道の巻き道を行くと、いきなり番号が七十四番辺りまで飛んでいる、其れも七十番台から八十番台までごちゃごちゃと固まって居る場所に出くわす!!・・・・・・なっ、何なんだ!



結局八十七番から八十八番までは結構距離が在りましたが八十八番で終わりで、この先はひたすら鬱蒼とした杉林の中を登る。
杉林の中なので「落ち葉」も殆ど無く、下りで道に迷う心配も無いが、それにしても杉林全体が荒れた感じだ、間伐して有るが伐採した杉の木が放置してある・・・・・・



八十八番霊場を過ぎると「奥の院」が見えてくる。
此所が「愛宕山」に成るのだろうか?
此所まで結構急登で、昼食を食べていない為、力が出なくなってきた。この境内で簡単な昼食にした、時間は13:30分。三室山頂上までそれ程遠くない!



奥の院で昼食兼休憩を取り歩き始める。此所から少し下りになり分岐(巻き道)が見えて来た、左側の尾根の急登を行く事にする、此の時点では右の道が巻き道である事は不明!



本当に5分で「三室山頂上」に着いた!!
写真の標識を左に50m程行くと頂上(標高647m)です。
右へ行くと「日の出山」から「御岳山」へ続きます。此所から日の出山までは1時間30分程掛かるので、今日は時間的に無理でその計画も無いので此所で引き返します。



写真は「三室山山頂」の写真で「三等三角点」となっています。東南方面と北東方面が多少開けていますが、見晴らしは余り良くないです。
此の写真は東南方向に向かって撮っていますがもう少し見晴らしが良ければ都心方向が見えるのに・・・・・・・



此の写真は北東側を撮った所です。
真ん中辺りに見える山は「雷電山、三方山」方面と思います。その手前には「青梅街道」が在り、左方面に行けば「奥多摩湖」に行きます。(高水三山は誤りで修正しました)
さて、余り長居は出来ません。すでに時間は14時を回りました。
下りは急登であったのでそれ程時間は掛からないと思いますが、同じ道を引き返します。



前に書きましたが札所がいきなり五十番台から七十番台に飛んでいましたが、写真の標識手前の杉の所を右に登ると六十番台の霊場が密集していました。
行く時は写真真ん中左寄りの標識に従って左手に巻き道を進んだので右のピークに在る六十番台霊場をショートカットした様です。帰り道に回ったので判りました。



写真は帰路。愛宕神社に近い所から北東方面を撮影した所で、登山中こうして景色が見える所が少なく下山時に気がつき撮したものです。

結局登山口の「吉川英治記念館」帰着したのは15時を回っていました。
此所から世田谷の自宅まで渋滞が無ければ良いが・・・・・・

今回のハイキングは当日朝、快晴の空を見ていて急に思い立ち、場所を探して行く事にしたので時間的に遅く、それなりの場所しか選択出来ませんでした。
ま~現地までの往復と登山時間を含めて6時間前後で何とか成りました。
今回のハイキングはカメラ機材など7キロ三脚3.5キロを背負っての登山で、その割に写真は余り撮影しませんでした。
カメラ・ハイキングのつもりで出かけたので荷物は重かった物の、登山のトレーニングと思えば丁度良かったかも知れません・・・・・・・