J-Blueの雑記帳(近場を歩く)

此のBlogを雑記帳代わりにと始めました。最近はハイキング・旅行等の写真を中心に記録性を高めた内容と編集にして居ます。

高尾南陵ルートから高尾山へ周回する 後編

2019年04月26日 | ハイキング・山登り
2019年4月20日 高尾駅8:00集合、今回の高尾南陵ルートは高尾駅から数分歩くとすぐに登山口となる。
今回は「高尾南陵ルートから高尾山へ周回する 前編」の続きです。漸く西山峠の手前まで来た所から続きが始まります。タイトル写真は西山峠付近回り道をした所からの北東側の展望です。すでに午後に成って居るので霞んでいます。

高尾南陵ルートから高尾山へ周回する 前編 2019年04月23日

前回と同じ地図に休憩場所などを新たに書き入れました。
私のヤマップデーターは迂闊にアプリを終了してしまった為途切れて仕舞まったのと大垂峠付近で電池残量が規定以下に成って仕舞いデーターが飛んでしまいました。
その為に国土地理院の地図に直接ルートを赤線で書き入れました。


さて写真は西山峠付近のベンチで30分程昼食休憩をした後出発、メインルートから少し脇道にそれ北側の展望が有る場所に寄り道をした時の写真です。この場所はメインルートからの入り口が判りにくく、立ち寄る人も少ない様で静かでした。



更に回り込んで北側がよく見える位置迄登ります。



北側の八王子の市街地ですが、残念ながらかなり霞んでいます。



メインルートに戻ります。写真は「ムラサキケマン」



「見晴台」に着きました。南側、眼下に見えるのは「津久井湖」前編でタイトルに使用した写真です。


上の場所から5分程歩くと「三井水源林コース」の指導表示が出て来ます。地図で見るとこの道は相模川が削り取った崖地の様な道で急傾斜になっています。


緩やかなアップダウンが結構有ります。



やがて「中沢山」への上りですが、ここも左側の巻き道を使い、ピークを避けます。時間はすでに13時26分、この辺りがコース中程ぐらいに成るでしょうか?


この花はどうやら「ニシキゴロモ」の様です、似た花が「キランソウ」よく見ないと区別が難しい、この場合葉の形と色、花の色から判断しました。


未だ高尾山口まで10.2km・・・・・実際は今回ケーブルカーで下山したのでそこまでの距離は無いと思います。


「ジュウニヒトエ」この花もキランソウ属なので、咲き始めなどはキランソウに似ていて判りにくい。


「ミツバツツジ」濃い緑の中に、この紫色は遠くからもよく目立つ。



「コンピラ山」山頂と云って良いのか、私設の表示版が有るだけなので小さなピークです。


先を急ぎます。この先高尾山に次いで標高の高い「大洞山」が待っています。



丁度1km毎に有る表示版、先程の表示版から休憩などを入れ30分掛かっています。それだけ登り気味のアップダウンが有ったという事でしょうか?


「大洞山」到着です。ここで小休止と記念写真。この先一気に「大垂峠」迄下り、国道20号(甲州街道)を越え高尾山方面尾根へ取り付きます。ここで休憩していたおじさんに撮って頂きました。



「ヤマブキ」



「イカリソウ」



「ヒトリシズカ」



「ミヤマシキミ」この花の名前は同行のS女史に教わりました。



「大洞山」から「大垂峠」迄は殆ど下りですが割と急激に標高を下げます。



「ヤマルリソウ」



漸く「大垂峠」に出ました。ここから高尾山(標高599m)へ向けて又登り返しです。この橋の下は国道20号(甲州街道)です。


橋を渡ると「城山」方面と「高尾山」方面、二手に分かれます。ここから高尾主脈の稜線を巻く様に登って行きます。写真は「大平林道」へ出た付近でシャガが群生していました。


この辺りからは方向さえ間違わなければ大体高尾山方面へ向かっています。林道を横切り一丁平をトラバースして「奥高尾」へ直接出る道を選択します。


トラバースルートは地形に沿って斜面に割と平坦に付けられています。その斜面に「ヨゴレネコノメソウ」が群生しています。


遅咲きの山桜が西日を受けて桜吹雪の様相です。すでに時間は15時を過ぎて居ます。


漸く「もみじ台」手前の高尾メインルートに出ました。これから「もみじ台」に行かずトラバースの裏道を緩やかに登りますが、すでにヘロヘロに成りこの登りが決行キツい!


その途中に咲いていた「ハナイカダ」この花の名前も教えて貰いました。未だ蕾で未成熟な感じです。




そしてあらかじめ前日に登った方から、高尾山のピークに行く階段の途中に咲いているとの情報を得ていたので、地獄の階段をよたよたと登りました。そこで撮った「シュンラン」です。



そして高尾山頂、すでに16時に成るので人も少なく成って居る感じです。



山頂から東京方面の景色、ここから人混みを避け3号路から「薬王院」へ出てからケーブル山頂駅ケーブルで降ります。


そして京王高尾山口からJR高尾駅乗り換え「立川駅」まで移動して、反省会。生ビールのうまい事!!この後参加できなかったJ女史を迎えて再度反省会!

今回計画主催者のT女史、同行して頂いたS女史、途中参加のJ女史ありがとう御座いました。
又、事前に情報提供頂いたO女史ありがとう御座いました。

ヤマップ ログデータ(同行したT女史のデータをお借りしました)
活動時間  8時間37分
活動距離  16.9km
高低差   431m
累積標高差上り/下り   1650m/1353m




高尾南陵ルートから高尾山へ周回する 前編

2019年04月23日 | ハイキング・山登り
何時ものSNS仲間と高尾山南陵ルートを歩く事になりました。このルートは過去に逆コースで歩いていますが、今回は「高尾駅」から直接尾根に取り付き大垂峠から高尾山へ廻るコースを取ります。歩行距離が長時間歩く事になります。タイトルは「見晴台」からの景色。下は津久井湖。

高尾山から大垂水峠・高尾南陵ルートを周回する 2018年06月12日


国土地理院の地図上に書き込みを入れました。地図右上の高尾駅から出発すると「大洞山」(標高536m)までじわじわと登りになりアップダウンを繰り返すので、標高差も有り微妙に時間と体力を使う。
前2回程歩いた時は「大洞山」から今回と逆方向、高尾山口駅方面へ下りながら歩くので、今回と比較すれば楽でした。今回は時計回りで歩き最後は高尾山からケーブルカーで下山になります。



高尾駅から6分程歩いた所に「金比羅山登山口」が有ります。この登山口から尾根へ出て「大洞山」迄長い尾根を歩きます。


割と急な登りを行くと登山道脇に写真の様な祠が有ります。右手のフェンスに沿って歩きますフェンスの向こうは住宅地が迫っています。


早速「チゴユリ」のお出迎えです。登山道全般に渡って「チゴユリ」が咲いていました。



「金比羅宮」(浅川金比羅大権現)この地域には金比羅宮が沢山有る、高尾山の中腹や、裏高尾にも有ります。写真左手に参道が有りその先が住宅街にも成っています。


しばらく住宅の屋根を見ながら尾根伝いに歩きます。


スミレと思いますが、アメリカスミレという外来種が結構繁殖しているようですが、この花がそうかは不明です。


「ツクバネウツギ」



「ミヤマガマズミ」



コースタイムを少しオーバーしていますがここまで1時間以上掛かっています。初めて出て来た指導表示版、この先すぐが「四辻」です。


「四辻」の分岐です。ここを1時方向へ下れば10分程で京王高尾山口駅に着きます。



「シュンラン」



割と平坦な登山道でも緩やかに登っている所が多い。



「ヤマツツジ」この花も登山道に沢山有りました。



「ゼンマイ」所々にぽつんと有りますが、いずれも株は小さいやはり東北のゼンマイなどと比較すると貧弱に見える。


漸く拓殖大学の敷地を示すフェンスが出て来た。しばらくこのフェンスに沿って歩く。



「草戸峠」を過ぎた辺りから見える高尾山主稜線、城山手前辺りと思います。(ズームイン)




上の写真から15分歩くと「草戸山」(標高364m)のピークに着く。草戸峠辺りからは南北の景色が垣間見られる。


「草戸山」松見平休憩所の東屋の側に有った「ウワミズザクラ」。「イヌザクラ」と云う方も居たが専門家で無いので確定は無理な様です。


「草戸山」からは少しペースを上げます。



「キブシ」この花ももうソロソロ終わりに近い。



「ホウチャクソウ」今が盛りで至る所に有る。



眼下に「城山湖」が見える、手前の枯れた木はクヌギで昨年の台風の被害のようだ。太い幹が途中からポッキリと折れていた。


「キジムシロ」



「榎窪山」手前の分岐で、本来は真っ直ぐ行かねばならないが、左の道を巻き道と勘違いしてしまい入ってしまった。


上の写真から50m程先にも分岐標識が有ったが「峰ノ薬師」方面と出ていたにも関わらず、ボーッとしていて見落とした。疲労のせいかもしれない。


200m程歩き写真の様な施設を見て異変に気が付き地図を確認した所、間違いに気が付き、すぐに引き返しました。このコースは2回も歩いているのですぐ気が付きましたが、道迷いは低山で多く発生していて安心は出来ません。


その途中で咲いていた「フデリンドウ」花を探したり見たりに夢中になり道迷いを反省!



「三沢峠」到着。この辺りから先、比較的巻き道が着いていて平坦な歩きが出来る、今回も3人で相談した結果ピークを踏まずに巻き道優先で歩く事にしました。


「ジュウニヒトエ」の若い株



「スミレ」と思います。



「泰光寺山」へのルートと巻き道。左手の巻き道を行きます。



今回のコース全体から見て未だ半分も歩いていない感じです。
この先の西山峠付近で広場が有りベンチで昼食休憩にします。

今回、第一部はここで終わり次回第二部に続きます。

相模原市城山カタクリの里にて「黄花カタクリと御衣黃桜」

2019年04月18日 | 見学様々(屋内・屋外)
今年も「城山カタクリの里」へ行きましたが、今回は時期が少し遅かったようです。カタクリがすでに終わり同時期に咲く山野草も開花が終わり、早い物はすでに「実」が大きくなっていました。
それでもなじみのある山野草の残り花に出会えて得した気になります。

「城山カタクリの里」


「イカリソウ」2種、この花もすでに残り花の感じでした。



「ミツマタ」(赤)




「長寿桜」




「ヒトリシズカ」




「シラネアオイ」



「シラネアオイ」と「イチリンソウ」普通自然の中では両方仲良く同じ所に咲いている事は無いと思われる。人の手が加わった感が有る。


「オオバ・キスミレ」なんだか大きすぎてスミレらしくないですね!



「イワカガミ」



「小岩ウチワ」



「竜田草」シベリア東部から朝鮮半島原産。



「ハナイチゲ」






「黄花カタクリ」今回城山カタクリの里に来のはこの花を見る事が目的で。今年は立派に咲いた群落を見る事が出来た。例年日本カタクリと開花時期がズレるので同時に見る事は少ない。「黄花カタクリ」は西洋カタクリ、エリスロニウムとも云う、品種改良された園芸品種らしい。

城山カタクリの里へはシーズン中2回程来ないと満足に山野草を観賞するのが難しそうです。


園内斜面の一番高い方へ行くと色とりどりの「ほうき桃」が沢山植えてありその他しだれ桜や八重桜などが見られる。


青い空に真っ白な「ほうき桃」の花や八重桜が見事です。






「御衣黃桜」先日のブログにも載せましたが、漸く開花した物を見る事が出来ました。御衣黃やウコン桜は開花したての頃が黄色が強く次第に緑から白となり、やがて紅色が濃くなり落花する。ウコン桜は散り際には普通の桜の様に紅色になるようです。御衣黃桜は紅色になった時に筋状の赤い筋がハッキリ出る。ちょっと目には判断が難しい。


ツツジ類。同じ紫色のツツジでも色々種類が有りよく判りませんでした。



「シャクナゲ」



「チゴユリ」北斜面に大きな群落を作っていました。



「シュンラン」ひと株だけ、これも残り花の様です。



「エチゴルリソウ」ヤマルリソウに似て花の大きさも同じように5mmです。



「雪割草」すでに数株程しか残っていませんでした。



「カンアオイ」は根元に花を付けるので葉をかき分け撮る、目立たずとても地味な花ですが種類も沢山有るようです。ギフチョウの植生でも有るようですがこの写真の株がそれかは不明です。



「クマガイソウ」開花前



「ヤマブキ草」




「カタクリ」ほんの数株残っていました。後はすでに実が大きくなり始めていました。



「ヒメリュウキンカ」


「城山カタクリの里」は今月中旬以降は閉園になる様です。秋の草花や花木などはあまり目立つ物は無いそうで、一年中山の手入れは怠れ無いそうです。

昨年の【カタクリの里「城山カタクリの里」にて】

八王子市高尾「多摩森林科学園」さくら保存林

2019年04月12日 | 見学様々(屋内・屋外)
この日午前中雲一つ無い快晴の空が広がった。都会の桜は満開を迎え早い物はすでに葉桜と成ってしまったが。ここ高尾山の麓にある「多摩森林科学園」の桜は未だ見頃が続いている。
この時期入園料が100円高い400円となっています。

 森林総合研究所 多摩森林科学園






園内は丘陵地帯で上り下りが結構ある。急な所は階段ですが道が沢山付いているので、細かに歩くと可也の距離に成る。今回も同じ所を往復したりしたが4km程アップダウンを繰り返した感じです。


写真は「ギョイコウ」(御衣黃)八重系の桜ですが未だ開花までには数日有るようです。





写真は「シロタエ」それぞれ別な木ですが、いずれも八重系で満開には未だ間がありそうです。この白い花が何とも上品で見ていて飽きない!




この桜は「ベニシダレ」園内に沢山咲いていて、花びらは小さめですがピンク色が目立ちます。




この桜は「衣通姫」(そとおりひめ)と云う種類で、遠目にも派手やかな感じがします。やはり白い花びらは上品な感じです。


桜の種類が沢山有り訳が判らない位ですが、上ばかりでは無く足下を見ると山野草が結構咲いています。この花は「ヤマルリソウ」花の大きさは5mm程で小さい。


和紙の材料と成る「ミツマタ」、すでに花も終わりに近い。



「ヤマブキ」



花が咲いていないのでハッキリしませんがたぶん「ヒトリシズカ」の様な気がします。




「ゼンマイ」の開き始め、白い綿毛が無くなると巻いていた葉が開き始める。



「エンコグサ」の仲間と思われます。



此方は「スミレの仲間」エイザンスミレかタチツボスメレか?詳細は不明!




「ミミガタテンナンショウ」




此方は「ヤブレガサ」山菜として天ぷらで食べるとおいしい。食べるには下の方の写真ぐらいが良い。


「レンギョウ」が満開に成っていました。その他にヒュウガミズキ等も咲いています。



「セントウソウ」花も終わりで、花の大きさは数mmであまり目立たない。

ここには桜の種類が沢山でそれぞれの品種で開花時期がかなり違います。毎年来ますが今年はより開花時期のずれが激しいようです。後1~2週間程楽しめるのでは無いかと思います。

神田川の桜吹雪

2019年04月05日 | 近場の散歩
スチール写真で見ると「桜吹雪」の様(さま)は、花びらが止まって仕舞い、あまり風情を感じませんが、春の心地よい風に吹かれながら、花びらが風に舞う姿を見るのは何とも贅沢な気分になります。


ここは神田川中流域「井の頭線・富士見ヶ丘駅」付近。私にとっては開花の標準木のような桜の木が並んでいます。



アップで撮るとまさに「ソメイヨシノ」ですね! 青空に「桜」がよく似合います。



神田川の足下には「鯉」と「カモ」が戯れています。




写真は「大島桜」。井の頭線「久我山」駅近くの神田川にあります。



「ハナイカダ」。神田川の流れに漂う、桜の花びら、まだまばらですが後、数日程すると川面が真っ白になる位になります。



種類が判りませんが珍しい桜に思えます。2枚の写真は同じ桜の木です。遠目には「大島桜」のように見えますがそばで見ると全く違います。


此方の写真は「ハナカイドウ」の満開になった物です。太陽の光を受け輝いてきれいです。



この写真は「ウコン桜」此方は八重桜なので、ソメイヨシノより数週間程後に開花します。まだ、つぼみが硬いようです。
「黄桜」系は「ウコン桜」と「ギョイコウ」という2種類しか知りませんが、花びらの色合いが普通の桜と全く違うので、開花が待ち遠しいです。