フクロウの生息する高原・清里より

八ヶ岳とその周辺の生き物を紹介。

ホソエノヌカホコリに寄生する極小きのこと変形菌

2024-09-08 09:59:49 | Slime molds
ホソエノヌカホコリの子嚢(直径1mm程度)から発生した白く細長い菌生菌Polycephalomyces tomentosus
このきのこは、様々な変形菌に寄生するという。
きのこを食べる変形菌もいれば、変形菌に寄生するきのこもいるのだ。
ヌカホコリの未熟子実体(朽ち木から発生)

ヌカホコリの成熟子実体
イオウモジホコリ?(落枝から発生)
サカズキホコリ?(落ち葉から発生)
キミミズフクロホコリ?(落ち葉から発生)
ガマグチフクロホコリ(落ち葉から発生)
マメホコリ

サクラシメジ

2024-09-07 17:13:31 | Mushrooms
サクラシメジは、毎年9月になると発生する美味しいきのこ
ガーネットオチバタケ
ムラサキフウセンタケ
イッポンシメジの仲間?(微細な鱗片が目立つ、傘は1cmあまり)
タマゴタケ
ウスヒラタケ

マスタケ
アカマツの幹(根元)から発生したキイロイグチ
ハンノキイグチ
チチタケ
カラカサタケ
ヤマグリのイガから発生したクリノシロコナカブリ
このきのこは、しばしばヤマグリの花穂から発生する。ハンノキ類の果穂からも発生する。
ミヤマオチバタケ
ホウキタケの仲間
ザラエノハラタケ
ワタカラカサタケ
アラゲキクラゲ
オオゴムタケ
ヒイロハリタケ

ジクホコリの虹を待つ&変形菌

2024-09-07 17:03:58 | Slime molds
朽ち木に密生するジクホコリの子実体
未熟なため虹色はあまり見られない。
約3時間後に戻ってくると・・・虹色出てる!!
アオモジホコリ(黄)とシロモジホコリ(白)(ジクホコリと同じ朽ち木から発生)
2色のお花畑のよう。
アオモジホコリとシロモジホコリは、森の中のいたるところに出没していた。
ツノホコリ 右側にシロウツボホコリの子実体が3つ
ススホコリの仲間
ケホコリ?
ケホコリの仲間(アカマツの朽ち木から発生)
同じ菌の未熟子実体?(同じ朽ち木から発生)
フシアミホコリ? 黒っぽいのは未熟子実体と思われる
アミホコリの仲間(広葉樹の朽ち木から発生)
子嚢はかなり小さく(0.5mm以下)、節が目立つ
倒木の上を這う変形体
ゴミを除くときに右上を切断してしまった(でも切っても死なないから大丈夫)。

シラヒゲソウの咲く小川

2024-09-07 17:02:11 | Scenery
シラヒゲソウは湿地や川沿いに自生し、山梨県では絶滅危惧IB類(EN)に指定されている。

ムラサキアブラシメジモドキ

2024-08-31 16:08:28 | Mushrooms
今月は月初から雨の日が多かったが、今週は迷走台風の影響で毎日のように雨が降った。
森の中では、秋のきのこが少しだけ見られ始めた。
ムラサキアブラシメジモドキ(秋のきのこ)
アカヤマタケ(秋のきのこ)
アオイヌシメジ 秋の初めに良く見られる
落枝から発生したガーネットオチバタケ
スギタケモドキ?
ヌメリツバタケ
ウスヒラタケ
シワチャヤマイグチは30本ほど見られた。

コガネヤマドリ
ススケヤマドリタケ
タマゴタケ
タマゴタケモドキ
ヌメリガサ科
ヌメリガサ科
ハナガサタケ
サクラタケ
ハナホウキタケ
チシオタケ
サンコタケ
キホコリタケ 逆三角形型の基部が特徴

イタモジホコリ

2024-08-31 16:02:27 | Slime molds
きのこから発生したイタモジホコリの子実体
イタモジホコリは、きのこが大好物。硬くて人間が食べないようなきのこも食べる。
雨に濡れて子嚢が互いにくっついている。

ガーネットオチバタケ

2024-08-24 17:12:54 | Mushrooms
20本あまりのガーネットオチバタケの花畑が見られた。
落ち葉から発生したガーネットオチバタケ
簡易暗室で撮影 ISO 25600, F3.5, SS30秒
ひとつ上の写真で落ち葉の色が薄くなっている場所で発光している(子実体は発光しない)。
菌糸が広がって落ち葉の成分を分解した場所が退色し、得られたエネルギー(ATP)でルシフェリンを発光させる?・・・知らんけど
小川沿いに発生したアカヤマドリ
傘が開くとひび割れる
シワチャヤマイグチ
ヒイロベニヒダタケ
サマツモドキ
コケイロサラタケ
ウラムラサキ
サクラタケ
ニカワハリタケとマメホコリ(変形菌)

イタモジホコリと変形菌

2024-08-24 16:20:36 | Slime molds
子嚢が平べったい円盤型のイタモジホコリ(朽ち木から発生)
シロモジホコリ(イタモジホコリと同じ朽ち木から発生)
アオモジホコリの未熟子実体(イタモジホコリ&シロモジホコリと同じ朽ち木から発生) 上部のネバネバは変形体っぽい
3種のモジホコリの仲間が同じ朽ち木から発生しているのは、'ひとつなぎの大秘宝 '?
アオモジホコリ(別の朽ち木から発生)
ホソエノヌカホコリ?の未熟子実体(朽ち木から発生)
モジホコリの仲間(落枝から発生)
子嚢の底が暗い色のやつ
ツヤエリホコリ(朽ち木から発生) 銀色の子嚢壁がはがれやすい。
朽ち木上の1m近い幅に広がっていた。
クモノスホコリの未熟子実体(朽ち木から発生)
フシアミホコリ(朽ち木から発生)
落ち葉の上を這う変形体
どんな子実体を作るかな?・・・夏休みの自由研究の素材に良さげ

変形菌の子実体はとても小さく、長時間しゃがみ込んで観察・撮影していると腰が痛くなる。
そんな時にテレビショッピングを見ていて、エアウィーヴのマットレスを衝動買いしてしまった。
スプリングマットレスとは感触が違い、なかなか良い。高かったが・・・

コイヌノエフデ

2024-08-19 20:11:27 | Mushrooms
6年ぶりにコイヌノエフデに遭遇した。
前回コイヌノエフデを見た2018年は、秋のきのこが驚愕の大豊作だった。
今年はどうだろう。
昨年は夏から秋にかけて雨があまり降らず、きのこは不作だった。
今月は3日と空けず雨が降っていて土が乾く間もない。
このまま気温がすっと下がれば良いのだけれど。
キナメアシタケ幼菌 ミズナラの幹から発生
カサヒダタケ
センボンイチメガサ
イヌセンボンタケ
ツノシメジ
枯木から発生したイグチの仲間 傘は1cm程度
ドングリから発生したビョウタケの仲間

シロジクキモジホコリと変形菌

2024-08-10 16:49:35 | Slime molds
シロジクキモジホコリの未熟子実体(落ち葉から発生)
変形体から子実体が作られつつある。
コシロジクキモジホコリの未熟子実体(落枝から発生)
アオモジホコリ(朽ち木から発生)
アオモジホコリの未熟子実体
サカズキホコリの仲間の未熟子実体(落枝から発生)
クモノスホコリ(アカマツの朽ち木に発生)
アミホコリ(?)(ウラジロモミの朽ち木に発生)
子嚢はとても小さく(0.5mm以下)、撮影が難しい。
アミホコリの仲間
今日は、アカマツ林の3ヵ所でこの変形菌が見られた。
子嚢はアミホコリよりも大きい。
柄は赤褐色で上部の色が濃い。
ヒメカタホコリ(?) 柄は黒い。
クダホコリ
マメホコリ
ツノホコリ
子実体が作られつつある。
タマツノホコリ