J-Blueの雑記帳(近場を歩く)

此のBlogを雑記帳代わりにと始めました。最近はハイキング・旅行等の写真を中心に記録性を高めた内容と編集にして居ます。

「厳島神社」

2008年01月18日 | ツアー旅行
写真は客神社(まろうどじんじゃ)、厳島神社の参拝入り口から回廊を歩くと此の
神社の本殿を見る事になる。
丁度此処に着いた時は満潮に近く海面が可成り上昇していた。
御本社へは、此処から東回廊を渡って拝殿、本殿に至る、いくつもの建物が全て
回廊で結ばれていて、御本社本殿を中心に東回廊、西回廊と広がり、本殿前には
「高舞台」があり、此処で舞楽が奉納される。
海側から見ると、鳥居、平舞台、高舞台、拝殿、本殿と一直線になる。

ここ厳島神社は宗像三女神(むなかたさんじょしん)(市杵島姫命、田心姫命、湍津
姫命)を祀る「市杵島姫」(イチキシマヒメ)日本神話に登場する「水の神」は江ノ島・
竹生島とともに日本三弁天の一つとも成って居る。
又この三女神は海の神、航海の神として信仰されている事から、熊野灘、瀬戸内海
の海の道の守護神でも有ったのだろう。
イチキシマヒメと云う名前も「厳島」の語源に成ったのでは無かろうか?

厳島神社は世界遺産にも登録されていて1400年の歴史を持つ。
西暦593年推古天皇から始まり平安時代末期(1168年)頃平清盛が現在の社殿
を造営、その後毛利元就(1555年)が厳島一帯を支配下に置き、大掛かりな修復
など行った。
又豊臣秀吉も敷地内に大経堂(千畳閣)を建立しています。

アーカイブ・シリーズ(No7)「広島県鞆の浦・尾道・厳島神社・山口県岩国」


「岩国錦帯橋」

2008年01月03日 | ツアー旅行
錦帯橋は延宝元年(1673年)3代藩主、吉川広嘉の時代に作られその後幾度も
架け替えられていますが戦後昭和25年台風に寄る流失が有り、3年後に再建さ
れ、その後平成3年に本格的に架け替えられました。
そうして、架け替える事により江戸時代の技術が伝承され当時の姿を今に残して
います。
材料なども全て国産材を使用している様で、本体の木組みは独創的で日本三名橋
の筆頭になっている様です。
橋の下から眺めるとその木組みは芸術的で美しい。この橋を渡るには料金が必要
で橋の両側には管理人が常駐し朝8時から夕方まで通行可能になっています。
もちろん自動車などは通れませんが、歩いて居ても段差が有り、景色に見とれて
歩くと少し危ないかも!

川の向こう岸に見える町並みは「岩国城」の城下町で武家屋敷が連なっています。
山の上に山城「岩国城」が有ります。この城は慶長13年(1608年)旧岩国藩主
吉川広家の築城ですが、7年後に徳川幕府の命令で取り壊され、現在の物は昭和
37年に再建された物です。
ここへはロープウェーで行けるのですが、この日は時間が無く、手前に有る「吉香
公園」内を散歩してその日は終わりにしました。

アーカイブ・シリーズ(No7)「広島県鞆の浦・尾道・厳島神社・山口県岩国」