J-Blueの雑記帳(近場を歩く)

此のBlogを雑記帳代わりにと始めました。最近はハイキング・旅行等の写真を中心に記録性を高めた内容と編集にして居ます。

山梨県道志村「赤鞍ヶ岳~菜畑山」周回コース【後編】

2017年12月17日 | ハイキング・山登り
前回「赤鞍ヶ岳」(朝日山)(標高1,299m)山頂から引き続き、激しいアップダウンの稜線を行く所からBlogが始まります。
この先のアップダウンの標高差は前にも書きましたが50m~100m位有ります「ブドウ岩ノ頭」から「菜畑山」の標高差は100mを越えます。それに各ピーク付近は傾斜もキツくスリップしない様に注意します。
タイトル写真は「菜畑山」山頂から間近に迫る、丹沢山塊、左端は「大室山」(標高1,587.6m)大きな山塊が印象的です。すぐ右隣には「加入道山」(標高1,418.4m)が続いています。



前回と同じ地図ですが、中央下に黄色線で囲んで有りますが、行くはずの道が見つからないばかりに余計に歩く事に成りました。林道起点の場所でウロウロと下山道を探しましたが、荒れた急斜面で道と標識は見当たりません、更に林道を下りながら探しましたが判りませんでした。



さて「赤鞍ヶ岳」からの続きです。時には写真の様な気持ちのよい平坦な尾根道も出ますが極僅かで大方は急峻なアップダウンです。



写真は次のピーク「岩戸ノ峰」(高丸)(標高1,288m)私設の標識が有りましたが、これも三角点を簡単に見付けられませんでした。(存在不明)



写真は「岩戸ノ峰」から急な下り道を降り、振り向いて撮った物ですが岩と落ち葉が混ざった所で可成り神経を使いました。



さて写真はこれから登る「菜畑山」(なばたけうら)と思えます。写真は下りの途中ですが、更に下り鞍部から標高差100m以上在りそうなピークを登ります。
登り途中でトラバースルートと思える分岐が有りましたが、道が不鮮明で標識も無い為ピークを登りましたが、下ってみると矢張りトラバース道らしき分岐が付いていました。



やがて幾つかのアップダウンを重ね漸く「ブドウ岩ノ頭」(標高1,224m)へ到着。此処から稜線は90度方向転換して南方向へ進みます。此処で30分程昼食休憩にします。
休憩している間も、登山開始から終了まで誰とも逢う事は無く、静かな山旅でした。



写真に黄色線を入れましたが左手から登って来て、右手方向へ下ります。カメラの位置が上の写真の所です。



写真は木が邪魔して見にくいのですが、今まで歩いて来た稜線でアップダウンの激しさが判ります。



「ブドウ岩ノ頭」から15分程下った所ですが、大きな岩が登山道を塞いでいます。写真右手から降りた所で振り向いて撮影しました。



相変わらず急な下りです。この辺りは風の通り道らしく強い北西の風が吹いていました。冬型の気圧配置の為、冷たい風に晒され一変に体温が低下します。写真には写りませんでしたが遠く雪を被った山脈が見えました。写真の稜線は「菜畑山」から続く稜線で「二十六夜山」につながります。



先程の写真より歩いて来た稜線が良く見える様に成りました。時間も13時30分を過ぎ次第に日が傾き始めました。



幾つかのアップダウンを越し、「菜畑山」への最後の登りです。




「菜畑山」(なばたけうら)(標高1,283.3m)山頂。14時08分到着。
更に先へ進む稜線は前出の様に「今倉山」から「二十六夜山」へ続きます。今回は此処で道志渓谷へ下ります。「今倉山」は2,013年2月20日に登っています。




時間も14時を過ぎると富士山も霞んできました。逆光に近いのでなおさらです。左手は丹沢山塊が控えています。



スマホのGPSナビゲーション画面(ヤマップ)コースタイムも殆ど同じで歩けました。軌跡も綺麗にトレースしていました。これから画面右上の方へ向けて下山します。



写真はタイトル写真と同じ物ですが道志渓谷を挟んで向い側にそびえる丹沢山塊の「大室山」(標高1,587.6m)と「加入道山」(標高1,418.4m)14時を過ぎてだいぶ雲が多くなりましたが乾燥しスッキリした景色は安定していました。



東から南へカメラを向けると霊峰富士200mmにズームアップします。その左手には御坂山塊がチラッと見えました。



さて20分弱程休み下山に掛かります。国道413号線「曙橋」迄1時間15分程の下り道です。



あとは大した登りも無く下って行きますが、まだ安心出来ません、写真の様な道を慎重に下ります。



15分程下ると電波塔が出て来ました。此処から林道が始まっています。しかし登山道は標識の通り真っ直ぐ方向に有るはず・・・・・ですが探したのですが見当たりません。



写真は電波塔の点検に来ている作業者の車で、正面真っ直ぐは林道です。点検の作業員に方に聴いたが登山道は判らないとの事!
結局諦めて林道を歩く事にしました。登山道の降り口らしき場所を探しながら歩きましたが、最後まで判らず仕舞い。



普段一般車は通らない林道なのでこんな感じの道をチンタラ、チンタラと歩きました・・・・・



時間は3時を過ぎました。山の陰は長く伸び始め日が落ちて来ました。眼下には道志村の人家が時折見えます。




漸く国道413号線「曙橋」に出ました。15時36分「菜畑山」山頂からほぼ時間通りで到着。



しかし登山道を歩けなかった分、一つ別の谷を降りた結果可成り大回りする事に成った。写真は国道413号線をテレンコ、テレンコ歩いて、写真は本来此処へ下る予定の所です。
昭文社の地図2011年版では赤の実線でハッキリ書いてありますが。



更に国道を歩きます。この写真にも「赤鞍ヶ岳」への登山口標識が見えます。
「水源の森駐車場」まであと1kmチョット、此が又長く感じる・・・・疲れた!

と云う訳で今回のデーター
歩き始めから合計時間(データーロガースイッチON) 8時間44分 
駐車場着 16時33分 下山完了(データーロガースイッチOFF)
総休憩時間 1時間半前後
距離   16.82km
累積標高(上り)2,119m(誤差大)
最近では可成り強行軍な山行でした。

時間も16時30分を過ぎ、此の後車で少し戻り「道志の湯」へ行きます。ついでに此処で夕食を摂ります「ソーキ浸けソバ・¥850なり(手打ち)」。酒類が飲めないのが残念!!

これで山梨県道志村「赤鞍ヶ岳~菜畑山」周回コースシリーズ 【完】
最後までお付き合い有り難う御座いました。

山梨県道志村「赤鞍ヶ岳~菜畑山」周回コース前編






山梨県道志村「赤鞍ヶ岳~菜畑山」周回コース前編

2017年12月15日 | ハイキング・山登り
今回2017年12月13日は前から天気は良い事が判ったので、前日に山行の計画を組み朝5時に起床、何とか6時には出発出来た。場所柄、車で行く事になる。
中央高速道相模湖インターで降りて一般道を走り「道志道」(国道413)に入る、丹沢山塊と道志山塊の谷間を走る国道だ。この道はやがて「山中湖」へ通じる。
道志道には各登山口が沢山有るのですが、交通の便が悪くバス便が極端に少ない。車で行くのが合理的だがピストンか周回コースとなる。
タイトル写真は「赤鞍ヶ岳」への稜線に近い所から漸くスッキリと富士山が見えました。




今回歩いたデーターロガーの軌跡です。赤い線で示してありますが、黒い字で書き込みなどを入れました。
最後の所で下山の道を間違え結果的に林道歩きと国道を2時間程歩く羽目になりました。下山時の林道・国道歩きは可成り堪えます。最も林道で登山道が寸断されて、標識が整備されていない所から登山道の入り口が判りませんでした。



我が家を出たのが6時、現地「水源の森駐車場」に車を止めたのが8時。そこから国道を歩いて登山口へ行く時の写真。予め調べてあった駐車場は「道志水源の森」。
此処はそば打ち道場で、今は休業中なのでこの駐車場に停めさせて貰った。



駐車場から1km程歩くと道志村役場のすぐ側に「竹の本」と云うバス停が有り、その脇が登山口と成って居た。バス停と登山口標識を赤丸で囲みました。こんな小さな標識では見落としそう!!この辺りの案内表示は大方こんな状況です。



標識の所の道を上って行くと村の生活道路に出ます。道に沿って登って行きます。




富士見平と書いた小さな標識の場所から見えた富士山、撮影時間は8時22分、スッキリした富士山の写真が撮れました。



上の写真の場所から集落のお墓の前を通り過ぎると、やがて写真の様な動物除けのフェンスが現れロープを外して中へ入ります。



アスファルトも途切れ、砂利道になりました。次第に山道らしくなって行きます。




漸く本来の登山口に出ます。写真左手の道を上って行きます。これが初っぱなから急斜面の連続になります。



送電線や電波塔の巡視路と重なっている様で道が枝分かれしています。




檜の植林帯をつずら折りに登り、場所によっては急な尾根を直登する事になります。写真で見ると真正面から撮っているので傾斜が判りませんが壁の様な感じを受けます。



殆ど尾根を直登する感じで、アキレス腱を伸ばすリハビリをやっている感じです。道はイノシシがほじくった跡が頻繁に出て来ます。イノシシも登山道を利用するらしく至る所が掘り返されています。



山へ来たら兎に角、雲が出る前遠景が撮れる時は何でも撮る!・・・・・そんな感じで出来る限り富士山を撮って行きます。木の間を狙ってズーミングします。



手前右手の山はこれから行く「菜畑山」(なばたけうら)と読みます。の様です。




写真は「入道山」(標高979m)三角点は見当たりませんでした。広い場所で落ち葉で登山道が不鮮明です。



今度は植林帯の急傾斜を直登して行きます。植林帯、広葉樹林帯共に落ち葉で登山道が不鮮明に成り注意して歩きます。



写真は恐らくイノシシの糞と思いますが何カ所かこうした跡がありました。それ程新しい物では無くだいぶ前の様です。しかし単独行なので熊鈴を鳴らし、落ち葉の踏み音を聞こえる様に歩きます。



急な岩場も時には出て来ます。登りなので手を付ながら登ります。しかし足場が枯葉で隠されていますので注意が必要です。



次第に富士山方面に雲が多くなり始めて、気になります。




相変わらず壁の様な急傾斜が出て来ます。此処は未だ落ち葉があっても道が何となく判りますが判別が難しい場所がかなりあります。



漸く主稜線へ出た模様で、此処は「秋山峠」と思われます。この稜線を左手方面へ行きます。右方向はもう一つの「赤鞍ヶ岳」(ワラビタタキ)(標高1,257m)方面へ行きます。



タイトルと同じ写真ですが、稜線へ出て漸く木がジャマに成らなく成って来ました。
途中雲が湧いてきましたが、空気が乾燥していて雲がそれ程厚くは成らないようです。しかし良く見ると富士山の斜面から雪煙が上がっています。猛烈な風が吹いていると思われます。



この写真を撮ったのが10時38分天候は安定しています。ベストショット!!




北斜面の笹藪には先日降った雪が溶けずに残っています。歩くとバリバリと音を立て、霜柱と共に今日の寒さを感じさせます。気温は氷点下に近いと思います。



やがて「赤鞍ヶ岳」(標高1,299m)昭文社の地図では「朝日山」と併記されています。それと前出の様にもう一つ「赤鞍ヶ岳」が隣に有り此方は(ワラビタタキ)と括弧書きに成って居ます。此処でも三角点は近くに見当たりませんでした。



「赤鞍ヶ岳」(朝日山)(標高1,299m)山頂から進行方向を撮った物ですが、此処から「菜畑山」(なばたけうら)迄大きなアップダウンを繰り返します。標高差50m~100mを何回も上り下するのでうんざりします。

今回は此処までで前編は終了。
次回は此処からの続を綴ります。

山梨県道志村「赤鞍ヶ岳~菜畑山」周回コース【後編】



滋賀県「琵琶湖南東部」を廻る旅・「彦根」完結編

2017年12月05日 | ドライブ・旅行
前回【「石山寺」「近江八幡」編】の続きです。今日は「彦根城」とその城下町を廻ります。彦根駅で駅レンタサイクルを借り「彦根城」を見学、その後城下町を見て回り自転車で「彦根城」のお堀周りを一周して彦根駅からJR東海道線に乗り「米原」駅から東海道新幹線で東京へ帰ります。
タイトル写真は「彦根城内」にある「玄宮園」庭園から「彦根城」



今回廻った彦根城下の地図、赤い線はGPSデーターロガーの軌跡です。歩いたのは「彦根城内」を見学した時と街中を歩いた時だけで、その他は自転車で移動です。軌跡は「米原」駅まで続いています。彦根城下の滞在は朝9時~15時過ぎぐらいまでです。



写真は朝「清瀧旅館」をチェックアウトして彦根城下の商店街「花しょうぶ商店街」、再開発はされて無く、旧道そのままの感じの商店街です。
この商店街を抜け昨日の「銀座商店街」から市内循環バスに乗り「JR彦根駅」へ行きます。この循環バスは地元ボランティアスタッフが乗っていて観光案内の車内放送をしてくれます。1乗車210円均一



彦根駅で荷物をコインロッカーに預け、レンタサイクルを借り「彦根城」へ、写真は「表御門」この前に駐輪場があります。この橋を渡りチケットを買います。



橋から東側内堀を眺めた所です。




橋を渡った突き当たりが「竪堀と登り石垣」です。正面のU字型の溝が竪堀、右手の石垣が登り石垣、竪堀に沿って登る様に石組みが作られています。



上の写真右手が写真の様に長い上り坂(表門山道)と成っていて「天秤櫓」のすぐ下に出ます。



写真右上の建物が「天秤櫓」この写真の橋下を通り、反時計回りに左手に回り込まないとこの橋に出られない。



左手に階段を登り回り込むと「天秤櫓」を渡る橋(廊下橋)に出る。橋を中心に両方の櫓(やぐら)でバランスして天秤の様に成っている。




「天秤櫓」を出ると「太鼓丸」へ出て、この坂を今度は右手に回り込まないと「本丸」へは出られない、その間には「太鼓門櫓」等があり、トラップが仕掛けられている。



「太鼓門櫓」を過ぎると漸く「天守閣」が見えてくる。




左に階段を回り込むと漸く「本丸」へ出る。




「本丸跡」南方面の景色




そして「天守閣」に入ります。靴を脱いで入ります。




「彦根城」は慶長12年(1,607年)に完成。昭和27年(1,952年)国宝指定。回り廊下などには隠し部屋などが有り、軍事面の機能も優れている。パンフより



天守に登るには写真の様な急な階段を登って行く、登る時は良いのですが下る時は多少怖い。










天守閣からの各方面の眺め


「彦根城」ホームページ

彦根城~国宝・彦根城を訪れるのならココを見よう・魅力とその防御陣形



天守閣から出て「西の丸」へ向かいます。その途中からの北方向の景色。




西の丸から南方面の景色。下には城下町が広がっています。




西の丸跡を通り「三重櫓と続櫓」から天守閣を見た所。矢張り靴を脱いで櫓の中に入ります。



「三重櫓と続櫓」の外観です。(国の重要文化財指定)




「三重櫓と続櫓」から出て西の丸跡を天守閣方面に戻り、少し見て回りながら「井戸曲輪」から「黒御門」へ向かいます。「黒御門」から出て内堀を渡り、次に「玄宮園」(げんきゅうえん)へ行きます。



西の丸から見た天守閣です。紅葉の間から見える天守は美しい。




「井戸曲輪」から階段を降りて行くと本丸の城壁がそびえる様に見えます。




「黒門橋」から内堀東方面を撮った所です。




写真は「玄宮園」内「楽々園」この建物で幕末の大老「井伊直弼」が生まれたようです。



近江八景を模して作庭されたとする回遊式庭園、右手の池を挟んで彦根城が借景となっている。



池を挟んで建物は「臨池閣」と「鳳翔台」




彦根城が借景となっている、奥の建物が「鳳翔台」






池を時計回りに廻り池の中程にある「龍臥橋」と云われる橋を渡り「鳳翔台」の方へ向かいます。そこから更に池を回り込んだ所から撮影。



写真は庭園出口付近から。庭園を出て内堀を回り込み、表御門へ戻り、次に丁度昼時になりましたので自転車で駅方面へ戻ります。



写真は彦根城でチラッと聞いた美味しい物を食べる所は?との話で駅前にある「近江ちゃんぽん」が美味しいとの事、早速行きました。
昼時とあって多少並びましたがすぐに席へ着く事が出来ました。1日盛りちゃんぽんを注文しましたが、何のことは無く東京の野菜たっぷりタンメンとそっくりでした。。。。。



昼食の後街中を歩きます。取りあえずお土産用のお菓子を買い求めました。このお店は「夢京極キャッスルロード」と名の付いた商店街裏手にあり、再開発地域と思われ建物は日本風の昔の雰囲気で統一された町並みと成って居ます。



写真は「夢京極キャッスルロード」の中心辺りの位置にある「宗安寺」です。この周辺に食べ物屋、お土産や等、観光客相手の店が集中して居ます。そこから少し外れると彦根の城下町と云った普通の街の雰囲気に成ります。



写真は「夢京極キャッスルロード」の入り口。彦根城の中堀と前出の彦根駅から続く銀座商店街を結ぶ、500m程の長さです。この辺りだけは観光客が結構居ました。



さて、次に自転車で外堀を一周する事にします。写真はその途中に「牢屋跡」と地図に記されていたのですが、行って見るとご覧の様な感じでお宮が有るだけでした。「碑」に「斬首之跡」と有るので、処刑場でしょうね!



外堀に沿って自転車を走らせますが、一周と云っても結構複雑な地形で、私有地や学校、大学が有り何だかんだで、一時間程掛かりました。



写真は一周して「表御門」近くまで来ました。日が落ちて来てお堀で釣をする人が可成り目立ちました。



彦根駅へ戻り、レンタサイクルを返し観光案内所でお土産等を買います。JR東海道線で「米原」駅へ向い新幹線で帰ります。写真は米原駅。
「米原」発16時57分発ひかり東京行き、品川下車19時03分着
此の後品川エキュートで夕食をして帰宅となりました。

この日歩いた距離12km(歩数・距離とも自転車乗車時はカウントされない)
歩数  15,600歩

最後までお付き合い頂き有り難う御座いました。
これで滋賀県「琵琶湖南東部」を廻る旅は完結です。

滋賀県「琵琶湖南東部」を廻る旅・坂本「日吉大社」
滋賀県「琵琶湖南東部」を廻る旅・「石山寺」「近江八幡」編