J-Blueの雑記帳(近場を歩く)

此のBlogを雑記帳代わりにと始めました。最近はハイキング・旅行等の写真を中心に記録性を高めた内容と編集にして居ます。

大月市「御前山」から「菊花山」周回コースを歩く

2016年05月15日 | ハイキング・山登り
タイトルの写真は「御前山」。御前山と名の付く山は沢山有りこの山は「御前岩」とも言われているようです。奥多摩の「御前山」は三大主峰の一つとして有名ですが、大月市御前山は標高730m大月駅の目の前にそびえ立ちます。山頂付近は急峻で岩山のような感じで南側がスパッと切れ込んで断崖となっています。見晴らしは良いのですが、雲が多く今回は「富士山」が見えずどの位置かも判りませんでした。



地図に今回歩いた所を「赤線」でトレースしました。大月駅から時計回りで歩き国土地理院の地図には大月駅側に沢山の道が記されていますが、不鮮明な道が多いようで「赤線」のトレースも部分的に地理院の地図では表記ナシです。「馬立山」から先は都留市と大月市の境界にある為各自治体の事情で行き先の表示や山道の整備状況も違うようです。大月市側は道標などが整備されていますが都留市側は貧弱です。



JR大月駅着9:26分。登山口迄は15分程歩く、写真は旧甲州街道からバイパスに出た所。国道20号線バイパスに出たら左へ1・2分程歩くと登山口の道標に出逢う。



写真は上の写真のバイパスへ出て旧甲州街道を振り返って撮った、岩殿山が間近に見える。




国道20号甲州街道バイパスに在る「厄王権現」の道標。そこに「御前山」「厄王院奥ノ院」への登山口の標識がある。



上の写真の場所を右に入るとこの写真の場所で、コンクリート舗装の道を10分程歩くと「厄王院奥ノ院」への鳥居が見えてくる。



道すがら咲いていた「オドリコソウ」だろうか?詳しくは不明。




写真は「厄王院奥ノ院」への鳥居前にある「菊花山」への分岐、この右手方面の道は不鮮明で殆ど歩かれていないようです。



写真は上の写真を左手方向へ行くとすぐ見える。「厄王院奥ノ院」の鳥居だ。大月駅から30分程、ここで身支度を調え、山道らしくなった急傾斜の道を上る。



道は沢沿いの道で周りは広葉樹林帯、新緑の萌黄色の中を歩く。上部へ行くに従い沢の水はいつの間にか無くなり涸れ沢と成って行く。



新緑の萌葱色が目にしみる!




小さな尾根の上へ出ると二つ目の鳥居が見えてきた。この辺りは「厄王山」8合目付近、奥の院まではもう少し。



尾根を直登気味にヒト登りすると「厄王院奥ノ院」に出る。チョットしたピークになっていて更に尾根は続く。



写真は「厄王院奥ノ院」この脇の道を右方向トラバース気味に歩く。




1・2分歩くと虎ロープがあり右側が切れ込んだ危ない道が出て来た。写真の道を左方向へ回り込む。



更に10分程歩くと「御前山」山頂方面と「九鬼山」方面の分岐に出た。この道標に従い左方向へ行く。



虎ロープを張ったザレて急傾斜な道を10分程登ると「御前山」山頂だ。




漸く「御前山」(730m)山頂に到着。山頂で10分程ゆっくりして、「馬立山」(797m)まで行く、前回都留市側から登って矢張り「馬立山」を往復して田野倉駅に下った。
写真北西方向遠く中央やや右よりに見えるのは「滝子山」では無いかと思います。



山頂から分岐まで戻り「馬立山」方面へ進路を取ります。写真は「御前山」から「馬立山」に連なる稜線を30分程歩くと「菊花山」へ降る分岐に出る、此の路を通過して更に進み「馬立山」へ往復する、往復約50分位と思いますが、アップダウンを覚悟して進みます。





写真は途中の「沢井沢ノ頭」そこからやや平坦な尾根を歩く。多少のアップダウンを歩くが・・・



最後のアップダウンを登ると「馬立山」山頂に到着する。この写真2時方向へ行くと九鬼山方面へ行く。今回はここから来た道を戻る。これで前回都留市側から登った尾根とつながる。




写真は先程の「菊花山」へ降る分岐に戻り「菊花山」へ方面へ向け急峻でザレた虎ロープやクサリの付いた道を降りる、写真はその途中に設置された道標。



写真は「馬立山」山頂から「菊花山」分岐まで戻り、1時間程降り悪戦苦闘で「菊花山」(643.7m)の頂上に到着、ここで遅めの昼食休憩にします。眼下には大月の町や岩殿山、百蔵山、扇山が良く見えます。



写真は「四等三角点」一遍が12cm角の花崗岩で深さは土中80cm近く有ります。この三角点は場所コードを埋め込んだICタグが着けられています。



「菊花山」山頂から北側に「岩殿山」が真正面にそびえています。




北西には「滝子山」が見えます。




そして眼下にはJR大月駅と町、中央高速が見えます。




眼下間近に大月の町が見えますが、降るには写真の様な急峻なザレた所を降ります。




急な下りを15分程我慢で降ると、写真は「金刀比羅宮」の祠。




更に15分程下り遂に国道20号バイパスに出ました。大月駅迄はすぐです。




国道20号バイパスに出て国道に沿って猿橋方面へ行き初めての信号を左折すると写真の様に大月駅が真正面に見えます。
朝出発の時「観光案内所」の昔お姉さんに登山口などの情報を聴いたので、お礼がてら無事下山の挨拶をしてから急いで14:15分発の高尾行きに乗りました。

この後高尾駅で温泉、高尾の湯「フロッピー」に入り1人反省会、送迎バスも1時間に2本と割と便利帰りはほろ酔いで、気持ちの良い風に吹かれて、気分が良かった!